僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2019/1/8 火曜日::

■[漫画]わが道を行く「まどろみバーメイド」4巻

まどろみバーメイド4巻まどろみバーメイド4巻
出版社:芳文社
作者名:早川パオ
作者twitter:パオ (@papao_pao) | Twitter
Kindle版:まどろみバーメイド (4)
Kindle版まとめ買い:まどろみバーメイド
DMM電子書籍:まどろみバーメイド (4)

香港一のバーテンダー「蛇」を雇って人気が出たアヴァロンに対して、
騎帆が勤めるエリシオンも上からプレッシャーが掛けられる。
そんな折にアジアの歌姫引退コンサート会場から流れてきた大量の客が来店し、
キャパオーバーになりかけるエリシオンに助っ人がやってきて…

今回は雪が屋台バーテンダーという仕事をしているのか、
その理由の一端が垣間見える物語でしたね。
エリシオンの基本に忠実な姿勢もプロとして一つの正解だとは思うんですが、
それが雪に合わなかった、というだけの話ですね。
雪の性格もそうだけど、その稀有な才能がエリシオンの型に収まりきらなかった…
といった方が正しいでしょうね。
だってねぇ…

カクテルにしいたけを使うとか…
お酒に詳しくない私でも、流石に規格外だと思いますよ!
でも、何だろうなぁ…
とても美味しそうに思えるんですよね…

そういったお酒とお仕事のアレコレも面白かったけれど、
美人で可愛い女の子たちで眼福な気分にもなれました。

やはりね、早川パオさんの絵柄はエロ美人ですよ。
だてにエロ漫画雑誌で表紙飾ったりしてませんよ。
絵が美しいという、それだけで読者は幸せになれるのです…!

しかし、そのエロ可愛い美人で重要なポジションを占める、
巨乳の日代子ちゃんが美人姉妹に連れ去られてしまい…
はたして彼女の明るい笑顔は守られるのか…!
次の5巻がとても心配です。

:: 2018/7/13 金曜日::

■[漫画]夏の水着とカクテルと「まどろみバーメイド」3巻

まどろみバーメイド3巻まどろみバーメイド3巻
出版社:芳文社
作者名:早川パオ
作者twitter:パオ (@papao_pao) | Twitter
Kindle版:まどろみバーメイド (3)
Kindle版まとめ買い:まどろみバーメイド
DMM電子書籍:まどろみバーメイド (3)

屋台の客、剣堂の依頼で香港一のバーテンダーと言われる「蛇」に会いに香港に赴いた雪。
そこで出会ったのはゆるふわ金髪のシャノンで、
その姉のアシュレイ・フーこそが「蛇」と言われるその人で…

この3巻も面白かったです。
絶対的な自信とそれを裏付ける腕を持ちながら自分を力不足だというアシュレイ。
彼女のその矛盾の理由を洞察する雪は凄かったですね。
何というか、飄々としていて凄みとかは全然ないんだけど、
雪はスルリと心の中に入ってくる不思議な魅力がありますよね。

それにしても「蛇」の正体には驚いたけれど、
この3巻を読み進めると競技会で暴行に及んだ理由も朧気ながら見えてきました。
つまりアシュレイは重度のシスコンなんですね…!
妹のストーカーをするだけでは飽き足らず、
妹のレシピをバカにされたらキレるほどのシスコン!
なるほど、ならば納得というものです。

それと雪の過去も今回少し語られましたね。
泣きイタヤのエピソードの時に少しだけ言及されてましたが、
雪のお母さんが亡くなったことがバーテンダーになる遠因になっていたとは…
それにしても騎帆さんも面倒見良いですよね。
流石は豚の散歩もしてくれる姐御肌…!(笑

まぁ、そんなカタッ苦しい話とは別にしてですね。
夏の海での屋台バーの話が良かったですよね。

こう、女体的な意味で…!
作者の早川パオさんはホットミルクといったエロ漫画雑誌で表紙を任されるレベルで、
女体を描くのが上手いので、とても紙面が映えると思いました!
祥子さんの大胆な水着姿も良いけど、雪の水着姿もまた良い…

次巻では騎帆さんがメインで話が動きそうだけど、
雪が連れてきた「蛇」のせいで大変なことになるみたいですね。
はたしてどうなるんだろう…

:: 2017/12/18 月曜日::

■[漫画]たわわなフレアバーテンディング「まどろみバーメイド」2巻

まどろみバーメイド2巻まどろみバーメイド2巻
出版社:芳文社
作者名:早川パオ
作者twitter:パオ (@papao_pao) on Twitter
Kindle版:まどろみバーメイド (2)
DMM電子書籍:まどろみバーメイド (2)

山形から上京し、職場の工場でパワハラとセクハラに悩まされ、
望郷の念が強く出てきた薄幸の少女、優。
彼女の母が飲んでいたという「なみだのウイスキー」を作れなかった雪。
雪は優のため、そしてバーテンダーの誇りのために山形県にまで赴き、
謎だった泣きイタヤを手に入れてきて…

1巻から続いた泣きイタヤの話は泣かせるものでしたね…
亡き母の想いを胸に頑張る優は応援したくなるし、
たった一杯のカクテルのために奮闘する雪には心震わされますよ。
「なみだのウイスキー」かー
いつか飲んでみたいもんですね…

そんな感動させるエピソードがあったと思ったら、
屋台に豚が出てくる斜め上の話があるのも面白い。(笑

幻覚でもなんでもなく、いきなり出てきた迷い豚。
豚に真珠ならぬ豚にバーにというトンデモすぎる組み合わせですが、
何か普通に面白いから凄いですよね。
しかし… 本当になんで豚…?(笑

そしてこの2巻の個人的な見どころはやはり日代子でしょう!
正直この2巻表紙の日代子が「まどろみバーメイド」を買うキッカケでしたからね。
美人であり、可愛さもある日代子は最高だと思います。

しかもそのたわわなおっぱいを用いたフレアバーテンディングを見せてくれるんですよ!
いやー、これは通ってチヤホヤしたくなりますわ。
お酒だけじゃなくて日代子に酔わされたくなりますわ。
うーん、もっと日代子を見ていたい…!

まぁ、この物語の主人公は雪なので、
しばらくは香港が舞台になりそうではあります。
日代子のGカップはしばらく見られないかもしれないけれど、
香港美人のシャノンのおっぱいを堪能したいな、と思う次第であります。

:: 2017/12/17 日曜日::

■[漫画]月下の宿り木「まどろみバーメイド」1巻

まどろみバーメイド1巻まどろみバーメイド1巻
出版社:芳文社
作者名:早川パオ
作者twitter:パオ (@papao_pao) on Twitter
Kindle版:まどろみバーメイド (1)
DMM電子書籍:まどろみバーメイド (1)

週刊漫画TIMESは「信長のシェフ」を目当てにたまに読んでるんですが、
先日たまたまこの「まどろみバーメイド」が目に入ったので読んでみたところ、
結構面白かったのと、まだ2巻が出たばかりということもあり、
1巻からポチった次第であります。

都会の喧騒の片隅にひっそりと佇む一つの屋台。
そこは女性バーテンダー月川雪が営む屋台バーという風変わりな店。
騎帆、日代子といった同じ女性バーテンダーと一緒に住む雪は、
今日も月夜の下にカクテルを提供して…

私はお酒に強いわけでもなく、バーにも数えるほどしか行ったことないんですが、
それでも充分に面白く、楽しめました。
主人公の月川雪は見た目は割りとキリッとしてますが、
中身は夜起きてるのが苦手というちょっと天然さん。

まぁ、ちょっと天然じゃないと屋台バーとか出さないですよね…(笑
でも、そのキャラクターが物語の魅力の一つでもあるんですよね。

ちょっとお酒に強いと自称するサラリーマンにも、
意表を突きながらも気持ちよく飲んでもらい、
仕事で悩んでいる女性には魔法を掛けてあげてと、
ストーリー自体もしっかりと楽しめる作品です。

それとは別に絵の上手さというか、女性の美しさが素晴らしいんですよね。
例えば一緒に住んでる日代子さん(Gカップ)は部屋着でも最高です。

おっぱいのお陰でシャツが引っ張られて太って見えるかと思いきや、
影を作ることできちんとナイスバディーだと示してくれる…
カクテルで彩る人生の物語だけでなく、
女体の美しさも本作の魅力の一つであると思います。

:: 2016/7/17 日曜日::

■[漫画]いびつなトライアングラー「スロースターター」

スロースターター (芳文社コミックス)
著者/訳者:ハルミチヒロ
出版社:芳文社( 2016-07-15 )

試し読み:スロースターター
作者サイト:Harumichihiro INFO

山浦緑はアニメやゲームをこよなく愛する二次元の嫁を持つ男。

slow_starter_01

このまま三次元の女には一生縁がないままの人生かと思いきや、
友人のやけ酒に付き合った先の倶楽部で三次元の女と縁(物理)が出来てしまう。

slow_starter_02

酷く酔っていた女の子、五十嵐あざみを介抱していたら、
図らずもお持ち帰り状態になり、
しかも彼女の方から積極的にキスをしてきて…

slow_starter_03

あざみの好きな相手が女の子で、結ばれるはずがないからと緑を関係を持つことに…

この作品はやけ酒で緑と関係を持ったあざみと、
あざみが好きな相手のかおる。
そして女に免疫のない緑の奇妙な関係を描いた物語です。

いやー、ハルミチヒロさんの描く漫画は良いね… 実に良い…
適度に男女にリアリティがあるんだけど、
それを嫌味に感じさせない匙加減が絶妙なんですよね。
だから無駄に傷付くことなく、それでも心に残る面白さがあるんだなぁ。

あざみがかおるにヤキモチを焼いてもらうために、
緑と関係を持ったことを報告するところとか実に良いよね…
それにあざみに壁ドンされた時の緑のリアクションは実にアニオタらしいし、
あざみのドン引きっぷりも三次元の女の子らしくて実に良いんだ…
それにしてもハルミチヒロさんの描く女の子は壁ドンが似合うよね…(笑

かおるのめんどくさくて怖くてあざとい女の子らしさも、
緑のアニオタっぷりには通じてないのは笑ったなぁ。
とはいえアニオタでもあざみと関係を持った時といい、
三次元の女の子に免疫がないだけで興味がないわけがないでない、
そんなリアリティを持ち合わせている緑のキャラクターが良かったです。

1巻完結という短さからも手を出しやすいと思うので、
是非とも読んで欲しい作品ですね。
試し読みもあるのでまずはそちらを是非是非!

:: 2016/4/18 月曜日::

■[漫画]割れ鍋を綴ざした蓋「セカンドバージン」

セカンドバージン (芳文社コミックス)
著者/訳者:二宮ひかる
出版社:芳文社( 2016-04-16 )

作者サイト:写メ風呂
作者twitter:二宮ひかる(@hika_ninomiya)さん | Twitter
Kindle版:セカンドバージン

前作「神崎くんは独身」の続編であり、これ単体でも読める作品です。
神崎くんシリーズは収録されている中編「セカンドバージン」を含めて3部作なんですが、
この「セカンドバージン」は時系列でいうと真ん中に位置します。
それでもこれ単体で読めるんだから凄いなぁ。

神崎くんの家に従姉のユウコが入り浸るようになったのが前作で、
この「セカンドバージン」ではユウコに色々と振り回されるという、
神崎くんにとっては大変だけど、幸せな日々が描かれているんですよね。
神崎くんもめんどくさいけど、ユウコの事情もめんどくさくて、
めんどくさいながらも良いカップルだなぁ、と思っちゃいますね。
まぁ、この後二人に訪れる事情を知っているだけに、
読後には物悲しさも感じてしまうんですけどね…

他の短編も良かったなぁ。
中でも「7年ごとの彼女」が特に良い…!
何でしょうね、私の琴線に触れるものがあるんですが、
それが何かを明確な言葉にすることができなくて非常にもどかしいです。
要素だけで言うなら幼馴染みだとか約束だとか色々あるんですが、
それらを内包する雰囲気そのものが良いとも言えるいうか。
とにかく良いのです。

それとこの単行本には昨年同人誌で発表された「ハヤブサ」も収録されています。
二宮ひかるさんが同人誌という媒体で出すというかなり珍しい作品なんですが、
それでも二宮ひかるさんらしさはにじみ出るというか、
どこまでも、どうしようもないほどに二宮ひかるさんだなぁ、と思わされるんですよね。
そして私はそういった二宮ひかるさんらしさに惹かれるんだよなぁ…
と、再認識させられた作品でした。

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