僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2022/1/9 日曜日::

■[ラノベ]銀座事件、勃発「ゲート0 -zero- 自衛隊 銀座にて、斯く戦えり」前編

ゲートシリーズのその前日譚というか、
冒頭でさらっと流された異世界<特地>からの侵攻軍が、
銀座から日本を侵略してきたところを丹念に綴った物語です。

コミカライズだと冒頭20ページに圧縮されていたシーンですが、
それに新たな登場人物を加えた上で物語を膨らませて面白くしているのです。
ただ、膨らませすぎたのか前後編になってるっぽくて、
まだ戦争一日目の部分しか書かれていません。
まぁ、それでも充分面白いんですけども。

新キャラとしては新人婦警、もとい女警の沖田聡子さんが良いですね。
帝国の先鋒であるゴブリンと真っ先に相対した上で、
幼女を護り、精一杯頑張るも力及ばない場面が多々あった上で、
最後のところでアレですからね。
しかしまぁ、難儀な恋をするもんですわ…

それにしても相変わらずこの作者さんはマスコミ嫌いですよねぇ…w
実際私もあまり好きではないですが、
マスコミがマスゴミと言われるところを余すところなく書いており、
読んでいると自然とストレスが溜まっていってしまいます。
最近の新人局アナだと雲仙普賢岳のことも知らない人、実際に居そうですよね。
当時テレビを見ていた人間としては、アレは忘れるのは難しいですが…

帝国の上の人間はわりと有能なんだけど、
日本を相手に蛮族呼ばわりなのには流石に失笑でしたね…
まぁ、日本の有能な上層部がある意味事故で次々と落命していき、
無能な働き者の代名詞のような警視庁副総監と、
最悪の副総理のせいで後手後手になっているのを見ると、
蛮族呼ばわりも仕方ないかな、とも思いますが…

緊迫した展開の連続の中、伊丹の飄々としたところが光っていますが、
後編では更に伊丹が活躍しそうだし、自衛隊も本格的に参入しそうですからね。
爽快感は後編に期待したいところです。

:: 2021/7/5 月曜日::

■[漫画]借金漬けの神様!「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」19巻

拉致被害者を救出するために特戦群が取った作戦は、
かつて伊丹が演習で採用して実効性を周囲に認めさせた、
”人質を取られたなら相手の高官を人質に取る”という悪辣なものだった…!

汚名返上とばかりに危険な任務でも突っ込むデリラにハラハラしますが、
そういった任務の方が適正は元々あるとは思うんですよ。
かつてはその適正を悪用されちゃって失敗したのが悲しいところなのですが。

デリラに囚われたゴダセンとその部下たちは軍人としてちゃんとしてるけど、
オプリーチニナは口だけのへっぴり腰で居丈高という、
特高警察のクソっぷりが余すところなく出ていて胸糞が悪くなりましたね。
その直後にスナイパーに射殺されててちょっとスッキリしました。

伊丹たちがランデブーポイントで拾った救出作戦でも、
帝国軍は彼らなりにしっかりと準備を整えていた上に連携も取れていて、
ゴダセンたちは充分に有能だったと思います。
まぁ、伊丹たち自衛隊の方が一枚上手ではあるんですけどね。

後半からのジゼル借金漬け回には笑っちゃいましたね。
基本的に亜神として敬われているのに慣れちゃってるがために、
その威光が及ばない土地&ロゥリィという先輩がいるせいで、
無銭飲食からの借金漬けウェイトレスとかエロ同人の設定みたいでしたw
それにしてもジゼルは生娘だったのか…

それと栗林妹のマスコミ界隈は相変わらずヒドイものがありますね。
報道しないというのはマスコミだけが出来る自由ですからね。
やはり時代はSNSなのかもなぁ…
フェイクニュースが怖いところなんですけどね。
確かな情報を得るというのが難しい時代だよなぁ…

:: 2021/1/12 火曜日::

■[漫画]SFファンタジーとヒロインたちの策謀「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」18巻

ハーディからの神託で示された地、クナップヌイ。
そこで伊丹たち一行が目撃したのは黒い霧で覆われた大地だった。
その黒い霧に触れると全ての生命活動が停止するという、
不可解な現象を前に東大の養鳴教授たちは原因解明に乗り出すが…

今回の前半はSFでファンタジーでしたね。
私はこういうのも結構好きですので原作を読んでいた時からワクワクしてましたが、
絵になると計測索の所とかわかりやすさが格段に上がって更に面白くなってます。
まぁ、レレイの説明はやはりわかりませんでしたが…!w

あと、やはり絵になると面白くなるのはそう…

おっぱいですね!

栗林のおっぱいは温泉回で拝めましたが、
その妹ちゃんのおっぱいは今回やっと拝めることができました!
栗林姉妹のおっぱいの大きさは亜神すらも驚愕する大きさですよ。
ありがたやありがたや…

オタクとしてはレレイの漏斗の展開シーンも見逃せませんね。

爆轟魔法を使ってモンロー・ノイマン効果を発生させるのに、
リーズナブルだから合理的ではあるんですが、
絵面的にはどう考えてもガンダムのファンネルなわけで…
まぁ、漏斗の英語がそのままfunnelなんで間違ってはないんですけどね!w

伊丹を巡るレレイの黒い策謀とか、
わりと重い女なレレイとかヒロインたちが魅力的に描かれて満足度が高い18巻でした。
テューレもラブコメツンデレヒロインみたいなことをしているし、
魅力的な女の子を描くのがとても上手いと思うんですよね。

それだけに次の19巻は女っ気が少なそうなのが残念ですね…!
これはこれで面白いんでしょうけども…

:: 2020/11/24 火曜日::

■[ラノベ]海自編クライマックス!「ゲート SEASON2 自衛隊 彼の海にて、斯く戦えり 5.回天編」

第二部のSEASON2もこれで最終章ということですが、
第一部も本編終了後に外伝が始まったので、多分外伝 SEASON2的なものが始まると思います。
だって、まだまだ解決してない問題が残っているどころか、
新たな事件がラストに起こってしまったからなぁ…

それにしても作者のジャーナリスト、もといマスコミ嫌いは根深いですね。
まぁ、確かに今のマスコミは悪い面が目立ちますからね…
とはいえ今回は米国の陰謀に転がされてチャイナマネーに踊らされて、
本当に散々なジャーナリストっぷりを見せつけてくれましたからね。
ちょっと可哀想なくらいです。

政治家も中国に阿る代議士とかがクズに書かれて、野党も散々なのに、
総理大臣とか骨太の国士っぽく書かれてましたが…
まぁ、その、そこらへんは理想論というか個人の見解というか…
私は新型コロナへの現政権の政策を色々と足らないと考えている派なので、
こんな理想的な政治家なんてフィクションすぎだろ、と思う次第であります。

どうしても国際情勢絡みの話が多くなってしまった5巻でしたが、
ラストでは現地の人たちが色々と活躍して読み応えがありましたね。
特地の文明レベルだと下士官の意識が低いために起こる命令伝達精度の低さを、
イシハが認識できてなかったのがアトランティアの敗因ですね。
部下が海賊だという意識を持つべきでしたね。

それにしても堕神カーリーですが、ここまで面倒な神様だったとは…
メイベルはSEASON2で結構好きになったんだけど、彼女は戻ってくるのでしょうか。
あと、伊丹たちの出番はやはりもっと欲しいので、
外伝 SEASON2での出番はあるのでしょうか。
というか外伝 SEASON2はそもそもあるのでしょうか。
あると良いなぁ…

:: 2020/7/2 木曜日::

■[漫画]世界の歪みへ「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」17巻

ゾルザル一派が企んだ策によってトロイの木馬的に怪異とヘリで乗り合わせてしまった自衛隊。
ヘリの機内でマスコミに死者が出る中、火器がうかつに使えない状況で、
栗林はナイフを使った格闘戦を挑み…

相変わらず栗林は肉弾戦に強いですよね。
女性兵士なんだけど負けん気が強いというか戦闘民族みたいというか。
私はヘリに乗ったことがないので想像でしかないんですけど、
平衡感覚は間違いなく狂ってるであろう状況で、
自分よりもガタイが良くて筋力も強い相手にナイフで立ち向かうとか、
勇敢にも程があるというか、流石は自衛隊員というか…
でもどちらかというとやっぱり自衛隊SUGEEEじゃなくて栗林TUEEEですね。

そして後半からは我らが主人公の伊丹たちに再びスポットが当たります。
私はなんだかんだで伊丹とそのヒロインたちが好きなので、
伊丹たちが出てこそゲートだよな、と思うわけです。
ハーディからの神託があった地、クナップヌイに向かうのにヘリに乗るのに、
ハミルトンが怯えに怯えまくってるのが可愛かったり、
伊丹へのデレ期に入ったのにへそを曲げているピニャが可愛かったり、
ヘリという先進機器に興味津々なレレイの瞳がとても可愛かったりしましたね!

それとクナップヌイに着いてジゼルが用意した飛竜に乗り、
伊丹に抱きつかれるヤオに嫉妬したテュカが魔法でヤオのお守りを紛失させたのは、
ちょっとヤオが可哀想だなぁ、と思いましたが、
女の嫉妬が原因なら仕方ないかな、とも思う次第であります。

懸念点はこれからの総撃編と冥門編では伊丹たちの出番が少ないことでしょうか。
わりとストレスが貯まりまくる展開が続くので、
ある程度サクサク進んでくれることを願っております。

:: 2019/12/24 火曜日::

■[漫画]行け! ファンネル!「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」16巻

この16巻でついにアニメ版を追い越すことになりました!
原作における総撃編に入っていくわけなんですが…
しばらくはダルい展開に入るのでこの16巻で取りあえずスカッとしたいところですね!

まずは初っ端の見開きが素晴らしいですね。
ロゥリィの存在感には惚れ惚れします。
うーむ、流石は神様というか… 存在感があるなぁ。

そして見開きと言えばレレイも素晴らしい!
金属製のファンネル、もとい漏斗を浮かばせてるシーンは良いですね…
これが宇宙空間だともっと映えそうですね!!!

まぁ、何故漏斗を使うかというと、
モンロー/ノイマン効果を安価で効率的に使うためなんですが、
そこら辺は丁寧に説明することはなく、
絵で少し分かりやすい図解をしている程度です。
この漫画を読んでる人にはそれだけで充分だと思いますね!

ゾルザルをやっつけて撤退戦をするまではとてもスッキリしたんですが、
その後はちょっとフラストレーションが溜まるんですよね。
ゾルザル派もバカばかりじゃないのでゲリラ戦を仕掛けるのはわかるんだけど…
ゲリラ戦ってのは本当に悪辣だなぁ、と思わされますね。
騙し討ちとか当たり前だし自国民相手に略奪もするとか、本当にイビル…

そしてそれ以上にイビルなのがマスゴミの古村崎ですね。
建前と本音をくるくる入れ替えて、
自分が都合が良いように牽強付会するところとか本当にストレス溜まりますよね!
かつてこれほど死んで欲しいキャラがいたであろうか?
いや、いない…!

早くレレイたち伊丹一行の活動を見て癒されたいところなのですが…
これがまぁ、しばらくは難しいと思いますので、
本当に手早く総撃編を終わらせて欲しいものであります…

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