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:: 2011/10/21 金曜日::

■[漫画]どーせ止めないんだから心配しないんだから!「さよなら絶望先生」27集

さよなら絶望先生(27) (少年マガジンコミックス)
著者/訳者:久米田 康治
出版社:講談社( 2011-10-17 )
コミック ( 160 ページ )

遠いところまでやってきました、27冊目な絶望先生。
銀幕デビュー(ただし3分前後)も果たしたし思い残すことはないとばかりに、
終わる終わる詐欺をやっていますが、
どーせ終わるとか言いながらこれから倍以上の冊数出すに決まってますよ!
そうだと言ってよ、バー○ィ!

さて、27巻で一番の話題といえば…
ええ、収録されていない第268話についてです。
紙ブログで語られていましたが、ドラえもんとネタが丸かぶり。
検証を見れば分かる通り、トレスとかではなく話のネタがかぶったというもの。
長い漫画家生活やってればこういうことは稀によくあることだと思いますよ!

件の小学館ドラえもんルームは、私は以前話題になったドラえもん最終話同人誌問題で知りましたが、
藤子先生の意志をしっかり受け継いでるところだと思いますし、
何より今回の返答にも非常に好感を覚えました。
著作権的にクリアになっているのに収録されないのは残念ですが、
久米田先生にも漫画家としての矜持があるでしょうし仕方ないかな、と思います。

まぁ、それはそれとして本編ですが、
基本的にギャグ漫画なのに晴美と千里の友情モノというドラマチックなネタを挟むわけで…
べ、別に不意打ちくらって涙腺刺激されてなんてないんだからね!?
イイハナシダナー、なんて思ってないんだから!

それはそうと、28巻でハヤテみたいに劇場版DVD付録の限定版でないかなー…(笑

:: 2011/9/18 日曜日::

■[漫画]全国一位との対決!「ベイビーステップ」18巻

ベイビーステップ(18) (少年マガジンコミックス)
著者/訳者:勝木 光
出版社:講談社( 2011-09-16 )
コミック ( 192 ページ )

表紙がなっちゃんですが、メインはついに始まった難波江戦ですよ!
プロになるために全国一位にならないといけないエーちゃんにとって、
絶対に避けては通れない難攻不落にしてかつて敗北を喫した相手。
全国大会の前哨戦、関東トーナメントベスト4での対戦で、
エーちゃんは何を掴むのか…?

とはいえ、なっちゃんも良いトコで良い形で出てきてるんですけどね。
付き合い始めたばかりの二人はホントにラブラブっすね!
ハイタッチのつもりが両手を恋人繋ぎにしてぎゅっとするとか、
バカップル丸出しじゃないっすか! 周りに人がいるのに!
まぁ、そこら辺は何ともなっちゃんらしいな、と思います。

それはそうと前巻から戦ってきた高木ですが、
ルールの範囲内でマナーに反して精神的揺さぶりを掛けるプレイスタイルは、
今までエーちゃんが戦ったことのない相手。
ですが、経験の少なさから初めは動揺するも、
すぐに対応するのは流石はエーちゃんだな、と感心させられます。

高木も痛感してましたが、エーちゃんは努力の質と内容が凄いんですよね。
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」と言いますが、
己を知り、自分の理想を設定し、必要な努力を効率よく行っているエーちゃんは、
2年半で全国トップレベルに来られたのはある意味必然だったのかもしれませんね。
そしてエーちゃんと似たスタイルを持ち、キャリアが上である難波江と、
一体どこまで戦えるのかは見物だと思います。

:: 2011/8/19 金曜日::

■[漫画]これが…、恋…!「この彼女はフィクションです。」2巻

この彼女はフィクションです。(2) (少年マガジンコミックス)
著者/訳者:渡辺 静
出版社:講談社( 2011-08-17 )
コミック ( ページ )
作者サイト:ストイシズム
作者twitter:渡辺静 (shizumukun) on Twitter

99冊のノートに書いてきた理想の彼女が実体化した蘭未散。
でも、可愛い彼女はノートに記述されていない倫理観が皆無。
ユーリの心を奪った恋敵を目からビームで抹消するため、
初めて出来たお友達すら躊躇わず消そうとするトンデモ彼女に振り回されて、
ユーリと事情を知るフーコ先輩は今日も大慌て。

しかし文芸部の新入部員歓迎会が銭湯とか、
思わず「ごっつぁんです!」と言いたくなるステキ設定ですよね!
しかもユーリの好みである巨乳=今の好きな人という論理式に基づいて、
ミチルが部員のおっぱいを揉みまくるとか!
いやー、ラブひなの系譜を継ぐマガジン式萌え漫画ですねー

でも、何と言っても一番の見所はやっぱりフーコ先輩ですよね!
特に終盤のユーリの言動に心が揺れ動く様は最高ですよ!
これぞラブ&コメディ! と言わんばかりの展開にニヤニヤが止まりません!
普段クールだからこそ、赤面顔が引き立つのです!

ミチルへの嫉妬から自分の恋心を自覚してしまったフーコ先輩が、
自分の習作を元にした劇を演じることで一体どうなってしまうのか?
ラブコメ的に盛り上がってきたばかりなので次回は更に萌えさせられます!
乞うご期待!

:: 2011/8/17 水曜日::

■[漫画]ネギ VS フェイト 最終決戦!「魔法先生ネギま!」35巻

魔法先生ネギま!(35) (少年マガジンコミックス)
著者/訳者:赤松 健
出版社:講談社( 2011-08-17 )
コミック ( 192 ページ )
作者サイト:AI Love Network
作者twitter:赤松健 (KenAkamatsu) on Twitter

ネギま!の面白さが止まる所を知らない!
ついに復活したネギが量産型アーウェルンクスを瞬殺し、
フェイトの方もネギとの対決に静かな熱意を見せる展開!
修学旅行の頃から続く二人の因縁の最終決戦が今ここに!
燃える燃える燃えるー!

でも萌える展開も忘れないのが赤松健先生。
麻帆良学園と限定的とはいえ繋がった廃都オスティア。
オスティアから漏れ出した召喚魔たちの繰り出す脱げビームで、
生徒や先生たちがどんどん脱がされる展開は流石だなぁ、と。(笑
ちゃんと人間への非殺傷設定という伏線もあって無理がないですしね!
ゆえゆえの赤面顔もディモールトイイ!

でも萌えのMVPは個人的にはエヴァンジェリンだと思うわけですよ。
超絶視力で蜃気楼のように見えるオスティアで戦うネギを視認して、
自らの闇の魔法を受け継いだのを知って緩む顔を押さえられないエヴァちんマジぷりちー
学園長相手の凛々しい姿もステキすぎですよ、ホント。
ちなみに36巻では更に素晴らしい姿を見せてくれるので、
エヴァ好きとしては今から楽しみでなりません。

敵味方関わらず、全員が死力を尽くして戦う最終決戦。
世界の謎が解き明かされた向こうに何があるのか。
そしてネギは何を為そうとするのか!?
ネギの強さと共に面白さも極限を迎えようとしているネギま!
次回も超期待です!

:: 2011/7/15 金曜日::

■[漫画]サンマガコラボ記念「さよなら絶望先生」26巻

さよなら絶望先生(26) (少年マガジンコミックス)
著者/訳者:久米田 康治
出版社:講談社( 2011-07-15 )
コミック ( ページ )

アンニュイな表情の藤吉さんが表紙ですが、
カートを引いているように彼女は相変わらずな訳でして、
カバー下のネタも中々に秀逸なBLで大変よろしゅうございましたよ。
千里との仲良しネタも描き下ろしにはあって、
存外可愛いヒロインだと思います。

それはそれとしてこの26巻で注目すべきネタは、
何と言っても本誌のサンマガコラボネタでしょう。
マガジンで改蔵、サンデーで絶望先生を掲載するという、
久米田ファンにとっては嬉しいけど、
それ意外の人にはなんぞこれ、というコラボレーション!

でもこの単行本にはサンデーの絶望先生は収録されても、
マガジンの改蔵は収録されないんですよねー…
あざとい、流石はサンマガあざとい。
巻末描き下ろしもサンマガネタでしたが、
まぁ、確かに久米田先生くらいしか出来ないからなぁ、このネタ。
赤塚先生のバカボンくらいしか他に思いつかないよ。

ちなみに巻末で述べられていたイベントとは東日本大震災支援 コミックライターズ∞(エイト)チャリティーイベントですね。
詳細はC-WWWさんのレポを読めば雰囲気が伝わるのではないでしょうか。
久米田先生が人前に出ることは少ないだけにレアなイベントだと言えましょう。
まぁ、その内久保田名義で出ることがあるのかもしれませんが。(笑

:: 2011/6/21 火曜日::

■[漫画]週マガの伝統芸『理想の女の子が現実に!?』「この彼女はフィクションです。」1巻

この彼女はフィクションです。(1) (少年マガジンコミックス)
著者/訳者:渡辺 静
出版社:講談社( 2011-06-17 )
コミック ( 192 ページ )
作者サイト:ストイシズム
作者twitter:渡辺静 (shizumukun) on Twitter

週刊少年マガジンは私が子供の頃から「一歩」や「コータロー」が連載されていて、
特に私が中学時代には不良モノ全盛期だっただけに余り積極的に読んでなかったのですが、
高校のある時代からは毎週積極的に読むようになり、その後はマガスペも読み漁ったんですよね。
その原因はお察しの通り赤松健の「A・Iが止まらない!」だったりするのですが。(笑
で、その「A・Iが止まらない!」を彷彿とさせる作品がこの「この彼女はフィクションです。」なのです!

「AI止ま」は『理想の彼女』を主人公がプログラミングしてAIを作り、
それが雷で偶発的に実体化するというプロセスでしたが、
「このカノ」は『理想の彼女』を主人公が10年間想い描き続けるも、
現実に好きな人が出来たので焚き上げようとしたら、
その神社の超常的な力か何かで『理想の彼女』が具現化するというプロセスを経て登場します。

『理想の彼女』が具現化するというプロセスは同じモノの内容は全然違っています。
主人公のユーリが好きなのはあくまでも文学少女なフーコ先輩であり、
具現化したミチルは元カノと言うべき立場なのが設定の妙だと思います。

特に、ミチルはユーリが設定した通りにしか性格と能力が反映していない故に人を思いやる気持ちとか0で、
ユーリの恋する表情を自分に向けさせるためには、その犯人を消去する方法を選ぶのを、
全く躊躇する気がナッシングという嫉妬深いストーカー並の気質なのが凄いんですねー
というか子供の頃の理想だとはいえ、目からビームとか設定すんなよって感じですが。(笑

嫉妬深い女の子とかは大好物なのでミチルはミチルで可愛いのですが、
やはり一番萌え度が高いのはフーコ先輩だろうなぁ、と思う訳ですよ。
恋に関しては人一倍関心が高いのに自分の恋心には鈍感で、
ユーリの言葉に驚くほどのリアクションを見せる姿は非常に愛らしくてニヤニヤしてしまいます。
しっかし、フーコ先輩が好きすぎて女性ばかりの文芸部に入部して、少しでも関わり合いを持とうと行動し、
フーコ先輩の気持ちをしっかりと気付いているユーリは存外良い男してると思います。

それにしても高校生にして高名な文学雑誌で受賞し、話題になるほどの美少女で、
言葉遣いまでもがしっかりしたお姉さん口調だし、フーコ先輩こそがフィクションですよね。(笑

まだ1巻なのでこれからまだまだ盛り上がっていくと思いますが、
前作の「CHIMES~チャイムズ~」も綺麗に物語を畳んで終わっただけに、
この作品も素晴らしい作品になるのではないかと期待している次第です。

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