僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2023/4/5 水曜日::

■[漫画]頑迷な祖父と快男児の孫「黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ」3巻

メアリーと義父のティモシー卿が乗った馬車が凶賊たちに襲撃され窮地に陥る。
そこへ駆けつけたのはメアリーの愛息、パーシーと、
何故か巧みに馬を操るエルシィ。
二人は協力して凶賊たちを撃退しようとするが…?

いやはや、パーシーとエルシィのコンビが馬を駆るシーンは圧巻ですね。

流石は藤田和日郎さんだと思わせる作劇ですよ。
馬の躍動感が素晴らしい上に、
凶賊たちの中に突っ込むパーシーの快男児っぷりが爽快でしたね!
これには頑なだったティモシー卿も考えを改めてしまうのも当然でしょう。

メアリーという色眼鏡を外したティモシー卿は、
パーシーとは祖父と孫、という普通の関係を築けるようになってるみたいで、
この二人の関係がとても良いものだと思えます。

頑迷なティモシー卿の心を開くことができる好漢。
パーシーはとても良い男子であることから、
メアリーの教育は悪くないんじゃないかな、とも思えるんですよね。

後半ではエイダ伯爵夫人から厳しいことを言われているメアリーだけど、
彼女は彼女なりに足掻いている途中なのだと思います。
モーニング最新話では吹っ切れて答えを得た上で行動しているので、
次巻以降にも注目したいです。

:: 2023/4/3 月曜日::

■[漫画]水着や浴衣も「焼いてるふたり」10巻

焼いてるふたり10巻焼いてるふたり10巻
出版社:講談社
作者名:ハナツカシオリ
作者twitter:ハナツカシオリさん(@hntkchan) / Twitter
紙書籍通販:焼いてるふたり (10)
Kindle版まとめ買い:焼いてるふたり
DMM電子書籍:焼いてるふたり (10)

千尋さんと同じく東京からやってきた望月くんは不健康そうなイケメンで、
有能だけどコミュ障気味でちょっとめんどくさい。
でも、千尋さんの包容力と健太の料理スキルに懐いて、
福山夫婦推しになってくれるのだった…!

また新たなサブレギュラーメンバーが追加されましたね!

そんなほのぼのエピソードから始まったと思いきや、
次に出てくるエピソードが千尋さんの寝癖フェチというあたりが面白いですw

寝癖が出来るかは髪質とか寝相とか湿度とか色々関係ありそうですが…
こんな変わったところに性癖があるとは…
ある意味、千尋さんらしいなぁ、と思いました…w

料理については牡蠣のカンカン焼きとか美味しそうでしたが…
パクチー料理に関してだけは、ダメでした…
私は好き嫌いがない方ですが、パクチーだけはダメでして…
私は健太のように乗り越えて、好物になり、育てるまでにはいけそうにありません…!

それと、表紙の千尋さんの水着ですが、
第83話で着ている水着とはまた別のやつですね?
それに第85話では浴衣を着てたり、
第87話では乳幼児時代やJK制服時代の千尋さんの写真が出てきたりと、
色々な千尋さんが見られて大変良かったです。
惜しむらくは牛柄ビキニ千尋さんを健太しか見ることが出来なかったことでしょうか…!

次に期待…!

:: 2023/2/14 火曜日::

■[漫画]おしどり夫婦の幸せ家族「ざんげ飯」7巻

ざんげ飯7巻ざんげ飯7巻
出版社:講談社
作者名:こだまはつみ
作者twitter:こだまはつみさん(@k8d2m3) / Twitter
紙書籍通販:ざんげ飯 (7)
Kindle版まとめ買い:ざんげ飯
DMM電子書籍:ざんげ飯 (7)

ついに「ざんげ飯」が大団円です。
もうちょっと読んでみたい気持ちはあるんですが、
最後まで綺麗に描ききっているので、やりきった感もあるというか…
おそらく、元々このボリュームで終わるのを目指してたのかな、とも感じます。

千夏の祖母のことも考えて、兄を待たずに結婚式を挙げることになった二人だけど…
やはりというか、席次表に悩んで千夏に怒られるとか、とても隆史らしいです。
まぁ、今回は村井っちと安孫子さんの問題があるので、悩むのは仕方ないと思うんですけどね…w
もちろん、そのお詫びで料理を作るのも隆史らしかったです。

そして懸念となっていた村井っちですが…

もっちー先輩に背中を押してもらった安孫子さんが頑張ってくれましたよ!
というか、安孫子さんってば可愛いすぎるのでは…?
村井っち… 大切にしろよ…!

肝心の結婚式は千夏の兄がタイミング良く帰ってきたこともあり、
とても二人らしい内容でしたね…!

普通、ファーストバイトは旦那さんに大食いを期待するものですが…
まぁ、大食らいの千夏ですからね!
隆史がわざわざ取り寄せるのも当然というか…
とても二人らしいファーストバイトで笑っちゃいましたw

結婚式の後のエピローグが二人の子供が出来た数年後、
というのもとてもオーソドックスなものですが、
読者である私が読みたかったものなので、とても嬉しかったです。
峯田家の幼児の世話をしている時から思ってたけど、
この夫婦は育児もできる良い夫婦ですね…

それでいてちゃんと夜の生活にも積極的だし…
今後も隆史と千夏がラブラブでありそうなので安心しました。
末永くお幸せに…!

:: 2022/12/26 月曜日::

■[漫画]ゲーミングおじいちゃん「マタギガンナー」2巻

マタギガンナー2巻マタギガンナー2巻
出版社:講談社
原作者名:藤本正二
原作者サイト:藤本正二の漫画活動記録
原作者twitter:藤本正二さん(@namasute123) / Twitter
作者名:Juan Albarran
作者サイト:Patreon logo
作者twitter:Juan Albarranさん(@JuanAlbarran75) / Twitter
紙書籍通販:マタギガンナー (2)
Kindle版まとめ買い:マタギガンナー
DMM電子書籍:マタギガンナー (2)

元マタギの山野仁成が暇潰しに始めたFPSで世界有数のプレイヤーとなり、
プレイヤーネームから所在を嗅ぎつけた少女に誘われた協力プレイで、
世界トップレベルのプロプレイヤーのキルキャットを返り討ちに!
リベンジマッチを申し込まれて盛り上がる少女を他所に、
山野仁成は… 事情をよく理解出来ていないのであった…!

山野さんはとても強いんだけど、
プレイヤーの操作方法しか理解していないので、
自分のランクを上げることすらわかっていないのが笑えますね…w

最強のルーキーとか、本当の初心者に取っては最悪でしかないんですが、
山野さんだから仕方ないよね。

それでも強いからこそプロのキルキャットから狙われるんだけど、
本人はそこら辺を全然わかってなくて、
ただ、手強い敵に立ち向かうだけっていうスタンスも格好いいです。

とはいえ、プロ3人に対してたった一人で立ち向かった挙げ句、
チートを使われても勝ってしまうとか最強すぎる…!

世界トップランカーがルーキーに敗れたということで、
ゲーマーたちが騒然としている中でも、
山野さんは白菜を育てて満足そうにしている対比が面白いんですよね。

かつて愛する妻と育てたことがある白菜を作り始めるくらいに前向きになったのは、
ゲームのお陰だとは思うんだけど、
だからといってゲームを仕事とすることはなさそうな山野さんが、
今後どういう風にゲームと向き合っていくのか予想ができないですね。
続きが楽しみです…!

:: 2022/12/25 日曜日::

■[漫画]はじめてのキャンプ「焼いてるふたり」9巻

焼いてるふたり9巻焼いてるふたり9巻
出版社:講談社
作者名:ハナツカシオリ
作者twitter:ハナツカシオリさん(@hntkchan) / Twitter
紙書籍通販:焼いてるふたり (9)
Kindle版まとめ買い:焼いてるふたり
DMM電子書籍:焼いてるふたり (9)

実はキャンプをまだしたことがなかった健太の背中を押した千尋さんが、
夫婦二人で初心者向けのキャンプ場でキャンプをするところから始まる9巻です。
キャンプでは特にトラブルが起こるということもなく、
予習もバッチリな健太が念願のキャンプをしっかりと堪能できていて微笑ましかったです。

さて、この9巻ではキャンプ以外もしっかり充実しており、
テーマとしては「甘やかし」ではなかろうかと考える次第です。
まず、仕事を終えた千尋さんが自分で自分を甘やかす第74話。

昼から泡風呂&丹念なスキンケアに新品の部屋着で、
甘々なスイーツを自作して自分で食べるというご褒美タイム!

結婚前の千尋さんの性格から考えると、
こういった自分を甘やかすといった生活も健太の影響なんでしょうね。
人生が充実するというのはとても素敵だと思うのです。

そして、千尋さんを庇って手首を捻挫した健太を甘やかす第74話。

上げ膳据え膳、至れり尽くせり。
まるで子供のように健太を甘やかす千尋さんを見ていると、
ついつい調子に乗って甘えてしまう健太の気持ちもよくわかります。
お互いを甘やかす日とか有っても良いんじゃないかな、と思うのです。

それはそうと巻末にサイン会のことが描かれてましたが、
私は運良く参加することが出来まして。
折角だからと舞台探訪するかと浜松城に行ったら改装工事中だったでござる…w
まぁ、サインも貰えたし話もできたし、お土産も買えたし満足度が高いサイン会でした。
しかし、会場がSAっていうのはやっぱり珍しいと思います…w

:: 2022/11/23 水曜日::

■[漫画]男尊女卑の時代で「黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ」2巻

歴史に残る名作「フランケンシュタイン」を生み出したメアリー・シェリーが、
女コサックの死体から生み出された怪物エルシィを女王陛下の護衛として教育するという、
奇想天外な世界観で描かれる黒博物館シリーズ第3弾の2冊目です。

メアリーが義父から新たに依頼された仕事は、
寄宿学校の内偵というものなんだけど、
これがまたヒドイもので…

男尊女卑が徹底された時代の英国は、
確かにこんな人たちが大勢居たんだろうな、と思わされますね。
メアリーの母親はフェミニズムの先駆けだったんだろうけど、
それを快く思わないのは女性にも居ただろうことは、
現代の社会情勢を見ているだけでも容易に想像できます。
オタク擁護をした女性を叩きまくる女性が多いもんなぁ…

そんな外道な奴等を一掃するだけでなく、
ご高説を垂れるノータリンを論破するエルシィが格好いいのです。

しかしまぁ、エルシィは格好いいんだけど、
力なき正義は無力だということを思い知らされますね。
権力なり暴力なりの後ろ盾がないと、正義というものはかくも脆いものであるなぁ。

それにしても黒博物館シリーズにしては珍しく長編になりそうですね。
少なくとも次の3巻でも完結しそうにないです。
何となく、全5巻くらいになりそうな予感…

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