本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第五部「女神の化身Ⅻ」 12/9発売!
遂にシリーズ完結!
:: 2018/11/28 水曜日::

■[漫画]魔獣ハンター「ナイツ&マジック」7巻

ナイツ&マジック7巻ナイツ&マジック7巻
出版社:スクウェア・エニックス
原作者名:天酒之瓢
原作者サイト:絵師空域 — Index
原作者twitter:天酒之瓢 (@Amazake_Write) | Twitter
作者名:加藤拓弐
作者サイト: RP 新しきかな篇
作者twitter:加藤拓弐 (@isiyumi) | Twitter
Kindle版:ナイツ&マジック (7)
Kindle版まとめ買い:ナイツ&マジック
DMM電子書籍:ナイツ&マジック (7)

国機研が調整して完成させた量産機『カルディトーレ』を受領した銀鳳騎士団。
感覚派なアディの教導にヘルヴィが苦労させられたり、
先王アンブロシウスと若き脳筋のエムリス殿下のために新型を作ったり、
それなりに忙しいけど平穏な日々を過ごしていたのだけれど、
国の要地であるアルヴヘイムに危機が迫り…

今回は久しぶりの師団級魔獣vs幻晶騎士の大決戦です。
しかし、以前のベヘモス戦と違って今回は装備も一新されており、
あの時ほどに綱渡り的な戦いではないですし、
何より、キッドとアディという頼もしい弟子たちと一緒に戦うので、
エルくん的にも心強いことかと思います。

それはそうと今回の師団級魔獣ですが…

見た目からしてモンハンのシェンガオレンを思い出しますね!
足は硬いけど、一旦倒れたら柔らかい部位をひたすら攻撃したもんです。
エルくん的には幻晶騎士を壊して良いのは幻晶騎士だけなんだろうけど、
モンハン好きとしてはこういった大型魔獣と幻晶騎士の戦いというのは、
ちょっと心躍るものがありますね。

心躍るといえば、アルヴァンズの危機に銀鳳騎士団が駆けつけるシーンは、
原作を読んで展開を知っていてもワクワクが止まりませんでしたね。
かつて競い合った相手が窮地に助けに現れるとか、
男の子が大好きなシチュエーションですよ。

さて、今回の討伐報奨がエルくんにもたらすものは…
当然アレなわけで、そこでソレしてコレすることになるはずなので、
次の8巻もとても楽しみです。

:: 2018/11/9 金曜日::

■[ラノベ]人生と人類史の転換点。なれど止まらず。「ナイツ&マジック」9巻

ナイツ&マジック9巻ナイツ&マジック9巻
出版社:主婦の友社
作者名:天酒之瓢
作者サイト:絵師空域 — Index
作者twitter:天酒之瓢 (@Amazake_Write) | Twitter
絵師名:黒銀
絵師サイト:D.S.B.
絵師twitter:黒銀 (@kkkkurogin) | Twitter
Web版:Knight’s & Magic
Kindle版:ナイツ&マジック 9
DMM電子書籍:ナイツ&マジック 9

ボキューズ大森海での巨人族や魔王との戦いを終え、
フレメヴィーラに戻ってきたエル率いる銀鳳騎士団。
そこには小魔導師たち巨人族もいて、国王や貴族たちは度肝を抜かれることに。
更にクシェペルカに赴任中のキッドや若旦那たちは浮遊大陸へ冒険に行っていて…

今回は間章であり、次の動乱への序章でもありますね。
エルが連れ帰ってきた巨人族たちに驚かされる国王たちを見ていると、
エルに振り回されて不憫でもあるのですが、
人類史の大きな転換点に立ち会えるのは栄誉でもあると思うので、
精神的な意味で頑張ってほしいものです。

そして表紙にもあるように、今回はエルの人生にも転換点というか。
そう、ずっと昔からアプローチされていたアディとの結婚です。
ロボット馬鹿のエルに結婚なんて普通なことができるのにも驚きましたけど、
子作りできるのかは未知数なので心配ではあります。
いや… 流石にできると思いたい…

それにしても指輪代わりに幻晶騎士を送るとか流石はエルくんやでぇ…
そんなエルくんに振り回される国機研からの出向組は可哀想だけど、
まぁ、それも含めての銀鳳騎士団ですからね!
国王たちともども、精神的な意味で頑張ってほしいものです。

で、キッドたちの浮遊大陸への冒険ですが、
大きなお宝が存在することがわかったことで、
国同士の大きな動乱になりそうな上に、例のヤツが出てきたお蔭で、
これまた大戦争になりそうですよ。
当然そんなイベントにエルくんが参加しないはずがないわけで…
はてさて、今度はどんなブンドドが始まるのか…
楽しみですね!

:: 2018/7/26 木曜日::

■[漫画]地上の流れ星「ナイツ&マジック」6巻

ナイツ&マジック6巻ナイツ&マジック6巻
出版社:スクウェア・エニックス
原作者名:天酒之瓢
原作者サイト:絵師空域 — Index
原作者twitter:天酒之瓢 (@Amazake_Write) | Twitter
作者名:加藤拓弐
作者サイト: RP 新しきかな篇
作者twitter:加藤拓弐 (@isiyumi) | Twitter
Kindle版:ナイツ&マジック (6)
Kindle版まとめ買い:ナイツ&マジック
DMM電子書籍:ナイツ&マジック (6)

エルネスティを団長として発足された銀鳳騎士団。
幻晶騎士開発集団兼エルネスティ護衛のためなんだけど、
団長が団長なだけに後者よりも前者としての色合いが強くなってしまうわけで、
エルも早速規格外の騎士の設計図を持ち出してきて…

Web版でも文庫版でも読んで、アニメ版でも見ましたが、
やはりメカを作る風景というのは良いものですねぇ。
しかも作るのが人馬型の幻晶騎士ツェンドルグというのが実に良い。
テレスターレの経験があるとはいえ、やはり試行錯誤があり、
それをブレイクスルーするアイディアもサクっと出してくるあたり、
エルくんはエンジニアとしても格好いいものがありますよ。

試行錯誤と言えば後に「流れ星事件」と呼ばれることになる魔導噴流推進器の試験では、
壮絶な失敗が描かれていて一周回って楽しかったですね!
ロケットのエンジン実験のようなことをしていたみたいですが…

原作にもなかった描写がされてて面白いですね。
エルくんの可愛いクレイジーさも出てて素晴らしいです。

エンジンもそうですがやはり実際に搭載して動かさないとわからないことはありますからね。
むしろロケットみたいに爆発とかしなかっただけ成功ですよ。
まぁ、ロケットと違って燃料を搭載しているわけではない、というのもあるんでしょうけども。
それにしても爆発性がないエネルギーの貯蔵装置と考えると魔法って便利すぎるなぁ…

それと御前試合もロボットバトル展開で面白かったけれど、
その前の国王との会話も結構好きです。

原作でもこのシーン、結構好きだったんですよね。
エルくんのアレっぷりが出てて。
漫画ではエルくんの表情とフォントでそれを表現していて、
とてもよく出来ているな、と思いました。

さて、そろそろエルくんの新しい機体の部品が揃いそうですね。
次巻ではイカルガが登場するのだろうか…
楽しみです!

:: 2018/3/24 土曜日::

■[漫画]銀の鳳が羽ばたく時「ナイツ&マジック」5巻

ナイツ&マジック5巻ナイツ&マジック5巻
出版社:スクウェア・エニックス
原作者名:天酒之瓢
原作者サイト:絵師空域 — Index
原作者twitter:天酒之瓢 (@Amazake_Write) on Twitter
作者名:加藤拓弐
作者サイト: RP 新しきかな篇
作者twitter:加藤拓弐 (@isiyumi) on Twitter
Kindle版:ナイツ&マジック (5)
Kindle版まとめ買い:ナイツ&マジック
DMM電子書籍:ナイツ&マジック (5)

カザドシュ砦が賊に襲われ新型機テレスターレが強奪されてしまうも、
エルは自分の乗機がなくて参戦できずにヤキモキしていた所に、
親方がやってきて幻晶甲冑を装備していざロボット戦闘へ!
そして賊を追っていたエドガーは執拗な抵抗を受けて…!

唐突ですが、コミカライズ作家にとって一番重要なことは何だと思いますか?
漫画家としての技術? イラストレーターと親和性の高い絵柄?
それとも原作に追いつけるくらいの筆の速さ?
どれも重要だとは思いますが、私が思うに一番は「原作を好きであること」だと思います。
原作を好きで、原作を楽しみ、原作を理解することで、
原作ファンが納得できるコミカライズ作品になるのではないかな、と思うんですよね。

そういった意味では加藤拓弐さんは本当に原作が好きなことが伝わってきますね。
主にtwitter見てると。(笑

ロボットモノ大好きな人が書いた原作なら、
ロボットモノ大好きな漫画家ならそりゃ好きになるよねー
お陰でこのコミカライズはとても楽しいです。

この5巻でも初っ端からエルくんが大暴走してるんだけど、
それもまた原作通りなですよね。

主人公であるエルくんの無邪気であくどい笑顔させるとか、
割りと勇気がいると思うんですが、原作からしてそんな雰囲気ですもんね。
よく分かってるなぁ、とむしろ感心します。

幻晶騎士同士の戦闘も面白かったけど、
かつて逃げ出して後悔しているディーの覚悟の決め方とか、
そういった生き様の描写も流石の上手さですし、
TVアニメだと多少端折られた国王との謁見も、
きちんとほぼそのまま描かれたのは嬉しかったです。

さて、次回からはまたもやモノ作り編ですよ!
この作品の面白さの半分はこのモノ作り編にあると思いますので、
アニメで端折られたところを丹念にやってくれると期待しています!

:: 2017/10/8 日曜日::

■[ラノベ]大森海の魔王と機械仕掛けの騎士「ナイツ&マジック」8巻

ナイツ&マジック8巻ナイツ&マジック8巻
出版社:主婦の友社
作者名:天酒之瓢
作者サイト:絵師空域 — Index
作者twitter:天酒之瓢 (@Amazake_Write) on Twitter
絵師名:黒銀
絵師サイト:D.S.B.
絵師twitter:黒銀@DIGS/黒鐡のイド (@kkkkurogin) on Twitter
Web版:Knight’s & Magic
Kindle版:ナイツ&マジック 8
Kindle版まとめ買い:ナイツ&マジック
DMM電子書籍:ナイツ&マジック 8

TVアニメが終わりましたね!
原作5巻までとかなり駆け抜けた感がありましたが、
それでもロボット作りという要点はしっかり抑えてたし、
何より幻晶騎士がグリグリ動いてたのが単純に面白かったです。

で、この8巻はTVアニメ直後のエピソードの大森海編のクライマックスですね。
大森海に住む巨人族同士の諍いと、最大氏族であるルーベル氏族が使役する穢れの獣、
そしてルーベル氏族に面従腹背する小鬼族こと第一次森伐遠征軍の末裔に、
我らが騎士団長のエルネスティと複雑に絡み合いつつの戦いが繰り広げられます。

しかし魔王とイズモの戦いの描写を読んでいると、
ふしぎの海のナディアの終盤、レッドノアとネオノーチラスの戦いを思い出しましたね。
巨大な要塞と言える敵を攻略するのに内部に入って破壊するとか、
レッドノアの倒し方そのままだったし、影響を受けているのかもしれませんね。

それにしてもエルくんってばロボットのことしか考えてないように見えて、
ちゃんとフレメヴィーラ王国の騎士としてしっかり考えてるんだなぁ…
と、小王との舌戦で感じたんですが、
単純に幻晶騎士の天敵である穢れの獣を絶滅させたかっただけな気がしないでもないですね。
だって、エルくんだもの。(笑

取りあえず大森海編はこれで一区切りつきましたね。
これからフレメヴィーラ王国に戻ってからどうなるのかは、
Web版でもまだ連載途中なだけにわからないですね。
まぁ、エルくんはエルくんのままなのは間違いないので、
安心して楽しみにしたいです。

:: 2017/9/25 月曜日::

■[漫画]強奪イベント発生!「ナイツ&マジック」4巻

ナイツ&マジック4巻ナイツ&マジック4巻
出版社:スクウェア・エニックス
原作者名:天酒之瓢
原作者サイト:絵師空域 — Index
原作者twitter:天酒之瓢 (@Amazake_Write) on Twitter
作者名:加藤拓弐
作者サイト: RP 新しきかな篇
作者twitter:加藤拓弐 (@isiyumi) on Twitter
Kindle版:ナイツ&マジック (4)
Kindle版まとめ買い:ナイツ&マジック
DMM電子書籍:ナイツ&マジック (4)

ついに新型の幻晶騎士”テレスターレ”を完成させたエルとその仲間たち。
アディとキッドが父親である侯爵にその報告をしたところ、
何故かディクスゴード公爵から新型機の移送を命じられることに。
それとは別に新型機を狙う輩も暗躍して…

TVアニメの放映は終わりましたけど、コミカライズは続きますよ!
アニメでは放映済みですがこの巻では強奪イベントが発生します。
Zガンダムをはじめとしたロボットモノに強奪イベントはなじみ深いモノですが、
味方陣営が奪われる側というのは新鮮ですね。
ロボット大好きなエルくんも自分の身に起こるとは思っても見なかったみたいですし。

しかし… ディクスゴード公爵も大変ですね…

暴走するエルくんの思惑を心配してたら見事に肩すかしくらいまくって、
結果として暴走するエルくんを制御する手綱を握ることになるとは…
何というか、苦労性の人だなぁ、と…
偉い貴族の人のはずなんだけどね…(笑

そしてその元凶のエルくんですが、相変わらず倫理観に縛られない子ですよね。

すぐそこで人が死にまくっているのに、
感じるのはロボット同士の戦いに参戦できない口惜しさだけとか。
まぁ、そこがエルくんなんですけども。
魔獣の脅威がすぐそこにある、死が身近な世界で育ったからというのもあるだろうけど、
大部分はロボット以外眼中にないエルくんの気性によるところが大きい気がします。

さて、次回は強奪イベントの結末と新型機の開発ですね。
漫画では開発工程も丁寧にやってくれるので楽しみです。

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