僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2022/9/14 水曜日::

■[ラノベ]深雪のifと過去「魔法科高校の劣等生 Appendix 2]

魔法科高校の劣等生Appendix 2巻魔法科高校の劣等生Appendix 2巻
出版社:KADOKAWA
作者名:佐島勤
絵師名:石田可奈
紙書籍通販:魔法科高校の劣等生 Appendix 2
Kindle版まとめ買い:魔法科高校の劣等生
DMM電子書籍:魔法科高校の劣等生 Appendix 2

今回も特典小説をまとめた短編集みたいな扱いですが…
残念ながら今回も挿し絵が一切ありません。
カラー口絵は収録されてますが、それも元々特典小説の表紙を飾ったものですからね。
新規なのは表紙くらいではないでしょうか?

「夏の休日 ―Another―」や「IF」はIFストーリーなのですが、
後者のIFは前回のAppedix1と似た悪ノリがかなり多めなでしたね…
真由美さんはともかく深雪まで歌って踊れて災害救助も出来る魔法少女アイドルになるとか、
二次創作でもここまで頭の悪いものはそうそうないだろって設定でしたね!
これが劇場映画の特典になっていたというから本当にクレイジーです。
劇場映画との関わりが全く見えてこないのですが…w

劇場版は私も観ましたが、その時ゲットした特典小説は「美少女魔法戦士プラズマリーナ」でしたね。
これは最高に面白いエンタメでしたよw
リーナは真面目にやればやるほど面白くなる美味しいキャラなので、
こういった扱いはウェルカムなのです。
この過去が是非達也たちにバレて赤面して欲しいものであるなぁ、と思う次第であります。

「続・追憶編 ―凍てつく島―」に関してはタイトル通りに、
追憶編の続編として、そして本編1巻の前日譚としてよく出来ていると思いました。
お兄様ラブになった直後の深雪さんが見られてとても良かったです。
まだ未熟なところがある、というのも新鮮でしたし。

それにしても同じ12歳でもリーナと深雪は全く違いましたね…w
保護者の差、というのもあるだろうけど、
やっぱり一番はキャラクターの差でしょうね。
リーナにはコメディが似合うと思います。

:: 2022/8/18 木曜日::

■[ラノベ]青春を邪魔する汚い大人たちの思惑「新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち」4巻

魔法科高校の祭典の一つ、九校戦が開催!
新人戦クラウド・ボールの選手として抜擢されたアリサだけでなく、
茉莉花もミラージ・バットの選手候補として練習することに!
しかし、高校生たちの純粋な想いを踏みにじるかのように、
大人たちの思惑が邪魔をしてきて…

前シリーズでは九校戦と言えば他国マフィアからの妨害とか、
国内勢力の派閥争いと色々と問題が起こっていましたが、
超高校生級の司波達也がいないと、そういった汚い大人たちの思惑から守られないんですよね。
今回は司波達也以外で国防を担うための次期戦力のスカウト、
という元老院議員の思惑が働いて生徒たちに親からの過剰なプレッシャーがかかり、
本来の実力が発揮できないどころか、本番で活躍できないという悪循環に陥っていて、
本当にこの世界の大人たちは余計なことしかしないなぁ、と思います。

そんな大人たちの思惑とは関係なく頑張るアリサと茉莉花ですが、
ライバルとなる三高の選手たちの熾烈な戦いが熱かったですね。
アリサが明の発案で仕掛けた小細工じみた策略が功を奏して勝ったと思ったら、
茉莉花が茜に仕掛けられた小狡い策略に手子摺って負けてしまうのは、
何というかお互いさまだな、と思いましたね。

まぁ、何だかんだとありつつも、
良い刺激を与えるライバル関係になってるんじゃないかな、と思います。
アリサはどうしても攻撃的になれないと悩んでいたけれど、
茉莉花のためならそんなことを簡単に克服できそうだな、とも思いました。

続刊の内容は未定みたいですが、
そろそろ司波兄妹が出てきて欲しくもあるので色々と気になるところです。

:: 2022/6/15 水曜日::

■[ラノベ]挿し絵ゼロ…「魔法科高校の劣等生 Appendix 1」

魔法科高校の劣等生Appendix 1魔法科高校の劣等生Appendix 1
出版社:KADOKAWA
作者名:佐島勤
絵師名:石田可奈
紙書籍通販:魔法科高校の劣等生 Appendix 1
Kindle版まとめ買い:魔法科高校の劣等生
DMM電子書籍:魔法科高校の劣等生 Appendix 1

第一高校の百山校長宛に誤配送された先史魔法文明の「聖遺物」
それが起動したため、第一高校の生徒たちが毎夜夢の世界で冒険をすることに!?
精神干渉系の魔法に耐性がある達也は初めから夢だと認識できていたけれど、
深雪を含めて多くの生徒は夢の世界に取り込まれていて…

BD/DVD特典小説の文庫化、というのはありがたいのですが…
挿し絵がゼロ、というのは流石にライトノベルとしては致命的な欠陥だと思うのです。
特に今回みたいなコスプレ要素が強い話だと、
挿し絵があるとないでは面白さが違いすぎですからね…
深雪のハレンチな姿が見たかった…
そして魔法少女真由美先輩はもっと見たかった…!

特典小説だからなのか、それとも夢の世界という舞台だからなのか、
かなりはっちゃけたノリで書かれていて面白かったですね。
夢の世界だからと達也への猛烈なアプローチをするノリノリな深雪とか、
魔法少女コスを恥ずかしがる真由美先輩とか、超楽しかったです。

あと、勇者ミキヒコ回でのラブコメ修羅場展開には笑いましたね。
幹比古が主人公の方がラブコメ作品してて面白くなりそうな気がしないでもないです。

真由美先輩も夢の世界で大変そうでしたけど、
小野寺先生の方が達也に振り回されて大変そうでしたね…w
これでメイジアン・カンパニーでも達也に振り回されることを考えると、
本当に小野寺先生のとって達也って鬼門なんだなぁ、と思わされますw

Appendix2があったら是非とも挿し絵をお願いしたいですね。
いや、ホント、是非とも。
というか挿し絵付きで1巻も出し直して欲しいくらいです。

:: 2022/5/16 月曜日::

■[ラノベ]USNAを征く者「続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー」4巻

メイジアンカンパニーとFEHRとの提携のために渡米した真由美さん。
FEHR代表のレナとの会談は順調だったんだけど、
USNA内の政治問題とFAIRが企むレリック盗掘の問題があり、
達也が出張る必要が出てきて…?

真由美のフォローを影からフォローするだけでなく、
深雪の影武者をしたりと今回はリーナが裏方として大活躍でしたね。
確かにパレードを駆使できるリーナは使い勝手が良いと言っては失礼ですが、
とても頼り甲斐のある仲間ですよね。
彼女の性格の明るさは場を和ませるものがあるのも私は好きです。

今回のFAIRの盗掘騒動ですが…
古代遺跡の遺物というアイテムを表に出してきたというのが一番の注目点ですね。
達也だからこそ早急に解析&対処できたけど、
達也以外だと世界トップレベルの頭脳と才能を駆使しても解決にかなり時間が掛かりそうです。
やはり属人的な能力に依るところが大きすぎるのがネックだよなぁ。

それにしてもこの物語の次の方向性がシャンバラとは…
まさか近未来魔法SFとも言えるこの作品で、
古代文明を探索することになるとは思いませんでした。
予想が出来ないだけに楽しみです。

:: 2022/2/19 土曜日::

■[ラノベ]部活にかける青春「新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち」3巻

十文字アリサと遠上茉莉花の親友二人の魔法科高校の学園生活も3冊目。
今回は茉莉花が所属するマーシャル・マジック・アーツ部の話と、
学園生活といえば当然やってくる期末試験の話がメインでしたね。

茉莉花がライバル視している一色茜ですが、
その対策をするために熱心に訓練に励む姿はとても青春してましたね。
魔法オタクな先輩から情報を仕入れて、
十文字家の施設とノウハウを使って特訓とか魔法科高校っぽかったですし、
試合の内容も魔法を駆使した高度なもので読み応えがありました。

そして期末試験の方ですが、
こちらは茉莉花のちょっとポンコツなところが見え隠れしていて、
これはこれで微笑ましかったですね。
レポート提出をど忘れしちゃうとかあるあるです。
アリサが見た目も中身も完璧なだけに対比してポンコツに見えちゃうけど、
A組なだけあってわりと優秀ではあるんですけどね…

今回はスパイものとしてもラブコメとしてもあまり進展はありませんでしたが、
個人的にはこれくらいの塩梅が丁度良かったです。
九校戦の話題がチラホラ出てきたことから考えると、
次巻あたりで始まったりするのでしょうか?
前シリーズでも好きだったので、今の九校戦がどんなのかを考えるとワクワクしちゃいますね。

:: 2021/11/13 土曜日::

■[ラノベ]魔法師の自由とラブコメ「続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー」3巻

FEHRとの提携のため、渡米することになった真由美と遼介。
暗黙の了解であった優秀な魔法師の海外渡航の自粛に正面から喧嘩を売ることになり、
面子が大事な国防軍の情報部が元老院の力を借りて、達也への脅しを画策する。
しかし、達也がそんな脅しを甘んじて受けるはずがなく…

今回は本編が半分、残り半分は一条とほのか、それぞれの短編という構成でしたね。
あとがきにもありましたが、高校時代の友人が全員出てくるわけではないので、
こういった構成はありがたいです。
特にレオとか、全く絡まなくなったしなぁ…
私の好きなキャラだし、いつか出てきて欲しいです。

達也のデモンストレーションですが、国防軍も衝撃的でしたでしょうね。
確かにマテリアル・バーストの強すぎる破壊力が有効に使えるやり方はこれくらいでしょうね…
力の桁が違いすぎるから、宇宙規模の話になっちゃうというか。
他に使えるとしたら軌道上のデブリ除去とかかなぁ…

一条の短編はラブコメでしたね。
相変わらず吉祥寺という親友が頼もしいですが、
まさか恋の鞘当てにまでその頼もしさを発揮するとは…
もう一条は吉祥寺と結ばれた方が良いんじゃないかな…

そしてほのかはちょっと切なかったですね。
報われない恋をずっと続けるのはツラいとは思うけれど、
ほのかならずっと想い続けそうかな、と思っていたのでちょっと意外ではありました。
ほのかも幸せになって欲しくはあるけれど…
七宝はまだ貫目が足らない気がするかな…w

そして真由美さんの渡米の話はまさかの次巻ですか。
ちょっと肩透かしでしたが、わりとボリュームがありそうですし仕方ないですね。
それほど刊行ペースは悪くないのでゆっくり待とうと思います。

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