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:: 2011/10/17 月曜日::

■[ラノベ]ハーレム要員追加でオレ様メガラッキー!「アクセル・ワールド9 ―七千年の祈り―」

アクセル・ワールド〈9〉七千年の祈り (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2011-10-08 )
文庫 ( 379 ページ )
作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫 (kunori) on Twitter
絵師サイト:天才卓球少女
絵師twitter:HIMA (himapo) on Twitter

何やらアニメ化するそうで、ファンとして嬉しい限り。
しかも制作がサンライズということで期待値も高まりますよ。
アバターはタイバニみたいにやっぱり3DCGなんでしょうか。
こりゃー、動きまくるバトルが期待出来そうです!

さてさて、6巻から続いた「『災禍の鎧』浄化作戦」編もやっと終結!
いやー、レイニー止め3連続が終わって胸中は安心感でいっぱいです。(笑
アニメになったらこれだけで1クール持たせられるくらいの分量ではないでしょうか。

そしてこの9巻ではヒロインが新(?)登場するわけですが…
8巻の予想が大当たりでしたね! 性格は全然違ったけど!
ガイコツのヘルメットがかわいいという感性もギャップ萌えできますし、
何より自分がモテるなんて信じられないハルユキに対して、
誤解のしようもないシンプルでストロングな告白をかますという、
その真っ直ぐさに好感度がビンビンに上昇ですよ! ヒャッハー!
彼女の加入でシリアスな展開にもコメディ要素が入って大変楽しかったです。

しっかし、シリアスな展開に入ってましたが序盤の鉄拳とのバトルは不要だったんじゃ…
まぁ、拳などで語るのが当然と思っているプレイヤーが多数を占めてるからなんだろうけど、
ブレインバーストプレイヤーはコミュニケーションをもうちょっとした方が良いと思うの。
じゃないとチートな大人集団(と思われる)加速研究会に良いように弄ばれるだけじゃないかな、と。
それにしても本当に川原礫作品の悪役は非道だな!
きたない、さすが加速研究会きたない。

それにしてもヒロイン勢が充実しまくりで素晴らしいですね。
幼馴染のチユ、優しいけど怖い師匠、ロリな謡、真っ直ぐな妹属性のリン、
そして本命の才色兼備だけど料理下手なのが判明した黒雪姫先輩と、
アニメになったら間違いなく「ブヒー!」と言われること間違いなしですよ!
そんななヒロインたちによる嫉妬イベントは大変美味しゅうございました。
もうこのままキリトさんみたいに一千倍に加速した世界での重婚エンドで良いのではないでしょうか。(笑

まぁ、まだまだ伏線が山盛り状態なので次回移行にも期待です。
ただ刊行ペースが崩れて次回はSAOじゃなくてAWの短編みたいなんですよね。
うーん、これもアニメと時期を合わせるとかなのかなー
何はともあれ次巻も楽しみです。

:: 2011/8/24 水曜日::

■[ラノベ]武士道とは美女を口説くことと見付けたり「ソードアート・オンライン」8巻

ソードアート・オンライン 8 (電撃文庫 か 16-16)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-08-10 )
文庫 ( 416 ページ )
作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫 (kunori) on Twitter
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ
絵師twitter:BUNBUN (BUNBUN922) on Twitter

2巻以来久しぶりの短編集なのですが、むしろ中編集とでも言えるボリュームで、
SAOでキリトに対してまだデレてないアスナが見られるミステリー仕立ての「圏内事件」
長編6巻と7巻の間のALOでの聖剣エクスキャリバー獲得イベント「キャリバー」
そして、SAOに囚われた直後、レベル1だったキリトが遭遇した初めてのイベント「はじまりの日」
になっているんですが、「圏内事件」と「キャリバー」は実はWeb発なんですよね。
作者のサイトでイベント的に公開されていたモノで、
私も「キャリバー」は昨年末から今年に掛けてリアルタイムで読んでました。

3つとも長編7巻までの時点からで言うと過去の時系列なので、
逆伏線とで言うものが散りばめられているんですよね。
キリトが紹介した偽ラーメン店でアスナが「いつか必ず醤油を作る」と決意したり、
赤眼のザザが「今度は俺が馬で追い回す」とキリトに啖呵切ったりと色々あるんですが、
やはり一番はキリトがアスナに対して結婚前提の発言を冗談で言う所ですね。
いやー、慌てるアスナが可愛いったらなかったです。

まだデレ始めて間もない、というか昼寝イベント直後なので正にここからの状態なんですが、
キリトとの待ち合わせに気合いの入った私服姿を見せてくれたりと、
恋する乙女心の片鱗が見えるのが良いんですよねー
まぁ、作品のノリ的にちょっと暗めの話なので、そういったイベントは輝いてましたよ。
「はじまりの日」と「圏内事件」はデスゲームの最中なので、
MMOに見られる人間の汚い所とかが如実に出てくるのでやるせない気持ちになるんですよねー

それに対して「キャリバー」はコメディ色が強くて快活に笑える内容と言いましょうか、
むしろ「クラインさんかっけぇ!」のお陰でかなり笑えます。
いやー、ハーレム主人公なキリトのパーティーに居ても全然OKですよね、クラインって。
何というか愛すべきアホと言いましょうか。
NPCだろうが本気で口説こうとするクラインは立派な漢だと思います。

しっかし、やはり挿絵が付くと破壊力が違いますね。
特に「キャリバー」ではその活躍共々シノンが光ってましたよ。
あの満面の笑顔は最強でした。
いやー、シノンさんマジぱねぇっす!

:: 2011/6/11 土曜日::

■[ラノベ]エンドレスコンティニュー「アクセル・ワールド 8 ―運命の連星―」

アクセル・ワールド〈8〉運命の連星 (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2011-06-10 )
文庫 ( 331 ページ )
作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫 (kunori) on Twitter
絵師サイト:天才卓球少女
絵師twitter:HIMA (himapo) on Twitter

まさかとは思っていたけど、本当にまさか「つづく」で終わるとは思ってませんでした…
アレですかね、「オレはようやくのぼりはじめたばかりだからな。このはてしなく遠いAWをよ…」
とでも言えば良いのでしょうか…!
いや、まぁ、面白いんですけどね!

ハルユキとタクムの幼馴染み対決も良いトコで終わってたんだけど、
まだまだ美味しいトコは見せてくれない展開が続いてフラストレーションが溜まって溜まって…!
夢の中で辿り着いた中央サーバーでの話とか、伏線が張られまくりなのに、
中々回収されないっていうのはホントもどかしいです。
その分、ハルユキの第二段階の心意が顕現したりと爽快感があるにはあるのですが…

もどかしいと言えば、リードことトリリードテトラオキサイドもそうですね。
現実世界の皇居が存在する帝城のみに出現するという時点でピンときましたが、
心意技の名前が「天叢雲」とか、どう見ても皇族じゃないっすか!
良いのかな-、大丈夫なのかなー
変な団体に難癖つけられないことを祈ります。(ぉ

アッシュの本体も出るかと思ったけど肩すかしで、その上ウワァアアアな展開だし、
本当にフラストレーションが溜まりまくってるので是非9巻こそはお願いしたいです!
それはそうと、アッシュの中の人ですが実は女の子じゃないのかと疑っています。
親がフーコさんだし、バイクに入れ込んでるから脚に障害がある繋がりじゃないかとか、
みんなが「彼」と呼んでるのにフーコさんはそう名言してないだとか、
スカルフェイスのメットの下が繊細だとか色々と揃ってますからね!
次回はそこら辺も判明してくれると嬉しいのですが…(笑

:: 2011/4/17 日曜日::

■[ラノベ]小さく気高き最強の剣士「ソードアート・オンライン」7巻 マザーズ・ロザリオ

ソードアート・オンライン〈7〉マザーズ・ロザリオ (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2011-04-08 )
文庫 ( 305 ページ )
作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫 (kunori) on Twitter
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ
絵師twitter:BUNBUN (BUNBUN922) on Twitter

死銃事件より数週間、平和なALOで起こったちょっとした事件。
PvPで数々のプレイヤーを圧倒し、あのキリトをすら退けた「絶剣」
その噂を耳にしたアスナは興味を持ちその対戦場に赴くと、
そこには黒曜石のような細い直剣を持つ、小さな少女剣士ユウキが居た…

今回はキリトではなく、アスナが主人公の物語。
ギルド「スリーピング・ナイツ」のリーダーであるユウキを軸に、
彼女が何を思い、何を志し、ALOを駆け抜けたのか綴られています。
その小さくも気高い生き様にアスナが感化され、成長していき、
ユウキが残した掛け替えのないものが確かに存在するのだと思わされます。

キリトは表紙でもそうだけど裏方役で、目立った所はないんだけど、
見せる所は魅せてくれて、シリーズ通しての主人公っぷりは流石でした。
アスナもその大規模ギルドの元幹部の実績を活かしながら、
その内面のもろさも同時に見せてくれて更に魅力的になったような気がします。

VRMMOとしてのバトル要素は少なめになったけど、
主役交代で、また違った側面の面白さを見せてくれた7巻でした。
死銃編の終盤もそうだったけどVRMMOを中核としながらも、
それだけに留まらないのは凄いと思わされます。

余談ですが、アスナとキリトの初デュエルは作者の同人誌で発表されています。(しかも漫画で)
2月のティアで総集編が出たので読んでる人も多少はいるのではないでしょうか。
更に余談ですが、キリトの2本目の剣である聖剣を手に入れたエピソードに関しては、
昨年末から今年の上旬までの年末限定企画であった「キャリバー」で書かれてました。
これはその内、短編集にでも収録されたりするのかな?

:: 2011/2/9 水曜日::

■[ラノベ]もうちっとだけ続くんじゃ「アクセル・ワールド 7 災禍の鎧」

アクセル・ワールド〈7〉災禍の鎧 (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2011-02-10 )
文庫 ( 301 ページ )
作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫 (kunori) on Twitter
絵師サイト:天才卓球少女
絵師twitter:HIMA (himapo) on Twitter

マジっすか、またっすか。
いやいや、2巻連続で続編になるとは思いもよりませんでしたよ…
読み進める内に、残りのページ数から考えて予感はありましたけど、
マジで最後がつづくになった時はしばし呆然としましたよ。
レイニー止めが2連続で続くとかどんだけ…

初っ端から災禍の鎧、クロム・ディザスターがこの世に誕生した過去の記憶が回想されたんですが、
そこで語られたのは儚くも切なる祈りに似た太陽の色の夢を持ちながらも、
人の悪意によって塗りつぶされたクロム・ファルコンとサフラン・ブロッサムの物語で…
ハルユキことシルバー・クロウとクロム・ファルコンが名前含めて近い存在だけに、
読んでて凄く切なかったですね。

帝城内部の探索に明かされる七星外装に暗躍する加速研究会の存在と、
気になる要素がてんこ盛りなだけに、8巻待ちってのが本当に辛いですね…
しかし加速研究会はホントに初期から暗躍してたんですね。
何か一人は純色の七王との繋がりもありそうだし、浄化できたとしてもまだまだ波乱がありそう。

そしてここ最近、出番がなかったタクムの見せ場が始まる訳だけど、
出番がダークな所をまざまざと見せつける場面だったりと少々憐れな感じも…
アクセル・ワールドって全体的に人の負の面を見せる所が多いような気がします。
特に人の狡猾で卑怯で矮小な部分が見事に抽出されていて、
中々にエグいなぁ、と。

それはそうと、今回の新キャラであるトリリード・テトラオキサイドを、
英語で書くとtrilead tetraoxideになると思うんだけど、
普通に読んだらトリレッド・テトラオキサイドな気がするんだけど、違ったっけ?
しかもそれが青系統の色とか帝城の件も含めて謎が深まりますな…

:: 2010/12/11 土曜日::

■[ラノベ]銃の世界で繰り広げられる命を懸けた戦い「ソードアート・オンライン」6巻

ソードアート・オンライン(6) ファントム・バレット (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキー・メディアワークス( 2010-12-10 )
文庫 ( 445 ページ )
作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫 (kunori) on Twitter
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ
絵師twitter:BUNBUN (BUNBUN922) on Twitter

ゲーム内で撃たれたキャラが現実でも死んでしまう<死銃>事件を調べる為、
ALOの世界から銃と硝煙の匂いが満ちるGGOの世界へとやってきたキリト。
少女のような容姿に変わってしまったキリトはその見た目に似合わず、
銃が支配する中で光剣を駆使し、最強を決めるBoBを勝ち進み、
死銃その人を突き止めようとするのであった…

SAO生還者であり、殺人ギルド「ラフィン・コフィン」の生き残りである死銃を前に、
かつて自分と仲間を守るタメに手に掛けた3人の命の重さを前に、その業を思い出すキリトと、
5年前、現実世界で母を守るタメに強盗犯を撃ち殺した事があるシノン。
似た業を持つ二人が本人の意思とは裏腹に引かれ会い、絡まりながら関わっていく様は、
何とも魅力的でした。

しかし死銃事件のカラクリですが、大まかな概要は推理できたけど、
てっきり運営体が黒幕かと思っていただけに中々にビックリな所も多かったです。
本当の犯人にはかなり驚かされましたし、その動機にも衝撃を受けましたが、
かつて私もROというネットゲームにハマっていた身としては、
ちょっと理解できるのもまた確かなのでした…

それにしてもいつもより1.5倍の分厚さで、そのお陰で睡眠不足になってしまいましたが、
読み耽ってしまうだけに面白さが間違いなくありました。
シノンというキャラが魅力的なのは元より、最後のバトルの緊迫感が最高でした。
うーん、やっぱりソードアート・オンラインは面白い!
次回からの絶剣シリーズにも期待です。
シノン出るのかなー

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