僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2021/5/29 土曜日::

■[ラノベ]酒は飲んでも飲まれるな「佐々木とピーちゃん 3 異世界ファンタジーなら異能バトルも魔法少女もデスゲームも敵ではありません ~と考えていたら、雲行きが怪しくなってきました~」

佐々木とピーちゃん3巻佐々木とピーちゃん3巻
出版社:KADOKAWA
作者名:ぶんころり
作者サイト:BUNCOLOLI Works
作者twitter:ぶんころりさん(@yokaigundan) / Twitter
絵師名:カントク
絵師サイト:5年目の放課後
紙書籍通販:佐々木とピーちゃん 3
DMM電子書籍:佐々木とピーちゃん 3

異世界貿易で金持ちになって毎日シャトーブリアンを食べられる生活をしたいだけなのに、
異能バトルに巻き込まれ、魔法少女には狙われ、ついには天使と悪魔のデスゲームに巻き込まれ、
異世界では領地経営に宮廷政争にも巻き込まれて大変な佐々木とピーちゃん。
一人と一匹は平穏無事な日常を勝ち取ることが出来るのか…!?

2巻で登場した悪魔アバドンの使徒となったお隣JCちゃんですが、
そのヤバさがドンドン加速していきましたね!
どんだけ佐々木のことを熱烈にメンヘラってるんだよ、と。
かなり歪んだ性愛っぷりにはドン引きではあるんだけど、
そこが魅力的だとも思ってしまうんだよなぁ。

そんなJCのことを身を挺して庇う魔法中年佐々木は格好良かったですね。
わりとマジで死にそうになってるのに、
あそこまで冷静で、他人を思いやれるとか、佐々木ってばスパダリだわ…
まぁ、見た目がちょっと中年すぎるけども。

そしてピーちゃんですが、今回は盛大にやらかしてましたね…
そもそも、あれほど莫大な魔法を使えるのにどうやって暗殺されたんだ…
とは思ってましたが、酒という弱点があるんだったら納得ですね。
ロリババアの二人静さんもぶち切れのやらかしのお陰で、
とても凄いことになってましたけど、これはどう収集つけるんだろう…

星崎さんには便利な水筒代わりだったのに頼れる同僚として慕われ、
魔法少女からは構ってくれるおまわりさん兼魔法中年としてなつかれ、
盛り姫様は大好きなパパを助けてくれた大人として頼られ、
お隣のJCからは長年助けてくれた恩人であり性欲の対象として愛されて…
佐々木はモテモテで大変ですね!

:: 2021/4/7 水曜日::

■[ラノベ]暴力と交渉のコンビ「佐々木とピーちゃん 2 異世界の魔法で現代の異能バトルを無双していたら、魔法少女に喧嘩を売られました ~まさかデスゲームにも参戦するのですか?~」

アラフォー社畜の佐々木が癒やしを求めたペットショップで出会った文鳥のピーちゃんが、
異世界の魔法使いの転生体だったことから始まるシャトーブリアン生活を目指す物語の第2巻!
二人とものんびり自堕落で裕福な生活を求めているのに、
色々とデンジャラスでバイオレンスな日々を送ることになっていますね…

佐々木はアラフォーということもあり結構枯れてるところはあるんだけど、
高校生男女の青春を見ると忸怩たる想いがあるあたり、独り身の悲哀を感じますね。
ピーちゃんがいるとはいえ、スキンシップは少なめだしなぁ。

何だかんだで魔法中年として能力の多彩さと強力さはあるんだけど、
無双するよりも交渉で何とかしようとするのが佐々木らしさでしょうね。
むしろ暴力で何とかしちゃおうとするピーちゃんを諫める立場というか。
良いコンビしてると思いますよ。

しかし、シャトーブリアンを週一で食べる生活のためとはいえ危ない橋を渡るなぁ…
特にロリババア能力者の二人静との繋がりのお陰で異世界商売が軌道に乗るとはいえ、
そのためにアキバ系の具現化能力者とバトったりととってもバイオレンスですし、
エルザ嬢にやらかされちゃったりとトラブルの数々に巻き込まれて、本当に大変そう…
理不尽な目に遭っても取り乱さずに淡々と交渉して何とかしようとするあたり、
佐々木らしくてとても良いと思います。

それにしてもお隣のヤンデレJCちゃん、予想以上にヤバい子でしたね…
今度は天使と悪魔の代理戦争によるデスゲームとか、
また20年前のラノベあたりの設定が出てきてアラフォー世代はワクテカですよ。
まぁ、その直前のスポポビッチ的なアレはリアルでゲンナリでしたが…

ちなみに2巻途中でWeb版を追い抜いたのでかなり新鮮な気持ちで読めました。
カントクさんのイラストもあって、とても良い書籍化だと思います。
3巻も今から楽しみですね。

:: 2021/1/28 木曜日::

■[ラノベ]魔法中年ササキ・マジカ「佐々木とピーちゃん 異世界でスローライフを楽しもうとしたら、現代で異能バトルに巻き込まれた件 ~魔法少女がアップを始めたようです~」1巻

アラフィフ社畜の佐々木は癒しを求めてペットにゴールデンレトリバーが欲しかったけど、
無い袖は振れないのでペットショップで手頃な子を求めたらラブリーな文鳥と出会ってしまう。
しかしその文鳥のピーちゃんは異世界から転生してきた賢者様で、
ピーちゃんから授かった魔法の力を駆使して二人のスローライフを目指すのであった…!

ぶんころりさんの「田中」「西野」に続いての新作がこの「佐々木」です。
今度の主人公は長い社畜生活で精神がすり切れているのか、
やたらと冷静沈着というかマイペースですね。
わりと命が懸かった場面でも焦らないところがある意味凄いです。

タイトルの通りに色々な設定てんこ盛りの作品ですが、
この1巻では主に異世界を舞台にした物語が展開されております。
異世界で現代工業製品を売って金儲けというのはよくあるモノですが、
佐々木はそれなりに社会人生活があるため日本の貨幣経済の統制っぷりを熟知してるので、
わりと迂遠な手で堅実にやっているんですよね。

魔法の練習も地道にコツコツとやってるし、社畜生活もこうしてたんだろうなぁ…
というのが感じられますね。
まぁ、その社畜生活も異能力者と勘違いされての公務員への転職でオサラバ出来たのは、
おそらく良かったと言えるのではないでしょうか。
高給取りになったけど、その分いろいろと危険になったっぽいですが…

私は電子書籍で買ったので実感はないのですが、
MF文庫Jながらかなり分厚いデカイ判で出ているみたいですね。
それだけのボリュームがあるお陰で異世界、異能力、魔法少女とヒロインがちゃんと出てきてる上に、
この書籍化で新たにメインヒロインが追加されております。
それにしてもどのヒロインもロリ属性があるあたりが何というか…
こう… 作者の性癖が感じられますね…!w

スローライフを求めながら色々な事件に巻き込まれてしまうあたり、
佐々木のお人好しっぷりが感じられますね。
主にピーちゃんに対する甘さというか信頼があってこその巻き込まれだと思います。
出会ってからそんなに時間は経ってないけれど、
佐々木とピーちゃんは良い師弟であり相棒であり、主人とペットしてますよね。

カクヨムでWeb版を読むことはできますが、
前述した通りに書籍版では新ヒロインが登場していますし、
何よりもカントクさんのイラストが書籍版では拝見できますので、
是非とも書籍版を買うべきだと思います。
ちなみに私のイチオシのデザインはロリババアの二人静さんです。
キツキツかー…

:: 2021/1/5 火曜日::

■[ラノベ]脳天直撃委員長!「西野 ~学内カースト最下位にして異能世界最強の少年~」10巻

学外に青春を求めてアルバイト、学習塾と戦場を渡ってきた西野は、
ひょんなことからホストクラブで働くことになり、人気No.1ホストと売り上げ勝負をすることに!?
当然のようにローズが金に物を言わせて介入してくる上に、
何故か委員長も巻き込まれて…

ガブちゃんの出番と見せ場が少なくてちょっと悲しい私です。
ローズはね、ホストになった西野に貢ぐのは分かりきってましたから。
まぁ、貢ぐというよりも西野を堪能していたというか、そんな感じでしたが。
西野のことを最高に楽しめて嬉しそうでしたね…w

そして西野ですが、化粧とスーツで底上げするのは正しいですね。
化粧は西野のポリシーに反するみたいだけど、圧倒的に正しいやり方だと思います。
実際、委員長も完全に騙されてましたし。
化粧のマジックと西野の言動が上手い具合にハマってしまった上に、
学外の価値観に度々触れたことで委員長の中のカースト制度に変動が起こり、
ラストが凄いことになったのには驚かされましたね…
うーん、これはローズとガブちゃんが黙ってなさそう…

それにしても今までのキャラが総動員されてましたね。
自称サバサバ系がこんなに早く再登場するとは思いませんでしたが、
彼女なりにヒドイ目に遭いつつも健気で、報われて欲しいな、と思いました。
主に金銭的な意味で…w

それとKindle版で買ったら今月発売のぶんころりさんの新作である、
佐々木のプレビュー版が掲載されてましたね。
今回はカントクさんとのタッグでの新作になりますが、
こちらもなろうで読んでる限り面白いので期待したいところです。

:: 2020/9/17 木曜日::

■[ラノベ]青春は学外にありと見付けたり「西野 ~学内カースト最下位にして異能世界最強の少年~」9巻

飽くなき異性との交流への欲求を求める西野ですが、
メンタルが強すぎるので学内での青春が無理だと悟ったら、
次は学外にその可能性を求め、サクサクっとアルバイトに応募するわけですが…
表紙からわかるようにメイド喫茶編です。

アルバイトというのは正しい選択だと思うんですよ。
学内の悪評も関係なく、高校デビューみたいに人間関係リセットできますし。
ただ、西野の場合はシニカルぐせのせいで面接から駄目出しされるし、
ローズとガブちゃんのお陰でそれをクリアするも、
まさかの1巻のヤクザ再登場で厄介事に巻き込まれるのは悲惨ですね…

でも、一応打算がアリアリだったとはいえ自称サバサバ系とは親しく出来たし、
あざといサービスもされたしディープキスもしてくれたり、
それなりの思い出がゲット出来たのは良かったのではないでしょうか。
西野は西野なりに頑張って成果も出してるんだから報われないと悲しいもんね…

それにしても凄いのは西野の行動力ですよ。
アルバイトが駄目だと見切りをつけたら次は学習塾というね。
狙い目としては悪くないし、塾生同士のカップルとかもよく聞きますし。
ただ、ローズと委員長のディフェンス能力には敗北しちゃいましたけどね…
委員長… わりと深みにハマってる感がありますね…

次巻ではガブちゃんが報われて欲しいですが、
西野の突飛すぎる行動力でホストになる展開っぽく…
本当に行動が読めないので、どうなるのか全く読めないですね。
マジでどうなるんだろう…

:: 2020/4/28 火曜日::

■[ラノベ]てんでフツメンキューピッド「西野 ~学内カースト最下位にして異能世界最強の少年~」8巻

打ち上げのカラオケで西野がうっかり口走ってしまったローズは竹内くんの女発言。
竹内くんがついた見栄っぱりな嘘が巡り巡ってついに本人に知られてしまい、
西野くんが何故自分をビッチ呼ばわりするのか理解してしまったローズは、
当然のように竹内くんへ報復するが…?

今回でだいぶ事態が動きましたね。
あとがきにも書かれてますが、ここがターニングポイントでしょう。
ローズとしてもやっと西野攻略のスタート地点に立てたし、
竹内くんも西野へのライバル心をしっかりと持てたし、
委員長も西野にごくごく微量ながらデレたし、
リサちゃんもバイに目覚めちゃったしね!

今回はローズが色々な意味で活躍してましたね。
ローズが公衆の面前で自分は処女であることを告げてましたけど、
ローズの能力からして、処女膜もすぐに再生する可能性が高いのではなかろうか…
それにしても誰も見ていないはずの通話の時でも仮面をかぶることで、
ちゃんと西野への好感度を稼げているあたり流石と思わされます。

そして委員長は相変わらず迂闊ですよね…
わりとすぐ簡単に手が出ちゃったりと相変わらず軽はずみですし!
まぁ、そんなところも可愛かったりするのですが!
はたして彼女が西野に更にデレることがあるのかどうか…
うーん、西野有り余る資産を目にしてもデレそうにないんだよなぁ…w

というか西野がリサちゃんに頼られた青春っぽさを優先して、
委員長との恋のキューピッド役をやっているから、
委員長のフラグを立たないようにしているあたり自分の首を締めてますよね。
そこもまた西野らしいという気がしないでもないです。

Web版では次のバイト編まで掲載されていたのですが、
あとがきによると未掲載エピソードになるということになるから、
Web版とは違うのになるのか、それともバイト編の次まで書かれることになるのか…
どちらにしろ楽しみですね。

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