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:: 2016/2/5 金曜日::

■[漫画]恋するトモちゃんは脳筋でジュンのことを思うとすぐ殴っちゃうの「トモちゃんは女の子!」2巻

「次にくるマンガ大賞」Webマンガ部門1位を取ったらしいですね! めでたい!
それもこれもトモちゃんというキャラクターの魅力のお陰でしょう!
脳筋だけど恋する乙女で、恋する乙女なんだけど脳筋で。
女子力とはまた違ったベクトルで可愛いのがトモちゃんなのです。

トモちゃんは身体は女の子なので、
幼馴染みのみすずちゃんや天然わたあめのキャロルちゃんによる、
ジュンの許容範囲内ギリギリのファッション大改造をすることで、
結構可愛い女の子に大変身ですよ!

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うん、確かにトモちゃんは女の子ですよね。
ほどよく胸の膨らみを出しつつスニーカーともマッチする服装で、
更にジュンが許容できるスカート丈の長さ。
ジュンのことをよく知るみすずちゃんと、
女子力が高いキャロルちゃんらしい見立てですよ!

しかしそんな二人の考えを超越するのがトモちゃんですよ。

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ぅゎ、っょぃ。

恋する乙女でありながら本能に刷り込まれた脳筋パワーが炸裂しちゃう。
これがトモちゃんなのであるなぁ。

そんなトモちゃんの両親も中々クセが強い面白い人だし、
空手部の御崎先輩もナヨナヨしただけでない面白い人でしたし、
これからも楽しみですよ。

単行本描き下ろしが18ページもあるのでWebで読んでた人にもお勧めですね!
描き下ろしの中で半分以上が御崎先輩とジュンなところは割りとマニアックだと思いますが!
面白いよ!

:: 2015/10/14 水曜日::

■[漫画]恋する脳筋乙女ちゃん「トモちゃんは女の子!」1巻

柳田史太さんと言えば個人的にはDMM等でオリジナルのエロ漫画を出してたり、
pixivで二次創作漫画とかエロいネタ絵を描く人という印象だったのですが、
ある日twitterやpixivで公開した漫画が面白かったお陰なのか、
いつの間にかそのネタで星海社の最前線ツイ4でその漫画の連載が決まってました。
動きが早すぎて驚いたんだぜ…

トモちゃんは幼馴染みの淳一郎に恋する女の子。
淳一郎とのスキンシップにドキドキするし、
淳一郎に女の子が近づくと嫉妬しちゃう普通に恋する女の子。
でも一つだけ普通と違うところがあったのです。
それは、彼女がボーイッシュすぎて淳一郎から女の子と思われてないことなのです…!

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この漫画はそんなトモちゃんが奮闘しつつ空回り、
そんなトモちゃんを微笑ましく愛でながら楽しむ物語です。

トモちゃんはボーイッシュというよりも暴issueというか。
実家の実践空手のせいか脳筋なところが一番のネックだと思いますが、
それ以上に脳筋であることに本人が気づいてないのがヤバイかもしれませんね。
恋する乙女であり脳筋とか乙女の脳内は複雑怪奇なんじゃよー

そんなトモちゃんを制御…、いや操縦…、
というか遊んでいる幼馴染みのみすずちゃんも良いキャラですね。
腹黒い小柄な美人系のみすずちゃんのお陰でトモちゃんの魅力がよく判るというものですよ。
トモちゃんからスパッツをはぎ取る手腕には心から賞賛を送りたいです。

天然わたがし系ゆるふわ可愛いキャロルちゃんも良いキャラですし、
今後も楽しみな漫画であります。
連載サイトで第1話から全部読めますのでまずはそちらでご確認ください。

あと、柳田史太さんの漫画ではエロ漫画も好きなので、
たまにはDMMでまたエロ漫画を販売してくれたらなー、
とも思っていますので今後も色々と精力的に頑張っていただきたい所存であります。

:: 2015/8/24 月曜日::

■[漫画]螺旋の矛盾「空の境界 the Garden of sinners」5巻

空の境界 the Garden of sinners(5) (星海社COMICS)
著者/訳者:天空 すふぃあ
出版社:講談社( 2015-08-11 )
公式サイト:最前線
原作者サイト:竹箒
作者サイト:SHIN-KUU index
作者twitter:天空すふぃあ(sphere_tk)さん | Twitter

今までの「空の境界」は全体からすると前半、というか序章。
この「矛盾螺旋」編から物語の真相へと入っていきます。

ダメな親を持ったがために、困窮を極めた元高校生の臙条巴。
好きだった走ることも分厚いメッキが剥がれて続けられず、
元同級生のワルたちに追いかけまわされて辿り着いた先が、
両儀式に拾われての不思議な同居生活で…

巴くんと式の同居生活って不思議だったなぁ…
巴くんが懸念するように、上っ面だけ見ると男女の同居ものなんだけど、
劣情を催す展開は全くなくて、
同居というよりも、たまたま同じ店で隣り合っただけみたいな雰囲気が、
紙面から漂ってきているように感じました。
少なくとも式はそういったように思ってたんじゃないかなー

それにしても黒桐に放っておかれて癇癪を起こす式がちょっと可愛かったですね。
でも、個人的にはそれ以上に病気で伏せっている橙子さんが可愛かったです。

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眼鏡をかけた病気の橙子さんを甲斐甲斐しく世話してあげたい…

ブラコン妹の鮮花が出てきて魔術師と魔法使いの違いだとか、
魔術協会の話とか出てきて世界観の説明が入ってきてますが、
ここら辺はTYPE-MOON作品で共通の世界観なので、
知ってる人が多いんじゃないかな?

「空の境界」という作品は正にここからが真骨頂なので、
今後が楽しみです。

:: 2014/3/16 日曜日::

■[漫画]月の空には砕け散った海がある「月の珊瑚」1巻

月の珊瑚(1) (星海社COMICS)
著者/訳者:佐々木 少年
出版社:講談社( 2014-03-10 )
コミック ( 146 ページ )
連載サイト:『月の珊瑚』佐々木少年 原作/奈須きのこ | 最前線
原作者サイト:竹箒
作者twitter:佐々木少年 (sasakishonen)さんはTwitterを使っています

かつて「月姫」のメディアミックスで唯一と言っていいほどの評価を得た「真月譚 月姫」
ゲームのコミカライズというジャンルの歴史を塗り替えたと言っても過言ではない傑作ですが、
その偉業を成し遂げた佐々木少年さんがまたもやTYPE-MOONファンを喜ばせてくれました。
それがこの「月の珊瑚」のコミカライズです。

坂本真綾さんによる朗読館シリーズの一作として世に出た奈須きのこさんの短編SFですが、
「魔法使いの夜」や「空の境界」と同じ世界観ですが西暦3000年頃の遠未来が舞台です。
コンセプトは「月姫3000」とのことですが「月姫」が西暦2000年に発売されたことを考えると、
色々と深く考えてみることが出来るかもしれません。

人類が衰退しました的な世界で珊瑚が光る小さな島に住む姫と、
彼女に「かぐや姫」のように難題を出される求婚者たち。
姫は別にいじわるで難題を出しているのではなく、
人を愛することが理解できないから測りたいという想いから来るもの。
そんな人の愛を知らない無垢な姫が小さな配達人に出会い、
物語を紡ぎ出すストーリーです。

原作は坂本真綾さんの声の力によって読者に語りかける作品ですが、
このコミカライズは佐々木少年さんの絵の力によって読者に語りかけてくる作品です。

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特に大判サイズで単行本になることによって、
Webで公開されていた時以上に絵の魅力が伝わってきます。
初めは何故4コマ漫画の単行本と同じサイズなのか疑問でしたが、
実際に読んでみて納得しました。
この作品は絵に没入してこその世界観なのでこのサイズで正しいと。

ちなみに今現在でも最前線の連載サイトで全話読めますが、
しっかりと楽しみたいなら紙の本で読むことをお勧めします。
電子書籍がもて囃されて実際私も利用していますが、
紙で読むべき作品っていうのはまだあるものですね。
これは2巻も楽しみです。

:: 2013/7/19 金曜日::

■[漫画]凶つ瞳と直視の瞳「空の境界 the Garden of sinners」3巻

空の境界 the Garden of sinners(3) (星海社COMICS)
著者/訳者:天空 すふぃあ
出版社:講談社( 2013-07-10 )
コミック ( 192 ページ )
公式サイト:最前線
原作者サイト:竹箒
作者サイト:SHIN-KUU index
作者twitter:天空すふぃあ (sphere_tk) は Twitter を利用しています

最前線で連載している「空の境界 the Garden of sinners」の3巻目は、
痛覚残留編の後半部分と伽藍の洞の第一回までを収録。
劇場版も丁度現在TVで放映中ですのでタイミングが良い発売ですね。
TYPE-MOONの原点とも言える作品なのでFate/Zero等で最近入った人は、
この良質なコミカライズを入り口にするのも有りなのではないでしょうか。

痛覚残留での主要人物はもちろん浅上藤乃なんですけど、
式とは似て非なるヒロインなんですよね、本当に。
異能を宿す一族に生まれ、異能を望まれた式と望まれなかった藤乃。
殺人を嗜好する式と殺人に快楽を求める藤乃。
そして一番決定的な違いは黒桐幹也に選ばれた式と選ばれなかった藤乃。
そんな二人の常軌を逸した争いは読んでいて少々切ない気持ちにもなりましたね。

それにしてもこの二人の戦いなんですが、既に原作、劇場版と体験していたこともあり、
十分心構えが出来ていたつもりだったので驚くつもりは全くなかったんですが…
ぶっちゃけて言うとWeb上で読んだ時、かなりの衝撃を受けましたね!
あぁ、漫画ってこういった表現まで可能なんだ!
って感じで興奮しましたよ。
これは是非実際に読んで体験して欲しい種類の衝撃度ですよ、ホント。

そもそも奈須きのこ作品って漫画にするのって凄く難しいと思うんですよ。
それを佐々木少年さんが「月姫」やり遂げただけでも凄いのに、
天空すふぃあさんも「空の境界」を文句なしのクオリティで成し遂げるだけでなく、
更に読者の想像を上を行く内容を仕上げてきて素晴らしいの一言ですよ。
原作ストックはまだ半分以上残っているのでこの先も最後まで描ききって欲しいですね。
追いかけて行きますので!

:: 2012/7/18 水曜日::

■[漫画]瞳に引き込まれる「空の境界 the Garden of sinners」2巻

空の境界 the Garden of sinners(2) (星海社COMICS)
著者/訳者:天空 すふぃあ
出版社:講談社( 2012-07-10 )
コミック ( 200 ページ )
公式サイト:最前線
原作者サイト:竹箒
作者サイト:SHIN-KUU index
作者twitter:天空すふぃあ (sphere_tk) は Twitter を利用しています

先日、佐々木少年さんの「月の珊瑚」のコミカライズが始まった最前線ですが、
最前線での奈須きのこ作品の第一人者はやはり天空すふぃあさんの「空の境界」な訳でして、
その2巻が先日発売となった次第なのですが…
第三章「痛覚残留」が始まったためにいつも以上にグロい内容となっております。

ただ、グロいけれどキレイと言いましょうか…
乱暴される藤乃の悲惨な姿の中にもどこか美しさが感じられる作画クオリティの高さが凄いですし、
そしてそれ故に藤乃の能力で凶る人体の凄惨さもそれ故に凄まじいです。
文字媒体の原作は勿論、OVAの時とも違った不思議な魅力がこの画面からは感じられます。

そして直死の魔眼を扱った作品だからか瞳の描写が凄く丁寧なんですよね。
「殺人考察(前)」での黒桐のお人好しで式を信じるのが当たり前すぎる瞳や、
痛覚が戻った時とそうでない時の藤乃の瞳だったり、
やはり主人公の式の瞳だったりと、目が口ほどにものを言っている感じがします。

それはそうと、「魔法使いの夜」をプレイしたせいか橙子さんへの感情がちょっと変わったかも。
あんだけやらかしたお姉さんが今では給料未払いなダメな人とか…
うん、やはり眼鏡を掛けた橙子さんは普通に可愛いというか全然アリですね!
おっぱい大きいし!(ぉ

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