僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2009/8/31 月曜日::

■[ラノベ]女装率が異様に高い「バカとテストと召喚獣」6.5

バカとテストと召喚獣 6.5 (ファミ通文庫 い 3-1-8)
著者/訳者:井上 堅二
出版社:エンターブレイン( 2009-08-29 )
定価:¥ 588
Amazon価格:¥ 588
文庫 ( 254 ページ )
ISBN-10 : 4757750404
ISBN-13 : 9784757750401
作者サイト:始まりは謝罪から
絵師サイト:FOX_TALE

4つの短編中3つ、つまり75%という圧倒的な女装率を誇り、
更に空気を読んだかのようにそこに葉賀ユイさんの本気のイラストが入るという、
性差の垣根を取り払った自由な世界がここにあります。
というか作者は病気でしょう。(容赦ない断罪
ですがまぁ、読者も病気なので(決めつけ)ワッホイワッホイと喜ぶばかりなのです。

今まで秀吉にそっくりという説明文だけで出番が無かった姉の優子メインの短編では、
この作品の女性キャラらしく普通にバイオレンスなだけでなく、
BL好きという属性が追加され、何とも残念なことに。
もっとも一部の人にはご褒美でしょうけど。(私含む

前回からの続きで、夏の海辺に泊まりがけの旅行に来た明久たちだけど、
相変わらずというか本当にバカでバカでバカで。
でもそのお陰でアキちゃんたちが浴衣ミスコンにエントリーして、
アキちゃんの天然男殺しのキュートな姿を拝めたので結果オーライかな、と。
ちょっとツリ目だけど、花の髪飾りを付けてるのがポイント高いですよね。

最後の1本はいつものバカテスらしくない、しっとりとしたお話。
坂本と霧島さんの二人の幼い日の思い出。
神童と呼ばれていた坂本が腕っ節が強いバカになり、
霧島さんが坂本に生涯恋するエピソードは普通に良い話でした。

それにしても秀吉の浴衣姿をもっと見たかったなぁ…
それだけが心残りです…

:: 2009/5/8 金曜日::

■[ラノベ]下手の一念想いを通す「バカとテストと召喚獣」6巻

バカとテストと召喚獣 6 (ファミ通文庫)
著者/訳者:井上 堅二
出版社:エンターブレイン( 2009-04-30 )
定価:¥ 609
文庫
ISBN-10 : 4757748272
ISBN-13 : 9784757748279
作者サイト:始まりは謝罪から
絵師サイト:FOX_TALE

TVアニメ化も決定、少年エースでのコミカライズも開始!
と色々と順調なバカとテストと召喚獣も6巻目。
工藤愛子が表紙に来たりと意外な人選に驚きを隠せなかったりします。
次に来るのが葉月か高橋先生かで作者側がロリか年増好きかが判ると見た。(ぉ

相変わらず軽快にバカで、読んでて非常に楽しい作品です。
コメディの面白さは人前で読むには危険な領域に達しており、
自宅で誰もいないのを確認してから読むことを推奨します。(笑
という訳で書店で立ち読みとかは以ての外なんだよ?

今回は夏期補習のFクラスと夏期講習のAクラス+αの面々が、
試召戦争システムの不備で召喚獣がオカルト風味なったのをキッカケに肝試しをすることに。
そこに常夏コンビを含めた3年が絡んできて思わぬ肝試しバトルになる訳ですが、
Fクラスは良い感じにバカだし、明久はそれに輪を掛けて大バカで鈍感なんだけど、
女の子が泣かされたら一念発起せざるを得ない主人公らしさを見せてくれてカッコイイです。

今回は美波が召喚獣のビジュアルといい、チンパンジーといい可哀想で、
どちらかというと姫路さんのヒロインとして躍進した感じでした。
料理がアレだったり、ヤンデレ度が高まってきた昨今なだけに良いバランスかと。
次回は玲お姉さんも本編で再登場な短編集ということで、
ラブコメ展開がどういったものになるのか気になりますねー

しかし今回、一番フラグが立ったのは秀吉なのではないかと思ったりも…

:: 2008/11/28 金曜日::

■[ラノベ]愛すべきバカとバカ姉と「バカとテストと召喚獣」5巻

バカとテストと召喚獣5 (ファミ通文庫 い 3-1-6)
著者/訳者:井上 堅二
出版社:エンターブレイン( 2008-11-29 )
定価:¥ 630
文庫
ISBN-10 : 4757745184
ISBN-13 : 9784757745186
FOX_TALE ENTRANCE

吉井アレクサンドロス大王は家族の海外遠征に伴い気儘な一人暮らしをしていたが、
刺客であるバスローブ姿の巨乳(Eカップ)である吉井玲に強襲され窮地に陥った!
そこで吉井アレクサンドロス大王は固有結界「王の軍勢」を発動させ、
坂本雄二(ハーフパンツ)や秀吉や姫路さんに美波といった戦友に支えられながら、
最後の挽回のチャンスである期末試験に臨むのであった…!

ホントの所は実の姉で且つ才媛なんだけど一般常識が欠如している吉井玲の生活チェックされ、
明久の一人暮らしがピンチったんでみんなでお勉強会しましょう!
という単純なあらすじなんだけど、そこはそれ、この作品です。
美波に島田さんに秀吉に玲にと無自覚に愛されまくっている明久が相変わらずバカで、
何よりそのコメディっぷりに抱腹絶倒で笑いが止まらない状況です。

美波と妹の葉月によるさり気ないラブ攻勢もそうだけど、
小学生時代からの想いを抱く姫路さんの可愛さ。
そして不器用な姉のバカな弟への判りにくいけど惜しみない愛情が良いんですよ。
今回はサブキャラの工藤愛子も良い味を出してたと思います。

しかしこの作品の影の主人公であるのは井上堅二作者本人でしょう。
折り返しにある作者コメントの時点で噴いたし、
あとがきの内容が毎回の如く洒落にならない面白さで…(笑
いやはや次巻も楽しみでなりません。
本業も大変かとは思いますが早めの執筆を楽しみにしておりますよ…!

:: 2008/5/31 土曜日::

■[ラノベ]ペッタンコでも揺れるんです「バカとテストと召喚獣」4巻

バカとテストと召喚獣4 (ファミ通文庫 い 3-1-5)
著者/訳者:井上 堅二
出版社:エンターブレイン( 2008-05-30 )
定価:¥ 588
文庫
ISBN-10 : 4757742363
ISBN-13 : 9784757742369
絵師サイト:FOX_TALE

テストと召喚獣はオマケです。
偉い人にはそれが分からんのですよ!

と誰が言ったか分かりませんが、やっとこさ「バカとテストと召喚獣」が発売!
長編はレイニー止めから半年以上待たされましたからねー
バカテスのラブコメ分を渇望していた私はホント首を長くして待ちましたよ。
ただ4巻を読んだらもっともっとバカテスのラブコメ分を欲しくなってしまいました。
ヤバイ! このラノベは中毒性がある!(今更

ペッタンコこと島田美波からの突然のキスで始まりトキメキ展開を予想するも、
いきなり2-Fのモテない男子生徒一同からの異端審問会こと公開処刑が始まり、
何ともこのラノベらしいなぁ、と安心させてくれます。
ですが、美波のポニテを巡って読んでて恥ずかしくなるトキメキ展開もあったりで、
独り者には辛く、でも渇望してやまないラブコメっぷりを見せてくれるので油断できません。

またもや試召戦争とかがあったりしますが、そんなのは所詮話を転がす為のものです。
姫路さんや秀吉も非常に攻撃力の高いラブコメ攻勢をしてくれますが、
やはり4巻の見所は美波がヒロインの怒濤のラブコメ展開でしょう。
途中のイチャイチャっぷりも良かったですが、ラストの美波の可愛さはヤバイ!
こりゃー、姫路さんも秀吉もうかうかしてられませんよ。

そしてこのラノベで重要なのは葉賀ユイさんの最強のイラストです。
随所に見せてくれるハイクオリティなイラストで萌えさせてくれて、もう大満足!
巻末の後書きではナチュラルに秀吉がスク水を着てて全く違和感がありませんでした。(笑
カバー折り返しの挨拶文も面白いし、作者の井上堅二さんともども頑張って頂きたいです。
特に井上堅二さんは痴漢にめげず、頑張れ…!(笑

:: 2008/2/3 日曜日::

■[ラノベ]秀吉フィーバー!「バカとテストと召喚獣」3.5

バカとテストと召喚獣3.5 (ファミ通文庫 (い3-1-4))
著者/訳者:井上 堅二
出版社:エンターブレイン( 2008-01-30 )
定価:¥ 609
文庫
ISBN-10 : 4757739796
ISBN-13 : 9784757739796
 
絵師サイト:FOX_TALE

性別「秀吉」なメインヒロインが遂に表紙を飾る時がやってきました!
当初メインヒロインと目された瑞希が主人公明久への思いからかヨゴレてきたのに対して、
秀吉は順調にヒロインとしての格というものを上げてきましたからね!
作者と絵師の、そして読者の愛を一新に浴びたヒロイン、それが秀吉!
寝起き姿、ランニング姿、水着姿、ウェイトレス姿と秀吉尽くしの1冊です。

今回は3.5と半端な数字から判る様に短編集であります。
1巻前、1,2巻の間、2,3巻の間を補完するエピソードが収録。
2巻で出てきた葉月ちゃんの初登場話や、3巻の明久ラブレター騒動が判明するだけでなく、
みんなでプールで遊ぶ話に雄二に一途の恋する乙女の翔子の話とか収録。
コメディ成分で満たされ、たまにいい話も入っている面白さは最高です。

今回のヒロインは間違いなく秀吉で、挿絵付きでポロリまであったりするのですが、
主人公である明久も見逃せないんですよね。
小学生の葉月にすらバカと呼ばれながらも好意を寄せられているその愛すべきキャラというか。
バイト先でお客のお姉さま方からも励まされたりとバカな子ほど可愛いんでしょうね。
結構モテてるのに恋愛についてもバカというか鈍感なのが美味しいんだよなぁ。

軽妙で愉快な会話のノリや文体が面白いのは勿論ですが、
この作品が面白い理由の一つに葉賀ユイさんがいるのは間違いありません。
あとがきで

「読者サービスという言葉がありますが、あれ欺瞞ですよね。正しくは作者サービスです。」

と仰ってるようにノリノリで描いてるのが判るのが面白さを加速していると思います。
葉賀ユイさんの可愛さ炸裂120%のキャラクターとSDキャラは読者の心を虜にしますよ。
もし漫画化されとしたら作画は葉賀ユイさん以外考えられません。
ファミ通文庫の作品なだけにメディアミックスされるか不安ですが、何とか頑張って欲しい所です。

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