僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2017/12/4 月曜日::

■[漫画]国内外の問題と勤勉なヒモ「理想のヒモ生活」2巻

理想のヒモ生活2巻理想のヒモ生活2巻
出版社:KADOKAWA
原作者名:渡辺恒彦
原作者サイト:渡辺 恒彦
作者名:日月ネコ
作者twitter:日月ネコ ひのつきねこ (@Hinotsuki_Neko) on Twitter
Kindle版:理想のヒモ生活 (2)
DMM電子書籍:理想のヒモ生活 (2)

外戚がなく、血統魔法の適正を色濃く受け継ぎ、
異世界に駆け落ちした王家直系の子孫の中でも適齢期の男性という条件から、
異世界の女王アウラに”子作り以外何もしない”婿として召喚された善治郎。
褐色爆乳美女のアウラに一目惚れしたこともあり、
現代日本からの婿入り道具一式とともにやってきた善治郎は、
結婚式と初夜を経て悠々自適なヒモ生活が始まるはずだけど…?

私が大好きな「理想のヒモ生活」のコミカライズ2巻です。
結婚式が終わったからこれで一安心かというとそうでもなく、
王族としてのマナーや魔法のお勉強に国内貴族への顔見せの晩餐会だけでも大変なのに、、
今度は唐突な国外の王族との対面と、ヒモという言葉とは裏腹にイベントが目白押しです。

今回コミカライズに際して上手く演出したなぁ、
と感じたのはこの場面ですね!

男尊女卑の世界で男勝りなアウラを好む善治郎の嗜好が分からないとこぼす伯爵ですが、
うん、その、善治郎の嗜好ってば分かりやすいよね!
もちろんおっぱいだけじゃないんだけど、おっぱいも重要なファクターなんですよね!
そういった善治郎の好みを如実に表現するこの演出には笑いました。(笑

他にも良いなぁ、と思ったのは病気の善治郎を看護するアウラの姿ですね。

このアウラの表情は良いですよねぇ…
こう、母性というか慈愛が滲み出ているというか。
始まりは100%打算だったのに、善治郎から愛されていることを日々実感することで、
アウラもここまでの表情を出すようになったんだなぁ…
と、そう感じられますね。

もちろん原作でもそういった表現がされていたわけですが、
こうやって絵にされると説得力が違いますね。

結構好きな場面も削られていることはあるけれど、
それ以上に面白いものを見せてくれるこのコミカライズは好きです。
3巻も楽しみですね。

:: 2017/10/27 金曜日::

■[漫画]原作は18禁ゲームです「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」5巻

Fate/stay night [Heaven's Feel]5巻Fate/stay night [Heaven’s Feel]5巻
出版社:KADOKAWA
原作者名:TYPE-MOON
原作者サイト:TYPE-MOON Official Web Site
作者名:タスクオーナ
作者サイト:A/O LABO
Kindle版:Fate/stay night [Heaven’s Feel](5)
Kindle版まとめ買い:Fate/stay night [Heaven’s Feel]
DMM電子書籍:Fate/stay night [Heaven’s Feel](5)

みなさん、もう劇場版Fate/stay night [Heaven’s Feel]は観ましたか?

もちろん観ましたよね!
原作を充分咀嚼して映像として必要なところを抽出した上で、
間桐桜という一人の少女の魅力を引き出すことに特化した見事な劇場映画でしたね!
原作や関連作品で少しだけ触れられていたstay night本編が始まる前の、
桜が中学生の時のエピソードも素晴らしかったです!
また、僅かな間や表情だけで表現する、それぞれの感情に深く揺さぶられましたよ!
まぁ、まだ全三部のうちの第一部なのでまだまだこれからですけどね!
大丈夫、新ヱヴァを何年も待っている私にとって一年なんて短いもんですよ!

このタスクオーナさんによるコミカライズは既に劇場版にストーリー的に追い抜かされましたが、
内容はかなりしっかりしていて読み応えはバッチリです。
劇場版では多少端折られたところもじっくり丁寧にやっているので、
原作原理主義者とかにもお勧めできる内容ですね。

まぁ、原作に忠実にやっているだけに葛木メディアさんの悲劇度が大変なことになってますが…
いやー、本当にもう、可哀想で…
今となってはhollowとかで可愛い若奥様やってたりテニスウェア着てたりするイメージがありますが、
そうだよなぁ… 原作では割りと悲劇的な人だったなぁ…
と、そう思い起こされますね。

あと、原作が18禁ゲームだということも思い出させてくれますね!(笑
高熱を出して苦しむ桜が艶めかしかったり、
士郎が見る淫夢での凛がエロエロだったりと、容赦ありませんね!
流石に映画だとだいぶここら辺のシーンは端折られてましたが、
ヤングエースという名前から分かるように連載誌は少年誌ではありませんからね!
局部さえ描かなければ割りと何でもOKなことが良い意味で作用していると思いました!

次の劇場版までに何とかストーリーを追い越して欲しいところですが、
多分完結は劇場版の方が早いと思います。(笑
とはいえ、こちらのコミカライズは原作を忠実になぞっているので、
これはこれで必見なので、映画で気になった方は是非とも読んで欲しいです。

:: 2017/10/14 土曜日::

■[漫画]和むホームドラマ「であいもん」3巻

であいもん3巻であいもん3巻
出版社:KADOKAWA
作者名:浅野りん
作者サイト:浅野ん家
作者twitter:浅野りん (@rin_asano) on Twitter
Kindle版:であいもん (3)
DMM電子書籍:であいもん (3)

2巻のラストで唐突に登場した一果の母。
一果にそっくりでどう考えても一果の実のお母さんなんだけど、
彼女は一果を引き取って一緒に暮らす気で…

この3巻はラブコメ要素が薄く、人間ドラマがメインでしたが、
それがとても面白かったですね。
自他共に認めるラブコメスキーの私ですが、
ホームドラマとかも好きなんですよね、最近。
…独身だからかな。

それにしても一果の母親が出てくるとは…
別れたという話だったのに、まさか一果を探していたとは…
普通、母親の方が親権取りやすいのに父親とついていったくらいだから、
てっきり一果への愛情がなくなってるんだと思ってたんだけど…

うん…
確かにこれは心が折れるわ…
大抵の場合、世の父親が言われる台詞なんだろうけど、
母親でもこれは心が折れるわ…
正式に離婚していないとはいえ、これは確かに別居しちゃうわなぁ…

でも、一果のことを愛しているのは確かみたいなので、
別居しながらもこれからはきちんと見守ってくれそうなのは良かったですね。
これで一果も少しずつ、心がほぐれていけば良いなぁ。

それと和のバンド時代の思い出と栗饅頭の話も良かったですね。
バンドは商業的には成功しなかったかもだけど、
解散しても仲間との思い出は色褪せないっていうのが良かったです。
青春は実らなくても有りだよなぁ。

そして、一番お気に入りなのが一果の学校での和菓子教室ですね。
とある親子の仲違いを和がその名前の通りに和ませてるのが良かったし、
何より忘れっぽい和が子供の頃に言われたことをしっかりと覚えてるのが良かったです。

これを聞いた時の先生、教師冥利に尽きてたでしょうね。
回り道はしたけれど、あの時に言った夢を実現させようと頑張っている姿といい、
和は良い生徒なんだと思います。

さて、ホームドラマは斯様に素晴らしいものですが、
次の4巻ではラブコメ展開が待っていますよ!
和を巡る三角関係未満のクリスマス…!
これは盛り上がりますよー!

:: 2017/7/26 水曜日::

■[漫画]褐色爆乳美女との新婚生活「理想のヒモ生活」1巻

理想のヒモ生活1巻理想のヒモ生活1巻
出版社:KADOKAWA
原作者名:渡辺恒彦
原作者サイト:渡辺 恒彦
作者名:日月ネコ
作者twitter:日月ネコ ひのつきねこ (@Hinotsuki_Neko) on Twitter
Kindle版:理想のヒモ生活 (1)
DMM電子書籍:理想のヒモ生活 (1)

残業代は出るけど仕事量が多いブラック企業に勤める山井善治郎。
久しぶりの休日にのんびりしていたら唐突に異世界に召喚!
そこで待っていたのは褐色巨乳美女の女王から婿に来てくれというお誘いで…

ヒーロー文庫で大人気の「理想のヒモ生活」のコミカライズが開始!
ここ一、二年では一気にヒーロー文庫作品のメディアミックスが始まってますが、
名作ぞろいのヒーロー文庫の中でも一番のお気に入りである「理想のヒモ生活」がついに…!
しかも作画担当はエロ漫画家の日月ネコさんなので、
ちょっぴりアダルトな要素もある本作にはとても合っていると思います。

コミカライズの妙味の一つに、原作から感じ取る解釈の違いがあると思います。
あるセリフを言っている時のキャラクターの表情とか、
地の文で描写されないことが多いですからね。
そこは読者が想像で補完するものなんですが、コミカライズされるとそれが確定するのです。
シュレディンガーの猫じゃないけど、観測することで確定してしまうのですよね。

で、何が言いたいかというと善治郎と交渉している際の女王アウラの表情です。

私は原作を読んでいた時に感じたのはもっと事務的で冷徹な表情だったんですが、
このコミカライズではあっけらかんと笑ってるんですよね。
はじめは違和感があったんですが、よく考えるとこれはこれで有りだな、と感じました。
だって、アウラは善治郎をできれば婿に迎えたい立場ですもんね。
そりゃある程度は意図的に愛想よく振る舞うよなぁ、と。
でも、善治郎に勢い良くプロポーズされた時のアウラの表情は素だったと思う。(笑

小説がメディアミックスされるとこういった楽しみがあるのが良いですよね。
まぁ、コミカライズされた中にはファンとして許容できない表情にしてしまうモノとかありますが、
そんなのは極一部の例外ですから。

また、このコミカライズは異世界内政チート要素は控えめに、
物語としての面白さを前面に出していこうとしているみたいですね。
ビー玉とか数字とか、そういった異世界モノとしての面白さも私は好きなので、
そういった意味ではちょっと残念ですけど、
色々やってると散漫になるでしょうし、この取捨選択は有りかなぁ、とも思います。

何にしても好きな作品のコミカライズが好スタートを切ってくれたのは嬉しい限りですので、
2巻以降も頑張って欲しいです。

:: 2017/7/15 土曜日::

■[漫画]情熱の決勝!「ナナマル サンバツ」14巻

ナナマル サンバツ14巻ナナマル サンバツ14巻
出版社:KADOKAWA
作者名:杉基イクラ
作者サイト:†††††いくら亭†††††
作者twitter:杉基イクラ (@iqura_s) on Twitter
Kindle版:ナナマル サンバツ (14)
Kindle版まとめ買い:ナナマル サンバツ
DMM電子書籍:ナナマル サンバツ (14)

アニメが始まりましたが…
その… 何というか…
深見さんのJKらしからぬボイスを聞いていると「SHIROBAKO」第14話を思い出しますね…
割りと辛い…

まぁ、それはともかく原作は佳境であります。
強豪ひしめくSQ関東予選もついに決勝!
笹島兄妹が夏休み明けには京都に戻るということを知り動揺してしまう深見さんたちだけど、
短いながらも笹島先輩と培ったクイズの絆を胸に決勝を戦い…!

というか笹島先輩熱すぎだな!
クイズに全力投球して青春しまくりだな!

後輩を励まし、ライバルを刺激し、会場を興奮の坩堝と化す!
そのクイズの情熱からくるカリスマ性は凄いの一言ですよ。
しかもしっかりと実力があって結果も出すんだもんなぁ…
これはたまらんですよ…

それはそれとして大好きなお兄ちゃん相手とはいえ、
クイズで負けてむくれる深見さんは可愛かったです。

ちなみに女帝・千明さんも素敵だと思います。
こんな美少女だらけのクイズ界だと盛り上がるだろうなぁ…

:: 2017/6/11 日曜日::

■[漫画]蠢動する黒幕「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」4巻

Fate/stay night [Heaven's Feel]4巻Fate/stay night [Heaven’s Feel]4巻
出版社:KADOKAWA
原作者名:TYPE-MOON
原作者サイト:TYPE-MOON Official Web Site
作者名:タスクオーナ
作者サイト:A/O LABO
Kindle版:Fate/stay night [Heaven’s Feel] (4)
Kindle版まとめ買い:Fate/stay night [Heaven’s Feel]
DMM電子書籍:Fate/stay night [Heaven’s Feel] (4)

ライダーを使役しての凶行に及んだ慎二に対して、
士郎はセイバーと共に対決することに。
しかし慎二はその自信に反して呆気なく敗北し、
尻拭いとして慎二の祖父、臓硯が出てきて…

徐々に桜ルートっぽさが出てきた4巻です。
とても丁寧にコミカライズをしているので進行はゆっくりですが、
ヘタに端折ると面白さが落ちてしまいますからね。
これくらいの進度でも問題ないと思います。
まぁ、あとがきで懸念されているように劇場アニメでは一発で抜き去られると思いますが…

いやー、それにしても実に良いですよね。
原作の面白さを出しつつ、漫画として補完しているのが素晴らしい!
士郎にやられて激昂する慎二の八つ当たりで引きずられていく時の桜の絶望と諦念の顔と、
士郎と一緒に料理をして、味見をしている桜の幸せそうなエロい仕草と表情とか、
実に桜が桜していて最高ですよ。
この絶望とエロの二面性こそが、間桐桜というヒロインの魅力の一つだと思います。

あと、士郎と一緒に居て楽しそうなイリヤが可愛かったですね。
原作ゲームをやっている時もイリヤが楽しそうだという雰囲気は伝わってきましたが、
漫画にされ、全身を見るとその無邪気さが120%伝わってくるかのようでした。
何だろう、原作ゲームに新たなイベント絵が加えられたかのように錯覚してしまいそうです。

もう一度原作ゲームをプレイしたくなるほどに面白いし、
劇場アニメも楽しみなるくらいに面白いコミカライズです。
でもまだまだ序盤なんだよなぁ…
面白さが加速するこれからの展開が本当に楽しみでたまらんです…!

HTML convert time: 0.128 sec. Powered by WordPress