僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2018/1/15 月曜日::

■[漫画]トラウマのたわわ「二本松兄妹と木造渓谷の冒険」

二本松兄妹と木造渓谷の冒険二本松兄妹と木造渓谷の冒険
出版社:少年画報社
作者名:水上悟志
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志 (@nekogaeru) on Twitter
Kindle版:二本松兄妹と木造渓谷の冒険
DMM電子書籍:二本松兄妹と木造渓谷の冒険

アワーズで始まった水上悟志さんの新連載ですが、
短期集中連載とも言うべきものだったみたいでこの単行本1冊で完結でございます。
いつも通りに妖怪モノで、バトルモノです。
ドッタンバッタン大騒ぎ!

二本松朱彦と雪緒は腹違いの火精と氷精のハーフの兄妹。
妖怪相手の拝み屋をやっているんだけど、
ある日スズメ(でかい)に追われる座敷童のねりね様と出会う。
助けたついでに依頼を受けた兄妹だけど、
ねりね様を狙う県下随一の退魔師一族の零堂家が出張ってきて…

コメディ色が多めですが、それも含めていつも通りの水上悟志漫画だと思います。
朱彦と雪緒の変身のキッカケが二人の接吻だとか、
ちゃんと理由付けもできてるしとても良い設定だと思いますね!
まぁ、兄妹なので色っぽさは全くないのですが、
周りの面子のリアクションが美味しかったです。

美味しいといえば零堂天吉のキャラも美味しかったですね!
実力はあるしイケメンだしとスペックは高いのに、
巨乳にトラウマがあるという一点だけでコメディ化していて、
憎めないというか愛されキャラになっていると思います。
何より貧乏神に取り憑かれているという時点で、
同情してしまうというか… ね…!

1冊で綺麗にまとまってて面白かったです。
欲を言えばもっとこの物語を読んでみたいものですけどね…

:: 2017/5/2 火曜日::

■[漫画]花開くりっちゃんの恋心「僕らはみんな河合荘」9巻

僕らはみんな河合荘9巻僕らはみんな河合荘9巻
出版社:少年画報社
作者名:宮原るり
作者サイト:ヘッポコロジー
作者twitter:宮原るり (@R_miyahara) on Twitter
Kindle版:僕らはみんな河合荘 (9)
Kindle版まとめ買い:僕らはみんな河合荘
DMM電子書籍:僕らはみんな河合荘 (9)

りっちゃんが可愛すぎて悶死しそう…!

もうね、この9巻に到るまでの道のりを考えると、
宇佐くんもよく頑張ったなと…!
そして、その茨の道を乗り越えた先にあったりっちゃんの萌えは半端なかった…!
ヤバイ、これがクール→デレか…!

カップルのフリをしてから自分の気持ちを自覚したりっちゃんの可愛さがヤバイ。
もうね、ヤバイとしか言葉が出てこないほどに語彙力が低下するくらいにはヤバイ。
河合荘の可愛すぎるりっちゃんがヤバイ。
花火大会で嫉妬したり手を繋いだりしているりっちゃんがヤバすぎるぅーーー!

シチュエーションも台詞も全然ロマンチックじゃないけれど、
そういった諸々が童貞男子っぽい宇佐くんの告白に赤面させられるりっちゃんがヤバイ!

可愛すぎて、可愛すぎて…、死ぬ。

もうねえ、この9巻は読者を殺しに掛かりすぎだろと。
麻弓とはまた違った意味で死にそうだよ!
死因はもちろんラブコメ成分過剰摂取による悶死。

はー、それにしても9巻表紙のりっちゃんはエロすぎじゃないでしょうか。
生活感が溢れ、無防備からくるエロ。
これは童貞男子の宇佐くんには耐えられないのではないでしょうか。
大丈夫かな宇佐くん…
(仮)が取れるまで我慢できるのかな…
別な意味で心配になってきたよ…!

:: 2017/2/15 水曜日::

■[漫画]メイド!「それでも町は廻っている」16巻

それでも町は廻っている 16巻 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:石黒 正数
出版社:少年画報社( 2017-02-14 )

作者サイト:おかんの家4
作者twitter:石黒正数(@masakazuishi)さん | Twitter
Kindle版:それでも町は廻っている(16)
Kindle版まとめ買い:それでも町は廻っている
DMM電子書籍:それでも町は廻っている(16)

まさかそれ町が終わるだなんて…

と、いう意見もあるけれど、去年はこち亀が終わったくらいですからね。
いつまでも続けることができるかもしれないけれど、
綺麗に畳める内に畳むのも有りなんじゃないかな、と思います。

とはいえ、あの終わり方で良かったのか…?
と、雑誌で読んだ時は思ったんだけど、
単行本を読んでこれもまたそれ町らしいと思い直しましたし、
何より描き下ろしエピローグを読んで感慨深くなりましたからね。
あんな風に逃げ出した歩鳥がついに追いくほどに…
静ねーちゃん程じゃないけど、読んでる私も感無量になりました。

というかですね。
このラストの正しい解釈というか「作者の気持ちを答えなさい」の作者側からの正答は、
「それでも町は廻っている 廻覧板」に載っているわけですよ!

それでも町は廻っている 公式ガイドブック廻覧板 (ヤングキングコミックス)

これはそれ町ファンなら是非とも読んで欲しいですね!
最終巻の巻末に載る予定だった年表も廻覧板に収録されてますし、
何より単行本に未収録の話も載っているので!
画集並みにデカいし、そこそこのお値段はしますが買って損はないと思います。

この16巻だけでも面白いですが、正直言ってこの16巻を読んでからが始まりです。
1巻から読み返して自分のお気に入りの最終回を探したり、
廻覧板の作者コメントを読みながら読み返したり、
読み返すことで気付く細かい所に気付いたり、
もうね、何度も1巻から読み返してループしちゃう訳なんですよ。
多分、1週間や1ヶ月読み返してもまだ飽きることはないと思います。

連載は終わりましたが、タイトルの通りこの物語は廻っています。
何度も1巻から読み返していつまでも楽しんでいきたいですね。

:: 2016/6/13 月曜日::

■[漫画]ここから始まる物語「スピリットサークル」6巻

スピリットサークル 6巻 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:水上 悟志
出版社:少年画報社( 2016-06-10 )

作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志(@nekogaeru)さん | Twitter
Kindle版:スピリットサークル (6)
Kindle版まとめ買い:スピリットサークル

「戦国妖狐」と同日発売の「スピリットサークル」も堂々完結!
全6巻という程よい長さでの連載でしたが、
その分凝縮されていてメチャクチャ面白かったです。

満を持してのフルトゥナの過去生のクライマックスから、
一巻第一話に繋がる鉱子と風太のバトルへと繋がりましたが、
驚きの連続で圧倒されましたね!

何もかも見通しているようなフルトゥナも多くの誤算があったりと、
人間らしいところがあったのが良かったし、
全てが終わって泣いている鉱子も普通の女の子って感じで良かったなぁ。

それに多くの伏線をちゃんと活かしているのが水上悟志作品っぽくて面白かった!
風子の前世で宇宙人から貰った虫取り網があそこで使われるとは思わなかったし、
最終話での神々の対話シーンも物語全体を俯瞰できて面白かったです。

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この神々が言ってるのって「惑星のさみだれ」と「戦国妖狐」だよね。
こういった世界観って何か良いよね。
しかしこの神々の視点を見てると「天地無用!」シリーズを思い出すなぁ。

シリアスなシーンも多々ありましたけど、
そこからの唐突なコメディへと到るギャップがとても面白い6巻でした。
さっきまでフルトゥナと真剣な綱引きをやっていたと思ったら、
いきなりルンのあの台詞で鉱子と風太が顔芸をやって笑いをとったと思ったら、
さらにラブコメをするとかギャップの連続でどうしたもんだか!
もう笑うしかないよね。(笑

それにしてもまさかラストで鉱子がラブひなをやるとは思わなかったよ…

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これは次回作は旧温泉宿の女子寮で鉱子と風太とノノでラブコメをやるしかないな!
もしくは風太の弟と妹が第三新東京市を舞台に使徒と戦う物語でよろしくお願いします。(笑

:: 2016/6/6 月曜日::

■[漫画]黒王南伐「ドリフターズ」5巻

ドリフターズ 5巻 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:平野 耕太
出版社:少年画報社( 2016-06-06 )

作者twitter:平野耕太(@hiranokohta)さん | Twitter
Kindle版:ドリフターズ (5)
Kindle版まとめ買い:ドリフターズ

土方歳三率いる黒王の軍を何とか退けた豊久と愉快な仲間たち。
しかしながら奪い取ったオルテという国は死に体だしオルタ各方面軍は健在だし、
周辺各国とまだ戦争中だし、大将の豊久は極めつけのバカだし、
北の黒王軍は食糧増産チートアリアリで南伐開始しちゃうし、
どう考えても無理ゲー状態なんだけど…

またもや一年半振りの新刊ですが今回もクッソ面白いです!

今回の見所は何と言っても菅野直と山口多聞との邂逅でしょう!

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なぜ出会って即ハメ、もとい即相撲なのか。
いや、”手紙”を”信”と時代考証がしっかりとした表記をしていることから、
もしかしたら当時はそのくらいは常識だったのか。
いや、そもそも今でもクレイジーだと伝えられる菅野直と山口多聞だし、
そもそも問答無用の説得力と迫力が感じられるんだよなぁ。
やっぱり平野耕太は凄いわ。

「たった2人だが二航戦だ」というフレーズとかも痺れるものがあるし、
スキピオと山口多聞が出会った歴史上ありえないifも見ていて興奮しちゃうし、
彼らが信長たちと合流したら一体どうなるんだろうと、
想像しただけで今からワクテカが止まらないんですよ。
これがドリフターズの面白さだよなぁ。

しかし擱座した飛龍という兵器よりもチートなのが黒王軍で、
青銅竜という生きた銅鉱山に食料無限というチートもあるし、
漂流者たちが態勢を整える前に一気に迫ってきて危機感が半端ないですね。
まぁ漂流者には危機になれている織田信長という傑物がいますからね。

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伊達に修羅場を何度も潜り抜けていないだけに、
信長の台詞には異様な凄みと納得力があるんだよなぁ。

圧倒的な危機を前にどう立ち向かっていくのか、
光秀と信長が再会した時に何が起こるのか、
もうこの続きが気になって仕方ないですが、
続刊はまた一年半以上後なのでアワーズ本誌で随時追いかけていきたいですね!

:: 2016/6/2 木曜日::

■[漫画]恋の目覚め「僕らはみんな河合荘」8巻

僕らはみんな河合荘 8巻 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:宮原 るり
出版社:少年画報社( 2016-05-30 )

作者サイト:ヘッポコロジー
作者twitter:宮原るり(@R_miyahara)さん | Twitter
Kindle版:僕らはみんな河合荘 (8)
Kindle版まとめ買い:僕らはみんな河合荘

シロさんが福引で沖縄旅行を当てて住子さんにプレゼントしたことで、
河合荘の面々が近場の海で青春したり青春を潰したり、
彩花と麻弓とついでに愛美がツネちゃん主導の森コンに参加したり、
鬼の居ぬ間に青春とばかりに律先輩と宇佐くんが近づく第8巻!

いやー、律先輩って本当に良いですよね。
水着姿をパーカーで隠すというのは基本として、
水着なのを忘れて油断したポーズを取ったりする迂闊さ!
ナチュラルにナンパを撃退する生理的に無理、という表情!
それでいて宇佐にスタイルとか褒められたら恥ずかしがるとか…

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可愛すぎるやろー!

まぁ、それでもまだ恋心を自覚しない鈍感さが凄い。
まるでラノベ主人公のような鈍感さですよね。
宇佐にだけは名前で呼ばれるのを恥ずかしがったり、
椎名さんと宇佐の二人きりなのを何とか妨害しようとするセコさだったり、
宇佐とカップルっぽく振る舞うのは恥ずかしがったり…

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可愛すぎるやろー!!

そんな律先輩も流石に自分の気持ちがおかしいことに気付いたので、
ラブコメ的には俄然盛り上がって参りました!
ただまぁ、その気持ちが恋だとはっきり自覚してるとは言いづらい上に、
河合荘における青春邪魔し隊の二人が黙っているとは思えないので、
まだまだ前途は多難だと思いますが、
今後は是非とも積極的にラブコメって頂きたいと思います。

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