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夏! 海! 青春!
:: 2017/4/15 土曜日::

■[漫画]緊張する協調「弱虫ペダル」50巻

弱虫ペダル50巻弱虫ペダル50巻
出版社:秋田書店
作者名:渡辺航
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱
Kindle版:弱虫ペダル (50)
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DMM電子書籍:弱虫ペダル (50)

もう50巻ですよ…
舞台化、アニメ化、講談社漫画賞受賞と、次々と偉業を成し遂げてきましたが、
このペースだともしかしたら100巻越えも可能なのでは…?
いや、流石に無理か…
でも、もしかしたら…?

インターハイ3日目はスタートは順調なもので、
坂道が期待通りに今泉と合流して箱学と競り合うことで、
後ろの集団も協調して追いかけるという、
ライバルとの協力関係が何とも胸熱な展開でした。

ですが、後半からは前巻不穏な動きを見せていた広島が、
今年もまた面倒なことを仕掛けてきましたよ…
呉の陸鮫と言われる浦久保は強力なリーダーシップを持っているわけではなく、
そう…、いわゆる扇動者みたいな動きをしてきて得体が知れないんですよね。
御堂筋とも違う不気味な怖さを持っていましたが、
ここまで面倒な事態を引き起こすとはなぁ。

時にはライバルとも協力するという美しさと共に、
時にはライバルをも利用するという自転車競技のもう一つの一面を見せつけられますが、
それでも、総北ならきっとそんな状況すらも乗り越えてくれると信じてるので、
51巻での展開には心配もありますが、大きく期待もしている次第です。

:: 2017/2/21 火曜日::

■[漫画]2日目の夜、二人の夜。「弱虫ペダル」49巻

弱虫ペダル 49 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺航
出版社:秋田書店( 2017-02-08 )

作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱
Kindle版:弱虫ペダル (49)
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DMM電子書籍:弱虫ペダル (49)

インターハイ2日目のゴールを逃した総北。
今まで僅差でゼッケンを逃したばかりだったが、
3日目は6人全員一丸となってゴールを目指そうとする…
だが、青八木は膝に爆弾を抱えていて…

去年と同じく順風満帆とはいかないですね、総北は。
ハンデを乗り越えてこそカタルシスはあると思うんですが、
手嶋と青八木の二人には夢を叶えて欲しいと思うんですよね。
それと、坂道と真波の二人にも。

まぁ、それはそれとしてこの49巻の見所は何と言っても巻島と東堂でしょう!
まさか2日目の夜に、唐突に二人の勝負が始まるとは思いませんでしたよ。
ちょっと腐女子に対してサービスしすぎじゃないでしょうかね!?
物語的には坂道を発奮させるために必要なエピソードなんでしょうけど、
坂道以外の、主に女性読者層も発奮してそうな気がします。

それにしてもまた広島が暗躍するのか…
渡辺航さんは広島に何か偏見でもあるのだろうか…(笑
まぁ、仁義なき戦いとかそういったイメージがあるけれど、
広島はそんなに悪いところじゃないと思いますよ。
あそこに住めばカープファンに洗脳されると畏れられてましたけどね…!

:: 2017/1/18 水曜日::

■[漫画]勝利の雄叫び「弱虫ペダル」48巻

弱虫ペダル 48 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺航
出版社:秋田書店( 2017-01-06 )

作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱
Kindle版:弱虫ペダル (48)
Kindle版まとめ買い:弱虫ペダル
DMM電子書籍:弱虫ペダル (48)

2年目のインターハイ二日目のクライマックス!
総北、京伏、箱学のエースたちによる三つ巴のゴールスプリント!
誰が勝ってもおかしくないような盛り上がりの中で、
ゴールを制することができるのは果たして…?

去年は総北、京伏、箱学のエース3人による同着ゴールがあったので、
今回もその可能性も考えていたんですが、そんなことはありませんでしたね。
残酷で厳然とした唯一の結果を出してきましたよ。
これがロードレースというものだ、と言わんばかりです。

ゴール直前にそれぞれの過去話を持ってくることで、
それぞれに感情移入させられただけに、
結果がより重く感じられるんだよなぁ。
特に新開悠斗は優秀すぎる兄を持つ故の苦悩とか、
自分に重なるところがあるだけに、より深く感情移入しちゃうんですよね。
それだけに結果が重い…!

あと、個人的に心に響いたのは杉元ですね。

誰よりも、恐らく今泉本人よりも今泉のことを信じぬいてきた杉元だからこそ、
彼が流した涙には何者にも勝る説得力があるんだと思います。
サポートなのでレースで活躍することは出来ないけれど、
チームを裏から支えている杉元を見てるとちょっと目頭が熱くなってしまいますね。
今年の総北はサポート要員まで含めて支え合うチームだよ。

それだけにラストで判明した事実は辛いものがあるなあ。
手嶋と青八木のチーム二人はどうなってしまうのか…
心配だけど、次巻も楽しみです。

:: 2016/11/20 日曜日::

■[漫画]エース「弱虫ペダル」47巻

弱虫ペダル 47 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺航
出版社:秋田書店( 2016-11-08 )

作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱
Kindle版:弱虫ペダル (47)
Kindle版まとめ買い:弱虫ペダル

鳴子の奮闘によって京伏の独走を防いだインターハイ2日目。
坂道と今泉の二人がトップ集団に合流したことで、
京伏、箱学、総北の3校がそれぞれ2人ずつ計6人がゴールを狙う、
三つ巴の状態になったが…

御堂筋の策略が光ったなぁ…
脚力というか走力というか、そういった意味では互角かもしれないけど、
悪辣というか容赦がないというか、
そういった発想ができる柔軟性と、
それを走りながら思いつく思考力が御堂筋の強さでしょうね。
総北で言えば手嶋の頭脳と今泉の脚力が合わさったようなもんか。

箱学の王者としての矜持を刺激するだけでなく、
仲間、というかザクの水田くんの矜持もくすぐって、
自分にとって有利な状況を生み出す能力は賞賛すべきものでしょう。
まぁ、それでも新開弟の鬱屈した状況と葦木場との絆を知らないから、
ピンチがしのげてないのがレースの面白さなんですけどね。

しかし…
御堂筋もそうですが、新開弟も見せ場が多かったですね。
偉大すぎる兄がいるために鬱屈してしまうとかあるあるですが、
それを描くことによってまさか葦木場とのカップリングが生まれるとは…(笑
まぁ、そのせいで今泉の出番と見せ場が相対的に減っていますが、
2日目のゴールは間近なので次巻では見せ場が増えると思います。

:: 2016/9/12 月曜日::

■[漫画]我慢の男「弱虫ペダルSPARE BIKE」3巻

関西の雄、京都伏見。

今でこそ御堂筋のワンマンチームだけど、
インターハイ常連の高校であり、何より御堂筋が進学先に選んだ学校なので、
強豪校なりのドラマがあるのも当然なわけですよ。
この本はそんなドラマの主人公に我慢の男、石垣光太郎を据えたSPARE BIKEです。

pedal_sparebike03_01

今回は丸々一冊がほぼ全て石垣が主人公なんですが予想以上に熱い人でしたね。
進学する前、中学時代から同世代の強豪選手に声を掛けて、
京都伏見で全国を狙うチームを作ろうとするリーダーシップも熱いですし、
自分たちのジャージに賭ける想いも熱かったです。

本編で何度もジャージに熱い想いを掛けているのを見ていましたが、
何故そんなにジャージに思い入れがあるのか、と疑問に思ってたんですよね。
そのアンサーがこのSPARE BIKEにはありました。
石垣光太郎は我慢の男であり、情熱の男だったんだなぁ。

福富しかり、金城しかり、一度失敗を経験したからこそ、それをバネに成長するというのは、
弱虫ペダルの主要なキャラに共通するモノだと思います。
今回のSPARE BIKEでは本編中では語られなかった、
石垣光太郎という一人の男のそれが描かれてたことで、
キャラクターが完成したように思えます。

それはそうとオマケ4コマの荒北ですが…
キャラが若干崩壊している気がしますが、
これはこれで面白いですね。(笑

:: 2016/9/8 木曜日::

■[漫画]繋がれるバトン「弱虫ペダル」46巻

弱虫ペダル 46 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺航
出版社:秋田書店( 2016-09-08 )

作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱
Kindle版:弱虫ペダル (46)
Kindle版まとめ買い:弱虫ペダル

ついに先頭集団で踏ん張る鳴子以外の5人が揃った総北。
先頭の箱学と京伏を猛追していた頃、
先頭集団では御堂筋が先行しようと強攻策をとろうとしてたら、
九州の熊台が先頭集団に追いついて…

御堂筋の容赦無い策略と果断さが光っていましたね。
自分たち… いや、自分が勝利するためには仲間を切り捨てるのを当然として、
敵ですら自分が先に進むために利用するだけでなく、
それを読んで策を立て、部下たちに周知徹底させてることが凄いですよ。
このインターハイで一番頭を使っているのは手嶋じゃなくて、
御堂筋なんじゃないかと思います。

そんな頭脳派な御堂筋を相手に勘と根性で追いつくだけでなく、
仲間を信じて京伏に蓋をする鳴子が泥臭くも格好良かったです。
口ではなんだかんだ言いながらも、
坂道だけでなく、今泉のことを信じてバトンを繋げるシーンは奮えましたね!

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坂道たちが一年生の頃、ウェルカムレースで坂道が追いついてきた時もそうですが、
登りで仲間が追いついてくるシーンというのは熱くなるんだよなぁ。
チームっていうのは良いもんだよなぁ、と思わされます。

しかし御堂筋はそんなチームで戦う総北とは真っ向異なる方針ですからね。
これからは信念をかけたゴール争いになりますよ。
箱学も黙ってはいないし、これから接戦になりますよ!

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