僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2016/9/3 土曜日::

■[ラノベ]十二神将たちの戦い「東京レイヴンズ EX4 twelve shamans」

東京レイヴンズEX4 twelve shamans (ファンタジア文庫)
著者/訳者:あざの 耕平
出版社:KADOKAWA/富士見書房( 2016-08-20 )

作者サイト:あざログ
作者twitter:あざの耕平(@k_aza)さん | Twitter
絵師サイト:—マッチョリ—
絵師twitter:すみ兵(@suminiku)さん | Twitter
Kindle版:東京レイヴンズ EX4 twelve shamans
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東京レイヴンズの最新巻は短編集の4冊目のEX4!

…まぁ、長編の続きはかなりボリュームが大きそうなので、
執筆に時間を取られるのも仕方ないでしょう。
今回はBD/DVD特典の中編2つをメインにした、
十二神将たちの物語が綴られています。

表紙にあるようにメインの中編2つの主人公は鈴鹿と大友です。
鈴鹿の方は十二神将になってからのアイドル的な活動をさせられながら、
目的に向かって虎視眈々と準備を進めている用意周到さに、
鈴鹿の優秀さが現われていると思いますね。
まぁ、それすらも手の平の上で踊らせているような天海のじいさまの方が凄いですけど。
あと、式神のソハヤとの別れは物悲しかったなぁ…

そして黒子こと大友陣の中編ですが、これもまた面白い!
あざの耕平さんはおっさんが主人公の方が筆がノッてる気がします。(笑
本編中では語られなかった片足を失った原因にして、
蘆屋道満との初対決の詳細が語られているわけなんですが…
大友の合理的な判断による撤退っぷりがカッコイイんですわ。
勝利ではなく撤退で魅せるとか凄いなぁ、ホント。

さて、次こそは本編の続きでしょうが…
中々に難産っぽいですね…
物語の核となりそうな部分なだけに大変かとは思いますが、
あざの耕平さんならきっと楽しませてくれると知っていますので、
首を長くして待っていようと思います!

:: 2016/6/24 金曜日::

■[ラノベ]明日へ向かってえくそだすっ「甘城ブリリアントパーク」8巻

甘城ブリリアントパーク (8) (ファンタジア文庫)
著者/訳者:賀東 招二
出版社:KADOKAWA/富士見書房( 2016-06-18 )

作者サイト:gatoh.com | 賀東招二オフィシャルサイト
作者twitter:賀東招二(@gatosyoji)さん | Twitter
絵師サイト:DigitalLover–WebSite
絵師twitter:なかじまゆか(@yuka_nakajima)さん | Twitter
Kindle版:甘城ブリリアントパーク 8
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EXODUS

動員数300万人という途方も無い数字を達成する必要があるか西也が出した結論は、
ブリリアントパークを甘城市から別の場所へ移転することだった。
そのせいか緊迫感がなくなり弛緩した雰囲気を出すようになった西也が、
いすずと移転候補地を視察に行ったら不可思議な体験をして…

カラーピンナップでバスローブ姿のいすずをラブホで押し倒していて、
「やれやれ、またカラーピンナップ詐欺か」とか思ってたらマジだった。
ちゃんと作中で押し倒している上にしっかりとキスまでしていた。
「おいおい、これは夏コミで頒布されるデジラバの同人誌ですか?」
とか読んでてツッコミを入れそうになったけど、
デジラバは本家だけあって甘ブリのエロ同人誌を出してないんだった。
…えーと、つまり無限軌道みたいな?(混乱

しかし… バクが見せてくれた確度の高い未来の西也の姿が絶望的すぎてツラい…
というか、西也のために人に言えない仕事でお金を稼ぐいすずとか、
陵辱しすぎでしょう! あのエロ同人みたいに! あのエロ同人みたいに!
というかラティファ様の姿が可哀想過ぎて未来のことだというのに悲しくて…

そんな未来を見たことで逃げではなくリスクを負った攻勢に出ることで、
西也がどんな未来を掴むことができるのか。
あの絶望的なバッドエンドにはならないことを願っています。

まぁ、それはそうといすずとあんな雰囲気になったんだから、
この先の展開では更なる展開が待っている可能性も無きにしもあらずですね!
大丈夫、富士見はミステリー時代に新井輝さんが前例をたくさん作ってるから!
きっと大丈夫だよ!

:: 2016/6/5 日曜日::

■[ラノベ]決戦! 沖田畷!「織田信奈の野望 全国版」15巻

織田信奈の野望 全国版 (15) (ファンタジア文庫)
著者/訳者:春日 みかげ
出版社:KADOKAWA/富士見書房( 2016-05-20 )

絵師サイト:はうにぶー。
絵師twitter:みやま零(@miyama0)さん | Twitter
Kindle版:織田信奈の野望 全国版 15
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大友宗麟と島津姉妹との決戦をギリギリで止めた相良良晴。
しかし肥前の熊とも言われる龍造寺隆信は好機と見て軍をおこし、
それに端を発してついに龍造寺軍と島津・大友軍により沖田畷の戦いが始まることに…!
そして一方本州の織田軍団は信奈は松平元康の急な造反に遭い、
光秀は実母を人質に取られて窮地に陥って…

やっと長かった九州編が終わったー…
物語的に欠かすことは出来なかったんだろうけど、
やっぱり修羅の国での合戦&合戦はシリアス三昧で厳しいものがありましたね。
まぁ、それによって良晴が一回りも二回りも大きくなったのは良いことなんですが、
それでもやっぱり光秀ちゃんや信奈とのアレコレを見てると、
私がこの作品に求めているのはコレなんだよなぁ、と思います。(笑

何が良いって光秀ちゃんの小姑な義陽と出会って早々に痴話喧嘩というか、
嫁姑戦争の前哨戦を繰り広げるところだったり、
良晴が九州で作った何人もの現地妻にご立腹なところですよね!
同じ窮地を救ってくれたのに信奈が圧倒的なヒロイン力を発揮しているのに対して、
光秀ちゃんは喜劇のヒロインでこの扱いの差は本能寺待ったなしですわ。

それにしてもガスパールの正体(?)も意外だったけど、
歴史の修正力が発揮されたのか関ヶ原で一大決戦が開かれそうなのが凄いですね。
陣容も何となく正史に近いのも興味深いです。
毛利が大阪に入って東軍に家康がいたりしますからね。
恐らく次回の関ヶ原が物語のクライマックスになるだろうから、
楽しみではありますが、これ以上シリアスにならないか心配でもあります。
せっかく信奈と再会したんだからもっとラブコメしても良いのよ?

:: 2016/2/22 月曜日::

■[ラノベ]彼らの肖像「フルメタル・パニック! アナザー」SS

表紙が12巻と同じ構図なので見間違えやすいですが、
こちらが短編集のSSになります。
しかし何故こんな似たような表紙にしたんだろうか…
通常版と特装版の差異くらいしかないから、
勘違いして片方しか買わない人とか出るんじゃないかと心配してしまいます。

今回は短編集ということで時系列的には昔のエピソードも収録されているので、
旭がバリバリ元気な時の短編も収録されているので、
在りし日の姿を思い出してちょっとしんみりしちゃったりも。
まぁ、ノリはかなりふもっふなコメディなので、
しんみりする暇はあんまりなかったけどね!

短編集とはいえ、ヒロインはやはりリーナでしょう。
実は幽霊が怖いリーナが可愛かったし、
日本の混浴マナーを知ってドキドキするリーナもとても可愛かったです。
結論としてはリーナがとても可愛い。

それにしてもまだリーナと一線を超えてなかったのか…
達哉はAS戦闘に関しては天性の才能を持っているけれど、
恋愛に関しての才能は全然ダメダメですね!
まぁ、外野がうるさいだろうけどマイペースに頑張ってね!
ゆっくりしすぎると菊乃に食べられちゃうかもだけど!(笑

:: 2016/2/21 日曜日::

■[ラノベ]戦士の帰るべき場所「フルメタル・パニック! アナザー」12

ガルナスタンのシェルターでクルピンスキーの企み通り、
オルカンがラムダ・ドライバを蘇らせたことで窮地に陥る達哉たち。
正体不明の脅威の力場に圧倒されるが、
達哉は僅かな手掛かりからラムダ・ドライバを攻略していき…

見事な完結巻でした!
前作もラストは綺麗でしたけど、このアナザーも綺麗なラストでしたね。
バトルもフィナーレを飾るには少々泥臭いモノでしたけど、
それもまた達哉らしいかな、と思わせるものでしたし。
どれだけ戦士の才能があろうとも、
土建屋の息子はやっぱり土建屋だったという戦いでしたね。

それにしてもクルピンスキーはやはりアマルガムの関係者だったのかー
金属元素のコードネームを持っていたということからそこそこ有能だったんだなぁ。
そこそこ有能だったからこそ諦めきれずに妄執を抱き続けてたんだろうけど、
それに人生を狂わせられたオルカンたちが可哀想ですよ。

エピローグもしっかりとそれぞれのその後が描かれており、
達哉とリーナの二人の関係もこれからが期待できる感じだったので、
そういった意味では不満はないのですが…
唯一スッキリしないのがジオトロンが賠償金払ったかどうかわからない点なんですよね。
カエサルの暴挙はクルピンスキーの造反があったとはいえ、
結局はジオトロンの試作機の暴走なわけなので、過失はジオトロンにあると思うんですよね。
悪いことをやったらそれなりの制裁がくだされないとスッキリしないんだよなぁ。
まぁ、それが面白さのメインではないとはいえ…
うん、でも、やっぱりそこはスッキリしないかも。

:: 2016/2/8 月曜日::

■[ラノベ]胸が茂る西国無双「織田信奈の野望 全国版」14巻

織田信奈の野望 全国版 (14) (ファンタジア文庫)
著者/訳者:春日 みかげ
出版社:KADOKAWA/富士見書房( 2016-01-20 )

絵師サイト:はうにぶー。
絵師twitter:みやま零(@miyama0)さん | Twitter
Kindle版:織田信奈の野望 全国版 14
Kindle版まとめ買い:[まとめ買い] 織田信奈の野望 全国版

島津四姉妹の絆を深め、相良義陽という姉が出来た相良良晴。
あとは大友宗麟の元へ赴いて毛利攻めを依頼するだけだと思いきや、
ガスパールに扇動された黒田官兵衛は黒官一流の旗を立てるため、
大友宗麟の軍師として日向に攻め入り…

いやー、騙された。
今まで官兵衛ちゃんがチョロチョロしかっただけに、
今回もあっさり騙されたんだと思ってたんだけど、
官兵衛ちゃんもしっかり成長してたんだね。
まぁ、策が大掛かりになって齟齬が生じてしまうあたり、
官兵衛ちゃんらしいなぁ、とも思いますが。

立花宗茂が実は男装の姫武将というのは予想はしていましたが、
誾千代と百合夫婦をしているとまでは読めなかったんだぜ…
そんな島津義弘とも渡り合える西国無双だけでなく、
メンヘラちっくな大友宗麟をも惚れさせるとか、
流石の相良良晴と言えましょう。

ただ、そういったラブコメ要素が全国編に入ってから極端に減った上に、
挿し絵も減って全体的にダイジェスト感が漂っているというのに、
更に次回はページ数の都合でダイジェスト化される可能性もあるとか…
うーん… これは厳しくなってきたぞ…
読者のストレス的な意味で…!

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