僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2012/4/22 日曜日::

■[漫画]豚丼、豚になる。そして八軒が下す決断は?「銀の匙 Silver Spoon」3巻

銀の匙 Silver Spoon 3 (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:荒川 弘
出版社:小学館( 2012-04-18 )
コミック ( 192 ページ )

マンガ大賞を受賞した「銀の匙」3巻は夏休み終盤から新学期の始めまでが収録されています。
農業高校に通う少年少女たちが進路に悩み、家畜を通して命との付き合い方を考え、
そして時には男女の仲が気になったりする農業青春グラフィティーです。

八軒がバイト先で駒場のトコの双子幼女から採れたてトウキビを貰ってその美味しさに驚いてましたが、
野菜とか果物は採れたてが基本的に一番美味しいですよね。
イチゴ狩りで苺を食べたことある人とかは少しは判るんじゃないでしょうか。
牛乳の美味しさとか、ココらへんは「百姓貴族」でも同じ事言ってましたよね。
そんな天然で美味しい食材すら不味く調理する八軒の兄貴はある意味凄いと思います。(笑

そして学校に戻ってきたら豚丼を中心とした命を貰うことに考える日々を過ごすことになるんだけど、
最後に八軒が出した結論は単なるセンチメンタルな理由ではないとこが面白いです。
また、その結論を出すために苦行とも取れる行いを積極的に行ったりして、
不器用なのかも知れないけど、愚直なトコは案外悪くないと思います。
こういうバイト代の使い方は全然アリだよなー

それはそうと3巻にして遂にラブコメの片鱗が見えてきましたよ!
夏休み中、一つ屋根の下で過ごしておきながら全く何もなく、
同じクラス、同じ部活で一緒に過ごすことが多いのに、
何の進展もなかったのに、常磐が流した噂を聞いたアキのあの表情!
やっぱり青春の醍醐味は恋ですよね!(結論

:: 2012/4/21 土曜日::

■[漫画]さよなら乙型ちゃん「はじめてのあく」15巻

はじめてのあく 15 (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:藤木 俊
出版社:小学館( 2012-04-18 )
コミック ( 189 ページ )
作者サイト:藤木屋 – livedoor Blog(ブログ)
作者twitter:藤木俊 (shunfujiki) on Twitter

4ヶ月連続刊行お疲れ様でした。
帯とかのコメントは正直サンデー本誌売るのに必死だな、って感じで微妙でしたが…
そして次の16巻が最終巻になるというのにはビックリですよ。
でもまぁ、サンデー本誌の流れから判断すると、そうなんだろうなぁ…
という思いもあったのは確かです。

進路に悩むお年ごろ、というか高3の冬になって悩むとか遅すぎなんですが。
でも一番悩むのが恋の悩みってのが良いですね、サンデー漫画的に。
緑谷とユキ、アキと赤城のサブキャラ同士のカップルも悪くない、というか良いんですよね!
緑谷が自分のことを好きだと知ってから気になって仕方なくなるユキも良いですが、
赤城の言動に一々反応しまくって大赤面なアキもディモールト(非常に)良い!

また、ジロー周辺のハーレムっぷりも凄いです。
久しぶりにジローのアイテム暴走で性格反転ネタで大神が乙女化して抱きつきとか、
それにムカっと嫉妬しちゃうキョーコとか大変美味しゅうございました。
キョーコとシズカが割りと変態でアホなので相対的に他の面子がまともに見える法則。
そのまともなルナはサブローとくっつくのではないかと邪推…

でも15巻で一番のクライマックスはさよならドラえもん乙型。
ジローの親父に仕込まれていた消去プログラムに抗うために八方手を尽くし、
最後まで諦めない姿も良かったですが、いがみ合ってたけど一番友情を感じていたシズカの姿が、
一番ジーンとくるものがありましたね。

しかしまさか単行本おまけ4コマ恒例の戦部さんの恋の奮闘記がまさかの展開に。
けど、あのネタは良いのかな。(笑
個人的には凄く懐かしくて笑えて何より微笑ましくて良かったけど!
最終巻ではアヤさんとの結婚&新婚家庭を見せてくれないかな、と期待。

:: 2012/3/20 火曜日::

■[漫画]恋の二正面作戦「神のみぞ知るセカイ」16巻

神のみぞ知るセカイ 16 (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:若木 民喜
出版社:小学館( 2012-03-16 )
コミック ( 192 ページ )
作者サイト::: HoneyDipped ::
作者twitter:若木民喜 (angelfrench) on Twitter

表紙は結とマルスですが、16巻で出てくる女神は栞とミネルヴァです。
ミネルヴァは知恵の女神なので栞だったのはほぼ確定だったのですが、
引っ込み思案でロリ属性とか栞とマッチしてて可愛いというか萌えですね。
いやはや流石は女神、侮れません。

しかし今回のメイン担当は栞ではなく、歩美なのです!
いや、歩美とちひろの二人だと言ってもいいかもしれない!
残る女神候補生の二人を自分が風邪で倒れたことすら利用して、
看病イベントを起こして攻略を進める桂馬ってばマジ外道。

特に歩美だけを攻略するつもりが、まさかのちひろまで看病に来てしまい、
歩美を隠すために二人でベッドインな展開とかマジやばかったですね!
押し倒された時の歩美の表情も良かったですが、
汗に濡れてスケスケになった歩美のエロさが最高だったと思います!
いやー、神知る読んでて良かったなー(ぉ

とはいえ最後に桂馬が取った手段はマジ外道な訳ですが、
予想通りに進まないリアル系女子のちひろにまだまだ振り回されるので次回以降も楽しみです。
まぁ、一番の楽しみは女神たちのパジャマパーティーもとい修羅場だったり、
ハクアの拷問プレイだったりするんですけどね!
今後とも少年サンデーのエロ&萌え担当をよろしくお願いしたい次第であります。

■[漫画]脇キャラカップル順調に恋を育み中「はじめてのあく」14巻

はじめてのあく 14 (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:藤木 俊
出版社:小学館( 2012-03-16 )
コミック ( 208 ページ )
作者サイト:藤木屋 – livedoor Blog(ブログ)
作者twitter:藤木俊 (shunfujiki) on Twitter

前回4ヶ月連続刊行の3ヶ月目と言いましたがすみません、今月が3ヶ月目でした。
しかしこんだけ一気に刊行すると単行本作業もさることながら、
来年度の税務処理とか大変だろうなぁ、とか余計な心配してしまいます。(笑
あぁ、来年度一気に収入増えたら再来年度の税率の方がキツイかもしれない…

作者の税金や贅肉のことはともかく(ヒドイ)、今回は表紙の脇キャラ2カップルが良い感じです!
赤城とアキちゃんのコンビは赤城が家庭教師をすることで、
親公認な仲になって、アキちゃんはドキドキしまくりです!
ただし赤城は好意に気付いていないんですけどね!
だからこそアタフタするアキちゃんが可愛いのですが!

そして緑谷とユキちゃんの恋模様ですが、
今まで一人相撲だった緑谷がついに進展ですよ!
体育祭でのユキちゃんのポロリ事件から雨降って地固まる展開には、
正直萌えざるを得なかったですな!
今までセクハラしまくりだったユキちゃんがポロリしてマジ泣きだとか、
緑谷の好意を図らずも知ってしまい赤面しまくりとか大変に美味しいです!
そうだよ、これでこそ少年サンデー作品ですよ!

そしてジローとキョーコの本命カップルですが、
前回からの事件をキッカケに完全に陥落しちゃったキョーコさんですが、
むしろ好意をより一層自覚したからこそ嫉妬心もうなぎ登りな訳で、
文化祭やらでジローが他の女の子に接触してるのを見てるとカチンと来る訳ですよ。
いやー、たまらんですなぁ。

しかし大神さんは良いキャラに育ってきていますね。
貴重な巨乳要員ですし、黒澤さんとのコンビが素晴らしく面白いので、
今後の活躍にも大期待であります。

:: 2012/2/17 金曜日::

■[漫画]巨乳キャラだよ! 全員集合!「はじめてのあく」13巻

はじめてのあく 13 (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:藤木 俊
出版社:小学館( 2012-02-17 )
コミック ( 192 ページ )
作者サイト:藤木屋 – livedoor Blog(ブログ)
作者twitter:藤木俊 (shunfujiki) on Twitter

4ヶ月連続新刊発売も遂に3ヶ月目となりましたが、ここに来て新キャラの登場です!
新任の先生にしてエーコ姉さんの大学時代の後輩の清里さんだー!

もちろん藤木俊先生ですからただの先生なわけがあるはずもなく、
ドジっ娘で素直で巨乳で酒乱という属性てんこ盛りで、
酔って脱ぐイベントも盛り沢山でウッハウハなのであります!

というかこの13巻は清里先生のおっぱいといい、
元祖おっぱいキャラのアキちゃんの一人暮らしを始めた赤城のお宅訪問や、
「真世界」崩壊で日常に戻ってきた無愛想巨乳キャラの大神の再登場と、
巨乳キャラの競演っぷりが凄いのですよ!
やはり世界はおっぱいで回っているんだなぁ。(ぉ

前回でバトル展開が終わって一転のラブ&色気&コメディ展開で、
藤木俊先生のそういったノリが大好きな私としては大変ヌフフな感じで読み耽っておりましたよ。
悪の首領も驚く正義の味方見習いのシズカのあくどい恋の戦いとか、
サブヒロインたちも良い味出してましたしね!

で、最後に中々に気になる引きをしたわけですがご安心下さい。
次の14巻も来月出ます! というか既にAmazonで予約始まってます。
単行本刊行が遅いのに定評があるサンデーの面目躍如っすねー
是非ともこの早めの刊行ペースを維持して頂きたいです。
藤木俊先生が倒れない程度で。

:: 2012/2/7 火曜日::

■[漫画]ピザ作りに鹿の解体。農業の深さを思い知れ!「銀の匙 Silver Spoon」2巻

銀の匙 Silver Spoon 2 (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:荒川 弘
出版社:小学館( 2011-12-14 )
コミック ( 192 ページ )

私も実家が農家ですが、四国の普通の米農家な上に生まれつき皮膚が弱くて農薬に負けてかぶれるので、
非常に役立たずですのでぶっちゃけ八軒ほどに過酷な日常を過ごしていないのですが、
色々と共感出来る所があるのも確かだったりします。
まぁ、一番共感出来る所は進路関連で悩んだりってトコなんですけどね。
八軒の場合は中学の時に白石先生が居てくれたのが一番の幸運なのかも知れないなぁ、
とピザ回の時の白石先生の述懐を読んでて思いました。

2巻では鹿の解体に牛の出産と、生き物の生死に関する所も逃げずにしっかりと描写しており、
グロくならないギリギリの所を攻めるのは流石だなぁ、と思わされます。
そういえばサンデーはじゃじゃ馬グルーミン★UP!とか連載されてましたもんね。
雑誌的にこういった関連に一家言があるのかもしれない…

北海道農家と言ってもピンキリなことを見せてくれる夏休み編。
うちの実家的には駒場の家とかの雰囲気が近いけど、
企業に勤める今ではタマコの実家が経営するシステマチックな農場に憧れがあるなぁ。
コンテナ式植物工場とか超カッコイイ…

まぁ、それはともかく北海道の農業に偏ってはいますが、
農業の厳しさや葛藤をしっかりと描きつつも少年漫画として非常に完成度が高く、
流石は荒川弘だなぁ、と思わされる「銀の匙 Silver Spoon」2巻でした。
そろそろサンデー伝統のラブコメ成分が追加される頃合いなので、
3巻収録分にも期待したいです。

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