その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2019/4/27 土曜日::

■[漫画]帝国の残照「デッドマウント・デスプレイ」3巻

デッドマウント・デスプレイ3巻デッドマウント・デスプレイ3巻
出版社:スクウェア・エニックス
原作者名:成田良悟
原作者twitter:成田良悟 (@ryohgo_narita) | Twitter
作者名:藤本新太
作者サイト:shinta
作者twitter:藤本新太 (@shint424) | Twitter
Kindle版:デッドマウント・デスプレイ (3)
Kindle版まとめ買い:デッドマウント・デスプレイ
DMM電子書籍:デッドマウント・デスプレイ (3)

真ポルカの実家で起こった放火魔による幼い兄妹殺害事件を未然に防いだ屍神殿。
ポルカの父、呂算には真実を語ったことで少しだけ味方が増えたけれど、
警察のめんどくさそうな人たちには目をつけられるし、
愉快犯の奇術師、怪人ソリティアが脱獄したことで面倒な事態も巻き起こって…

異世界から死霊術師が転生してきて平穏な生活を望むという、
概要だけ聞くとなろう小説みたいな設定の話なのに、
これだけ複雑&精緻な設定で魅せてくるのは流石は成田良悟ですよ。
まぁ、私はそれほど成田良悟作品に詳しいわけではないのですけども。

屍神殿も前世ではかなり陰惨な目に遭ってきたからか、
度胸やオーラが充分あるから勘違いしそうになるんだけど、
真ポルカくんの優しい心に前世の恩人に似た雰囲気を感じた時の笑顔を見る限り、
心根はとても穏やかで優しい人だと思うんですよね。

しかし、平穏に暮らしたいだけなのに、
何故かトラブルが向こうの方からやってくるあたり、
ちょっと可哀想だなぁ…
そういう運命なのかしら…

それにしても警察の岩野目さんは、悪い人ではないと思うんだけど…
変に真面目といか普通の人だけに、
屍神殿が死霊術師なんて発想が出てこないから見事にピエロってるのが…
こちらもちょっと可哀想だけど、
しばらくピエロを続けざるを得なさそうですね。

そして怪人ソリティアが起こした騒動ですけど、
ここにきてまさか屍神殿の前世と現代日本のつながりが出てくるとは…
これは俄然面白くなってきましたけど、
はたしてどういった裏設定があるのか…
私、気になります!

:: 2018/11/27 火曜日::

■[漫画]死の山、血の河「デッドマウント・デスプレイ」1,2巻

デッドマウント・デスプレイ1巻デッドマウント・デスプレイ1巻
出版社:スクウェア・エニックス
原作者名:成田良悟
原作者twitter:成田良悟 (@ryohgo_narita) | Twitter
作者名:藤本新太
作者サイト:shinta
作者twitter:藤本新太 (@shint424) | Twitter
Kindle版:デッドマウント・デスプレイ (1)
DMM電子書籍:デッドマウント・デスプレイ (1)

デッドマウント・デスプレイ2巻デッドマウント・デスプレイ2巻
出版社:スクウェア・エニックス
原作者名:成田良悟
原作者twitter:成田良悟 (@ryohgo_narita) | Twitter
作者名:藤本新太
作者サイト:shinta
作者twitter:藤本新太 (@shint424) | Twitter
Kindle版:デッドマウント・デスプレイ (2)
DMM電子書籍:デッドマウント・デスプレイ (2)

死霊術師の『屍神殿』と教団の騎士『シャグルア』
二人の最終決戦が今、はじまる…!

激闘が終わり、目を覚ましたらそこは21世紀の新宿で。
しかも当人である『四乃山ポルカ』は喉を掻っ切られたばかりで。
改めて殺し屋に命を狙われ、逃げ込んだ先で見たのは…

「デュラララ!!」や「バッカーノ!」の成田良悟さん漫画原作の、
なろうで未だに大人気な異世界転生モノなんだけど…
異世界からの転生な上に、
転生してきたのが死霊術師で、
しかも子供好き平穏な暮らしを望んでいるという、
意外な要素がてんこ盛りなのです!
でも、結構面白いんです。

私は成田良悟小説は未履修なんですが、作風は聞き及んでおりまして。
その前情報通りに血飛沫にエグさがあり、
ライダースーツのエロい女体までちゃんと完備されていました。
血飛沫とかはあんまり趣味じゃないけど、
エロい女体は趣味なので問題ありませんね!

気のせいか、おっぱいが大きいキャラが多い気がしますが、
私は大きなおっぱいは好きなので問題ありませんね!
しかし、鼻血じゃなくて喉の傷から血が出るとか、
エロ耐性のなさの表現として、新しい気がする…

そういった作画方面だけでなく、物語性やキャラ性も良いんですよね。
平穏を望んでいるのに命を狙われてる上にお金がないし、
何より無辜の子供たちを助けるために争い事に巻き込まれるポルカと、
そのポルカに殺し殺され惚れた殺し屋殺しのサキちゃんとか、
わりとクレイジーで楽しいのです。

子供たちが見舞われる理不尽な不幸から、
死霊術を用いて助けるポルカは好感が持てますし、
そんなオカルトでも対処が厳しいと思わされる『レミングス』からは、
わりとゾクゾクする面白さが感じられます。

独自の倫理観で動くポルカがこれからどうやって平穏を得ていくのか。
というか、本当に平穏に過ごすことができるのか。
これから先の展開が未知数なだけに楽しみです。

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