フラン☆Skin

久しぶりの「HUNTER×HUNTER」の連載再開！
それと同時に新刊の発売と盛り上がってまいりましたよ！
ジャンプ本誌の連載はこの単行本の続きなので、
復習がてら先にこちらを読むことをお勧めします。

この巻では表紙にあるようにヒソカと団長の戦いがメインです。
天空闘技場のフロアマスター同士の戦いということで衆人環視の元でのバトルですが、
お互いに無関係の観客を巻き込むことを意に介しません。
生首が飛ぶどころか道具として使うあたり容赦ないな！

しかし戦いとして盛り上がるかというと首を傾げるというか…
いや、団長の知略を巡らせた戦い方とか見所はあるんですが、
詰将棋で詰め終わってからの終盤だけを見させられてる感じというかね。
面白いけど盛り上がりには欠けるかなぁ、と思ってたんですよ。
最後の展開を見るまでは…！

いやー、まさかヒソカがあんな手段を使ってくるとは…
他人の命どころか自分の命ですらも弄ぶとか、ヒソカってばマジ狂ってるわ。
それに巻き込まれる周囲の人間はたまったもんじゃないけど、
この狂気こそヒソカがヒソカたる所以だよなぁ、と思いますね。

そして物語は舞台をカキンの国の王子たちの王位継承戦に移るわけですが、
序盤からフルスロットルですね。
こちらもそれぞれの思惑が複雑に絡み合った展開になりそうで、
クラピカの知能が光る展開になる気がします。

それにしても…
ゴンの出番が全然ないですね…
念能力が使えなくなったままだろうし、どうなるんだろう…

十傑との食戟に破れて退学となった仲間たちを救うため、
創真の父・城一郎の提案で中枢美食機関と「連隊食戟」に挑むことに。
しかし現時点での実力差ははっきりしているので、
その差を埋めるために城一郎と銀による特訓が始まるが…

この24巻ではえりな様がメインヒロインであることが伝わってきますね。
今まで父による教育という名の洗脳に縛り付けられ、
自分の意志を出すことができなかったえりな様が、
自分の脚で立ち、自分で考え、自分で決めているところが魅力的でした。
それもこれも、創真たちと研鑽を積んだからですね。

あの、どこまでも尊大で冷徹だったえりな様が、
料理中に笑顔を見せるところまで成長したとは…
いや、昔のアリスと仲良かった頃に戻ったとも言えるのかもしれません。
これが本来のえりな様の魅力なのかもしれない…！

それと「連隊食戟」ですが一色先輩たちが助っ人に駆けつけたりと、
少年漫画として熱い展開ですよね。
それでいてシリアスだけでなく、笑いの要素も入れてくるあたり、
本当によく出来ていると思います。
できればもう少しエロコメ成分も入れてくれると嬉しいかな…！

表紙に雲雀ちゃんが登場だー！
という訳で夏休みにコガラシが出会った沙霧の従姉妹、雨野雲雀ちゃん再登場の5巻です！

女子校育ちで男に免疫のなかった雲雀ちゃんは、
雛鳥が初めて見た相手を親だと思う刷り込みのように、
初めて出会った頼り甲斐のある優しい男の子であるコガラシにベタ惚れなのだ！
うーん、最高ですね！

ゆらぎ荘のヒロインたちの中で一番恋に積極的な雲雀ちゃんは、
コガラシの周りに魅力的な女性が多いことに小さな胸（ギリギリCカップ）を痛めて、
今日もコガラシを振り向かせるためにバストアップしちゃうの。

可愛い＆可愛い。

やっぱりね、雲雀ちゃんみたいな子は応援したくなるんですよ。
タイトルにある通り幽奈さんがメインヒロインだと思うし、
千紗希ちゃんも圧倒的な女子力があることから油断できないし、
ツンデレな沙霧もアリだと思うんですよね。
でも、一番応援したくなるのは雲雀ちゃんなんだ…！

まぁ、そんなラブコメ展開が面白くもありつつも、
この漫画の一番の魅力はやはりエロコメなんですよね！

初期ToLOVEるよりも圧倒的にエロいこの展開！
ダークネスの領域に踏み込んでいるエロ＆エロ！
うんうん、これでこそ少年ジャンプのエロコメ担当ですよ。
小学生男子が
「お前ゆらぎ荘読んでんの？　エロ～！」
「よよよ、読んでねーし！　ワンピース読んでるだけだし！」
とか言い合っているのが聞こえるかのようですよ。

ドラゴンボールでバニーガールに目覚めた私のように、
電影少女でおしっこ属性に目覚めた人のように、
少年ジャンプというのは小学生に性癖を植え付ける漫画ですからね。
将来ゆらぎ荘のお陰で露天風呂モノに目覚める人が出ないか、
今から楽しみ心配ですね！

反逆者への試練として課された十傑との対決で、
念願の葉山へのリベンジを果たすことができた創真。
しかしそれは同時に葉山の退学が決定された瞬間だった。
そして各地で反逆者たちは十傑と戦い敗れて退学が決定してしまい、
創真は葉山を含めた皆のために起死回生の十傑の座を奪うことを考えつくが…？

今回のメインは何と言っても創真の父、才波城一郎たちの過去編でしょう。
席次は事務能力と責任感の高い堂島銀の上だったけど、
料理の才能と実力は圧倒的に上だった城一郎が、
その才能故に苦悩した過去が中々に辛いですね…

銀だけでは遅まきながら気付くことが出来たけれど、
常に最前線で開拓するのって大変だよなぁ…
基本的に後ろに付く人は楽なんですよね。
コロンブスの卵の故事にあるように、
誰でもできることでも最初にやるのはただでさえ難しいのに、
それを常にやり、それが当たり前だともて囃され、
才能という言葉で簡単にまとめられて嫉妬されるとか、
そりゃ、辛いですよ。

創真はその性格からそれを楽しむことが出来たけど、
誰もがそんなことができるわけではないという、
そういった反証の前例とも言える過去編でしたね。

それにしても物語が一気にクライマックスに近付いた感じがしますね。
少なくとも薊編は残り5巻くらいあればまとまりそうな気がします。
とはいえ、創真の母親とかまだ判明していないこととかもあるし、
何より面白いのでもうちょっと続いて欲しい気もしますね。
どちらにしろ続きが楽しみです。

創真の退学を賭けた熊肉をテーマにした葉山とのリベンジマッチ！
並み居る三年生の強敵を退けて十傑入りしたスパイス調合の腕を持つ葉山と、
臭みが強いと言われる熊肉を扱った勝負とか逆境にも程があるけど、
そこを乗り越えるからこそ、少年誌的な面白さがあるんですよね。

かつて敗北を喫した圧倒的才能を持つ強敵との再戦とか、マジで燃えますよね。

これぞ少年漫画！　と思わせる熱戦なんですが、
汚れてしまった大人の私は「凄く…　BLです…」という感想も同時に持ってしまいます。
いや、だって、どう見ても創真×葉山じゃないですか！
葉山本人は潤に片想いしているノンケなのに、
創真は一途に葉山のためだけを思って料理を作るとかBLすぎるというか。
うーん、冬コミで毒されたかな…？

ただ、作者も少年誌的にしたって流石に熱いというか暑苦しいと思ったのか、
今回の審査員にロリ二人を追加しているのが良かったですね。

割りと無理矢理な感じとはいえおはだけというか、
お色気シーンを盛り込んできているのは流石というか。
そうだよね、初期のソーマはお色気シーンで人気を勝ち取ったんだもんね。
こういう展開があってこそのソーマだよね。

BLもとい少年漫画的決戦の決着は次巻に持ち越しですが、
週刊連載なので次巻はサクっと出ると思います。

まぁ、それはそれとして熊肉を食べてみたくなりますよね。
40年近く生きてきましたがまともに食べたことがないので、
いつか食べてみたいものであります。

「おい……見てるか千紗希……お前を超える逸材がここにいるのだ……!!
　それも……2人も同時にだ………千紗希……」

この漫画のメインヒロインはタイトル的には幽奈さんなのでしょうが、
物語のメインヒロインというか女子力でトップだったのは千紗希ちゃんでした。
今までも数々のエロイベントを経験するだけでなく、
ラブコメ的にも見せ場が多くこの臨海学校でもエロハプニングも盛りだくさんでしたね！

だがしかし、夏休みに入ったことでコガラシと一緒に行動する機会が減り、
どうしてもメインヒロイン力が減ってしまったわけです。
こゆずちゃん視点の親子丼なアレは眼福でしたけどね！
千紗希ちゃんママの包容力ありすぎるおっぱい、もとい人妻力は素晴らしかったけど！

まぁ、それはそれとして今回巻き返してきたのは狭霧ちゃんでしょう！

媚薬というラブコメ漫画では王道アイテムにもほどがあるんですが、
何故王道かというとそれが最高に面白いからなのです！
元々高かった狭霧ちゃんのラブコメ力が格段に高まり読者も大満足です！

ですが、この漫画はラブコメではなくエロコメです。
エロコメだからドキドキするだけで終わるはずがなく、
質量を伴ったF90がこちらに迫ってくるわけです！
これには放熱フィンを開放して腰のヴェスパーを解き放つのも致し方あるまい！
光る風の中でキュンキュンしちゃうのぉー！

しかし、そんな狭霧ちゃんですらも序の口でしかなかったのです…！
そう、この漫画の真ヒロインは遅れてやってくる…！

真ヒロイン、雨野雲雀ちゃんの登場です！

どう見ても対魔忍ユキカゼそのまんまな髪型とバストサイズで、
少年誌なのにそこをオマージュして大丈夫なのかと心配になるわけなんですが、
だがそんな心配は杞憂どころか序の口だった…！

そのあっという間にコガラシさんに惚れてしまうチョロイン力！
狭霧へのライバル心を原動力とする積極性！
そして、ゆらぎ荘ヒロインとして相応しい被ラッキースケベ率！
正に真ヒロインとしての力量を備えていると言えましょう！

しかも狭霧ちゃんと同じ誅魔忍ですからね。
忍術という便利すぎるスキルを持っていますからエロ方面でも大活躍ですよ！

元々縞パン装備という萌えポイントが分かっている装備をしていたのに、
分身して競泳水着に制服に体操着に下着姿にくノ一装備と何でもござれ！
しかも複数同時プレイが出来るとか忍術最高すぎる…！
この世の極楽はここにあったんや…！
雲雀ちゃんと一緒にエロコメできる場所こそが極楽やったんや…！
極楽はあるよ…　ここにあるよ…！

余りにもヒロイン力が高かったためか、
それに伴うアンケートでの好評があったお陰か、
雲雀ちゃんの出番はこれに留まらないので次の5巻もお楽しみに！