僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2009/1/12 月曜日::

■[漫画]原作既読も未読も楽しめる理想的なコミカライズ「FORTUNE ARTERIAL」2巻

FORTUNE ARTERIAL (2) (角川コミックス・エース 135-9)
著者/訳者:児玉 樹 オーガスト
出版社:角川グループパブリッシング( 2009-01-10 )
定価:¥ 588
コミック
ISBN-10 : 4047151629
ISBN-13 : 9784047151628
作者サイト:きつねのてぶくろ

私のオーガストに対する印象は「大当たりはしないけど決してハズレを作らない」
そして、「非常に優等生な作品」を世に出しているもので、
その期待を裏切らない安心感故かファンも多いように思えます。
で、そういった根強いファンが納得できるコミカライズを手掛けることが出来る人と言えば、
やはり児玉樹さんしかいないよなぁ、と読んでてしみじみと思いました。

基本的にメインヒロインの瑛里華を中心に据えて物語が進んでいくんですが、
サブヒロインのイベントもきっちり重要なトコは押さえてくれてるんですよね。
原作での人気投票No.1の陽菜には美化委員のメイド服を着させて、
しかも主人公の孝平とのラブコメ展開までしてくれる訳ですよ。
ラブコメ好きとしては非常に美味しいんですよねー

紅瀬桐葉や東儀白とのエピソードも交えつつ、孝平の成長物語としての側面も見え、
更に瑛里華と陽菜のプチ三角関係まで描かれてて、
読んでいると非常にニヤニヤしてしまいます。
いやはやラブコメ好きとしては(以下略

欠点があるとすれば漫画版の時点で滅茶苦茶面白いため原作に手が伸びないことでしょうか。
原作をやり混むことで漫画版との違いを把握する楽しみは生まれるでしょうし、
やはりエロゲなのでエロシーンまできっちり描かれている原作も魅力的ではあるのですが。
うーん、満足度が高すぎる故のジレンマです。
まぁ、漫画版のネタバレを見たくないので少なくとも完結するまでは原作はやらないだろうなぁ。(笑

:: 2008/7/25 金曜日::

■[漫画]稀代のエロゲコミカライズ作家が送る「FORTUNE ARTERIAL」1巻

FORTUNE ARTERIAL (1) (角川コミックス・エース 135-8)
著者/訳者:児玉 樹 オーガスト
出版社:角川グループパブリッシング( 2008-07-26 )
定価:¥ 567
コミック
ISBN-10 : 4047150819
ISBN-13 : 9784047150812
作者サイト:きつねのてぶくろ

「Canvas2」で原作を超える魅力を内包したコミカライズを成し遂げた児玉樹さんですが、
その実力を買われたのかオーガストの新作エロゲ「FORTUNE ARTERIAL」コミカライズ担当に抜擢。
期待に違わず漫画版の面白さは十全で、コンプティークという漫画雑誌としてはマイナーなのに大人気。
そしてこの度、待望の1巻発売となりました。

父の仕事の都合で転校を繰り返す主人公、支倉孝平は7年前に去った珠津島に戻り、、
幼馴染みの悠木姉妹との再会や級友の八幡平と知り合う機会に恵まれるんですが、
一番印象的な出会いを果たしたのは最初に歓迎してくれた千堂瑛里華との邂逅。

さい先良いのか悪いのか、兎に角面白い出会いになったのは間違いありません。

エロゲからエロを抜いた後に残るラブコメという魅力を120%発揮し、
そのすっきりとした読みやすい絵柄で読者に幸せな想いを伝えていきます。
勿論18禁にならない程度にはサービスシーンは用意されております。
具体的にはヒロイン瑛里華の入浴シーンに居合わせるトコとか。
ちなみにここでの一番の見所は全裸ではなく、見られて恥ずかしがる瑛里華です。
そして会長のイタズラだと判り瑛里華の為に食ってかかる孝平の事をを知って、
孝平に対する心象が変化するトコとかはラブコメとして非常に美味しいです。

1巻終盤で普通の学園モノだけではないことが判明する訳ですが、
やはりこの作品の見所はラブコメで間違いないので、
この設定をどう使ってそういった展開に持って行くのか楽しみです。
原作既読の人にもそうでない人にもお勧めしたい漫画です。
これからの極上のラブコメ展開に期待。

HTML convert time: 0.114 sec. Powered by WordPress