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夏! 海! 青春!

:: 2014/5/24 土曜日::

■[漫画]青春とはメガネ+巨乳と見付けたり「昔話のできるまで」

昔話のできるまで (ヤングジャンプコミックス)
著者/訳者:山田 穣
出版社:集英社( 2014-05-19 )
コミック ( 159 ページ )
作者サイト:胡乱堂入口

山田穣の単行本が2ヶ月連続で出るとか隕石でも降ってくるのかと思った。

アオハルで描き溜めていた山田穣名義の作品が収録された単行本ですが、
アオいハルこと青春をテーマにしたオムニバス形式と見せかけて、
神話に筋トレに戦車と割りと何でもありな短編集になっています。
というか青春成分薄いな!

この中で一番青春濃度が高いのは「ザンネン アンド ドラゴン」かな。
現代の世界に何故か龍がいる世界観で希少種の龍を世話する小学生の話なんだけど、
後書きで触れてたように、龍はそれほど凄いギミックではなくて、
あくまで物語の中心は小学生男女がイチャコラしているだけの話だった訳ですよ。
これが可愛くないはずがない。

個人的に次に好きだったのは「孤児院戦闘団」ですね。
第二次世界大戦で無条件降伏したドイツを蹂躙するソ連軍から、
孤児院の子供三人がドイツ軍兵士をお供に戦車に乗って逃げる話なんですが、
子供たちが戦時中だというのに元気な姿を見せてくれるのが癒されます。
というかいくら兵士の教えがあるとはいえ、
サクサクと戦車を操ってソ連の戦車を撃破するのは元気が有り余りすぎだと思いますが。(笑

mukashibanashi_01

ちなみにこの話はとなりのヤングジャンプで読むことが出来ます。

それにしても相変わらずメガネで巨乳のヒロインが多いですね。
いや、私は大好物ですが。
でも彼女たちが出てきたら話がやたらマニアックになってしまうのは、
何かの業なのだろうか…
いや、面白いけどね!

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 Comments (2)

2 Comments »

  1. >[漫画]青春とはメガネ+巨乳と見付けたり「昔話のできるまで」
    >個人的に次に好きだったのは「孤児院戦闘団」ですね。

     私は加えて、この漫画のタイトルにもなった「昔話のできるまで」が好きでしたねー。神代蘊蓄おいしいれす。それにやや関連して「強いのだあれ」が存在しますが、中部圏でも岐阜県東部(東濃)から長野県南部(南信濃)は木曽林の産地として昔から木材の生産、運搬で生計を立てていました。良木が育つ東濃、西濃に加えて木曽川と長良川、内湾である伊勢湾が強い水運、海運といった流通圏になった訳です。
     大鋸なんてのも原木から二人掛けでギッコビッキと引く大工道具ですが、日本の樽が西洋の樽に比べて垂直の板壁を持っているのは気の質と、森林文明からする木の加工技術の賜物というのは知られた話ですね。曲げて張力を持たせる必要も無く、曲面を合わせる技術も板の強度も勝っていた訳です。木製文明万歳。

     しかし、「がらくたストリート」1巻が四刷しているという事実には吃驚しました……。増刷するというのは耳にしていたのですが、四回も刷り増したんですか、パネェです山田先生。実はご自身が仰るほどに売り上げも悪くなかったのかも? そうなるとアオハルでの短編掲載は是非、続いて欲しいですなぁ……。「昔話ができるまで」は早々に増刷掛かりましたし、最近だと週刊漫画TIMEの二宮ひかる先生ポジションてな感じで、独自路線を突っ走って頂きたいモノです。

     
    >何というか、こういったマニアックな雑学が好きなもんなんですよ、オタクって。

     上に同じくw スピーカーの話とかトルコ行進曲の話とか、新鮮に読ませて頂きました。メフテルなんて初めて耳にしましたよ。欧州史にも詳しいですし、あさりよしとお先生と並ぶ漫画界の知恵袋ですな。

     

    >[漫画]めんどくさくて逃避行「イエスタデイをうたって」10巻

     まぁ、榀子先生自身も第一次柚原来襲時に作中で「めんどくさい」って仰ってましたモノなw あの方、元から結構、身勝手な所(純粋故に思い込みが激しい)所がありましたねw そういう榀子先生だからこそ尚更にリクオが意志を固めて頑強に榀子先生をハンドルしていなければならない訳ですが、……意志薄弱ーw
     私自身、そういう男女間の好いたはったという遣り取りに疎いモノですから余り説得力が無いのですが、そういうフラフラしている榀子先生だからこそ誰かがキチンと幸せにしてあげて下さいという思いがあるので、リクオ、脇目を振るなー! 過去には野中晴争奪戦に敗れ去った湊という男が居る訳ですが(単行本3巻参照)、ここでグチャグチャしたら尚更に湊への顔向けもできんだろうとリクオの尻を蹴っ飛ばしてやりたいですな! 今やリクオより私の方が遙かに年上ですし!(涙) いざ十周年音頭!

     
     あと、過去にも一度、記した記憶があるのですが「スイようび」と同じくフラッパー連載「くまみこ」、お奨めなので是非、呼んでみて下さい。オフィシャルサイトから一話が試し読み出来ますので(因みに私も第二問が解けなかったいなかっぺいで御座います)。

    【くまみこオフィシャルサイト】
    http://www.comic-flapper.com/kumamiko/

    コメント by Mya — 2014/5/30 金曜日 @ 5:09:30

  2. くまみこも単行本買おうかどうか悩む案件ではあるのです。
    Kindle版なら買おうかなー、と考え中であります。

    コメント by フラン — 2014/6/4 水曜日 @ 18:24:10

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