僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2012/12/26 水曜日::

■[漫画]クレッシェンド・マリオン「Landreaall」21巻 限定版

Landreaall 21巻 限定版 (ZERO-SUMコミックス)
著者/訳者:おがき ちか
出版社:一迅社( 2012-12-25 )
コミック ( ページ )
作者サイト:SWS
作者twitter:おがきちか (chikaxavi) on Twitter

今回の限定版はいつものドラマCDと小冊子付属なんですが、
そのドラマCDの内容がDXたちの話の前日譚とも言える、
DXの両親たちが出会い、マリオンと共に火竜を封じた一連のエピソード、
「クレッシェンド・マリオン」の内容なんですよね。

それに伴い小冊子の中身もエカリープ領が成立するまで、
どんな手順を踏んできたかという内容と、
リゲインとファレルの二人の新婚ほやほやの微笑ましいエピソードが含まれています。
それと小冊子マンガの巻末で担当さんがマリオンについて違和感持ってましたが、
確かに言われてみれば私もマリオンはメーテル的な印象があるのは否めないです。

さて、本編の方は最初の2回がライナスとルーディーがクレッサールを旅していた時、
現地での戦争の遺恨に巻き込まれた凄惨な短編になっています。
ライナスがイプカを苦手としている理由や、
ルーディーが岩棚の言葉を憶えるようになった経緯が分かります。

ユージェニのこともあるけど、これからクレッサールの話が多くなるんでしょうか。
でもこれからはロビンの父親探しが本格化しそうだし、
何よりロビンの父親に関して一筋縄でいかなさそうなので、
今後の展開が待たれますね。

しかしメイアンディアって意外と好奇心旺盛なんだなぁ…
今の時代に生まれてたらそれ町の歩鳥と友達になれるんじゃないかな。(笑

:: 2012/1/5 木曜日::

■[漫画]ああっ女神杯っ「Landreaall」19巻限定版

Landreaall 19巻 限定版
著者/訳者:おがき ちか
出版社:一迅社( 2011-12-24 )
コミック ( ページ )
作者サイト:SWS
作者twitter:おがきちか (chikaxavi) on Twitter

19巻は女神杯を丸々収録…、といいたい所だけど実際は良い所で終わっています。
多分読者の多くはレイニー止めを食らったかの如く、
読後に身悶えることになるでしょうが、それもまた仕方なしといった次第。
あのDXとディアの二人がどうなるのか気になりすぎて困る。

当初の予想を覆してレディ・アプリに身を任せることで勝ち進んでいくDX
Landreaallの世界観での馬という生き物の生態はカバー下に描かれていますが、
本当にレディ・アプリが賢い生き物なんだと感じたのは、
恋という情動を理解して、わざと負けようとするDXの心意気を良しとした所でした。
何かあれを読んで、レディ・アプリというキャラ(馬ですが)が分かったし、
何故DXが急激に騎馬戦が上手くなっていったのか分かった気がします。

そして場外でもイオンの周りだけでなく、ルッカフォート夫妻の方でも面白い人間関係が広がっており、
読んでいて全然飽きが来ないですね。
ウィフテッド夫人はエカリープ編で少しだけ出てきましたが、
その過去を知っているとファレルと意気投合するのも当然と思えますね。
こういった細かい伏線回収が上手いからこの作品は何度も読み返してしまうんだよなぁ。

しっかし竜胆の戦いっぷりはその巧みな槍の使い方もそうでしたが、
最後のカイルとの戦いの後の笑顔には五十四さんの心のツッコミともども笑わせてもらいましたよ。
そして竜葵は手紙でしか出て来てないのにいい味を出しすぎだと思います。(笑
いやー、お陰でDXがあの失恋から一歩踏み出そうとしているみたいなんだけど…
イオンが知っているあの事情を鑑みて素直に事が運ぶとは思えないだけに、
本当に先が気になって仕方がないですねー

ちなみに限定版に付いてきたドラマCDですが、内容は短いながらも、
精神入れ替わりモノだったのに衝撃を受けましたよ。
というか中の人たちも大変ですね!
特にイオンの中に入るとか無茶ぶりっつーか、よくやったよね、としか。(笑
しかしここまで来たらドラマCDだけじゃなくアニメ化まで行って欲しいんだけど…
うーん、無理なのかなぁ…

:: 2010/12/26 日曜日::

■[漫画]再開する学園生活と王城でのDX「Landreaall」17巻 限定版

Landreaall 17巻 限定版
著者/訳者:おがき ちか
出版社:一迅社( 2010-12-25 )
コミック ( ページ )
作者サイト:SWS
作者twitter:おがきちか (chikaxavi) on Twitter

私が「Landreaall」ハマった時には既にドラマCDは市場から消えていた訳で、
声優陣がコメンタリーで「久しぶり」という台詞を喋る度に軽く絶望したり。
もっとも、ドラマCD自体は私をハメた皇帝龍さんが責任取ってくれて貸してくれたんですが、
やはり原盤が手元にないのは歯がゆいものがあるよなぁ。
特に今回のドラマCDも声優さんたちが良い演技して面白かっただけに、
歯がゆさが増してくるというジレンマ。(笑

17巻の内容は六甲も生徒として、五十四さんも臨時講師として学園に入るという、
ちょっと新鮮味もプラスしつつの学園編が再開されることになります。
特に新講師として赴任してきたR・ケリーのご息女であるアリス・ケリー女史は、
そのSっぷりを含めてかなり印象に残りますね。(笑

でも一番印象に残っているのはそんなケリー女史をも驚かせるDXですね。
ケリー女史に「スピンドル事件の渦中に居たら指揮官としてどうするか」問われた時の、
DXの着眼点の面白さは元より、その目的の為に対する柔軟すぎる発想が凄い!
そしてそれをして、ティ・ティが「これが彼です」と言ってるのが良いんですよねー
何気ない発言なんだけど、このDXの理解者たるティ・ティの台詞にはグッと来ましたね。

そんな柔軟なDXだけど、王城では公子らしく振る舞うことが出来ることを見せ、
本心ではない演技だと判ってはいても怒った顔も格好良くてシビれちゃうんだよなぁ。
ルーディが思っている通り、騎士であり傭兵であるDXが如実に判る場面がこの17巻では多く、
流石は主人公だと納得させられることしきりでした。

しかしライナスとフィルが色街で見掛けたDX似の女性って、
どう考えても死んだとされている王女だよなぁ…
クエンティンはやっぱり食えん人物だぜ…(上手いこと言ったつもり

:: 2010/5/27 木曜日::

■[漫画]『革命の真実』とDXの選択「Landreaall」16巻

Landreaall 16 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
著者/訳者:おがき ちか
出版社:一迅社( 2010-05-25 )
定価:¥ 580
Amazon価格:¥ 580
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4758055041
ISBN-13 : 9784758055048
作者サイト:SWS

DXの父、リゲインから告げられる「革命の真実」…
王女に望まれて誰よりも騎士であろうとしたリゲインに待っていたのは狂った王からの叱責。
誰よりも王の剣であったのに、王妃と王女の区別が出来なくなる程に錯乱した王が、
王女からの信頼を一身に受けたリゲインを抹殺する為だけに戦争を起こしたという事実を前に、
何よりも剣を捧げた王女の為に王を殺したという事実。

泰然自若としているDXだけど年相応に悩むというのはあるんですよねー
とはいえ、ウルファネアで伊達にリドのお兄さんにボコられてなく、
現在進行形でまだ悩みながらも結局クエンティンの誘いをあっさりはっきりと、
DXの経験に沿って断ってるのは何とも彼らしいな、と思いました。

それとtwitterをやってる人なら知ってるかもだけど、おがきちかさんって「まおゆう」読んでるんですよね。
(参考:Togetter – まとめ「おがきちかさんの『魔王勇者』感想」
「Landreaall」という作品が目指す未来と「まおゆう」が描いた世界が似ているらしいですが、
確かに、例えば今回ライナスが主張していた『関わる人間全てが得をするのが本物の商売』
という商人としての矜持は「まおゆう」の魔王が持つそれに近いように感じましたね。
「Landreaall」が好きな人なら「まおゆう」読んでみるのもアリなんじゃないでしょうか。
もっとも、かなり長いので大変かとは思いますが…(笑

ちなみに私は「Landreaall」ではフィルが一番気に入ってるので、
Extraでの六甲とリドの奇妙な友人関係のエピソードは面白く読んでました。
イオンも言ってたけどDXと六甲の初めての友人が両方ともフィルってのは凄いよなぁ。
次巻からは舞台がまたアカデミーに戻るのでそちらにも期待です。

:: 2009/11/27 金曜日::

■[漫画]エキセントリックなDXのプライベートと衝撃的な革命の真実「Landreaall」15巻

Landreaall 15 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
著者/訳者:おがき ちか
出版社:一迅社( 2009-11-25 )
定価:¥ 580
Amazon価格:¥ 580
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4758054614
ISBN-13 : 9784758054614
作者サイト:SWS

待ちに待った15巻が遂に発売されたので買ったその日に3回くらい読み直してしまいましたよ。
今まで断片的に語られてきた過去に起こった戦争と革命が、
DXの元に訪れた二人目の玉階のクエンティンを呼び水に語られ初めて、
パズルのピースが埋まっていくようで感慨深かったんですが、
同時に「不在の王女」という謎も一つ追加されて更に物語に魅了されることに。

クエンティンのクセモノっぷりもさることながら、DXもやはり掴み所がないんですよね。
フィルの事を話している時の「ニンマァ~」って表情がDXらしさが出てるんだよなぁ。
森の奥での槍熊との話もエキセントリックだったけど、
過去に起こった事件を知ることでDXのことをより知ることが出来た気がします。
DXがこの若さでどこか達観してるような雰囲気なのもちょっと納得できたかな。

しかし友達ってのは良いモンですねー
気兼ねなく軽く喧嘩できる仲というのが特に良い。
ホント馬鹿ばっかなんだけど、馬鹿をやれる友達ってのは貴重なんですよね。
ちゃんと心のどこかで思いやり合ってるのは憧れるなぁ。

それにしてもやっぱりDXのお母さんのファレルさんは面白い人だなぁ…
ライナスたちのお土産が貴重な縁起物の砥石というだけであそこまで喜ぶのもそうだけど、
六甲のことも「息子たち」と自分の家族としてきちんと扱っている懐の大きさと、
娘のイオンを傷つけるものへの容赦のなさっぷりはホント、イカしてると思います。(笑

それとカバー下にはこがわみさき先生デザインの新制服案が!
こういうコラボレーションは面白いなぁ。
今から新学期が楽しみです。

:: 2009/5/26 火曜日::

■[漫画]その後のアカデミー騎士団とエカリープでの夏休み「Landreaall」14巻

Landreaall (14) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
著者/訳者:おがき ちか
出版社:一迅社( 2009-05-25 )
定価:¥ 580
コミック
ISBN-10 : 4758054142
ISBN-13 : 9784758054140
作者サイト:SWS

DXたちはウルファネアでの騒動を一段落させ、
イオンはアカデミーでのスピンドル襲来事件が収束し、
二人ともやっと故郷のエカリープに戻ることが出来、
竜胆と五十四さんも交え、ちょっと長めの夏休みの日々が始まったばかりの14巻。

一息付けたことでDXは自分の名前が持つ影響力とその行使について考え、
スピンドル事件で指揮を執ったティ・ティは学長相手に述懐したように、
イオンの名前を利用し傷付けてしまった事とかについて悩み、
それでも逃げずに前向きに立ち向かう若者たちの姿はちょっと眩しいくらいでした。

そしてフィルが女子寮内だけとはいえ叙勲されたのが我がことのように嬉しかった。
多分、前巻で騎士団に期待していないフィルにハルが不甲斐なさから涙した事を受け、
ジアが発起人となったんだろうけど、女子生徒の総意となっているのは間違いないだろうし、
やっぱり嬉しいものは嬉しかったなぁ。
たとえフィルがやり遂げた事が王国騎士団には認められなくとも、
身近な人たちには身分の差を超えて認められたのは本当に喜ばしかったです。
ジアが言っていた「自分たちで変えていく」のが有言実行され、
これから彼らが作っていくアトルニアの未来には確かに希望が見えたと思います。

イオンも女子生徒から叙勲されて本心から喜んでいたし、
ティ・ティの言うとおり、お姫様というより騎士に近いんですよね。
エカリープでのミムトンワーム退治でもDXに仕事を任されることが嬉しいみたいだし、
傭兵寄りのDXと違って、イオンはちょっと父親似なのか騎士寄りなのかも知れませんね。

それと巻末描き下ろしのエカリープに帰郷するまでの道中だけど、
ウールン一行の世直し旅の話はちょっと読みたいかも。
番外編とかでやってくれないかなー

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