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:: 2011/9/13 火曜日::

■[ラノベ]アデリーナ、スカートはいてない!「フルメタル・パニック! アナザー」1巻

フルメタル・パニック! アナザー1 (富士見ファンタジア文庫)
著者/訳者:大黒 尚人
出版社:富士見書房( 2011-08-20 )
文庫 ( 263 ページ )
原作者サイト:GATOH.COM blog style
原作者twitter:賀東招二 (gatosyoji) on Twitter
絵師サイト:風の色
絵師twitter:四季童子 (shikidoji) は Twitter を利用しています

どこぞの包帯シスターじゃないですが、スカートはいてない系のヒロインかと思いきや、
実は短パンをはいているという、某ビリビリさん系なヒロインでした!
しかもCAやジャージブルマと(マオに騙されて)コスプレしまくりなヒロインですよ!
原作ではかなめよりテッサが人気だったことから、やはりヒロインはロリに限るという結論に達したのか、
今回は若干ロリが入ってるヒロインのリーナですが、素晴らしいと思いますよ。
ポニテだし!

さてさて、原作の人気が半端無いフルメタのスピンオフ的なこのアナザーですが、
賀東さんが指名しただけあって大黒尚人さんの文章力は全く問題なかったです。
オノDやマオといった原作キャラが出てきてもイメージは全然壊されないし、
それでいて新主人公の達哉に新ヒロインのリーナは魅力があるしで、
読んでいて予想以上に楽しめましたよ。

本編の世界で起こったあの戦争から十数年後。
マオが社長を務める民間軍事会社D.O.M.S.が自衛隊を教導中に起きたトラブルに巻き込まれ、
その時に発揮したAS操縦の腕を買われてヘッドハントされた土建屋の息子でPS乗りの市ノ瀬達哉。
優秀な美人AS乗りであるアデリーナとのボーイミーツガールという、原作と同じコンセプトながら、
鬼教官なリーナにしごかれる達哉と、原作カップルと少し違うけど似た関係性が面白いです。
原作を知っているとクスっと笑えるネタが散りばめられてるのも良いですしね。

世界を股に掛けての陰謀と謎といったものは薄くなりましたが、
メカアクションとボーイミーツガールなラブコメは健在です。
フルメタでありながらフルメタでない、それでいて間違いなくフルメタの面白さがある。
そんな作品でしたね。
今後のリーナのコスプレに期待しつつ楽しんでいきたいです。

:: 2011/8/23 火曜日::

■[ラノベ]テッサのおっぱい成長中「フルメタル・パニック! マジで危ない九死に一生?」

フルメタル・パニック! マジで危ない九死に一生?
著者/訳者:賀東 招二
出版社:富士見書房( 2011-08-20 )
文庫 ( 278 ページ )
作者サイト:GATOH.COM blog style
作者twitter:賀東招二 (gatosyoji) on Twitter
絵師サイト:風の色
絵師twitter:四季童子 (shikidoji) は Twitter を利用しています

フルメタ短編集もこれでラスト、ということで賀東招二さんが書くフルメタはこれで正真正銘のラスト。
という訳で、あの戦いの後のテッサを綴った書き下ろしを含む、計4本の短編が収録されています。
特に前半の2編はドラマガ掲載から8年が経ってますからねー
当時ドラマガで読んでましたが流石に内容がうろ覚えになっていたから、
読み返してちょっと感慨に耽ってみたりなんかも。

ドラマガ掲載分の3編に関してはふもっふ的なノリで、
コメディ色が強い訳なんですが、特に3つめなんかはノリノリすぎと言いましょうか。
というかボン太くん好きですね! 大活躍ですね!
そもそもどんだけバリエーション多いんだこれー!?

書き下ろしですが、期待している人がいるかもですが宗介とかなめは出てきません。
まぁ、でも大部分のファンはテッサが出てきただけで充分なのではないでしょうか。(決めつけ
バニの故郷に墓参りに来たテッサが何を感じ、何を思うのか。
個人的にはアルの言動が相変わらず非常にユニークで安心と同時に感心しました。
あ、それとテッサのおっぱいが成長しているのは良い傾向だと思います!
目指せ、ロリ巨乳!

いやー、しかしこれでフルメタは本当に最後かー
としんみりしちゃいますが、大黒尚人によるアナザーが同時発売なんですよね。

フルメタル・パニック! アナザー1 (富士見ファンタジア文庫 か 3-4-1)

こちらはまだ読めてないんですが、じっくりと楽しみたい所です。
特に表紙のヒロインがスカートはいてないのが良いですよね!(ぉ
うーむ、こういう絶対領域もアリかー…

:: 2011/1/21 金曜日::

■[雑記]アメリカドラマラノベ風「コップクラフト」3巻

コップクラフト 3 (ガガガ文庫)
著者/訳者:賀東 招二
出版社:小学館( 2011-01-18 )
文庫 ( 228 ページ )
作者サイト:GATOH.COM blog style
作者twitter:賀東招二 (gatosyoji) on Twitter
絵師サイト:村田蓮爾公式HP-PSEWEB-

フルメタ完結で他のことにも力を割けるようになった賀東招二さんの最新作。
2巻まではドラグネットミラージュの焼き直しでしたが、
この3巻からは完全書き下ろしの新作となっています。
つまり今現在の賀東招二さんの全力投球が見られる訳ですね!
ヒロインはロリに限る、と主張する賀東招二さんの本気がここにある!

という訳で読み始めたら転入生が曲がり角でぶつかってパンチラだよ! 縞パンだよ!
しかも本作独特の見開きで挿し絵を使ってご披露だよ!
こ、これが賀東招二さんの本気というモノなのか…!
スゲ、賀東招二さんマジスゲー

今回はティラナがヒロインにして主人公といった立ち回りで、
金持ち学校に蔓延る麻薬ルートを調べる為に潜入捜査官として活躍します。
しかし、セックス、ドラッグ、銃、ジョックスとアメリカのドラマそのままというか、
そりゃ色々と寛容なガガガ文庫でしか出来ないよなぁ…
と思わせるだけのファッキンな内容が盛り沢山でした。

爽快な終わり方なんかじゃない、世の無常を感じさせられるやるせないラスト。
本当の悪はのうのうと生き残り、純粋な人間が死んでしまう哀しみしか残らない、
そんな中でのティラナの葛藤や苦悩諸々が切なくて、
それを受け止めるマトバの男っぷりが格好良かったです。

しかし一番笑ったのはあとがきだなぁ。
モンハンすぎるでしょう、JK…(笑

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