僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2014/12/12 金曜日::

■[漫画]委員長のターン!「実は私は」9巻

実は私は 9 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:増田 英二
出版社:秋田書店( 2014-12-08 )

Kindle版:実は私は (1)
Kindle版:実は私は (2)
Kindle版:実は私は (3)

Kindle版:実は私は (7)
Kindle版:実は私は (8)
Kindle版:実は私は (9)

朝陽への想いが溢れ出して思わずキスしちゃった白神さん。
しかしそこから素直にラブに行くかというかとそうは問屋が卸さない。
女の子同士の宣戦布告合戦があったと思いきや、
いきなりみかんへの福の神が多数舞い降りる展開だったりと、
ラブとコメディのミルフィーユ仕立てっぷりが凄い。
これでこそ「実は私は」だよなぁ。

そのコメディの極地が帯にもなっているメイドあかりん回でしょう。
まさかの花嫁修業でのメイド喫茶勤務する高校教師がいようとは…(笑
特に朝陽の「御自らのご意志でしたか!!」という台詞は、
この作品でも屈指の笑えるモノだと思います。
しかし、巻末描き下ろしにまでメイドあかりんが出てくるとは…
想像以上に人気だったのか、ただの作者の趣味なのか…
そこの判別は難しいな…

そしてラブ展開ですが、今回は委員長が頑張ってましたね。
対抗してみかんも気張ってたので二人の恋の鞘当て…
というにはちょっとコメディ色が強かったけど、
何にしてもメインヒロインを放っておいて良いラブ寄せでしたよ。
修学旅行というシチュエーションが良いスパイスになっていたと思います。

頭が光りまくりの委員長がどういった行動に出るのか
それに対して白神さんがどういったリアクションを取るのか。
今から10巻が楽しみですね!

:: 2014/12/9 火曜日::

■[漫画]負けた痛みを知っている仲間たち「弱虫ペダル」37巻

インターハイ初日、箱学の銅橋と総北の鏑木とのスプリント勝負!
お互い一歩も譲らない勝負は非常に熱かったですが、
それ以上に敗れた鏑木に対する仲間たちからの声が熱かった…!
「見てたぞ」というただその一言なんだけど、
そこに込められた想いを考えると胸が熱くなります。

鏑木はどちらかというと勝負は常に勝ち続けてきた側なので、
負けたことがある気持ちというのを、この時初めて思い知ったのでしょう。
昨年のインターハイ初日でスプリントを獲った田所が負け続けてきた男だっただけに、
好対照なスプリンターだったということでしょう。
そう考えると鏑木はここで敗れたことで、今後の更なる成長が見込めますよね。
鏑木はまだ一年生なのでまだまだ期待出来ます。

そして中盤からは他校から徹底的にマークされて最後尾になる坂道が辛い。
レースで勝ち続けてきた鏑木とは逆に、レース経験が少なく負け組だった坂道だけに、
そういった「他人から警戒される」という経験値が非常に低かったが故に、
このような事態に陥ったということでしょう。
手嶋がそういった経験を坂道に積ませなかったのは失敗だけれど、
そもそもそういった経験は練習で積ませることは難しかったのでしょう。
坂道の性格から考えるとそういったことを事前に言ったらテンパるでしょうし、
直前にアドバイスをするのが精一杯だったんでしょう。

しかしここで手嶋が出るとはなぁ…
周囲からは身の程知らず、どころか「誰それ?」と言われながら、
真波からも天然で上から目線で見られながらも、
愚直に努力する手嶋が泥臭くて格好良いです。
「負けたことがある気持ち」を誰よりも経験してきた凡人・手嶋なだけに、
頑張って欲しいですね。

それと、この37巻ではカバー裏に描き下ろしのイラストが描かれています。
カバー下どころかカバー裏というのが凄いですが、
確かにここに描かれたら漫画喫茶とかでは読めないですしね。
面白い販促方法もあったもんだと思います。
まぁ、渡辺航さんの作画量が増えるので大変かと思いますが、
月産100ページ超えの渡辺航さんですから、
一枚イラストが増えても誤差の範囲だと思えるようになってきました。(笑

:: 2014/11/10 月曜日::

■[漫画]デジタルじゃなイカ「侵略!イカ娘」18巻

いつまでも飽きないこの味わいは正にスルメ。
読めば読むほど面白さが染み出てくるみたいと言いましょうか。
今回はモブ以外の新キャラ登場もないんだけど、
相変わらず飽きること無く面白く感じてしまいます。

表紙のイカ娘の物悲しい姿の真意は収録されている話から分かりますが、
イカ娘って人恋しくて泣いちゃうくらいに寂しがり屋なので、
こんな顔になるのも仕方ないかな、と。

そして今回の巻頭カラー漫画は秋のネタです。
本編はずっと夏なので巻頭カラーはいつも新鮮ですが、
イカ娘は変わらずイカ娘なので、
そこは安定感がありますね。

この18巻で好きなエピソードはプール回でしょうか。
ずっと海の家が舞台なのにプールに来るという意外性!
そして恥じらう千鶴さんの水着姿という珍しさ!
ヘタレな悟朗のほんのちょっとの勇気!
そこが妙に心をくすぐられるというか。
そう言えば、千鶴さんは自動車との衝突回避術を見る限り、
飛び込み台とか余裕っぽいんだけど、
やっぱりそこは悟朗を立てたのでしょうか。
いや、人外っぽい所を恥じらったのかもしれない。
何より今回は水着姿だしね!

そう言えば看護師さんの名字って白椙さんっていうんですね。
確かにトーンとかベタとか楽そうな白いキャラだしなぁ…
まさかそんな外見だから白椙なんていう名前を付けたんだろうか。
イカ娘という安直なネーミングセンスを考えるとありえるな…!

そう言えばあとがきによるとデジタル作画の移行したみたいですね。
いつまでも変わらないようなイカ娘ですけど、
常に新しいことにチャレンジする姿はカッコイイと思います。
このまま20巻の大台に入っていって欲しいです。

:: 2014/10/9 木曜日::

■[漫画]怪物 vs バカ「弱虫ペダル」36巻

坂道にとっては二回目のインターハイ。
初日の勝負はまずはスプリンター同士の対決!

ということで、箱学のスプリンターの銅橋の実力が開陳!
いくら主将になったからとはいえ、アブな泉田が出ずに、
代わりを任されることからある程度察することができましたけど、
正に怪物な活躍でしたね!

とはいえ、これだけ怪物なら去年出てもおかしくないかと思ったんですが…
去年一年生だったという以上に、体育会系な部の雰囲気に潰されかけてたとは…
あの福富が主将でもこういうことが起きるんだなぁ。
大人数の部活はそれはそれで面倒なことが多そうだ。

でもそこを拾い上げる泉田は流石は変態というか。
変態は変態を知るということか…!

そして鏑木ですが、まさかここまでバカとは!(笑
バカはバカでも愛すべきバカですね!
操縦は大変だろうけど、青八木には頑張って欲しいとこです。

:: 2014/9/15 月曜日::

■[漫画]たまに福井県「木曜日のフルット」4巻

相変わらずたまに全く意味が分からない回があるし、
イカ娘並みにオチがオチてないように思える回もあるんですが、
たまにスマッシュヒットを打ってくる漫画です。
というか2ページでよくこんなに詰め込めるなぁ。

今回も相変わらずのフルットですが、
題字が北道正幸が描いたり、鶴田謙二が描いたりしてます。
何でしょうね、猫漫画繋がりだったりするんでしょうか。
あ、それともアフタヌーン繋がり?
石黒正数さんはアフタヌーンで読み切り描いたことありますし。
というか、あれがデビュー作でしたっけ?

そう言えば石黒正数作品では多く見掛ける鯨井さんですが、
同じ人ではなく別人ということは既に「地球戦争」2巻で判明していますが、
確かに今回出てきた鯨井父は他作品の鯨井家の父とは別人でしたね。
娘さんだけが似ているということなのかしら。

そんな鯨井家の娘である早菜さんですが、
今回も相変わらず無職っぷりがアレでしたが、
トラの巻の時のコスプレは存外に可愛かったです。
やれば出来るじゃ無いか!(笑

それと今月末はそれ町13巻が出ますね。
それでも町は廻っている (13) (ヤングキングコミックス)
こっちの方も勿論チェックしていきたい所存であります。

:: 2014/9/11 木曜日::

■[漫画]キマシタワー!「実は私は」8巻

実は私は 8 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:増田 英二
出版社:秋田書店( 2014-09-08 )

Kindle版:実は私は (1)
Kindle版:実は私は (2)
Kindle版:実は私は (3)
Kindle版:実は私は (4)
Kindle版:実は私は (5)
Kindle版:実は私は (6)
Kindle版:実は私は (7)
Kindle版:実は私は (8)

キマシ!
キマシタワー!

まさかこの漫画でここまで剛速球のラブコメ展開を見ることになろうとは!
いや、一応この漫画はラブコメ漫画ではあるんですけどね!
どうしてもコメの方に力が入りすぎている傾向は否定出来ないので、
ここまでストレートな展開があるとは思いもよりませんでした。
しかもヒロインが白神だからなぁ…
あのアホの子がなぁ…

という訳で今回は最後の白神が全てを持っていった感がありますが、
それ以外のヒロインたちにももちろん見せ場がありましたよ。
まずは独身の紅本先生ですが、彼女が独身な理由がよく判りましたよね。
畏れを知らぬ校長が突っ込んでたけど、確かにこれは言われても仕方ないかと。

そして委員長の藍澤さんですが…
まさか校長のおかげで等身大になることが出来るとは…
これで子作りも万全じゃなかろうか。(ぇー
しかし触手にあんな機能があったとはなぁ。
ただの宇宙人としての記号だと思ってましたよ。(笑

それはそれとして、黒峰くんのアホな友人たちも面白かったです。
彼女が欲しすぎる嶋の憐れっぷりには涙を誘いましたが、
岡とみかんの関係性は中々にグッとくるものがありましたね。
いやー、あの岡がなぁ…
案外色んなトコで恋の気配ってのは隠れているものですね。
これは次回以降も楽しみです。

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