僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2013/4/2 火曜日::

■[ラノベ]アカツキの試練「ログ・ホライズン 6 夜明けの迷い子」

ログ・ホライズン6 夜明けの迷い子
著者/訳者:橙乃 ままれ
出版社:エンターブレイン( 2013-03-30 )
単行本 ( 318 ページ )
作者サイト:m2lade JAM
作者twitter:橙乃ままれ (marmalade_macro)さんはTwitterを使っています
絵師サイト:instantGarden
絵師twitter:hara (harapand)さんはTwitterを使っています

2月のコミカライズ版ログホラ新刊祭りには間に合わなかったけど、
一ヶ月遅れで原作のログホラ新刊が発売となりました!
元々がWeb小説なのにNHKで来期からアニメ化されるという快挙を成し遂げた本作ですが、
この6巻ではヒロインであるアカツキがメインで主人公のシロエが殆ど出ないという、
割りと異例な内容になっています。

アキバの街に突如現れた殺人鬼。
手練れの冒険者を次々と屠っていく謎の殺人鬼事件とは別に、アカツキは一人思い悩んでいた。
ミノリに対する嫉妬、一流になれない戦闘力への焦り、シロエに頼まれた事への責任…、
様々な思いがない交ぜになり、まるで帰るべき家を見失った少女のようなアカツキは果たして…?

人気投票で一位になったアカツキというキャラクターの萌えを前面に出すのではなく、
彼女が劣等感に苛まれながらも、そこから一歩踏み出して成長しく物語にしたのは流石ですよね。
苦手だったコミュニケーションを必死にたぐり寄せるかのように行い、
同じくがんばっているレイネシアとお互いに支え合うかのようにして周りに助力を求め、
”友だち”と一緒にがんばる少女の姿を見ていると応援したくなります。

”口伝”という新たなるスキルの糸口だったり、フレーバーテキストの侵食だったりと、
細やかでいながら大胆な設定には毎度の事ながら舌を巻く思いです。
これだから橙乃ままれ作品ファンは辞められない。

ログホラ第二章の始まりを乙女たちの頑張りで飾ることになり華やかなオープニングになりましたが、
終わらない”大災害”という名の世界の変革に、シロエの思惑、西の暗躍、大陸の動向と、
これからまだまだきな臭そうな雰囲気が漂ってきているだけに気が抜けませんね。
現在はWeb版でも一旦削除されている外伝に登場した”放蕩者”の彼女がどう出るかも含め、
NHKでのアニメ化ともども楽しみにしていきたいです。
あ、もちろんアカツキとミノリのラブコメ模様も楽しみです!

:: 2013/3/4 月曜日::

■[漫画]これは駄肉ですか? いいえ、おっぱいです。「ログ・ホライズン外伝 HoneyMoonLogs」1,2巻

ログ・ホライズン外伝 HoneyMoonLogs 2 (電撃コミックス)
著者/訳者:橙乃 ままれ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-02-27 )
コミック ( 188 ページ )
作者サイト:橙乃ままれ OFFICIAL WEBSITE
作者twitter:橙乃ままれ (marmalade_macro)さんはTwitterを使っています
絵師pixiv:「松モトヤ」のプロフィール [pixiv]
絵師twitter:松モトヤ@単行本2月27日発売 (caramelrecipe)さんはTwitterを使っています

2月のログホラのコミカライズ版の一斉発売のトリは【三日月同盟】が主役のHoneyMoonLogs!
電撃大王での連載自体は一年前とコミカライズの中では最速だったので、1,2巻同時発売です。
その為なのか1巻と2巻を並べると表紙が繋がってたりします。

外伝とはいえ、元々ログホラを含めた橙乃ままれ作品の多くは群像劇なので、
そこから視点を変えただけの一つの物語と言えます。
その数ある視点の中でも【三日月同盟】はシロエたち【記録の地平線】と最も身近なギルドなので、
本編と密接に絡み合いながらも新鮮な驚きも見せてくれます。

例えば【三日月同盟】のギルマスのマリエさんですが、
本編では語られてないトラブルに色々と見舞われてて、小竜じゃなくても心配が絶えないですよ。

マリエさんのおっぱい

そしてマリエさんの胸は生存戦略的な用途だけではなく、
性的魅力を武器として天然で使っているので駄肉ではないのですよ、駄肉では!
これは見事なまでにおっぱいなのです!

そんなマリエさんに小竜が割りとガチで惚れているのを見て、
何というか微笑ましい気持ちになってきたりも…
まぁ、男子高校生が面倒見の良い巨乳なお姉さんにオフで会ってたらそりゃ惚れるよね…
でもマリエさんはどんどん直継とフラグを立てている訳で…
小竜… 不憫な子…!

その小竜のリア友な飛燕という弓アサシンがこのHoneyMoonLogsでは出るんですけど、
小竜とのド突き合いは中々賑やかで良いです。
そして2巻の巻末書き下ろしの9.5話では主人公となっているんですけど、これがまた面白くてですね!
ままれさん書き下ろしシナリオを元に描かれた話なんですけど、
それに出てくる大地人のロリッ子が可愛くて可愛くて!
そりゃちょっとすれた感じの飛燕も心を入れ替えるってなもんですよ!
というかこのロリッ子マジで可愛いですね…
是非とも名前を付けて欲しいというか、再登場して欲しいんですけど…
この描き下ろし9.5話のロリッ子大地人を見る為だけでもHoneyMoonLogsは買う価値があると思います!

(追記 2013/03/05 6:36)


ちゃんと読み返したらしっかりと描かれておりました! 不覚…!
そして読み返したら読み返したでまた愛おしさが出てきて…
ナナミちゃん可愛いよナナミちゃん。
(追記 ここまで)

ちなみに第1話自体は試し読みが可能です。
ですので先ずはそちらをどうぞっ!

それと原作のログホラですけど待ちに待った6巻が今月末に出ますよ!
Amazon.co.jp: ログ・ホライズン6 夜明けの迷い子: 橙乃ままれ: 本

今回は表紙になっているようにアカツキがメインになるストーリーなんですけど、
ちっちゃいなりに色々と悩んでいるアカツキがもどかしいです。
Web版もまだ完結に至ってないので発売楽しみでならないです。
今年はNHKでアニメ化ということでそちらにも期待ですね!

今年は橙乃ままれYearだ!

:: 2013/2/22 金曜日::

■[漫画]おかえりなさい、まおー様「まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」」6巻

まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」 (6) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:石田 あきら
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2013-02-23 )
コミック ( 164 ページ )
原作者サイト:m2lade JAM
原作者twitter:橙乃ままれ (marmalade_macro) は Twitter を利用しています
作者サイト:Life Like Love
作者twitter:石田あきら (Akira_Ishida) は Twitter を利用しています

存外にアニメが好評な「まおゆう魔王勇者」ですが、コミカライズ版も好調です!
特に何度も言うようですが石田あきら版が素晴らしい出来でして、
デザイン自体は原作と若干異なっているんですが、
ストーリー自体はもの凄く丁寧且つ忠実に原作準拠なので安心して読めますし、
何より漫画としての完成度が高い上に刊行ペースが群を抜いているんですよね。

という訳で6巻では魔王不在の間に着々と戦争の準備が整っていき、
白夜の国からは騎馬兵が侵攻し、軍人子弟が大活躍!
そして中央との決戦は膠着状態を維持しながら、暴走する傭兵部隊をあしらい、
何とか人死にを減らそうとしているけど、次回以降の戦争に対する伏線も張られていて…

そして魔界では魔王の亡霊に取り憑かれた魔王とメイド長。
魔王と勇者との想いと願いを賭けた戦いが!
普段はお小言ばかりのメイド長も心の底から魔王のことを思っているのが分かりますし、
魔王と勇者のぶつかり合いは第一話と上手く対比が取れていると思います。

女魔法使いも冬寂王に対して知恵を授けて今後の伏線も張られており、
今後とも大期待なまおゆうであります!
やっとまおー様が帰ってきたのでやっと本来の賑やかさが戻ってくるかと思うと、
次巻以降もますます楽しみであります!

:: 2013/2/14 木曜日::

■[漫画]異世界の始まり「ログ・ホライズン」1巻

ログ・ホライズン (1) (ファミ通クリアコミックス)
著者/訳者:ハラカズヒロ
出版社:エンターブレイン( 2013-02-15 )
コミック ( ページ )
連載サイト:ログ・ホライズン | ファミ通コミッククリア
作者サイト:m2lade JAM
作者twitter:橙乃ままれ (marmalade_macro) on Twitter
絵師サイト:instantGarden

先日スピンオフ<西風の旅団>が出たログホラの本編コミカライズの1冊目!

既にNHKでアニメ放映されることが決定済みのまおゆう魔王勇者原作者の橙乃ままれさんが綴る、
ラノベ風味なWeb小説を原作とした一連の作品群ですが、書籍版のイラスト担当のハラカズヒロさんが、
本編のコミカライズも担当するという異例の措置での漫画化です!

ストーリーはMMOの世界に転移したプレイヤーたちの冒険譚であり、群像劇です。
「MMOの世界に転移して戻れなくなる」設定自体はWeb版SAO以降のWeb小説のトレンドの一つなんですけど、
そこに設定の隙間を突く知恵、そして社会構造の煩雑さとそれを裏返す手腕の爽快さを加えることによって、
独特の面白さを作り出している所は橙乃ままれさんらしさが現れていてクセになるんですよね。

本編のコミカライズとは言っても原作をそのままなぞるのではなく、
原作の冒頭の部分はある程度すっ飛ばして、序盤の山場であるアキバからススキノへのセララ救出行がメインです。

loghoraizon_comic01_01

だから初っ端から黒髪ロングでポニテのちみっこ暗殺者のアカツキたんにハァハァ出来るので、
そういった意味でも良いコミカライズだと言えましょう。(ぉ

この1巻ではブリガンディアの面々を成敗する所まで収録されているので、
区切りは良いんですが、実はこれってログホラの面白さの多面性の一つでしかないので、
これからの展開に乞うご期待です!

ちなみに連載はファミ通コミッククリアでやっていますし、原作は小説家になろうで公開中です。
どちらもネットで全話読めるのでまおゆう魔王勇者で興味が持たれた方は是非ともどうぞ。
そして物足りなくなったら書籍版も是非是非どうぞ!
1,2巻両方一気に読むと幸せになりますよ!

ログ・ホライズン1 異世界のはじまり
橙乃 ままれ
エンターブレイン
ログ・ホライズン2 キャメロットの騎士たち
橙乃 ままれ
エンターブレイン

手前味噌ですが当時の感想はこちらになります。

アカツキまじ美少女「ログ・ホライズン」1巻 異世界のはじまり

腹ぐろ眼鏡の本領発揮!「ログ・ホライズン2 キャメロットの騎士たち」

:: 2013/2/8 金曜日::

■[漫画]うおぉーっ!!<エルダー・テイル>うおぉーっ!!「ログ・ホライズン 西風の旅団」1巻

原作のログホラがNHKでアニメ化決定!

そしてこのスピンオフコミカライズは本編主人公であるシロエの古くからの友人で、
ハーレム体質なソウジロウを主役とした作品です。

元々橙乃ままれさんは群像劇を主体とした作品が得意な人で、実際ログホラも正にそうです。
その群像劇で描かれる数多くの魅力的なキャラクターたちの中で、
ハーレム体質という、テンプレ的には主人公だるソウジロウを主役に持ってくるあたり、
このスピンオフは上手い構造をしているなぁ、と思います。

物語はMMO<エルダー・テイル>と酷似した世界にログインしていた人間たちが、
操作していたキャラクターとなって召喚された所から始まります。
それは本編と同じなんですけど、ソウジロウが属する「西風の旅団」の視点から描かれているので、
色々と新鮮で面白いのです。

ソウジロウは<エルダー・テイル>の世界に取り込まれてまず喜んでしまう天然な所がありながら、
ギルマスとしてしっかりと団員のケアをしていこうとする責任感がある所に好感が持てるんですよね。
それでいて外道なことをする相手にキレて無茶しちゃう所もあって、
母性本能をくすぐる要素もある訳でして。
流石はハーレムギルドのギルマスだなぁ、と思わされます。

しかしまさかソウジロウが初めての死亡キャラだったとは…
何か初っ端から色々とトラブル尽くめなだけに今後も色々と大変だとは思いますけど、
刺激的で楽しめるかと思うと続きが楽しみですね。
連載がエイジプレミアムという電子書籍という特異な媒体なだけに、
知名度は今ひとつかもしれませんが、スピンオフとして新鮮で面白いので、
原作ともども読んで欲しい作品です。

:: 2013/2/5 火曜日::

■[漫画]巻末描き下ろし漫画のメイド姉が必見!「向いてませんよ、魔王様」2巻

まおゆう4コマ 「向いてませんよ、魔王様」(2) (マジキューコミックス)
著者/訳者:七積ろんち
出版社:エンターブレイン( 2013-01-25 )
コミック ( 108 ページ )
公式サイト:まおゆう4コマ「向いてませんよ、魔王様」
作者サイト:セブンスラボ
作者twitter:七積ろんち (launch726work)さんはTwitterを使っています

アニメ版のキービジュアルをパロった表紙になっていますけど、
この作品におけるキャラクターの関係性や特徴を伝えるならば、
これほど的確なものはないよなぁ、とも思います。
魔王ちゃん、マジあほ可愛い。

本作もTVアニメが絶賛放映中の「まおゆう魔王勇者」のコミカライズなのですが、
七積ろんち版は相変わらずかなり異色な独自路線です
話の流れは原作と同じなんですけど、魔王ちゃんがアホの子すぎるという、
割りと致命的なキャラ崩壊を起こしており、完全にコメディ作品となっているんですよね。
だが、それが面白い。

まおーちゃんを世話するメイド長がどんどん変態性を増してストーカーかしているし、
メイド姉はまともだからこそ、苦労が絶えない感じになってて不憫萌えに。
話の展開もまおーちゃんが記憶喪失になって中身が別人なほど出来る子になってと、
コメディらしく大胆な展開があるのも楽しいですね。

どのコミカライズも真面目にやっているからこそ、
たまにはこういった思い切った変更をすることによるコミカライズも有りなんじゃないかなー
と思いますね。

ちなみに1巻と同じく巻末に描き下ろし漫画があるんですけど、
今回もかなり珠玉な出来となっていますので是非とも読んで頂きたいです。(笑
メイド姉…、苦労が絶えない子…!

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