僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2013/3/21 木曜日::

■[漫画]青春とは嘘であり悪である。「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。-妄言録-」1巻

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。-妄言録-(1) (ビッグガンガンコミックス)
著者/訳者:渡 航 佳月 玲茅
出版社:スクウェア・エニックス( 2013-03-19 )
コミック ( 224 ページ )
原作者サイト:渡航日誌
原作者twitter:渡航 (watariwataru)さんはTwitterを使っています
作者サイト:トンカツ食いたい
作者twitter:れち (r_kaduki)さんはTwitterを使っています

ガガガ文庫で大人気な俺ガイルこと「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」のコミカライズ第1弾。
ビッグガンガンで連載中なんですけど、こちらはアニメシナリオ準拠らしいですね。
”らしい”というのも実はこの作品は原作未読だったりします。
評判は良いし、コミカライズの内容からしても私好みだと思うんですけど…
作者のPNを見て「何かロードバイクに乗ってそう」思った時点で思考停止したという、
物凄くどうでも良い理由で読んでなかったりします。(ぉ

「僕は友達が少ない」と言いながらハーレム系部活をエンジョイする内容な、
JAROに訴えたくなる作品とは違い、主人公八幡の「ぼっち」っぷりは既存作品の中でも群を抜いています。
「化物語」の阿良々木暦もかなりのぼっちでしたが、八幡のぼっち度は年季とレベルが半端ないっつーか。
まだ山奥で人間嫌いの祖父とふたり暮らしをしてた方がぼっち度が低そうな気がします。

いっそここまで来ると清々しいくらいのぼっち度と、
「据次タカシの憂鬱」の据次タカシ並みの暗い経験を持つ八幡が、
青春テロリスト的な作文を書いて提出したら巨乳の女教師である平塚静によって放り込まれたのが「奉仕部」
そこは人一倍の優秀さ故に孤高になっている雪ノ下雪乃が優れた人間として憐れな人間を救う部だった訳で。
八幡が所属してからボチボチくるようになった依頼に対して、
依頼人が自立するように促す活動をしていくんだけど…

それにしても八幡のぼっちで卑屈なトコが無駄にカッコイイですね!

八幡さんマジぼっち

この腐った魚のような目とか凄く八幡というキャラクター性が出てますよね。
目は口ほどにものを言うとは言いますけど、ここまで滲み出るのもまた凄い。
でもそれが嫌みに感じられず、むしろ卑屈な孤高っぷりがある意味格好良く感じられるから不思議です。

そしてキャラクター性が出てると言えばヒロインたちも出ていますね。
メインヒロインである雪乃の孤高さと可愛さが同居してるとこも良いですし、
平塚先生の少年漫画好きで巨乳なのも良いですが、
同じ巨乳なら私はやはり若さがある由比ヶ浜が一番好きかな!

巨乳な由比ヶ浜

ビッチ処女という、ギャップ萌えな所も良いですですよね。
それに明らかに八幡に好意を寄せてるトコが滲み出てるのがニヤニヤ度が高いです。
まぁ、そこに全く気付かない護身完了している八幡さんマジパネェ、とも思うのですが。(笑

来月からアニメが始まりますけど、期待が高まるコミカライズだと思います。
漫画としてよく出来ていますし結構オススメですね。
この勢いで原作も読んでみたいけど結構巻数が進んでるからなぁ…
買うにしても折角だからKindle版で読みたい所です。

ガガガ文庫 やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(イラスト完全版)

まぁ、買うなら読みやすい端末をまず買うことから始めないとですけども。
買い換え予定のXperia ZでKindleって読みやすいのかしら…

:: 2012/12/25 火曜日::

■[漫画]恋に『待ちガイル』なんてねぇ…と思うぜ…?「ハイスコアガール」3巻

ハイスコアガール(3) (ビッグガンガンコミックススーパー)
著者/訳者:押切 蓮介
出版社:スクウェア・エニックス( 2012-12-25 )
コミック ( ページ )
作者サイト:カイキドロップ
作者twitter:押切蓮介 (rereibara)さんはTwitterを使っています

帯にもあるように「このマンガがすごい!2013」や「コミックアワード2012」で受賞し、
一躍有名になってきた20年前のゲーセンを舞台にしたゲーセンラブコメ!
現在30代中盤の男性をピンポイントに狙い撃ちしすぎな内容ですが、
その面白さは本物だと言えましょう!

というかですね、本当に懐かしくて読んでて当時を思い出しまくりな訳ですよ。
夏に松山に帰省した時は幼稚園から高校まで一緒だった幼馴染みと当時のゲーセンを巡って、
高校近くのベガは潰れてたけど銀天街のショッカーと愛大近くのバンバンが現役で驚きつつも、
パズルボブルとかかなり古いゲームを遊んで楽しんだりした訳ですよ!
何より友達との思い出を語り合えるキッカケを作ることが出来て色々と嬉しかったですね。

さて、この3巻では高校受験を控えるハルオは大野さんとの仲が微妙なまま、
修学旅行に突入して、小春と滋賀県田舎町巡りやって大野さんの嫉妬を買い、
大阪でのゲーム大会で大野さんと因縁の対決を実現したりしながら、
時には肉代言語で語り合い、時にはゲーセンで一緒に遊んだりと、
受験という大きな節目を目前にしてハルオはハルオで色々と決意する訳だけど…

いやー、ハルオが相変わらずお子様で恋愛感情ナッシングなので、
小春も大野さんも大変だな。(笑
ハルオとデートっぽいことをしてちょっと前進したように見える小春だけど、
全体を通してみるとやはり大野さんはヒロインとして格が違ったな! と。

相変わらず全くといって良いほど台詞がない上に、
ハルオと容赦なくリアルファイトして拳で語り合う凶暴さもあるんだけど、
それでもメチャクチャ可愛いんですよね、大野さんは!

ハルオがいつまでも恋愛感情がないKYな為に怒りゲージマックスでケンカになっても、
バカがバカなりに真っ直ぐな想いを文字通りぶつけ合う青春模様にはグッと来るモノがあります。

ハルオがバカなりに大野さんと一緒に居たいが為に難しい高校を受ける為に頑張り、
その結果までが収録されている訳ですが、そこは是非ご自分の目でご確認ください。
取りあえず次号からは高校生編が始まるのは確かだと思いますので、
首を長くして待ちたいと思います!

まぁ、私は続きが気になって仕方ないので連載本誌のビッグガンガンを買い続けるつもりですけどね!
ちなみにこの3巻の続きが本日発売のビッグガンガン2013年Vol.01に掲載されていますので、
是非とも買って読むべきだと思います!

ビッグガンガン 2013年 Vol.1 1/23号
スクウェア・エニックス (2012-12-25)
:: 2012/9/29 土曜日::

■[漫画]決戦! レベロント!「ユーベルブラット」12巻

ユーベルブラット(12) (ヤングガンガンコミックス)
著者/訳者:塩野 干支郎次
出版社:スクウェア・エニックス( 2012-09-25 )
コミック ( 220 ページ )
作者サイト:塩野干支郎次のサイト ethereal shine
作者twitter:塩野干支郎次 (etoroujishiono) は Twitter を利用しています

3冊同時刊行とか塩野干支郎次さん死ぬんじゃないかと!
まぁ、内一作は今回がラストなんで問題ない…、のか…?

「ユーベルブラット」はこの12巻からがビッグガンガンでの復活した分が収録されています。
初っ端からカラーでエルサリアさんの全裸が見られたりとサービスシーンもありますが、
表紙の黒さから分かるようにダークファンタジーっぷりは相変わらずです。

帰還したケインツェルと城攻め屋”無敗”のベッツェガルムとの再会は熱いよなぁ。
こういった「姿が変わっても一目で分かる」「十年以上前の約束を忘れず違えない」
というシチュエーションが私は凄く好きなのでこの12巻では一番好きな場面です。
例えベッツェガルムがずんぐりむっくりなおっさんだろうと関係ないですよ。
再会を果たせた男泣きの顔は最高に格好いい!

対して選帝侯に攻め寄せるレベロントの息子、グエルードはコンプレックスの塊であるが故に、
ケインツェルを討つという妄執に囚われて自分だけではなく部下もろとも自滅する道に…
レミングの行進の如きグエルードの暴走と死、そしてレベロントにも宿る復讐の炎と、
復讐の連鎖が生み出す暗黒の流れはある意味ダークファンタジーらしいです。

そしてそんなレベロントVSケインツェル&選帝侯の対決の最中、
沈黙を守っていたイシューディーンの参戦とまさかのグレンの参戦。
死んだはずのグレンが何故復活できたのか。
そしてどうやって若返った姿でいるのか。
謎が謎を呼ぶクライマックスが近いと感じさせる物語の臨界点なだけに、
続きも凄く気になります。
うーむ、楽しみだ…

:: 2012/8/14 火曜日::

■[漫画]ハルオのゲーセン通いには女子分が多い「ハイスコアガール」2巻

ハイスコアガール(2) (ビッグガンガンコミックススーパー)
著者/訳者:押切 蓮介
出版社:スクウェア・エニックス( 2012-06-25 )
コミック ( 173 ページ )
作者サイト:カイキドロップ
作者twitter:押切蓮介 (rereibara)さんはTwitterを使っています

時は流れ、1993年。
Jリーグも開幕し、世界がまた動き出してもゲーセン通いを止めないハルオ。
しかしそんなハルオの隣には大野さんはおらず、
代わりに後ろにはハルオを見つめる日高小春がいて…

2巻ではラブコメ濃度が更に濃くなりましたが、
ゲーセンの記憶を褪せることなく思い出せる描写も満載です。
もうすぐ中3になろうかというハルオを見つめるのは、
人付き合いが苦手で熱中できるものがなく、
ゲームに熱中するハルオにある種の憧憬を抱いていたら、
いつの間にか恋心が芽生えてしまっていた日高小春。

とはいえ、ハルオは根っからのゲームバカの唐変木なので、
後ろから見ているだけでは気持ちが通じるはずもなく…
自分がハルオの目に写ってないと自覚していながら、
好きな気持ちを諦めたくないという恋する女の子していて凄く可愛いのです。

そんな小春の前に現れるのは帰ってきた大野さん。
帰国直後に稼働したばかりのスパIIXで豪鬼を選択して圧勝しながらも、
ハルオの隣に小春が居るのを見てしまいヤキモチ焼いてハルオとの対戦を拒否したりと、
行動の端々がヤバイくらいに可愛くて悶絶してしまいます。
うーん、小春も大野さんもそれぞれの可愛さがあって選ぶのが難しいですよ…
スパIIで春麗とキャミィのどちらを選ぶかくらいの究極の選択!
今後の展開が気になりますよ!
まぁ、小春の方が報われないオーラ出てますけど!(ぉ

余談ですがスパIIXが出た当時なら私が丁度ゲーセン通いを友人に連れられて始めた頃ですね。
スーファミで鍛えたからと中途半端に自信を持って春麗で挑んだら、
友達が操る豪鬼に瞬殺された覚えがあります…
いやー、当時はソッコーで小遣いが無くなっていったっけなぁ…
懐かしい…

:: 2012/8/13 月曜日::

■[漫画]30代男子必見!「ハイスコアガール」1巻

ハイスコアガール(1) (ビッグガンガンコミックススーパー)
著者/訳者:押切 蓮介
出版社:スクウェア・エニックス( 2012-02-25 )
コミック ( 173 ページ )
作者サイト:カイキドロップ
作者twitter:押切蓮介 (rereibara)さんはTwitterを使っています

押切蓮介さんの漫画はホラー系と思い込んでまして、
ぶっちゃけ言いますと2巻発売当初にたまたま漫画喫茶で手に取るまでアウトオブ眼中でした。
でも、読んでみるとこれがまた私の世代に直撃セガサターンでして、
それもそのはず、押切蓮介さんって私と一歳しか違わないんですね!
いやー、通りで湾岸戦争やら雲仙普賢岳の噴火とか当時の思い出とリンクするはずですよ。

時代が動いた1991年、そんな世相とは関係なくゲーセン通いに没頭していたバカガキのハルオ(小六)が、
クラスで話題のお嬢様である大野さんとストIIで対戦するも、大野さんの実力が圧倒で敗色濃厚に。
そこで待ちガイルと投げハメを使ってでも意地でも勝とうとしたら、リアルファイトを食らうことから物語は始まります。

とはいえ、私は91年の頃はゲーセンには全く通ってなくて、
家でスーファミのストIIやるくらいだったのでそれほど詳しくないのですが…
それでもハルオたちが遊園地に行って、酔ってゲーセンに退避というシチュが、
修学旅行のエキスポで酔って吐いたI田くんが、ゲーセンに退避した思い出そのまんまで、
やたらと興奮したりするわけなんですよ!
そうだよなー、私も一緒にゲーセンに行って春麗で挑んだら、
I田くんのブランカにかじられて、M浦くんのザンギエフに吸い込まれたよ…

まぁ、私と違うのはハルオには大野さんという女の子が身近に居ることですね。
そこに小学生らしい、ラブコメ未満な子供たちなんだけど、
仄かに感じられる甘酸っぱい香りが何とも良い味を出しているのです!
具体的に言うと無口なのに目は口ほどにものを言う大野さん可愛い。

二人のゲーセンを通した交流は時にヘッドバッドだったり、足を踏んづけたりと、
割りと肉体言語なモノが多かったりするんだけど、確かにゲームを通して気持ちは通じ合っていて、
その時々の大野さんの気持ちが言葉はないのに透けて見えて愛おしいんですよね。

ハルオも大野さんが海外に転校する時にお別れ会では心にもないことを言ってしまうという、
小学生男子らしいカッコ悪さを見せながら、自分の心の中にいるガイルに諭されて、
ギリギリ見送りに間に合うという展開は胸にこみ上げてくるものがありますよ。

ラブコメ作品としても一級のモノがありますが、
ゲーセンに通っていた現在30代の男子なら当時の記憶を思い出すことができるので、
是非ともご一読を!

:: 2012/3/24 土曜日::

■[漫画]ころたんイェイ~「咲日和」1巻

咲日和(1) (ビッグガンガンコミックス)
著者/訳者:木吉 紗
出版社:スクウェア・エニックス( 2012-03-24 )
コミック ( ページ )
作者サイト:トギノマニュアル
作者twitter:木吉紗 (gyuniku) は Twitter を利用しています

「咲 Saki」のスピンオフ4コマだし!

という訳で「咲 Saki」は主人公たちだけではなく対戦相手も非常に良いキャラばかりなので、
遊ばせておくのが勿体ないことこの上ないと思っていたらこの「咲日和」ですよ!
清澄から全国大会で出てきたばかりの姫松の愛宕姉妹まで、
色んなキャラの魅力が存分に詰まった一冊です。

いやはやどの高校もキャラの特性が存分に活かされていて、
読んでて「あぁ、確かにこのキャラならこういう言動するよなぁ」と納得させられるし、
何よりそれが凄く面白く感じるんですよね!
蒲原(ワハハ)と妹尾(隠れ巨乳)の幼馴染みっぽさがよく出てたり、
愛宕姉妹の大阪な仲良しっぷりとかね!

ワハハと言えば単行本を下から見ると…

ワハハ

何故かそこにはワハハが…

くそぅ! 不意打ちだよ!
モモじゃないのにステルスだよ!

いやー、本当にどのキャラも魅力的すぎですよね!
彼女たちの一歩踏み込んだプライベートが見られて凄くニヤニヤしちゃいます。
しかし巻末の小鍛治プロとこーこちゃんのエピソードは最高っすなー
私も小鍛治プロの寝顔を見たいです。
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