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:: 2016/6/8 水曜日::

■[漫画]取り戻した希望「弱虫ペダル」45巻

弱虫ペダル 45 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺航
出版社:秋田書店( 2016-06-08 )

作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱
Kindle版:弱虫ペダル (45)
Kindle版まとめ買い:弱虫ペダル

箱学の泉田と京伏の岸神の2日目スプリント対決がついに決着!

アブアブな泉田とアパアパな岸神という、
変態同士の対決はかなり異色でしたけど、
ゴール前の接戦は手に汗握る熱いモノがありました。

特にゴール前に泉田の目の前に障害物があるとか、
昨年の田所&鳴子との対決と同じ状況になったのは熱かったですね!
あの時の敗北から学んだことで今年の勝利を掴み取った泉田は格好良かったですよ。
褒められない覚悟が必要な箱学のキャプテンだけど、
読者の側からは惜しみない拍手を送りたいです。

そしてスプリント対決に加われないどころか、
下位集団に飲み込まれる事態も現実味を帯びてきた総北ですが、
そんな状況でもポジティブシンキングな坂道には救われますね。

pedal45_01

普段は内気というか自信がない坂道も、
自転車に乗ると一転ポジティブになりますよね。
いや、自転車に乗ると、というよりも、
自転車に乗って仲間たちと走っていると、という方が正確かもしれませんね。
そんな坂道に救われた今泉の華麗な復活は次巻に持ち越しですね。

恐らく次の46巻でも2日目のゴールまでは描かれないと思いますが、
かなり盛り上がる展開になるであろうことは予想できるので、
次巻も楽しみですね。

:: 2016/3/13 日曜日::

■[漫画]肉々しい変態たちの対決「弱虫ペダル」44巻

今回の44巻は異色です。
メインとなっているのが箱学と京伏というのも異色ながら、
スプリンター対決が3年生と1年生というのも異色だし、
何より対決するのがアブアブな泉田とアパアパな岸神というのが異色です。

pedal44_01

異色というか…
とても…変態です…

まず泉田の方ですが、昨年インターハイに出場したとはいえ、
結果としてはスプリントを取れず総合でも2位敗北。
負けた上に異例のスプリンターな部長ということで、
かなり思い悩んでいたのは伝わってきますよ。
後輩にあんなことを進言されたら本当に辛いよ。
それでも、同期の二人に支えられて前を向いて進んでいく展開は救われますね。
箱学は本当に同期同士の友情が厚いよなぁ!
とはいえ、いきなり筋肉に語りだしたのには笑っちゃいましたが。(笑
泉田はブレないな…

そして京都伏見の岸神ですが…
こちらも泉田以上にクレイジーだなぁ。
あの御堂筋が気に入ってるんだから変態だとは思ってましたけど、
中学時代に花開いていたとは…
とはいえ、変態性癖を下手に押さえつけるよりも、
自ら認めた上で前に進むのはアリだとは思います。
まぁ、どうしても変態なのは変わらないんですけどね…

次巻でこの二人の対決は決着します。
そして二日目のゴールも間近です。
はたしてゴールテープは誰が切るのか
チャンピオン本誌の方でもまだ決まっていないし楽しみです。

:: 2016/1/25 月曜日::

■[漫画]今年もやっぱりヒメなのだ「弱虫ペダル」43巻

インターハイ2日目、総北は6人全員でトップ集団を走るつもりが、
鏑木が不調で止まってしまうという異常事態に陥ってしまう。
そんな中、青八木が手嶋とのチーム二人を解散してまで鏑木を救うために合流し、
鏑木を復調させるために鏑木が信奉する神様のメモに書いたものは、
昨年、田所を復調させたヒメなのだで…

いや、うん、この時ばかりは鏑木の気持ちがわかったね!

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どうした青八木!
先輩なのに呼び捨てにするとか礼儀がなってないなー、
とか前巻で思ってましたが、この時ばかりは仕方ないと思わざるをえない。
しかも至極真面目な顔で言っているだけに正気を疑うのも当然と言えましょう。(笑

それもこれも田所に対する絶大な信頼があってこそなのでしょう。
もちろん青八木の性格もあったことでしょうが、
それにしたって大真面目にラブ★ヒメの歌詞を歌いながら、
鏑木と一緒に集団から抜け出す姿は一種異様な雰囲気がありました。(笑

調子を持ち直してきた青八木とは対照的に、
調子を持ち崩してきた今泉が辛い。
相変わらずメンタルが弱いよなぁ、今泉は。
その弱さを的確に攻めてくる御堂筋は相変わらずえげつないですが。

それと箱学の新開弟ですが、
一年生ながら予想以上にガッツと容赦のなさを持ってましたね。
あっという間に手嶋を篩い落としただけでなく、
坂道を相手に積極的に仕掛けていく姿は末恐ろしいものがありましたよ。
これは2日目だけでなく、3日目でも波乱がありそうだなぁ…

そしてそれ以前に総北は無事に2日目を終えることが出来るのか。
それが心配になってきましたね…

■[漫画]先輩たちの軌跡「弱虫ペダル SPARE BIKE」2巻

総北と箱学の先輩たちの軌跡を描いた「SPARE BIKE」の2冊目は、
洋南大学で一緒の自転車部になった荒北と金城の二人。
元不良の荒北と謹厳実直な金城という、
対照的な男たちのそれぞれの歩みが面白い!

荒北の方はある意味予想通りでしたね。
本編でも語られていた通りに怪我で野球部を引退してから、
やさぐれていたところを福富に触発されて自転車部に入ってからの話です。
自転車は初心者なんだけど野球部で鍛えた身体がある上に、
根性だけは据わっているため基礎を確実にこなす姿を見ていると、
スラムダンクの桜木を思い出しますね。
だからこそ、福富に指導され、支えられ、成長していき、
レースで優勝をもぎ取る瞬間は熱かった…!

そして金城の方はかなり予想外でしたね。
本編で登場した当初から頼れる先輩という姿を見せていただけに、
彼の中学生時代の子供らしい一面はかなり意外でした。

地元ショップのチームに所属している元プロの小関さんに憧れ、
厳しくも丁寧な指導を受けながら成長していく金城が可愛い。

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年齢的には10歳以上離れているのでしょうが、
兄と弟って感じがして微笑ましいんですよね。
それだけに小関さんが転勤して遠方に引っ越すことで、
離れ離れになってしまってからの金城の落ち込みは見ていて辛かった…
でも、その別れがあったからこそ金城は独り立ちできたんだと思います。
男ってのは自分の力で立つことで大人になるもんですしね。

インターハイ優勝の表彰台での金城の嬉しそうな子供のような笑顔が意外でしたが、
このエピソードを読んだあとなら、あの笑顔もまた金城らしいと思えますよね。
他にも高2の頃の落車して悔し涙を流しながらもゴールした姿とか、
今思うと感慨深いものがあるなぁ。

だからこそ、インターハイ優勝を小関さんに報告できたのは嬉しかったでしょう。

pedal_sparebike02_02

思わずこっちまでもらい泣きしそうでしたよ。
ホント良かった…!

総北は巻島も田所も良い先輩をしてましたが、
金城はキャプテンとしての重責も背負ってましたからね。
それをこなす原動力とも言えるエピソードが読めて本当に良かったです。

それにしてもこの漫画は格好良い先輩を見せてくれるなぁ。
私もこんな背中を後進に見せることができているのだろうか…

:: 2015/11/16 月曜日::

■[漫画]受け継がれる思い「弱虫ペダル」42巻

ついに始まる坂道たちにとって2年目のインターハイ2日目。
しかし2回目なのは坂道たち2年生メンバーだけで、
手嶋たちにとっては選手として初めてであり、
鏑木にとっては正真正銘の初めてなので…

昨年の状況がそのまま引き継がれたかのような総北ですが、
坂道は既にゼッケン1を背負う身。
不調に陥った鏑木一人が置いていかれる状況を助けることができず、
このまま5人で行くしかないかと思ったらまさか青八木が残るとは…

確かに鏑木を今まで導いてきたのは青八木(が書いた神様のメモ)ですが、
今まで2年以上組んできた手嶋とのチーム二人を解散して、
その上で鏑木を救い上げるために待つことを選択するとは…
鏑木もバカだけど、青八木も充分バカだと思いますよ。

そんな総北ピンチの原因となっている鏑木ですが、
確かに言われてみれば一人だけ一年生で初めてのインターハイですからね。
いくらバカとはいえ同情する面もあるのは確かです。
それに気付けたのが古賀だけというのも中々にグッとくるものがありますね。
やはり総北は選手以外全員が一丸となって支え合うチームなんだなぁ。

それにしてもバカを救うために青八木がバカになってますが、
更にバカになる展開になるとは思いませんでした。
田所を救うために残った坂道の想いが、
こんな風に受け継がれることになるとは…
これは来年もヒメヒメするフラグが立ったかな…?(笑

:: 2015/8/28 金曜日::

■[漫画]1日目の終わり、2日目の始まり。「弱虫ペダル」41巻

弱虫ペダル 41 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺航
出版社:秋田書店( 2015-08-07 )

作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱
Kindle版:弱虫ペダル (1)
Kindle版:弱虫ペダル (2)
Kindle版:弱虫ペダル (3)

Kindle版:Kindle版:弱虫ペダル (39)
Kindle版:弱虫ペダル (40)
Kindle版:弱虫ペダル (41)

2年目のインターハイ1日目の決着!
出し抜く御堂筋と食らいつく鳴子。
そして猛追する黒田と葦木場。
デッドヒートの決着はいかに…!?

正直、この決着は読めなかったなぁ…
雑誌で読んでた時も「えっ…!?」ってなりましたよ。
でもまぁ、今泉が指摘した通り体格という才能の差が出るあたり、
残酷すぎる勝負の世界というものなんでしょうね…

そして1日目が終わったからといって休んでられない総北チーム。
そこに顔を出すかと思った金城ですが、
ある意味先輩として厳しい態度でしたね。
それに感化されたのか、坂道も2年生の先輩としての表情になっていて、
坂道が別のベクトルで成長しているのが感じられて嬉しかったです。

逆に全く変わってない坂道おかんは相変わらず面白かったです。(笑
どんだけ坂道が説明しても理解出来てないおかんの言動…
いやー、うん、坂道本人は大変だろうけど見てて面白いですよ。(笑
それでいてちゃんと坂道が成長しているところを見ているあたりは、
ちゃんとおかんなんだなぁ、と思いました。

それにしてもおかんが青八木に「アニソンっての歌うの?」と聞いて、
それに青八木が「歌いません」と答えていたのに、
今週のチャンピオンではアレだったからなぁ…(笑
うーん…、まさかの伏線だ…!

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