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夏! 海! 青春!
:: 2012/10/12 金曜日::

■[ラノベ]ビーターなキリトとツン期のアスナ「ソードアート・オンライン プログレッシブ」1

ソードアート・オンライン プログレッシブ1 (電撃文庫)
著者/訳者:川原礫
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-10-10 )
文庫 ( 520 ページ )
作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫 (kunori) on Twitter
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ
絵師twitter:BUNBUN (BUNBUN922) on Twitter

現在アニメ放映中の「ソードアート・オンライン」のアインクラッド編を補完する、
「ソードアート・オンライン プログレッシブ」が始動!
今までの2,8巻の短編集で途中の階層に関するエピソードは語られていましたが、
プログレッシブでは1層からの攻略を順次書いていくみたいです。
ということは、1冊あたり2階層攻略するとなると全37巻くらいになりそうな気が…

中編2つと短編1つの計3部構成で出来ていますが、中編の一つ目である「星なき夜のアリア」は、
アニメ第2話の元となるエピソードになっています。
この頃のアスナは自暴自棄になっている上にMMO初心者丸出しなので、
デレ期に入っていて第一線で活躍している1巻当初とは違っていて新鮮ですよね。
このアスナがあんなにデレるんだ…、と思うと中々に感慨深いです。
キリトにクリームのせ黒パンを食べさせてもらってから料理に目覚めて、
遂には料理スキルをコンプするのほどになるとか、アスナさんはキリトに影響されすぎだと思うの。

しかし、初心者のアスナがMMOの知識を素直にスポンジのように吸収していくのに比べて、
妬み全開なクレクレ厨のキバオウが情けなくて呆れるよなぁ…
アニメに比べて説明が丁寧なお陰ででディアベルに対する印象は良くなったけど、
キバオウに関しては悪化した気がします。(笑
というかですね、アニメは何でアスナの入浴シーンを削ったのかと小一時間(ry

短編の幕間「ヒゲの理由」は割りとコメディしてて安心できましたが、
同時にキリトさんのヒロイン攻略組としてのスキルがこうやって磨かれていったのかと、
妙に納得させられましたね。(笑

もう一つの中編で2階層での出来事を綴った「儚き剣のロンド」はMMOでは定番の強化詐欺事件。
元々は昨年末から今年のはじめに掛けてサイト上で前編が公開されていたので、
ずっと後編である解決編を待っていたので、待ちに待った、という感じで読んでました。

どちらかと言うと圏内事件とかと同じミステリー仕立てな内容でしたが、
アスナが多少ツンケンしながらもキリトと一緒に居る状況にはニヤニヤしちゃいますね。
「コンプリートリィ・オール・アイテム・オブジェクタイズ」の時の静かに怒るアスナは、
あれはあれでそそるものがあると思います!
しかしシステムの深いトコを教えたキリトさんが、
後に逆にアスナから倫理コード解除を教えられるかと思うと感慨深いですね!(笑

PoHらしき人物が出てきたりと今後の展開の伏線(後付け?)を散りばめており、
これはこれで面白いので是非続いて欲しいけど、年一回刊行だと30年以上掛かりそうなので、
1冊当たり3階層分あっても良いんじゃないかな、と思います。(笑

:: 2012/8/29 水曜日::

■[漫画]ブラック・ロータス バカ一代「アクセル・ワールド/デュラル マギサ・ガーデン」1巻

アクセル・ワールド/デュラルマギサ・ガーデン 01 (電撃コミックス)
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-08-27 )
コミック ( 212 ページ )
作者サイト:イミ毛
作者twitter:笹倉綾人 (sasa_ayato)さんはTwitterを使っています

現在アニメ放映中のアクセル・ワールドの外伝作品がこの「マギサ・ガーデン」です。
先日までシャナのコミカライズを担当していた笹倉綾人さんが作画されているのですが、
これがまた中々良い作品でして!
しかし電撃大王は禁書目録、アクセル・ワールド、ログホラ、魔法科高校と外伝作品が多いですよね。(笑
しかもその内3作品が元はWeb小説だというのに奇妙な縁を感じます。

さて、この「マギサ・ガーデン」の舞台はハルユキたちが住む杉並も近い私立清美学院。
主人公は帰国子女にしてミニマムなボディでハイパワーな千明ちあき12歳(遅生まれ)
彼女の亡き兄が生前語っていたブラック・ロータスに憧れて現実で武者修行していたら、
清美に入学して勧誘された演算武術研究部でブレインバーストの世界にブラック・ロータスが居ることを知り…

マリみてのようなお嬢様学校でのバーストリンカーという刺激的な設定ですが、
原作のアクセル・ワールドと共通しているのか校内のイジメ問題がチョロチョロ出てきているので、
マリみてみたいに綺麗なだけの内容ではないんですよねー
まぁ、それらもパーフェクトマッチすぎるちあきの強さでの爽快感があるので、
原作とは一味違った面白さに仕上がっています。

演武研の痴女先輩な優子と、男装の麗人だけどクラスでは普通に美人な胡桃、
そしてロシア人とのハーフなリーリャとキャラクターの顔見せ的な1巻ですので、
それぞれの必殺技もまだ良くわかってないですし、そもそもちあきはブレインバーストに無知すぎるので、
これからの展開はまだまだ未知数だったりします。

時系列的に考えると原作で能美が入学してきた頃なので、
原作キャラたちと絡むのはまだまだだと思っていたんですが…
何かソッコーでアッシュさんが出張ってきてくれているので、
案外ハルユキたちが出るのも早いのかも…? と思わなくもないです。

まだまだ始まったばかりなので色々と未知数ですが、
それ故に期待値が高まらずにはいられないので今後も楽しみです。

:: 2012/7/12 木曜日::

■[ラノベ]キリトさん、流石フラグ立て男「ソードアート・オンライン 10 アリシゼーション・ランニング」

ソードアート・オンライン〈10〉アリシゼーション・ランニング (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2012-07-10 )
文庫 ( 335 ページ )
作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫 (kunori) on Twitter
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ
絵師twitter:BUNBUN (BUNBUN922) on Twitter

救急搬送されたはずのキリトが、転院先の病院で消息不明になり、
ALO内で緊急ミーティングを持つことになったアスナ、リーファ、シノンの3人。
リズとシリカがハブられて、裏表紙にしか出番がないのは少々可哀想ではありますが、
まぁ、これがキリトの正妻&愛人1号&2号とその他ヒロインとの隔たりということで…(ぉ

しっかし、恋する乙女は愛する男のためなら手段を選びませんね!
というか行動力やら度胸やらがホント半端ないです、アスナさん!
少ないヒントから正解を手繰り寄せ、遂にラース本拠地に乗り込み、
”アリシゼーション”の真相に迫るとか到底女子高生の手腕とは思えないですよ。
というか洞察力とかも含めてマジですごい。

そして凄いといえばアスナと二人でSAOをクリアしたキリトも、
木こりが終わってもトントン拍子でサクサク出世していくのも流石と言いますか…
むしろ整合騎士になる為に入った学院で先輩女性騎士とフラグを立ててるのも、
流石と言いましょうか…
これ、外のアスナが見てるんでしょうかね…

それはそうと、AWとリンクする内容が多くて中々ニヤニヤできますね。
作品的にAWの方が後に書かれたのでそちらと辻褄を合わせたんでしょうけど、
これは良い変更点ではないでしょうか。

しかし相棒のユージオはいいキャラなんですけど…
彼の青薔薇の剣はキリトの二刀流の為に使われるフラグとしか思えない…
死なないと良いなぁ…

:: 2012/4/16 月曜日::

■[ラノベ]おまわりさん、ロリハーレムを作っている主人公はこいつです!「アクセル・ワールド」11巻

アクセル・ワールド〈11〉超硬の狼 (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2012-04-10 )
文庫 ( 301 ページ )
作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫 (kunori) on Twitter
絵師サイト:天才卓球少女
絵師twitter:HIMA (himapo) on Twitter

アニメも始まって原作も新章突入!
長かった「災禍の鎧」編も9巻で無事決着したけれど、
その裁定の場である七王会議で新たな高難易度ミッションを依頼されたハルユキ。
それは”銀”の特性が持つ故に期待された光学兵器無効の「理論鏡面」アビリティの習得だった…

表紙は妖艶な黒雪姫ですが、実質今回はロリ回です。(笑
生脚が眩しい小学六年生のニコと同衾したり、
健気で可愛いけど芯がしっかりしている小学四年生の謡のお宅訪問したりと、
ロリロリロリロリィー! な展開目白押しであります。

そして予想通り「理論鏡面」アビリティ習得が今回で終わらなかった訳なんですが、
まさかの新キャラ「ウルフラム・サーベラス」の登場とハルユキの敗北。
それからの原点に立ち戻ってのリベンジという展開は熱いモノがありましたね。
「理論鏡面」習得の為に議論したり試行錯誤したりするのも興味深く面白かったです。

しっかし、加速研究会のエゲつなさというか黒さがまた垣間見えてきましたねー
「ウルフラム・サーベラス」の隠された能力と背景とヒキが色々と凄いですし、
マンガンさんとコバルトさんの双子侍ちゃんも可愛かったですし、
続きが非常に楽しみなんですが、今回はサクっとキリが良いとこまで行って欲しい所です。

それはそうと、タングステンは英語でもタングステンだと思うんですが…
トリリードといい、案外凡ミスが多い印象がありますね…

:: 2012/2/12 日曜日::

■[ラノベ]キリトさん木こりデビュー!「ソードアート・オンライン 9 アリシゼーション・ビギニング」

ソードアート・オンライン〈9〉 (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2012-02-10 )
文庫 ( 405 ページ )
作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫 (kunori) on Twitter
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ
絵師twitter:BUNBUN (BUNBUN922) on Twitter

Web連載版の中でも屈指の人気の章に入るとのことで発売前から楽しみにしてたんですが、
まさか初っ端からキリトさんが11歳になって木こりしているとは思いもよりませんでした。(笑
まぁ、それもこれも話の前振りだった訳なんですが、
前振りにしても長いですよね、ホント…
まさかプロローグだけで200ページ使うとは思いませんでした…

今回の主人公は巡り廻ってキリト。
舞台は現実世界でもVR世界でもない”アンダーワールド”
あの怪しい公務員の菊岡さんからの紹介で始めたバイトで試用したSTLの接続先にある、
現実と変わらない世界で一から始める冒険譚の序章がこの9巻です。

それにしてもキリトってばマニュアルも目標設定がない中でも、
口では色々言いながらも手探りでそれでも前に進もうという姿勢は流石ですね。
ユージオとの友情を育んでいるのを見ると、
SAO1巻でクラインと一旦別れた後悔を繰り返さないように応援してしまったりも。

また、痛覚が厳然と存在する世界での戦闘に初めは戸惑うものの、
守る為の決意をしてからの覚悟の決めっぷりはカッコイイですよね、ホント。
キリトさんぱねぇ。

しかし、しばらくはこのアンダーワールド編になるということはアスナとかの出番はないのかな…?
まぁ、キリトさんのことですから行く先々で可愛い女の子を助けて回るでしょうし、
何より一からの成長っぷりを新鮮さを持って見せてくれると思いますので続きに期待です!

…とはいえ続きが初秋発売ってことでまた半年くらい待ちそうなんだよなぁ。
AWのアニメが4月からだからそれに合わせたスケジュールなんだろうけど。
うーむ、待ち遠しいです。

:: 2011/12/12 月曜日::

■[ラノベ]表紙と本文に関係ないけど、これはこれで良し!「アクセル・ワールド10 ―Elements―」

アクセル・ワールド 10 (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:角川グループパブリッシング( 2011-12-10 )
文庫 ( ページ )
作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫 (kunori) on Twitter
絵師サイト:天才卓球少女
絵師twitter:HIMA (himapo) on Twitter

今回は短編集でそれぞれが時系列がバラバラだし、
最後の「バーサス」に至ってはお祭り企画なわけでかなり無茶やってるんですが、
そのどれもがいつも通りに面白くて満足できましたよ。
まぁ、表紙から内容をちょっと期待したら見事に肩透かし食らった訳なんですが。
Oh…、フーコさんのわがままボディの水着姿を堪能したかったデース。

一本目の「遠い日の水音」はまだ黒雪姫が入院していた頃、
タクムに教導されてレベル2になれるだけのポイントが溜まったハルユキが、
うっかりレベルアップしてしまって残りポイントが8にまで落ち込んだ話。
そして加速世界でただ一人「用心棒」というロールプレイをしている人に、
ポイントが安全圏まで上がるまで護衛してもらうんだけど、
その「用心棒」のアクア・カレントはカラー不明でしかもレベル1で…

という、MMOをやった人ならたまに見かけたと思うスーパーノービスな人が登場。
しかもハルユキの女性遭遇率の高さからご本人ともまさかのご対面。
まぁ、性別不詳だけどハルユキが出会うんだから女性に違いない!(キリッ
途中で「もしかして?」と思ったけどフーコさんたち同じエレメンツっぽいので、
バッチリ再会フラグが立ってるのは美味しいですね。
それにレベル1といことは「四神」のレベルドレイン攻撃食らってる可能性が高いですしね。

そして二本目の「最果ての潮騒」は翼を失ったハルユキと離れ、
沖縄に修学旅行に来ていた黒雪姫が沖縄で奇跡的に遭遇した加速世界の住人たちの話。
都心の小学生の間から広がったバーストリンカーの発祥からして、
僻地ではありえないと思っていたバーストリンカーの存在に驚き、
そして純真な2人の少女の在り方にジュースを噴き出す程に驚く黒雪姫が新鮮でしたね。

しかし、2人の少女の師匠のクリムゾン・キングボルトは美味しいキャラだなぁ。(笑
名前からして「トゥルル…」な二重人格のボスの能力かと思いきや、
ネジ版グレンラガンなのには笑わされましたよ。(笑
あれで結構強いのはちょっと反則じゃなかろうか。

それにしても加速研究会ってのは色々やってるんだなぁ。
神獣テイムは9巻で出てきたアレの伏線でもあろうけど。
まぁサルファ・ポットに関しては結構小物臭が強いですけどね。
うーん、これは如何にも子供な予感。

最後の「バーサス」はまさかのSAOの主人公キリトとのクロスオーバー
キリト VS シルバークロウという時空を越えた主人公同士のデュエル!
いやー、お互いよく判ってないけど認め合い熱く戦うのは面白いですねー
どちらの主人公もキャラ立ってるし満足の内容でした。

アニメ化も決まったし今後の展開が楽しみですよ。
うおー、早く来年の春よ来い!

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