ベルセルク 41巻、12月24日発売予定…!
それは惜しいというには、存在が大きすぎた…
:: 2019/8/22 木曜日::

■[漫画]演技は出来るが嘘は下手「それは密室の出来事」1巻

それは密室の出来事1巻それは密室の出来事1巻
出版社:白泉社
作者名:萩尾彬
作者サイト:低俗な姫君
作者twitter:萩尾彬 (@hagioakira) | Twitter
Kindle版:それは密室の出来事 (1)
DMM電子書籍:それは密室の出来事 (1)

彗星のようにデビューして国民的な人気を博しながらも、
過去が一切不明でミステリアスな俳優の結城ハル。
その正体はお隣の少女に養われる10年来の引きこもりで…

少女漫画には詳しくないので知らなかったのですが、
作者の萩尾彬さんは少女漫画家なんですね。
まぁ、言われてみればそっちよりの絵柄ですし当然と言えば当然なのですが…
こういった知らないジャンルの作家さんと出会えるのも楽園の良いところだと思います。

少女漫画に慣れていないせいか、
元ひきこもりで現人気俳優とかとんでもない贅沢仕様な設定だなぁ…
とは思っちゃいましたけど、少年漫画のヒロインも似たようなものかもしれませんね…
それに、ちゃんとそれなりに筋肉がついている理由は描かれてましたし、
何より、人に気に入られるように演技する、というのは、
人の顔色に敏感な引きこもりが持ってそうなスキルではあるんですよね。(偏見

それにしてもキスシーンが嫌でもう一度引きこもるとか、
わりとピュアなところが可愛いな…

そりゃまぁ、10年引きこもってればキスなんて未経験だろうし、
舌を入れられたら引きずるのも仕方ないですが、
年下のヒロイン兼主人公のナツキちゃんに慰められるとか、
わりと情けない気がしないでもないです。
でもまぁ、そこも魅力の一つなのかもしれない。

それでいてナツキちゃんに男の知り合いが出来たら、
容赦なく威嚇するとか…
うーん、ちょっと可愛いな、こいつ…
おかしい… ヒロインはナツキちゃんのはずなんだが…

しかし年下の少女が保護者か…
ロリコン漫画ではないけれども、
おねショタに通じるモノを感じないでもないな…

:: 2019/8/2 金曜日::

■[漫画]恋と性癖のデパート「柔肌」

柔肌柔肌
出版社:白泉社
作者名:ハルミチヒロ
作者サイト:Harumichihiro INFO
Kindle版:柔肌
DMM電子書籍:柔肌

ハルミチヒロさんの楽園での連載漫画の3冊目です。
今回もガールズラブや幼馴染みの恋愛未満だったり、
色々な恋や愛の形がありますが、
性癖が尖りまくってるのもありますのでご注意ください。

ハルミチヒロさんの漫画全力で投げてくるストレートみたいなもんで、
私の性癖からするともの凄いボール球のこともあるんですが、
ドストレートでミットに快音を鳴らすようなモノもあるわけですよ。
それが過去作の「シャンプーリンスコンディショナー」「あにいもうと」な訳でして。

今回はあの二つほどではないけれど、わりと刺さる作品もありましたね。
まずは親戚の女の子に居候させている従姉の物語の「柔肌」

ココちゃんに頼られるのは嬉しいんだけど、
傷付いている彼女の好意につけ込んでいるという、
自分の心の汚さに吐き気がするたまきさん…

傷付いたココちゃんに慕われるのは倫理的にダメはなずなんだけど、
少しずつ自分を変えていくところにたまきさんの愛を感じました。

そして性癖が尖りまくってる「いとほし」も凄かった…

持参した喪服に着替えて貰って匂いを嗅ぎながら自分でするとか、
どんな性癖なんだ…
と思いながらも、これくらいならまだマイルドだな…
とか思ってしまうわけですよ。

しかし驚きなのが、
この相手である東さんが恋に落ちてしまうことでしょう。

いや、まぁ、初めにドン引きする性癖を知ったからこそなのかもですけど…
恋を胸に抱いたまま、また出会えるのを楽しみに日々を生きていくとか、
今風に言うと、とてもエモいと思いました。

:: 2019/5/31 金曜日::

■[漫画]トラウマ発掘&ヤスリがけ「えりちゃんちはふつう」

えりちゃんちはふつうえりちゃんちはふつう
出版社:白泉社
作者名:藤生
作者サイト:green park
作者twitter:藤生 (@_fujio) | Twitter
Kindle版:えりちゃんちはふつう
DMM電子書籍:えりちゃんちはふつう

私は基本的に漫画というものはエンターテイメントだと思っているので、
自尊心や自己顕示欲が透けて見えることが多いエッセイ漫画は極一部の例外を除いて苦手なんですが、
この漫画はその極一部の例外な上に、私の心の傷を見事なまでに抉ってきます。
普段は忘れていられたのに、この漫画を読むことでまざまざと思い出されてしまうのです…

作者の藤生さんの子供時代を描いたエッセイなんですが、
一応事実を元にしたフィクションということになっています。
ですが、自分の子供時代を重ねて読んでしまい、トラウマのかさぶたが剥がされて、
読めば読むほどとても痛い思いをするんですが…
かさぶたを剥がすのって痛気持ちいいところがあるじゃないですか?
だから、読んで共感して痛がってしまうんですよね…

一番「あるある!」と共感したのは兄と姉の部屋の状況を暗記した「少女A」です。

兄と姉のモノを借りたいけど貸してくれないので、
こっそり借りて完璧に元に戻すことでバレないようにするとか、
私もやっていただけにとても共感しました。

私の場合は兄が買ってたジャンプとマガジンを読みたいんだけど、
兄は頼んでも決して読ませてくれなかったし、
母もえりちゃん母と同じような対応をするだけなので、
諦めるしかなかったんだけど…
娯楽に乏しい田舎の子供にそれは無理だったので、
えりちゃんと同じように無断拝借&隠蔽工作するしかなかったのです。

そしてえりちゃんと同じようにバレる時はバレるので、
その時は兄から正拳突き(少林寺拳法初段)を食らって泣かされるのです。
それが兄という理不尽な身内の当たり前だったので、
この話にはメッチャ共感できたんですよね!
で、「みんなもそうだったよね?」と兄姉持ちの友人たちにこの話をしたところ

「うちはそんなヒドイ兄(or姉)じゃなかった」
「お兄さん、心狭すぎじゃない?」

ドン引きされました。
あれー? 兄っていうのはこういうのがふつうじゃなかったの…?
ファミコンのソフト買っても私には決してやらせてくれなかったし…
ドラクエを母方の祖母に買って貰った兄は、
自分がクリアしたら私にやらせてくれずに即売ってたし、
不機嫌にさせたら即殴ってくるもんでしたけど、
それがふつうじゃなかったんだなぁ…

他にも「14歳」での保護者面談。

私の母もお金がないからと高校受験は公立しか許してくれなかったなぁ…
私の場合は成績が優秀だったので問題なかったけれど、
それでも周りが全員私立受験をする中、公立一本だったのは私だけだったっけ…
私立受験日、学校に居たのは推薦が決まっている人か中卒ヤンキーくんたちだけで、
生徒が400人以上いながら他に公立一本の人は誰もいなかったっけ…
他クラスの先生には「なんで学校来てるの!? 受験は!?」と心配されたっけ…
あの時「親がお金が勿体無いからと私立受験させてくれなくて…」と答えるのは恥ずかしかったなぁ…
もちろん、大学受験も国立一本だったよ…
弟は私立受験させてもらってたのにね…

私とえりちゃんは違う人間なので、
私は漫画を描かないし、他にも違う経験も多いです。
でも、貧乏だから経験したアレコレとかにも似た経験が多いです。
うちの場合は父がパチスロで散財しまくったのが原因ですが、
父が数万円かけて手に入れてきたチョコを兄弟三人で貪るように分けたなぁ、とか。
もうね、本当に色々と心の痛い思い出をまざまざと思い出さされるのです。

ニュースになるようなヒドイ虐待家庭ではないけれど、
自分が普通だと思っていたのは普通じゃないんだな、と。
そう自覚させられる思いです。
正直、自分の痛い過去を否応なしに思い出すので読んでいると脂汗が出ますが、
それでも、面白いので読み進めてしまいます。

多くの普通の人の目には奇異な家庭環境に映るだけでしょうが、
私のように心に突き刺さりまくる人もある程度はいると思います。
そういった人に、是非届いて欲しい漫画です。
貴方の普通は世間の普通じゃないかもしれないけれど…
今、生きているんだから丸儲けじゃないですか。
それでいいのだ。

:: 2019/3/31 日曜日::

■[漫画]セクハラ三昧「先輩の顔も三度まで」

先輩の顔も三度まで先輩の顔も三度まで
出版社:白泉社
作者名:位置原光Z
作者twitter:位置原光Z (@ichiharZ) | Twitter
Kindle版:先輩の顔も三度まで
DMM電子書籍:先輩の顔も三度まで

いつもの位置原光Zさんの漫画ですね!
位置原光Zさんの作風は独特すぎるので、
合わない人には合わないでしょうけど、
合う人にはかなり面白い内容だと思います。
もちろん、私は合う人なので大爆笑です。

今回お気に入りな作品の一つがこの「タダマン列伝」

タイトルからしてヒドいですが、そもそも1コマ目からしてヒドい。
下ネタをど真ん中ストレートを剛速球で投げてくるその気概は嫌いではないですが、
現実でやったらMeToo案件になるかもしれませんね。
まぁ、基本的に位置原光Zさんの作品は全部そうだと思いますけど。

処女情報という地味なパワーワードも良いですけど、
そもそも処女相手にこんなセクハラかましながら、
それでもちゃんと会話を成立させてくれる、
砂原さんという処女は器が大きい聖女だな、と思います。

それともう一つ好きなのが「3P時代」

空前絶後の3Pセックスブームとかどこのノクターン世界線だよ!
とか内心ツッコミを入れつつ、
竿2本の3PとかAVでは普通にあるけれど、
エロ漫画的には萌えないよなぁ、と思うわけです。
やはりですね、エロ漫画における3Pは女男女であるべきなんだよ!
いや、この漫画はエロ漫画じゃないけど!

と心の中でエロ漫画談義をしながら読み進めていったら、
「なるほど… わかってるじゃないか、位置原光Z…」
という感じに綺麗にオチがついたのでした。
なんというか、見事に作者に踊らされたな、と。
でも、こういうの嫌いじゃない…!

基本的に下ネタメインなので、下ネタが苦手な人は難しいですし、
写植じゃなくて手書き文字なので多少読みにくいですけど、
それもまた味があって良いと思いますので、
一人でもファンが増えて欲しいものであります。

:: 2019/3/30 土曜日::

■[漫画]忍者OL服部さん「先輩が忍者だった件」1巻

先輩が忍者だった件1巻先輩が忍者だった件1巻
出版社:白泉社
作者名:クサダ
作者twitter:クサダ (@ku_sa_da) | Twitter
Kindle版:先輩が忍者だった件 (1)
DMM電子書籍:先輩が忍者だった件 (1)

新人社員の石田くんは忍者オタクなんだけど、
直属の上司である服部先輩には仕事のダメ出しをされる上に、
「忍者なんかいない」と言われてふてくされる始末。
そんなある日の昼休み、無人の会議室に忍者らしき影が堕ちてきたので喜び勇んで駆けつけたら…

忍び装束を着た服部先輩がいたのであった…!

という感じの冒頭から始まる、タイトルそのまんまな作品です。
女忍者だったらくノ一と言いそうなもんですが、あくまで忍者です。
忍たまみたいに史実に基づきながらやるモノではなく、
NARUTOみたいにファンタジー要素盛り盛りではなく、
対魔忍みたいにエロいわけでもなく、
もちろん「アイエエエ!?」でもない、
普通のOL生活に憧れる、普通の(?)忍者なのです。

対魔忍みたいではないのは確かですが、
石田くんの趣味が120%濃縮還元された内容ではあります。
具体的には服部先輩の弱みにつけ込んだ石田くんが彼女に着せる着る衣装なんですが…

いやー、絶妙にエロいですね!

まずは目に付く横乳が見事です。
そして素晴らしい脚線美を覆う網タイツ。
更には綺麗なヒップを曲線美に、
下着がギリギリ見えないラインを見極めるところもマーベラスですよ。
うーん、デザインの勝利…!

このデザインセンスで追い忍の鶉と雀を撃退するだけでなく、
忍びの里の衣装担当の耳木菟とも渡り合うという、
よくわからない展開が続きますが、
まぁ、この漫画のキモは服部先輩が忍び装束を恥じらうところだと思うので、
取りあえず眼福だなぁ、と思ってれば問題ないと思います!

わりとチョロい服部先輩がノセられてポーズ取ったり、
寝惚けて忍者の網タイツ+スーツ姿で出社してきたのに気付いて赤面したり、
エロ可愛い服部先輩を愛でて恍惚とすれば良いと思うのです。
少なくとも私はそうしていますよ!

それにしても服部先輩はオフィスラブに憧れがあったみたいだけど、
現状だと石田くんしか相手がいなさそうですね…!
看病イベントではちょっとラブコメ入ってたし、
何より石田くんが連れ去られそうになった時はマジ切れしてたり、
フラグ的には充分立ってるんじゃないかな、と思う次第であります。

:: 2018/12/3 月曜日::

■[漫画]ラブコメな青春とアホでくだらない青春盛り合わせ「日々是平坦」2巻

日々是平坦2巻日々是平坦2巻
出版社:白泉社
作者名:迂闊
作者サイト:ただただうかつ
作者twitter:迂闊 (@ukkariukatu) | Twitter
Kindle版:日々是平坦 (2)
DMM電子書籍:日々是平坦 (2)

実に… 実に良いですね…!
「純粋男女交際」と「日々是平坦」どちらも良いです。

「純粋男女交際」の二人はエロシーンないんだけど、
やたらエロっちく感じるというか…
山下さんの赤面顔だけでムラムラしちゃうというか。

というか二人のキスシーンがね…
ホント、初々しくてですね…
キュンキュンしまくりのドキドキしまくりで、
あそこで止まれる村野くんには尊敬の念すら抱きましたよ。
自制しているというのもあるんだろうけど、
山下さんのことを考えてあげてるんだなぁ、と感じ入ります。

「日々是平坦」はラブコメ要素が皆無というか…
その… 篠田が全てを持っていっている感がありますよね。
あの暴れ馬を姉に持つ大地くんには惜しみない同情を禁じえません。
幼馴染な田井も大概悲惨だと思います。

しかしこの篠田、結婚して子育てするイメージが沸かないな…
でも、意外と結婚が早そうな気がしないでもないんだけど、
そこには田井が巻き込まれるという未来が見えなくもないというか…
頑張れ田井、頑張れ大地。
強く生きろ…!

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