僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2013/5/17 金曜日::

■[漫画]自分が信じる戦い方を「ベイビーステップ」26巻

ベイビーステップ(26) (ベイビーステップ (26))
著者/訳者:勝木 光
出版社:講談社( 2013-05-17 )
コミック ( 192 ページ )

体育会系の鹿梅工業に属し、体育会系に洗脳された神田と、
自分で高効率の努力を積み重ねてきたエーちゃんとの準決勝の26巻!

序盤は神田の”先手必勝”パターンに飲まれてしまっていたエーちゃんだけど、
ノートを読み返すことでそれに気付き、自分のテニスを思い出すことで、
盛り返していく所は燃えますし、スカっとしますね!
今までエーちゃんが努力してきたことにムダはなかったんだと!

ただ神田の鹿梅工業のやり方も全くの非合理という訳ではなく、
チャレンジ精神を前面に押し出して前向きな失敗から何かを得ていた所は、
エーちゃんがやっている事と微妙に共通していたりするんですよね。
まぁ、作中で神田が言ってるように鹿梅工業は結局集団を鍛える最大公約数の特訓なので、
オンリーワンになろうと思えば、それだけでOKじゃないというのも確かだと思います。

それと女子の方もナっちゃんがエーちゃんのアドバイスで勝ちを拾いに行く中、
絶体絶命のポイント差でも何かを掴みかけて脱皮しかけている清水さんは凄味を感じますね!
失恋から脱皮してナっちゃんの前に今まで以上に強いライバルとして現れそうで、
こっちはこっちで目が離せないですよ!

それと帯に書いてあったので初めて気付いたんですけど、
ベイビーステップって電子書籍も結構やってるんですね。
Kindleでも24巻まで売られてて、1巻は99円セールのままなんですね。

うーん、流石に30巻に届きそうな長さだと、確かに本棚圧迫するからなぁ…
長編は電子書籍で揃えるというのも視野に入れるのもアリなのかもしれない…

:: 2013/2/18 月曜日::

■[漫画]スズ可愛いね「生徒会役員共」8巻

生徒会役員共(8) (講談社コミックス)
著者/訳者:氏家 卜全
出版社:講談社( 2013-02-15 )
コミック ( 160 ページ )

表紙のキャラは見慣れない生徒ですが、それも当然この人は生徒じゃありません。
より正確に言うと元生徒なOGなんですけど、大学デビューをしたらしく髪を染めてピアスしてと、
形だけは今風の女子大生になっているんですけど、
頭の中身は20年前のナウなヤングで言動も親戚のおばちゃんレベルという、
ある意味ギャップ萌え(?)な古谷さんの今後の出番にご期待ください!

まぁ、昨今登場頻度が高まってきたのは前巻に引き続きウオミーこと魚見さんです。
タカトシの両親が出張という話を聞きつけて晩御飯を作りに来たら、
天草会長もやってくるというプチ修羅場が繰り広げられたりと、
今回もラブコメ的に注目度の高いイベントが目白押しなのです。

ただラブコメという意味だと今回はウオミーも良いけどやはりスズかなぁ、と。
ラブコメを意識しはじめるお年頃なスズがお嫁さんに憧れてたり、
タカトシの言葉に敏感に反応したりとやたら可愛いんですよね。
巻末おまけ漫画でフィーチャーされたりしてましたしね!

他にも天草会長が初めての間接キスにドキドキして意外な初々しさを見せたりと、
ただの下ネタ4コマに見せかけて割りと良質なラブコメ作品してますので、
やはり今後とも楽しみにしていきたい所存であります。
というかよく下ネタが尽きないよなぁ…
そこに関しては本当に尊敬ですよ。
真似したいとは思わないけど。

:: 2013/2/17 日曜日::

■[漫画]エーちゃん VS 体育会系!「ベイビーステップ」25巻

ベイビーステップ(25) (講談社コミックス)
著者/訳者:勝木 光
出版社:講談社( 2013-02-15 )
コミック ( 163 ページ )

復活した天才、緒方との結末が描かれた25巻!
新たにジャンプショットをモノにしようとするエーちゃんが、
緒方に全力を出させる前にチェンジオブペースで必死に勝とうとする姿が熱い!

そして準決勝の相手は一学年下の神田。
こいつが所属する鹿梅工業というのが超体育会系で…
少し間違うだけで現在体罰問題で炎上中の桜宮高校みたいなとこで!
実際神田に対する特訓も身体と心をボロボロにしてから言うことをきかせるという洗脳の手法そのもので、
日本スポーツ界の悪しき伝統そのままなんですよね!

確かに神田みたいな軟弱な精神で逃げ癖のある現代っ子はそうしないと矯正が難しいかもだけど、
もうそういう手法は時代遅れなんですよね。
もっと合理的で理知的な方法があるはずなんだけど、
旧態依然の悪習を伝統(笑)で続けるてるとかかm9(^Д^)プギャーですよ。
この方法で神田は確かに強くなったかも知れないけど、
エーちゃんみたいな才能の持ち主が鹿梅に行けば間違いなく才能が潰されていたでしょう。
リターンはあるかもだけど、リスクが多すぎなんですよね、伝統(笑)の体育会系的手法ってのは。

そんな胸くその悪くなる神田相手に押され気味なエーちゃんですが、
是非とも痛快に勝利を決めて欲しい所でありますよ!

それとこの25巻は表紙にあるように地味に女子分が高くてですね!
ナっちゃんの勢い余ったキスシーンは元より、
失恋のショックで調子を崩している清水さんも可愛いし、
こちらも失恋した姫子ちゃんが影山に絆されてデレ始めている所が、
番外編と描き下ろしに描かれていてウハウハでしたよ!
いやー、やっぱりベイビーステップは面白いですね!
最高!

:: 2013/1/9 水曜日::

■[漫画]何がなんでも勝つ!「ベイビーステップ」24巻

ベイビーステップ(24) (講談社コミックス)
著者/訳者:勝木 光
出版社:講談社( 2012-12-17 )
コミック ( 192 ページ )

引き続きエーちゃんと緒方との対戦が続いていますが、
実はこの24巻では終わらず決着は25巻に持ち越しになっています。
相変わらず予断の許さぬ一進一退の瀬戸際の攻防が続いていますので、
この24巻だけだとかなりもどかしいことになると思われます。

故障前は池とライバル関係だったという前歴からも分かる通り、
エーちゃんにとって緒方は自分よりもポテンシャルが高い相手。
現状の持ち札では勝てないので、新しい手を打つ積極性が求められ、
ハイリスク・ハイリターンな状況での試合展開には手に汗握るものがあります。

恐らく試合前の二人だと10回対戦したら3回くらいしかエーちゃんは勝てないと思うんですよね。
でもその3回を本番に引っ張ってこようとするエーちゃんの飽くなき勝利への執念が凄い。
決してダーティなことはしないんだけど、天候の変化すらも利用する遮二無二さと、
弱点を突くことへの躊躇いのなさに必死さを感じるんですよね。

既存のスポーツ漫画とかだと「相手の100%に対して正々堂々ぶつかって勝つ」作品が多いけど、
エーちゃんは「相手の本領が発揮される前に勝利を拾う」のを良しとしている所が特徴的だと思います。
そしてそこが魅力的でもあるので今後もエーちゃんの試合には興味が尽きないですね。
まずはこの試合を勝つことですが、その結果は25巻に持ち越しになるので、
単行本派の人は首を長くしてお待ちください。

:: 2012/9/18 火曜日::

■[漫画]圧倒的な緒方の実力「ベイビーステップ」23巻

ベイビーステップ(23) (講談社コミックス)
著者/訳者:勝木 光
出版社:講談社( 2012-09-14 )
コミック ( 192 ページ )

表紙はなっちゃんですが、実は殆ど出てきておりません。
まあ、前巻で最高に萌えな展開を見せてくれたので、
その余韻が味わえるとも思えますが…

遂に準々決勝に進んだエーちゃんですが、
今回の相手はかつて池くんのライバルであった緒方!
腰椎を故障してしばらく表に出てこなかったけど、
そのポテンシャルは既に世界レベルな池と同等と言われる相手に、
エーちゃんは果たして勝つことが出来るのか…?

突出した得意な決め球があるわけではなく、オーソドックスにただただ強い。
今まで積み上げてきたモノを駆使しても勝てない相手に、
昔からそうであったように、新たなチャレンジを試すエーちゃんの姿に、
強くなっても変わってないのを感じられて少し安心しましたね。

しかし緒方のキャラは意外だったというか珍しいというか。
圧倒的な実力を持ちながらも、何というか草食系と言いましょうか…
そこら辺がつけ込めるトコなのかもしれないけど、
しかしながらその壁は高くて割りと絶望させられますね。

ただ、その絶望を乗り越えてきたのがエーちゃんですし、
次巻での逆転劇を楽しみに待ちたい所であります。
ただまぁ、今まで逆転できるかも? という所で何度か負けてきたので、
そう簡単に安心できないのがこの「ベイビーステップ」なんですけどねー
あー、ホントハラハラするわー…

:: 2012/8/19 日曜日::

■[漫画]残念ですが、ご臨終です…「さよなら絶望先生」30巻

さよなら絶望先生(30)< 完> (講談社コミックス)
著者/訳者:久米田 康治
出版社:講談社( 2012-08-17 )
コミック ( 162 ページ )

「かってに改蔵」の時は唐突に斜め上にかっ飛んだラストを見せてくれて、
多くの読者をポカーンとさせてくれましたが、
「さよなら絶望先生」では第1話から要所要所に伏線を仕込んで、
最後にそれを見事に風呂敷を畳んだ斜め上を見せてくれて、
別の意味で読者を呆然とさせてくれました。
久米田先生マジすげぇ。

という訳で「さよなら絶望先生」はこの30巻で完結です。
全300話というキリが良い数字で纏まっている上に、
最終巻が基本的にモノクロで遺影を思わせる徹底っぷりです。
カバー下の表紙もある意味ラストを飾る内容でした。(笑

それにしても風浦可符香の正体とか、
色々と細かいネタを仕込んでいるのには驚きです。
完結した今こそ、1巻からじっくりと読んでいけばその壮大な伏線に気付き、
新たな感動を噛みしめることが出来るのではないでしょうか。

そしてこの単行本では単行本折り返しのコメントは元より、
第30X話としての描き下ろしもあるので、雑誌しか読んでない人は必見と言えましょう。
紙ブログではああ仰ってますが、やはり今後も久米田先生の作品は読みたいので、
新作も楽しみにしたいと思います。
前前田くんも畑先生以外の仕事が欲しいと思いますしね。(ぉ
参考:ツイッターで漫画の描き手を募集したら 〈あさのますみ×畑健二郎 「それが声優!」1〉(エキサイトレビュー) – エキサイトニュース

HTML convert time: 0.158 sec. Powered by WordPress