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夏! 海! 青春!
:: 2016/2/3 水曜日::

■[漫画]そして始まる第五次聖杯戦争「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」2巻

Fate/stay night (Heaven’s Feel) (2) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:タスクオーナ
出版社:KADOKAWA/角川書店( 2016-02-02 )

作者サイト:A/O LABO

Kindle版:Fate/stay night [Heaven’s Feel] (1)
Kindle版:Fate/stay night [Heaven’s Feel] (2)

「問おう。あなたがわたしのマスターか」

Fateを象徴するあの名シーンから始まる2巻ですが、
ここら辺の展開は3つのルートはどれもほぼ同じなので、
知っている人も多いかと思います。

ただ、Heaven’s Feelということもあり桜の出番が多いんですよね。
たとえば実姉である凜との学校での触れ合いも描かれてましたが、
二人は遠坂と間桐という別の家の人間であるというけじめを付けた言動の中で、
二人が姉妹であることがよくわかる上手い見せ方をしていたと思いますよ。

セイバーとランサーの戦闘シーンや、
凜がセイバーを迎撃するシーンなんかは原作通りの絵でニヤリとしましたし、
士郎の名字を聞いた時のエセ神父の愉悦顔といった、
原作の隙間を補完するところは上手いなぁ、と思いました。
Fate/Zeroを知っている人なら愉悦顔の意味が読み取れて面白いと思います。

いくら桜ルートとはいえ他のルートとの明確な分岐はもう少し掛かるので、
デジャヴを感じる人は多いとは思います。
ですが、桜が間桐の家で過ごした話も随所に挟まれているので飽きることはないとは思います。
まぁ、間桐の家はいわゆるグロ場面が多いので耐性がないと辛いとは思いますが…

それにしても間桐臓硯…
桜の恋心と姉への嫉妬を煽るとかやっぱり陰険だなぁ…
読者的には桜の想いを知っているだけに辛い…
でも、これでこそHeaven’s Feelなんだよなぁ…
辛い… でも、だからこそ面白い…!

:: 2015/9/6 日曜日::

■[漫画]分野と才能と青春と「氷菓」9巻

氷菓 (9) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:タスクオーナ
出版社:KADOKAWA/角川書店( 2015-08-26 )
原作者サイト:汎夢殿
原作者twitter:米澤穂信 (honobu_yonezawa)さんはTwitterを使っています
作者サイト:A/O LABO
Kindle版:氷菓 (1)
Kindle版:氷菓 (2)

Kindle版:氷菓 (8)
Kindle版:氷菓 (9)

今年の2月に「氷菓」BD-BOXがついに発売されましたね!
「氷菓」BD-BOX [Blu-ray]

特典である描き下ろし漫画も読んだんですけど…
暗号解読はしばらく粘ったけれど全然解けなかったので、
諦めて読み進めたことを告白しておきます。(笑
里志のくせに良い暗号作るじゃないか…

で、この9巻なんですが「クドリャフカの順番」のクライマックス直前まで収録されています。
古典部 vs 怪盗十文字の騒動をメインに、
里志やナコルル先輩といった、
”自分の好きな分野に対して才能がなく、その分野に興味がない友人に才能がある”
という悩みを持つ若者たちの葛藤がそこにはあります。

「氷菓」の面白さは高校生らしい人が傷つかないミステリーだけではなく、
高校生らしい若者たちの葛藤を描いた青春群像であることも魅力の一つだと思います。
だからこそなのか、里志やナコルル先輩の苦渋とやり切れなさと諦観が滲んだ表情とか、
心を良い感じにヤスリがけしてくれますよ。
うーん、痛い… でも、ちょっと心地いい…

でも一番の魅力的なのはやっぱりえるだよねー
”卑猥な話”という言葉で固まるえるの純情さが尊い…
そういえば入須先輩からのアドバイスがえるには合わなかった件ですが、
よく考えれば里志やナコルル先輩とはある意味正反対である、
”自分の苦手な分野に対して才能がない”状況なんですね。
漫画でじっくり読んだことでやっと分かりましたよ。

ちなみに作画のタスクオーナさんですが、
現在「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」も同時連載中です。
Fate/stay night [Heavens Feel](1)Fate/stay night [Heavens Feel] (角川コミックス・エース)

それでいてこの「氷菓」9巻の作画は全然クオリティが落ちてないので、
今後も安心して読むことが出来そうです。
次回はついに「クドリャフカの順番」のクライマックスですね。
楽しみです。

:: 2015/7/5 日曜日::

■[漫画]ひさかたの光のどけき春の日に「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」1巻

Fate/stay night (Heaven’s Feel) (1) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:タスクオーナ
出版社:KADOKAWA/角川書店( 2015-06-26 )
作者サイト:A/O LABO

Kindle版:Fate/stay night [Heaven’s Feel] (1)

「Fate/Zero」「Fate/stay night UBW」のufotableによるアニメ化により、
一気に知名度が上がっているFateシリーズ。、
その原点となる「Fate/stay night」のPCゲームが発売された当時、
セイバー、凜、桜の三大ヒロインのうち、もっとも人気がなかったヒロイン。
それが間桐桜、その人です。

セイバーと凜はFateの表のシナリオを担当したのに比べて、
桜は一人、裏のシナリオを担当したということ。
偶像ではなく、人間らしく汚いところが多々見られたこと。
他にももろもろの理由があったんですが、人気が低いヒロインでした…

でも、だからこそ私は桜が好きなんです。
恋愛の負の側面を見せる人間くさいところが愛おしいんです。
もちろん三大ヒロインのうち最もおっぱいが大きいというところも重要です。
一番エロかったのも間違いなく桜ですしね!

そんな桜がヒロインとなるHeaven’s Feelが劇場版になるだけではなく、
更に「氷菓」をコミカライズしているタスクオーナさんがコミカライズするとは…!
タスクオーナさんは元々Fateの同人誌で活躍し、
少年フェイトにも参加されてた方ですのでFateへの情熱は疑いようがありません。
ですので実力的にも情熱的にも安心してお任せすることができます。

実際、この1巻はまだ序盤の序盤とも言える冒頭のみが収録されているんですが、
現時点で桜の家庭的な一面が見えており、とても可愛らしいです。

heavensfeel01_01

影があるからこそ日常の魅力が映えると言いましょうか。
彼女が抱える闇が垣間見える第0話も収録されているので、
それを読めば、より映えることとなると思います。

ちなみにタイガーこと藤ねえも可愛かったです。

heavensfeel01_02

このHeaven’s Feelでは他にもライダーやイリヤも登場の機会が多いので、
そういった意味でも期待が高まります。

掲載誌もヤングエースだし、多少のエロいことも許容されるのでは、という、
そういった意味でも期待が高まります。

:: 2015/1/27 火曜日::

■[漫画]読めばアニメを見たくなる「氷菓」8巻

氷菓 (8) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:タスクオーナ
出版社:KADOKAWA/角川書店( 2015-01-23 )
原作者サイト:汎夢殿
原作者twitter:米澤穂信 (honobu_yonezawa)さんはTwitterを使っています
作者サイト:A/O LABO

Kindle版:氷菓 (1)
Kindle版:氷菓 (2)

Kindle版:氷菓 (7)
Kindle版:氷菓 (8)

お料理研究会での料理対決で八面六臂の活躍を見せたえるだけど、
活躍しすぎて材料を切らしてしまったため、
最後の料理人である摩耶花は料理が出来ない状態に。
そんな窮地に陥った古典部チームに届いたのは、
古典部で店番をしている奉太郎の声で…

この8巻も面白かった!
アニメで感じた面白さを追体験させてくれるだけでなく、
漫画としての面白さが詰まってますからね。
アニメ放映から時間は経ってしまいましたが、
当時の感動を色彩豊かに思い出させてくれます。

でも実はアニメとは異なっている点も若干あって、
漫研の摩耶花と別派閥の子たちが着ていたコスプレが、
ボカロ系からまどマギに変わってましたね。(笑
その関係で派閥メンバーが一人増えてたけどそこも含めて些細なお遊びでしょう。
いや、アニメ放映時からの時代の変化に沿った変更なのかもしれませんね。

コスプレといえば漫画でじっくり読んで気付いたんですが、
摩耶花のコスプレって「ひみつのアッコちゃん」なんですね。
奉太郎に手鏡を渡す所でやっと気付きましたよ。
そして後書き読むまで初日のコスプレが「11人いる!」だったのに気付かなかったという…
いやー、通りで7巻の帯コメントが萩尾望都さんだった訳ですよ。
我ながら間抜け…

そしてアニメですが来月BD-BOXが出ます。

「氷菓」BD-BOX [Blu-ray]

TV未放映の単行本特典のプール回も収録されていますし、
タスクオーナさんの新規描き下ろしがあるのでファン必携ですね!
実は私はBOXが出るだろうと通常discを買い控えていただけに、
非常に楽しみであります。

私、BOXが届いたらアニメと漫画版を交互に鑑賞するんだ…

:: 2014/7/28 月曜日::

■[漫画]一生に一度の高校生ライフ「氷菓」7巻

氷菓 (7) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:タスクオーナ
出版社:KADOKAWA/角川書店( 2014-07-25 )
原作者サイト:汎夢殿
原作者twitter:米澤穂信 (honobu_yonezawa)さんはTwitterを使っています
作者サイト:A/O LABO

Kindle版:氷菓 (1)
Kindle版:氷菓 (2)

Kindle版:氷菓 (6)
Kindle版:氷菓 (7)

「クドリャフカの順番」に入り、カンヤ祭が描かれることになった「氷菓」ですが、
その名前の元となった文集は間違って200部も刷った為に
奉太郎以外の古典部員は色々と頑張っているんだけど、
えるはちょっと空回ってる感じで…

輝かしい高校生ライフを思い出させてくれる「氷菓」は、
何度も観たいし、読み返したくなる本当に良い作品です。
でも、この7巻に収録されている摩耶花とナコルル先輩との口論だけは、
正直薄目でハイスピードで読んでしまいました。
えーと、実は私の高校時代の黒歴史を思い出してですね…(笑
あったなー…、私にもあんな時代が…
元気にしてるかな、M先輩…

それ以外の所はじっくり読みましたよ!
特にお料理研究会でのえるの活躍っぷりは何度読んでも良いものです。
黒髪でポニテというだけでも最強なのに、
要領よく次々と見事な料理を作りあげていく女子力の高さ!
それでいてちょっと抜けている所もある可愛らしさ!
もう、ホントに千反田えるという女の子は最高の嫁じゃないですか!

そんなえるとは違った女子力を持つ入須先輩も良かったです。
しかし彼女ってまだ高校生のはずなのに、
あの論理的思考力と人の心理を読むスキルの高さは凄すぎでしょう。
でも、ちょっと支配されてみたい気がしないでもない…

それにしても今回のお料理対決の作画資料のために実際に作ったのかー
ぎせ焼きとか名前すらも知らなかった料理だけなので、
今回改めてググってみたけど、美味しそうだったので食べてみたくなりました。
我が家にもえるが来てくれないかしら…

:: 2014/4/27 日曜日::

■[漫画]さあ、文化祭です!「氷菓」6巻

氷菓 6 (角川コミックス・エース 387-7)
著者/訳者:米澤 穂信
出版社:KADOKAWA( 2014-04-26 )
原作者サイト:汎夢殿
原作者twitter:米澤穂信 (honobu_yonezawa)さんはTwitterを使っています
作者サイト:A/O LABO

Kindle版1巻:氷菓 (1)
Kindle版2巻:氷菓 (2)
Kindle版3巻:氷菓 (3)
Kindle版4巻:氷菓 (4)
Kindle版5巻:氷菓 (5)
Kindle版6巻:氷菓 (6)

コミックス版の「氷菓」、6巻が発売です!
今回冒頭に収録されているのはアニメオリジナルのプール回、11.5話のアレンジ回。
もちろん米澤穂信さんに書き下ろしてもらった脚本があるんですが、
それにしたって全く違和感がないというか、アニメが脳内再生出来るかのようでした。

しかし、アニメでも素晴らしかったけどえるの水着姿は本当に素晴らしいですね。
割りとスタイルが良いしポニテだしポニテだしポニテだし。
奉太郎に挨拶に来た時のポニテも良いけど、ひとしきりプールで遊んだ後に、
水で濡れて重量感が増したしっとりしたポニテもまた良いですよね。
タスクオーナさんは良い仕事をされてます!

プール回で入須から受けた精神的ショックを復調した奉太郎だけど、
次の文化祭では文集の部数ミスという面倒事が起こってしまったために、
古典部はちょっとした窮地に陥ることに。
もっとも奉太郎自身はそれほど気負ってないんですけどね。

それにしてもえるにとって文化祭というのは誘惑が多すぎだなぁ、と改めて感じます。
目的に向かって一直線に行きたいのに、好奇心を刺激するコトが多すぎて、
あっちへフラフラ、こっちへフラフラと行ってしまうし、
何より名家のご令嬢だから教養が高いために書道でも百人一首でも、
ある程度こなしてしまうからこそ、っていうのもあるんでしょうね。

まぁ、お陰様でえるのコスプレ写真を拝めることが出来たので嬉しいのですが、
はたしてえるはこの誘惑を断ち切り本懐を遂げることが出来るのか!?
アニメと原作で既に結末を確認しているとはいえ、
コミックス版でも「クドリャフカの順番」の結末まで描かれるのが楽しみです。

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