僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2017/4/10 月曜日::

■[漫画]時の間で「UQ HOLDER!」13巻

UQ HOLDER!13巻UQ HOLDER!13巻
出版社:講談社
作者名:赤松健
作者サイト:AI Love Network
作者twitter:赤松健 (@KenAkamatsu) on Twitter
Kindle版:UQ HOLDER! (13)
Kindle版まとめ買い:UQ HOLDER!
DMM電子書籍:UQ HOLDER! (13)

「UQ HOLDER!」はこの巻から別冊少年マガジン掲載分になります。
掲載時には「ネギま! 2」の副題がありましたが、
その通り、この巻からは明確にネギま! の続編としての色合いが濃くなります。
後述しますが本当に世界観が続いているのかは不明ですが…

突如舞い降りたラスボスとなったネギとその最強無敵メンバーたち。
刀太たち不死者は対抗しようとした矢先にクウネルの術に囚われてしまう。
その囚われた先で刀太が見たのはネギが先生として生活していた、
ハチャメチャで楽しそうな日々で…

「ネギま!」自体はハッピーエンドだったと思うんですが、
この世界はハッピーエンドではなかった、ということでしょうか。
明日菜が裏火星の人柱となっているということしか明かされていないので、
もしかしたら「ネギま!」ラストで語られていた一周目の世界の可能性があります。

ラスボスであるヨルダを滅ぼすには明日菜の魔法無効化能力が必要なことから、
二周目の世界では人柱となった明日菜以外に、
もう一人の明日菜がいるからヨルダを滅ぼせたけど、
一周目の世界では明日菜が人柱となって不在だからネギが取り憑かれて、
クローン技術で刀太を生み出さざるを得なかった、ということなのかも…?
うーん、真相が気になりますね…

まぁ、それはともかくエヴァちゃんが可愛かったですね。

確かに惚れっぽいように見えて700年で3人ということは、
かなり身持ちが硬そうですね。
それも刀太が初恋ということを考えれば、
初恋の人の面影を重ねてナギとネギに惚れたと考えれば、
純情という言葉も相応しいかもしれません。

とはいえ、事態はそんな悠長なことを言ってられる雰囲気ではなく、
ラスボスたちの怒涛の攻撃の前にジリ貧になっていくわけなんですが…
いやー、ネギくん強いわ…
わかってはいたけど、まさかここまで強いとはね。
ネギの強さだけでもヤバイのに、
小夜子のグレードアップ版であるヨルダの力もあるからなぁ。
こりゃ手をつけられませんわ。

ヨルダと言えば、彼女の能力から考えて、
地球では住みにくいから火星に裏火星という世界を創造したんでしょうかね。
そこら辺の「ネギま!」で語られなかった裏設定とかも、
この「UQ HOLDER!」で語られるのではないかと楽しみにしています。
もちろん、エロコメ的な意味でもね!
お願いしますよ、赤松健先生!

:: 2016/7/16 土曜日::

■[漫画]マイペースに下ネタで完結「プチプチたんたんプチたんたん」3巻

とある元女子校の女子寮を舞台にした氏家ト全さんらしい下ネタアリで、
ちょっぴりラブコメもある姦しい日常を描いた「プチプチたんたんプチたんたん」もこれで完結。
まぁ、いつも通りゆるーい終わり方なので、
氏家ト全漫画が好きな人には安心です。

この作品は珍しく4コマ漫画じゃないので新鮮ですが、
何というかとってもいつも通りなんですよね。
ヒカリとハナとコンスタンツの3人を中心に、
ちょっと百合っぽいけど基本的に下ネタという、
とてもくだらない漫画なんですが、それが良いんですよ。

やたらと寮の風呂に入ったり全裸になったり下着姿になったり、
とにかく下ネタ入れたりとね。

puchitan03_01

受験生になってもそのノリは変わることなく、
最後までマイペースで行ったのはとても安心できましたよ。
やはりこういう漫画があっても良いと思うんですよね。

まぁ、氏家ト全漫画らしくラブコメ展開はうやむやのまま完結したのが、
ちょっぴり消化不良ですが、そこはいつも通りだからなぁ…
あのままだとカオルは義妹のサトリに既成事実を作られそうな気がするので、
この終わり方でも良かったかもしれない。

:: 2015/1/13 火曜日::

■[漫画]イチャラブが止まらない「徒然チルドレン」2巻

徒然チルドレン(2) (講談社コミックス)
著者/訳者:若林 稔弥
出版社:講談社( 2015-01-09 )

作者サイト:徒然チルドレン
作者twitter:若林稔弥(@sankakujougi)さん | Twitter

Kindle版:徒然チルドレン (1)
Kindle版:徒然チルドレン (2)

早いモノで5ヶ月ぶりで2巻が発売された「徒然チルドレン」!
今回もWeb版の内容と同人誌の内容と商業誌の内容のハイブリッドな構成になっており、
カップル未満からイチャラブカップルまでの幅広い青春の匂いが詰め込まれた、
非常に甘酸っぱくて素敵な一冊になっています。

1巻で告白するも上手く伝わらなかった菅原くんと鈍い高野さんの、
遅々として進まないように見えて、ちょっとずつ進んでいるラブコメにニヤニヤするもよし、
千秋くんと香奈ちゃんのベッドイン未遂という、
エロ度が高目のイチャラブに悶絶するもよし!
あー! もー! こいつら本当に本気で青春しているな!
こんな青春を送りたかったー!

中には恋する青春よりも食欲が上回る女の子だったり、
香取先輩みたいに突拍子もないギャグ要員的な人もいたりしますが、
基本的にラブコメ要素が詰まりに詰まった作品になっています。
個人的にこの2巻でのお勧めエピソードは「Re:」ですね。

4コマ漫画『Re:』 by 若林稔弥 on pixiv

両想いの二人がお互いメールでやり取りしながら、
想いを伝え合おうとするこのもどかしさ!
このメールという現代の利器を用いたこのもどかしさは、
今だからこそ出来るラブコメだと想うんですよね。
そしてそこからのオチもまた秀逸で面白かったです。(笑

Web版のストックはこれで8割くらい使い切ったと思うのですが、
同人誌の内容や商業誌の内容で未収録の話も結構あるはずなので、
次の3巻も半年以内に出るのではないかな、と期待しています。

今の若い子たちだけでなく、
青春が終わり朱夏どころか白秋に入っている人でも楽しめると思いますので、
是非とも読んで欲しい作品です。

:: 2014/8/18 月曜日::

■[漫画]BOYS and GIRLS BE…「徒然チルドレン」1巻

徒然チルドレン(1) (講談社コミックス)
著者/訳者:若林 稔弥
出版社:講談社( 2014-08-16 )
作者サイト:徒然チルドレン
作者twitter:若林稔弥 (sankakujougi)さんはTwitterを使っています

Kindle版:徒然チルドレン (1)s

pixivや個人WEBサイトで大人気の徒然チルドレンが書籍化! & 商業連載化!

いやー、めでたいですねー
先日は商業連載の先駆けとしてコンタクトが週刊少年マガジンに載ってましたが、
他の連載作品と比べても遜色ない面白さでしたよ!
元々商業作家だったとはいえ、作品のポテンシャルの高さは充分証明されたかと思います。

あとがきに書かれているように、元々「恋するみちるお嬢様」販促のために描き始めたんですよね。
若林さんはWeb漫画から人気に火が付いたヒロユキさんの元アシさんだから、
そっち方面からの助言があったのでしょう。
ちなみに私は1作品目「告白」の第2話から目を付けてました。(ドヤァ
結局「恋するみちるお嬢様」よりWeb連載の方が人気が出るという本末転倒になっちゃったんですが、
まぁ、結果オーライということで…(笑

内容はWeb版の頃から変わらず、絵柄だけ修正しており、
同人誌版にあった描き下ろし分ももちろん収録している上に、
カバー下とかの単行本ならではの描き下ろしもあるんですよね。
ですので、Web版しか知らない人でも楽しめると思います。

そしてこれが重要なんですけど、商業化されてもWeb版が削除されてないんですよ。
つまり、この作品を知らない人は徒然チルドレンなりpixivなりでまず読んでみれば良いんですよ。
オムニバス形式の学園4コマラブコメなので、どの作品から読んでも楽しめるのが良いですよね!
私の一番のオススメはやっぱりスピカですね!

4コマ漫画『スピカ』 by 若林稔弥(16日単行本発売) on pixiv

こう、心にグッとくるものがあるんだよね…!

私が思うに…、
この作品の魅力はキャラクターが等身大で共感できる所だと思うんですよ。(香取先輩除く
かつてマガジンで人気を博した「BOYS BE…」と同じ人気要素を持っていると思うんですよね。
だからこそ、pixivで圧倒的な人気を得ていたと思うので、
若い読者層が多い別冊少年マガジンで今後も充分活躍出来ると思います。
これからも頑張って下さい。
応援しています。

:: 2013/11/13 水曜日::

■[漫画]お後がよろしいようで「じょしらく」6巻

じょしらく(6)完 (ワイドKC)
著者/訳者:ヤス
出版社:講談社( 2013-11-08 )
コミック ( 152 ページ )
作者サイト:Σぎゃあ
作者twitter:ヤス (yasu895)さんはTwitterを使っています

「じょしらく」が終わってしまうとフキダシ係の久米田康治先生が無職なっちゃう!
とムダに心配してたんですが、週刊少年マガジンで新連載が始まってちょっと安心。
そういった意味では落語らしく「お後がよろしいようで」と追われるんですが、
ヤスさんはどうなるのか、そっちはちょっと心配だったり。

それにしても今回はジャンプネタがいつにも増して多かった気がします。
やはりこれは最終巻だからというのもあるのでしょうか?
冨樫先生ネタやワンピネタは当然だけど、まさかマジシャンズレッドまで出てくるとは!
しかもちゃんと荒木飛呂彦先生に許可取ってるのが凄い。
これは一部を模倣したパロではなく、モロだから許可取ってるのかしら。

それにしても終わり方もしんみりせずに、
楽屋オチのアホなラストだったのも「じょしらく」らしかったですね。
ちなみに1000ページ超えの雑誌は結構ありますが紙質によって厚さは結構変わりますので、
アフタヌーンと同じ紙質にすれば別マガも物理的に薄くなって、
連載も延命出来たのに、と無駄なツッコミを思いついたけど興ざめなので黙っておくことにします。(ぉ

しかし、連載当初は久米田康治×ヤスという異色のタッグに驚いたもんだけど、
終わってみてみればアニメ化もしたし4年も続いたし、何より面白かったしと、
良い組み合わせだったなぁ、と思います。
久米田先生はしばらく週マガの連載で忙しいとは思いますが、
それが終わればまたフキダシ係をやってみるのも良いのではないでしょうか。(←縁起でもない発言

:: 2011/1/9 日曜日::

■[漫画]カバー下もカラーの豪華装丁「じょしらく」2巻

じょしらく(2) (ワイドKC)
著者/訳者:ヤス
出版社:講談社( 2011-01-07 )
コミック ( 128 ページ )
作者サイト:Σぎゃあ
作者twitter:ヤス (yasu895) on Twitter

久米田先生のエッジすぎるネタをヤスさんの絵柄でマイルドにして、
少年誌として丁度良い塩梅に仕立て上げた「じょしらく」の第2巻。
落語ネタはあるけれど、元ネタを知らなくても問題なし!
巻末に編集さんが元ネタ解説をしてくれてるし、
何よりこの面白さは落語とはまた別種のモノなのですから。

落語家の少女5人(+覆面一人)が楽屋で五月病だとか眼鏡だとか、
あるいは月の模様だとかそんな益体のないもので盛り上がる。
ただそれだけなんだけど、それだけで面白いのが、
久米田マジックであり、ヤスイリュージョンなのです。

今回は巻末に週マガ出張版も収録しており、
それが肌率が高いあざとい仕様なのは勿論、
一見さん向けに読みにくいキャラ名もルビ有りで書かれているので、
2巻から入った人でもわかりやすい仕様になっております。
まぁ、2巻から入る人がいるのか、という話もありますが。

ちなみに久米田先生が原作なんだと判りやすいネタとして、
居ないはずのアシスタント、山下くんのネタだとか、
単行本の著者近影にお尻を出した自虐ネタだとかがあります。
うーん、久米田先生は自分を切り売りするのを厭わない芸人さんですなぁ。

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