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夏! 海! 青春!
:: 2013/10/11 金曜日::

■[漫画]女子中学生大家さん里中チエ「大家さんは思春期!」1巻

大家さんは思春期! (1) (まんがタイムコミックス)
著者/訳者:水瀬 るるう
出版社:芳文社( 2013-10-07 )
コミック ( 112 ページ )
作者サイト:ぐらっちぇ ぐらっちぇ

就職を機に引っ越した安アパートは風呂なし六畳一間に女子中学生の大家さん付き!?

新米大家さんのチエちゃんは近所の方々に大人気の、つい先日まで小学生だった女子中学生!
そんなチエちゃんのことを溺愛している美人の麗子さんがお隣に住んでいる、
正に人生絶頂期な前田くんの幸せ一杯なハートフルコメディ!

この漫画のどこが面白いかと問われれば「チエちゃんが可愛い!」と真っ先に答えますね!

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福引き大好きでタイムセールにも目がない主婦業が板に付いてて、
おばあちゃん子だったのでちょっと趣味とかもちょっと古風なんだけど、
そこもまた可愛らしいのがチエちゃんなのです。

そんなチエちゃんに料理を教わるだけでなく、時には掃除や布団干しをして貰い、
あまつさえ一緒に食事を取ったり、隣りで寝たりする前田くんマジ勝ち組!
しかもチエちゃんを可愛がっている麗子さんとも一緒に食事したりと、
このアパートは本当に恵まれてて羨ましすぎですよ!
私もここのアパートに住みたい!

女子中学生なのに大家としての仕事ばかりで心配だったんですけど、
同じく心配していた前田くんと麗子さんの活躍(?)もあって、
途中から中学生としてのチエちゃんの日常を見ることが出来るんですけど…
やっぱり中学生しててもチエちゃんは可愛いですね!
あっという間に友だちを作って同好会まで作ってて安心しましたよ。
大家としてのお仕事も大事だけど、やっぱり中学生なんだし青春もしないとね!

とはいえ、チエちゃんに恋の予感はまだまだ無さそうですね…(笑
そこら辺は望み薄かもしれませんけど、今のままでも充分面白いので続きも楽しみです!

:: 2012/12/9 日曜日::

■[漫画]足コン展開が見たかった…(←寂寥感漂う顔「みそララ」6巻

みそララ (6) (まんがタイムコミックス)
著者/訳者:宮原 るり
出版社:芳文社( 2012-12-07 )
コミック ( 112 ページ )
作者サイト:ヘッポコロジー

作者の宮原るりさんのもう一つの4コマ作品「恋愛ラボ」がTVアニメ化ということで、
大変慶事で喜ばしいことなのですが、その余波でしばらく「みそララ」はストップみたいです。
まぁ、現在3作品同時展開されてますから、流石にアニメ化で忙しくなると無理が出るんでしょうなぁ…
というかアニメ化しながら2誌同時連載というのだけでも充分凄いのですが。

さて、「みそララ」6巻ですがこの巻から棚橋妹のヒロちゃんが本格参戦です。
ただでさえ可愛いのに人妻属性までありシスコンとか最高に萌えキャラですよね!
今回はヒロちゃんが加わったことでそれぞれの兄弟姉妹のエピソードが聞けてほっこりしつつ、
数年まともに会話してないとか兄弟仲が良くなかったりとか割りと共感できるポイントも…
弟が同棲で結婚しそうというのもモロ当てはまったりね!
まぁ、私の弟は既に結婚して子供まで出来てマイホーム買うとか言ってましたが!
え? 何この兄弟格差…? 同じ遺伝子が元になってるとかありえなくね…?

えー、それはそうと漫画本編ですが、今回は地元のイベントにマース企画のみんなで参画して、
色々な経験をして成長していく姿が初々しさとベテランの狭間で美味しかったですね!
人妻のヒロちゃんも含めて食いしん坊キャラで楽しかったのは元より、
米子ちゃん(笑)がコミュ力を高めていってるのは割りと微笑ましかったです。

そして少しずつカジさんと麦みその二人の仲が狭まっていってるというか、
外堀が埋まっていく感じでニヤニヤ展開でしたね!
とはいえ、取りあえずこの状態で一旦ストップというのが非常に生殺しなので、
首を長くして再開を待ちたいと思います!

:: 2011/11/11 金曜日::

■[漫画]社会人にはわかるこの辛さ「みそララ」5巻

みそララ(5) (まんがタイムコミックス)
著者/訳者:宮原 るり
出版社:芳文社( 2011-11-07 )
コミック ( ページ )
作者サイト:ヘッポコロジー

社会人が読むと「あるある」と思ってしまうことが多すぎて痛気持ち良い「みそララ」の5巻!
特にこの5巻はその痛さが個人的にマキシマムにトラウマを抉ってきて正直辛い!
でも、そこは漫画ですからきちんと気持ちよくリカバリーしており、
むしろトラウマ治療に役立ってくれた気もします。

さて、そんなトラウマが何かというと後半に描かれている「抱え込み失敗」
そこそこ仕事が出来るようになった頃にやらかしてしまうんですよねー、これ…
美苑の場合は自分の仕事と頼まれ事を引き受けすぎて忙殺され、
締め切り直前に頼まれ事に手を付けたら、どう考えても現状の資料では足りなくて、
でも今更言い出すことも出来ずにギリギリまで粘って結局ギブアップして…

抱え込み失敗

ツラい! これは本当にツラい…!
美苑もツラいけど、私も5年くらい前にやったミスを思い出して臓腑を抉られるようにツラい!
しかもこの時の美苑の表情とか仕草が恐怖と申し訳なさといった様々な感情を表してて、
メチャクチャ共感を呼んでしまうんですよね、ホント!

でも美苑の場合はカジさんが厳しいことを言うけど仕事のフォローはしてくれるし、
周りのみんなも励ましてくれるし、美苑自身も真摯に仕事に取り組んで、
きっちりリカバリーをしてくれるから読んでて「ほっ」とするんですよね。
いやー、本当に良い社会人漫画だ…

他にもライターによくある仕事の「インタビュー」の話だったり、
穀物トリオの二人の若い頃の話だったり、大島さんの彼氏の話だったりと興味深いエピソードが山盛りです。
というか大島さんに彼氏がいたとは…
カバー裏にその彼氏くんとのエピソードもあるので、
そちらも要注目だと思います!

それはそうと果たして美苑たちに彼氏が出来ることはあるんでしょうか…
あるといいけど、あまり想像がつかない…(笑

:: 2011/2/8 火曜日::

■[漫画]人生波瀾万丈大団円「だって愛してる」3巻

だって愛してる(3) (まんがタイムコミックス)
著者/訳者:むんこ
出版社:芳文社( 2011-02-07 )
コミック ( 114 ページ )
作者サイト:むんこのへや

縁あって先日、00年代初頭のむんこさんと曙はるさんのオリジナル同人誌を読んだんですが、
意外とダウナー系というか、シリアスな話が多くて驚かされたんですが、
今のむんこ作品の中に垣間見えるシリアスな話の重厚さに納得することも多々あった訳です。
しかし、それによって「だって愛してる」の終盤の展開がより一層不安になるという副作用もあり、
ホント、ハラハラさせられましたよ。

街子さんの妊娠で、これで大団円一直線かと思ったらそんな訳もなく…
先輩作家の畑中さんのエピソードとか、凄くしんみりしましたしね。
最愛の嫁さんを亡くした過去があり、それを支えた副編集長の器量を含めて、
切ないけど、心に訴えかけるものがある話でした。
いつもは雄二にちょっかい出してるけど、それも才能を見込んでのことであり、
辛い時は支えてあげられる畑中さんは良い先輩ですよ、ホント。

雄二と街子さんの同窓会や駆け落ち当時のエピソードなど、
過去を見渡しても波瀾万丈で、一概に幸せ一直線とは言えないし、
出産の時も凄く大変で、辛かったけど、それを乗り越えるのはやっぱり、
「だって愛してる」からというのが心にズシンと来ますね。

全3巻という長いようで短い期間でしたけど、
無駄な話が一切無い、凝縮された内容で素晴らしかったです。
萌え作品という訳では決してないですけど、良作なのは間違いなく、
むしろ漫画に縁が薄い人にこそ読んで欲しい作品です。
まぁ、うちのサイト見てる人でそんな人はいない気もしますが…

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