僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2015/8/23 日曜日::

■[漫画]ぼくが見た希望「恋は光」3巻

恋は光 3 (ヤングジャンプコミックス)
著者/訳者:秋 枝
出版社:集英社( 2015-08-19 )
作者サイト:ロケット燃料★21
作者twitter:秋★枝@告知用(@akieda_info)さん | Twitter

Kindle版:恋は光 (1)
Kindle版:恋は光 (2)

恋する女性が光って見える男子大学生・西条と、
彼を取り巻くちょっと変な3人の女性たちのキャンパスラブコメの第3巻!

3人の女性たちの恋が加速していてどんどん面白くなるなぁ…!
恋に一歩リードしておきながら、自ら手放してしまった宿木さん。
でも、手放す段階になって自覚する恋心。

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今までいろんな女の子の恋人を奪ってきたから経験もそれなりにあるはずなんだけど、
失恋して初めて本気の恋を知るっていうのが良いですねぇ…
西条のことを諦めきれずに、彼が意識している東雲さんと同じ黒髪にして、
服装もロングスカートを選んだりしているところが微笑ましいです。
それでいて東雲さんを別の男と引き合わせたりと、
自分と同じラインにまで落ちてくるようにしむける嫌な性格も、
今ではどこか可愛らしく感じます。

そんな宿木さんと違って諦めているのが北代さんなんだけど、
彼女の胸の痛みが切なくて切なくて…!
西条が自分を頼ってくれることには喜びを感じるけれど、
自分に対して恋愛感情がないというのには辛さを感じる。
そんな複雑な北代さんが不憫でならないんだよなぁ。

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二人で飲むのが当たり前で、名字で呼ぶとむしろ気恥ずかしくなる。
それくらいに近しいながら一定の距離で接する関係。
これで良いと自分で納得しようとしているけれど、
納得しようとしている時点で心の底では納得していないことに気付いて欲しいなぁ。
彼女がコロコロ髪型を変えているのは、
西条への無意識なアピールなんじゃないかなー、と思います。

そして東雲さんですが…
まるで初恋を経験している真っ最中の小学生みたいで可愛かったです。
宿木さんに良い意味でも悪い意味でも影響を受けているみたいだけど、
彼女が何かしら積極的に動くと物語が大きく動く予感がします。

男性向けのラブコメ作品ですが、女性キャラの心情が多く出ているのが珍しいです。
そして、それでいて少女漫画していないので読みやすいので、
少女漫画が苦手な男性読者にこそ是非とも読んで欲しいですね。

:: 2015/8/21 金曜日::

■[漫画]下ネタばかりの怠惰な女子大生の日常「惰性67パーセント」1巻

惰性67パーセント 1 (ヤングジャンプコミックス)
著者/訳者:紙魚丸
出版社:集英社( 2015-08-19 )
作者サイト:JUNKLAND2
作者twitter:紙魚丸(@shlml)さん | Twitter

Kindle版:惰性67パーセント (1)

エロ漫画家の紙魚丸さんの一般漫画はエロ要素有りの怠惰な大学生の日常コメディ。
元々アオハルでは描いていたのでその流れでウルトラジャンプなんでしょうけど、
後書きで描かれていた連載開始の経緯を読んで爆笑しましたね!
流石は編集長、怠惰な作家のケツの叩き方をよく心得てらっしゃる。(笑

吉澤みなみ(巨乳)は美術系の大学に通う怠惰な女子大生。
漫研という名のエロ漫画作成サークルに所属している彼女の独り暮らしの部屋に、
友人の北原(微乳)と西田(男)と伊東(男)が遊びに来て、
くだらなくてだらしなくて下ネタアリアリの日常を過ごす怠惰コメディ。

どんな日常かは表紙からも滲み出ているというかそのまんまですが、
具体的に言うとこんな感じです。

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下ネタはあるし、おっぱいとかパンツとか描写は多々あれどもエロ展開はなし。
まぁ、それでも充分にエロいんですけどね。
そこはエロ漫画家の紙魚丸さんですから!

しかし大学生がこんな日常を送っているかというと…
うーん、少なくとも私はこんな日常を送ったことはないな…!
大学から近い友達の部屋に入り浸ることはあれども、
服着たままローションまみれで額にディルドーを生やした女友達とか居たことないし!
新年早々から下の毛をハサミで処理する女子大生の友達とか居なかったし!
うーん、色々と新しいなぁ… この女子大生キャラ…

ちなみに第1話は試し読みが出来ます。
ですので、未読の方はまずそちらで確認してみてはどうでしょうか。
紙魚丸さんのファンなら買って問題はないと思います。

:: 2015/1/20 火曜日::

■[漫画]交際、それはふれあいの心「恋は光」2巻

恋は光 2 (ヤングジャンプコミックス)
著者/訳者:秋 枝
出版社:集英社( 2015-01-19 )

作者サイト:ロケット燃料★21
作者twitter:秋★枝_告知用(@akieda_info)さん | Twitter

恋する女性が光ってみる男子大学生・西条と、
彼を取り巻くちょっと変な3人の女性たちのキャンパスラブコメの第2巻!

女性の光が恋しているサインなのか、
もしかしてネガティブなサインなのか…?
と悶々と困惑しつつ東雲さんに拒否されたと勝手に思った西条に、
抜け駆け的にアプローチした宿木さんが、
さながら油揚げをさらう鳶のように取り敢えずお試しで西条と付き合うことになるんだけど…

帯に「くまみこ」の吉元ますめさんがコメントしてますけど、
マジで北代さんが不憫でならない…!
本人は表面上大きな感情の揺らぎを見せないけど、
読者としてはもっと悲しんで良いんだよ、と言ってあげたい。

キッカケはアレだったけど小学生の頃に出会い、
少しずつ育んできた恋だというのに…!
特に高校生の時に西条に言われた言葉が辛い!
あの時、宿木さんみたいに涙ぐんでいればもうちょっと変わっていたかもしれないのに…
西条も口数が少なくてコミュニケーションに難があるけど、
北代さんも自分の気持ちを素直に本人に伝えられてないのが問題なんじゃないかなぁ。
それに西条は目に見える光に惑わされすぎだと思う。
もっと真正面から北代さんや東雲さんを見ていてあげればね…

とはいえ、宿木さんもそれほど悪い子とは思えなくなってきまして。
確かに他人の彼氏を奪うのが好きという嗜好はどうかと思うけど、
それを酔っ払ってみんなに喋っていたという事実を知った時のシーンには笑ったし、
何よりそんな自分を自己嫌悪している所がちょっと可愛かったんですよね。
西条とのデートでも感じたことをちゃんと西条に伝えたりと、
案外西条と合うんじゃないかと思えましたし。

北代さんが気付いている西条の良さが上手く作用することによって、
宿木さんをデトックスしているように見えましたね。
ただこのまま宿木さんがお試し期間をすんなり終えるとは思えないし、
何より恋の黒い部分を体験した東雲さんがどう出るか判らないので、
次の3巻も見逃せないですね!

うーん、それにしても誰と結ばれることになるんだろう。
どの子を選んでも納得出来てしまいそうで困る。

:: 2014/6/23 月曜日::

■[漫画]恋愛、それは君が見た光「恋は光」1巻

恋は光 1 (ヤングジャンプコミックス)
著者/訳者:秋 枝
出版社:集英社( 2014-06-19 )
作者サイト:ロケット燃料★21

どこかの新興宗教みたいなタイトルですが、ラブコメです。

秋★枝さんがウルトラジャンプという異郷の地での新連載!
まぁ、以前ウルトラジャンプエッグというWeb版で連載持ってたので、
本誌に移籍という出世街道まっしぐら感もありますが。
何にせよ善き哉。

恋をすると角が生えてくるという設定のオムニバスだった前作と違い、
今回は恋する女性が光って見えてしまう男子大学生・西条が主人公の学生ラブコメ。

西条は喋り方も変だし目付きも悪いし貧乏で変わり者。
小学生の頃から付き合いがある北代さんくらいしか友達がいない大学生活の5月。
キャンパスで光り輝く女性が多いのに自分に対して光る女性が一人もいなく、
色々と辟易する中、とある講義で風変わりな女性・東雲さんと出会う。

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この一言がキッカケとなり、気になり始めた西条が取った行動が面白い!
まずは友達になろうと彼女と同性の北代さんに仲介して貰うのは判るんだけど、
学科も違うし、携帯を持ってないし自宅でネットもやらない東雲さんと、
どうやって交流していこうとするかというと…

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まさかの交換日記…!
昭和か!

しかも二人の性格が独特すぎて、交換日記の内容もお互い一方通行だし、
北代さんのフォローでしたデートも客観的には良い雰囲気なんだけど、
お互いの思いは交差していない状態。

北代さんは北代さんで西条のことが好きなんだけど、
妙なフラれ方したし、割りと中庸なポジションで居て、
このままのんびりと少しずつ西条と東雲さんが交流していくかと思いきや、
他人の男を奪い取るのが好きな宿木さんが入ってきてややこしい事態に!

恋する女の子が光るのが見えるという設定がギミックになって、
ただの変人たちのラブコメだけに納まってないのが面白いですね。
宿木さんみたいにちょっと困った系の女の子も、
東雲さんや北代さんのお陰で毒が薄まって見えるのも不思議です。

設定は独特だけど、普通にラブコメ作品として面白いのでオススメです。
第1話は試し読み可能なんでまずはそちらをどうぞ。

余談ですが、この物語の舞台は愛媛大学ですね。
人物名も愛媛だし、西条と東雲さんがデートしたのも松山市内だし。
二人が入った古本屋が、学生の時何度か行った所でちょっとクスっとしました。(笑

:: 2013/2/21 木曜日::

■[漫画]アイエエエエ! ニンジャ!? ニンジャナンデ!?「PEACE MAKER」10巻

PEACE MAKER 10 (ヤングジャンプコミックス)
著者/訳者:皆川 亮二
出版社:集英社( 2013-02-19 )
コミック ( 210 ページ )

戻ってきたホープだけど、相変わらずトラブル吸引っぷりを見せて、
あっという間に敵性勢力に取り囲まれるという惨事に追い込まれるんだけど、
どうやらホープのせいというよりニコラ目当ての奴等みたいで…?

倒しても倒しても虫のように沸いてで来る敵たちには、
終わりが見えない恐怖を感じざるを得ないのですが、
そういった恐怖とは無縁のように感じられる頼もしさというか脳天気さが、
ホープとニコラにはあるような気がします。

しかしそんな暢気なことを言ってられないほどに今度の相手は手練れ揃いで、
一説によるとコールと同等とまで言われる野生の暗殺者スティーブ・バケット率いるバケット特別隊。
特にスティーブは刀使いで全身真っ黒な出で立ちでどうしても「忍者」を連想してしまいますね。
濃密な黒いオーラを纏い、同じく黒い覚醒をしたホープとの殺し合いは、
恐ろしい圧力を生み出してましたよ。

しかしエイドリアンは割りと萌えキャラだよなぁ…(笑
ニコラに出し抜かれてムキになったり、エルトン(ジジイ)にツンデレしたりと…
それと”深紅の処刑人”のゴードンさんの久々の登場はカッコイイものがありましたね。
かつては敵側の勢力だったけど、一本心が入っている男ってのは良いモノですよ。
今回は味方なので頼れる相手ですが、それすらも圧倒するスティーブの強さが恐ろしいです。
アトラも謎が隠されているようでまだまだ油断は出来ないですね。
果たしてどういった展開に向かうのか楽しみであります。

:: 2012/7/25 水曜日::

■[漫画]He’ll be back!「PEACE MAKER」9巻

PEACE MAKER 9 (ヤングジャンプコミックス)
著者/訳者:皆川 亮二
出版社:集英社( 2012-07-19 )
コミック ( 210 ページ )

ついにあの男が帰ってきた―。

とまで書けば皆さん予想できると思いますが、
そう、この9巻にて主人公であるホープが再登場しました。
しかもその見せ方が読者に衝撃を与えてくれるから、
皆川亮二作品のファンは止められないってなもんですよ。

とはいえ、そこまで行くのにはまずはアクアタルカスでのカイルやミクシーさん、
そして完全別行動のニコラとコニーの二組が出会うことで、
ハイマン・エルプトンの野望を阻止する必要がある訳なんですが…
いやー、今までのフラストレーションを見事に解決する爽快感のある展開ですよね。
バンクス家の人たちも今までずっと待ってて大変だったろうなぁ…

また、敵役だったハイマンですけど、敵ながら天晴れですね。
権力者から一転し、敗者の側になっても付き従う部下がいるという時点でそのカリスマは分かりますが、
その忠誠に報いる男らしさはある種の格好良さがありますよね。
これは良い感じのキャラに成長して味方になるフラグに違いない…!

そして大闘技都市で王者に復帰しようと舞い戻ったコニーを下したホープ。
彼が覚悟を背負ってコールに挑もうとする姿は少し悲壮感がありましたが、
ホープの芯が変わってないのに安心したのもまた確かですね。

しかし、コールに挑むためにはホープとニコラは決闘する必要がある訳なんだけど…
うーん、どうなるんだろう…
気になる…

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