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夏! 海! 青春!
:: 2013/7/17 水曜日::

■[漫画]湯煙温泉編も盛り込まれた「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」3巻

ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 3 (アルファポリスCOMICS)
著者/訳者:柳内 たくみ
出版社:アルファポリス( 2013-07-18 )
コミック ( 232 ページ )
公式連載サイト:アルファポリスWeb漫画セレクション
作者サイト:ギャラリーさを

待ってましたの「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」コミカライズ第3巻!
これで原作1巻の最後まで描かれた訳ですがまだまだ続きますよ!
外伝まで含めれば6冊出てるし今月更に外伝2冊目が出ますからね!
単純計算だと外伝2冊までコミカライズするとなると21冊出ることに…(笑

今回は伊丹とレレイ、テュカ、ロゥリィの3人娘が国会での証人喚問のために、
お忍びのピニャ皇女とボーゼスを含めて東京の地に降り立つ訳なんですが…
まぁ、当然のように無事に済むわけがなく、国会中継中に野党議員と一悶着あるわ、
暗躍する米中露の工作員たちとの暗闘と血生臭い展開になるわと大騒ぎ!
もちろんそういった殺伐とした内容だけじゃなくて箱根の温泉でサービスシーンも…!

ちなみに今回の見所の一つとしてその温泉のシーンがあるんですが、
実はここ、書籍化されてない短編「湯煙温泉編」のネタが盛り込まれてるんですよ!
巻末描き下ろし4コマ「まるっとげーと! 温泉旅情編」にも使われているので、
ファンとしては凄く嬉しいですね!
Web版のアンケートでも折り込みハガキのアンケートでも要望を出し続けた身としては感無量ですよ!
ちなみにWeb掲載版では発行されなかった乳首券が単行本では発行されております。
というかシリーズ通してみても随一のサービスシーンですので、
ここでやらなければいつやるんだって感じなんですが!(笑

今回の特地メンバーの東京入りは彼女たちにカルチャーショックを与えまくりで、
そういった展開は俺TUEEEに通じる爽快感とニヤニヤ感があって読んでて面白い訳ですよ!
特に伊丹の元嫁さんの梨紗が率いる東京お買い物ツアーでは華やかさもあって目の保養になりまくりでしたね!

レレイとテュカのファッションショー

大人しい上にいつも地味な格好ばかりのレレイが日本の服を着せ替えさせられるのは微笑ましいし、
結構ファッションショーにノってるテュカはエルフらしいスレンダーさが映えてて麗しいです!

逆に特地メンバーの常識に日本人がカルチャーショックを受ける展開もそれはそれで面白いんですよね。
今回は国会中継中でのロゥリィの年齢発言が一番のポイントかな!

ロゥリィたん961歳

特に相手が常識に凝り固まった国会議員のおばさんってのが良いですね!
現実では現場のことが何も判ってない議員たちのトンデモ発言ばかりよく聞くので、
たとえフィクションであろうとも溜飲が下がると言いましょうか!
まぁ、これでもWeb原作から比べるとかなり毒を薄めているみたいなんですけどね。(笑

この国会の話から分かる通り本作では政治色も強いので今回は米中露の工作員たちの暗躍や、
米大統領のえげつないゴリ押し外交とかも色々描かれていてそれらも面白いですね。
まぁ、この後の首相がかなりアレなためにしばらくフラストレーション溜まりそうですが…

さて、冒頭で言いました通りこれで原作1巻分を消化したので次回から原作2巻にして、
大いに盛り上がる炎龍編になります。
2巻で第一期伊丹ハーレムが完成したも同然なのでそっち方面でも期待であります!

:: 2013/3/28 木曜日::

■[ラノベ]ありそうでなかった「強くてニューサーガ」1巻

強くてニューサーガ
著者/訳者:阿部 正行
出版社:アルファポリス( 2013-03 )
単行本 ( 298 ページ )
作者サイト:阿部正行
絵師サイト:ODD NUMBER★★★オッドナンバー■□■□■□■□■□■□■□■□■
絵師twitter:布施龍太 (chameleonrock)さんはTwitterを使っています

「強くてニューゲーム」

ゲーム…、特にRPGや戦略シミュレーション系のゲームをプレイしたことがある人なら、
およそ知っている概念かと思います。
エロゲ等のアドベンチャーゲームだと「二周目」と言えば通じるでしょうか。
そういったゲームでの楽しみ方の理由は色々あるかと思いますが、その大半は、
「一周目で鍛え上げた能力で俺TUEEE」にあるのではないかと思います。

そんなRPGの二周目とも言える世界観で語られる冒険譚がこの「強くてニューサーガ」です。
元々「小説家になろう」で連載していた作品でして、この度アルファポリスから刊行されました。
二次創作だとありふれたテーマなんだけど、一次創作ではありそうでなかったテーマですね。
ひぐらし、まどマギ、シュタゲと物語のギミックとして使われることはあったけど、
それが物語の中心にしてテーマになることはなかったような気がします。

さて、そんな本作ですが物語は魔族の大侵攻で故郷と恋人を失った魔法剣士カイルが
滅亡間近の人類が最後の博打として行った精鋭チームでの決戦で魔王とほぼ相打ちになり、
最後の力で魔王が最後まで庇っていた赤い宝石におもむろに触れてみたら、
4年前に遡ってしまった所から物語は始まります。
図らずも「二周目」を始めることになったカイルは、
時間遡行することで膨大な経験と魔力を継承するだけではなく、
4年間の知識を用いて大侵攻が始まる前に入念に準備することになるんだけど…

迷宮の宝物庫を目指して山の裏側から掘削して辿り着くという反則っぷりは、
「二周目」らしさが出ていて面白かったです。
ですがそういった設定的なものだけでなくキャラが生きている所も良いんですよね。
友人のセランが女に見境がなく金に目がくらむ横島忠夫的な人間性を持ちながらまさかの強さだったり、
ヒロインの幼馴染みのリーゼに4年後結ばれていたエルフのウルザに剣に宿るシルドニア、
そして結構したたかな王女様と女性陣が魅力的なのです。

絶望の未来を変える為に色々な手を打っていくんだけど、全てを救えるわけではなく、
しかもバタフライ・エフェクト的に色々と変わっていくので未来が未知数なので、
そういった意味でも先の展開が気になりますね。

ありそうでなかった作品なだけに、Web版の頃から楽しみに読んでいるので、
是非とも頑張って完結まで続いて欲しいです。

:: 2013/1/24 木曜日::

■[漫画]ファンタジーで自衛隊無双!「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」2巻

ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 2 (アルファポリスCOMICS)
著者/訳者:柳内 たくみ
出版社:アルファポリス( 2013-01-25 )
コミック ( ページ )
公式連載サイト:アルファポリスWeb漫画セレクション
作者サイト:ギャラリーさを

竿尾悟さんによる「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」コミカライズ2巻が発売!
発売を待ちに待ってましたが、その期待に応えるだけの充実度のある内容でしたよ!

「ジパング」や「戦国自衛隊」に近いけど相手は剣と魔法のファンタジー
しかも日本とのゲートは開きっぱなしなので補給も潤沢!
だから自衛隊がマジで無双しまくりでひたすらカッケーんですよ!

今回は伊丹たちが商談の為に向かった城塞都市イタリカが、
自衛隊に負けた敗残兵が結集した盗賊に襲われているので伊丹たちも協力して戦闘を行う訳なんですが…

自衛隊無双

剣と魔法の相手に自衛隊さんマジ容赦ないっすね!

更に死と断罪と戦いの神エムロイの使徒であるゴスロリ少女ロウリィが参戦し、
脳筋巨乳な栗林を筆頭に伊丹たちも白兵戦を繰り広げてるんですが、
その戦闘描写は流石の一言で圧巻なんですよね!

白兵戦!

自衛隊の銃の前には薄い盾や鎧なんか意味が無いですし、
ロウリィのハルバードも重量が凄い上に数百年に及ぶ研鑽で戦い方がエロ可愛い上に強い!
そして鎧のスキマを的確に狙っていく栗林の銃剣さばきと見所は盛り沢山ですよ!
竿尾悟さん、スゲー楽しんで描いてるんあろうなぁ…(笑

また、2巻での見所はそういった戦闘だけではありません。
ファンタジーと言えば剣と魔法でエルフですが忘れてならないのがケモミミです。
ケモナーな倉田が大興奮のケモミミメイドさんが登場です!

ケモナー大興奮!

ネコミミにウサミミにメデュサとバラエティが富んでいる上に、
金髪縦ロールな騎士も出てきたりと目白押しであります。

イタリカでの防衛戦も終わって今度は伊丹の国会招致があるので、
次は現代日本での証人喚問なわけですが、それはそれで見応えがあると思いますので、
3巻の方にも期待であります。
ちなみにサイト上での連載は丁度2巻直後の話が載っていますのでそちらで確認して見るのも良いと思います。

それとですね、原作のゲートですが分厚い上に高いと評判が悪かったんですが、
先月普通の文庫サイズになって発売されました。

ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈1〉接触編〈上〉 (アルファポリス文庫)
柳内 たくみ
アルファポリス
売り上げランキング: 1,331
ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈1〉接触編〈下〉 (アルファポリス文庫)
柳内 たくみ
アルファポリス
売り上げランキング: 1,649

イラストレーターに黒獅子さんを迎えて挿し絵もありますので、
よりライトノベルらしくなったので手に取りやすくなったと思いますので、
竿尾悟さんの漫画版で原作が気になった人はこの文庫版をオススメしたいと思います。
面白いよ!

:: 2012/9/27 木曜日::

■[ラノベ]外伝? いいえ、新章の幕開けです。「ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり」外伝南海漂流編

ゲート 外伝(南海漂流編)―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
著者/訳者:柳内 たくみ
出版社:アルファポリス( 2012-09 )
単行本 ( 523 ページ )

コミカライズと原作双方のファンになって一ヶ月後に新刊発売とか我ながらタイムリー!
というかですね! 外伝と銘打たれてますが物凄い続きそうな終わり方なんですけど!
むしろ是非とも続きを読みたいと思わせる面白さでして、
何か中毒になりそうです!

南海漂流編というサブタイトルと表紙にある通り、伊丹とピニャが南の海で漂流して二人きりです。
皇太女としての立場があるピニャだけど、今まで散々フラグが立ちまくっていただけに、
そろそろ並み居るライバルを押しのけて伊丹ハーレムに参戦なるか…?
と期待せざるをえないシチュですよね!
まぁ、裏表紙見て噴いたりしましたが。(笑

物語は閉門事変が起こり、補給が受けられなくなった状態からのスタートになります。
ロゥリィ、テュカ、レレイの三者三様な事情が語られており、
特にロゥリィの約千年越しの友情には結構ジーンと来るものがありました。
そんな三人を待たせる伊丹ってばマジヘタレっすなぁ…
まぁ、それでこそ伊丹だなぁ、とも思うのですが。(笑

そんな伊丹ですが、さすがにレンジャー持ちなだけあるな!
と今回初めて感じ入りました!(ぉ
その持ち前のちゃらんぽらんな性格もあるのかもしれませんが、
ピニャと漂流した時といい、潜伏してる時といい、本当に頼もしいなぁ!
そりゃー、ピニャも伊丹にイカれちゃうってなもんですよ!
最初はハミルトンの妄想乙、な感じかと思ったけどケミィの後押しもあったんだろうけど、
これで一気に正妻候補に踊りでたよなぁ、ピニャ…
…ということは伊丹は女帝の王配ってことになるんでしょうか。
うーん、凄い逆玉だな…

それはそうと、あの堅物百人隊長のボルホスさんが再登場したのにはちょっと驚きました。
まぁ、結構キャラが立ってる美味しい人でしたし全然問題ないんですが。
それとキャラ的には単なるお神輿かと思いきや結構人格者で好印象なアルバイン一行には、
是非とも再登場して欲しい所です。

そして再登場して貰うためには是非とも続刊をですね!
単巻での外伝でしたが、黒幕っぽい人が出てきたりとまだまだ続けられそうですので、
売り上げさえ順調に伸びれば行けそうな感じですので、是非とも読んで欲しいです。
取り敢えずコミカライズ版が導入として良く出来ていますので、
まずはアルファポリスWeb漫画セレクションで1話を見て、
気に入ったらAmazonでポチるのが良いと思います!
そして是非とも原作に手を出しましょう!
長いし一冊当たりの値段はソコソコしますが、それが気にならないくらい面白いから!

:: 2012/8/24 金曜日::

■[ラノベ]帝都動乱「ゲート 自衛隊彼の地にて斯く戦えり 動乱編」3巻

ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈3〉動乱編
著者/訳者:柳内 たくみ
出版社:アルファポリス( 2010-12 )
単行本 ( 524 ページ )

自分が天才だと勘違いした馬鹿皇子ゾルザルがクーデターを企てて、
帝都が恐怖政治の舞台となり、動乱が起こる3巻。
何とか帝国を存続させようと苦心しているピニャはもう心がポッキリと折れて、
政治の世界にすっかりと失望して…

今回はゾルザルのせいで事態が色々こんがらがるお話。
それとは別に伊丹たちはレレイの導師試験の為に学問の都であるロンデルに赴き、
ハーレムな感じな道中記は大変ニヤニヤさせてくれるものがあります。
しかしホントモテモテっすなぁ…

でも今回一番恋に生きたのは外交官菅原に恋する12歳の少女シェリーですよね。
動乱の戦禍で、否応なく大人にならざるをえなかったとはいえ、
12歳とは思えぬその器の大きさには正直ただただ感心させられるばかりですよ。
いやー、菅原さんも大変な子に惚れられちゃったもんだなぁ…

しかし首相の森田の使えなさっぷりや、マスコミの古村崎のゴミっぷりとか、
容赦ない描写のされ方だなぁ…(笑
まぁ、実際あり得そうなのが日本の救えなさを感じてしまう訳ですが、
だからこそ、伊丹みたいのが格好良く見えるのかも。

■[ラノベ]『門』を閉じるや否や?「ゲート 自衛隊彼の地にて斯く戦えり 総撃編」4巻

ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈4〉総撃編
著者/訳者:柳内 たくみ
出版社:アルファポリス( 2011-06 )
単行本 ( 513 ページ )

手段を選ばないゲリラ戦術を行ってくるゾルザルの皇太子府と、
イタリカに逃れた皇帝とピニャたちによる正統政府の内乱状態に陥った帝国。
混乱した状態の中、日本の立ち位置も微妙になってくるんだけど、
そこに更に『門』が開いたままだと世界が危ないということが分かって…

冥府の神ハーディから示唆された『門』の危険性と、
そのハーディから『門』を開く能力を与えられたレレイを巡って、
日本を含めた世界が動き始めた訳なんだけど…

いやー、レレイの愛の重さったらパないの。
合法ロリババァのロゥリィも流石にちょっとドン引きするレベル。
でもそこまで愛されてる伊丹が正直羨ましいんだけど、
本人は全然自覚してないのが何ともラノベテンプレだなぁ。(笑

それと、そんな伊丹がかつて演習で発案した人質救出のアイディアには、
正直いってかなり笑わされましたね!
でも効果的だし、何より伊丹らしい規格外な発想で妙に納得させられました。(笑

そして傾国の美女的なポジションだったテューレがまさかのデレ!
料理人として何故か潜入させられちゃってる古田の嘘の付かない言葉に、
あっさりとデレちゃうテューレさんマジ可愛い。
ウサ耳ペロペロ。

それにしてもシェリー嬢…
日本の政治家たちも骨抜きにする可愛さとか…
恐ろしい子…!

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