フラン☆Skin

水族館部の晴れ舞台である文化祭。
小雪先輩の負担を減らすために小夏ちゃんが頑張って、
ついにハマチショーを出来るようになったんだけど、
当日になって小雪先輩は風邪で寝込んでしまって…

尊い…　あまりにも尊い…

百合なんだけど単純な百合じゃなくて…
お互いがお互いを求め合う姿が尊い…

小雪先輩がね…　可愛いんですよ…
小夏ちゃんの何気ない一言が気になって、
授業中まで上の空になるとか、可愛すぎる…！
優等生で有名な小雪先輩が授業を真面目に聞いてないとか、
もうその時点で可愛すぎると思いませんか…！

そして修学旅行で東京に行っても考えるのは小夏ちゃんのことばかり…
もうね、それは初恋になったばかりの小学生の行動ですよ。
LINEを送るのだけであんだけモヤモヤしたり、
夜中に不在着信があっただけであんなに喜んだり、
小雪先輩は本当に可愛すぎると思いませんか…！

そんな小雪先輩の可愛すぎるところを知っているのが小夏ちゃんだけで…
そして小夏ちゃんだけが小雪先輩を甘えさせることができるわけですよ…！

尊い…　あまりにも尊い…

百合というジャンルだけど、それだけで表現するのは勿体無い作品ですよ。
もっと多くの人に読んで欲しいなぁ…

余談ですが、去年の夏に長浜の夕やけこやけラインを走りましたが、
舞台になっている範囲は狭いので電車で行っても回れると思います。
まぁ、電車の本数は少ないと思いますけども…！

罠ガールの3冊目はちょっと脚を伸ばして天橋立。

生徒会長のつむじちゃんの親類の宿に泊めて貰えることになったため、
千代丸とレモンちゃんの二人は天橋立まで旅行することになるんだけど、
そこで観光旅行もするんだけど、何だかんだで鳥獣被害を目の当たりにして、
協力することになるんだけど、今回の相手はまさかの猿…！？

猿はねー、厄介なんですよねー…
千代丸の言う通り非狩猟獣だからってのもあるんですが、
そもそも有害鳥獣捕獲しても食べるわけでもないですし…
というか、猿って食べられるもんなんでしょうか…
少なくとも一般的じゃないよなぁ…

そして後半からは千代丸の家の田んぼに被害をもたらした猪編です。
猪は鳥獣捕獲ではわりとポピュラーな相手ですよね。
猪肉は季節にもよるけど美味しいことが多いし、
獣害をもたらすこともあって農家のみなさんも大変ですからね。

罠の掛け方とか含めて初心に戻った感じですが、
今回の猪はかなり大きく賢いみたいでくくり罠じゃ難しいみたいで、
ついに秘密兵器が出てきましたよ。
次の4巻ではその秘密兵器である箱罠がどう使われるのか…
猪肉がどう調理されるのかも含めて楽しみです。

思いがけずお互いの父親同伴で夏祭りに来た小雪先輩と小夏ちゃん。
二人になった時に小夏ちゃんは、初めて会った時にどうして声をかけてくれたの？
と、かねてより気になっていたことを小雪先輩に聞いてみたけれど…？

初々しくて…、もどかしくて…、尊い…！

花火を見ながらの二人の会話はもどかしいですね！
二人とも言葉を尽くしてコミュニケーションするタイプじゃないから、
気持ちが伝わり合ってないのがもどかしいんですよ！
でもね、それが不快ではなくて、尊さにつながるというかね！
こう、胸がキュンキュンするもどかしさなわけですよ！

それと、小夏ちゃんが居ない時の小雪先輩が可愛すぎてたまらないんですけど！
会えるのを楽しみにしていたら会えなくて寂しくて、
気がつけばエンドレスでLINEしてしまったり、
気を抜いたら小夏ちゃんのことばかり考えてたり…

もうね、小雪先輩…　それって恋だよ…！

恋以外のなにものでもないよ！
小雪先輩可愛い…　可愛すぎるよー…！

文化祭では前回のリベンジで頑張る小夏ちゃんも健気で可愛かったですね。

小雪先輩の助けになりたい、と頑張っちゃう小夏ちゃん可愛い…
でも、その想いが伝わらなくて寂しく感じる小雪先輩も可愛い…
ラストではきちんと二人の気持ちが通じ合ってて尊い…
ホント、この作品は最高ですよ…！

この3巻では良いところで終わってるので、
早く続きを読みたい方は今月の電撃マ王を読めば良いと思います！

最新話は良いぞ…！

余談ですが、お盆に愛媛に里帰りしたついでにこの作品の舞台になっている長浜を通ったんですが、
モデルの長浜高校は本当に海の目の前にあるんですね。
水族館部の案内も道路から見えてちょっと感動しました。
いつかじっくりと散策したいところです。

田舎で自宅の畑を守るために罠猟免許を取得して頑張るJK朝比奈千代丸。
シカやイノシシと戦ってきたけれど害獣はそれだけではなく、
今回の敵は空からやってきて…

今回の見所はやはりレモンちゃんの罠猟免許取得でしょう。

おばあちゃんの畑を守るため、自分で罠猟の免許を取ろうとするとか、
健気で良い孫じゃないですか。
千代丸に頼ることも出来たのに、
自分のおばあちゃんだから自分でやりたいとか、
自立心があって良いと思いますよ。

作中では罠猟の免許の内容が触れられていますが、
自治体によってある程度違うんでしょうけど、
運転免許よりもだいぶ簡単そうだなぁ、と思いました。
事前対策をしっかりやってれば普通に合格できそうですね。
それが知れただけでもこの漫画は有意義だったと思います。

それにしても、罠の道具がホームセンターに売ってるとは…
確かに田舎のホームセンターだと需要ありそうだからなぁ…
今度実家のホームセンターに行った時にどんなのがあるか見てみるのも良いかもしれない。
今住んでるところもそこそこ田舎だから普通に置いている気もするけれど。

それと先輩罠ガールの清水さん、良い人ですよね。
頼れるお姉さんなんだけど、人見知りだし可愛いし。
役所の人はそんな清水さんに惚れてる気がする…

まぁ、若くて美人で仕事上多少交流がある女性だもんね…
そりゃ惚れるよなぁ…
でも清水さんには自分からアプローチしないとダメだと思うんだ。
頑張れ役所の人…！

都会から愛媛の田舎町に一人引っ越してきた小夏ちゃんと、
水族館部を一人で切り盛りしていた優等生が故にぼっちな小雪先輩。
二人の少女が出会い、少しずつ仲を深めていく、
ガール・ミーツ・ガールの2巻！

いやー、ぼっちを拗らせてる小雪先輩可愛いですね！
連絡先を聞くとか簡単なはずなのに気軽に聞けず、
LINEのリプも悶々として返せず、
一緒に夏祭りに行こうと誘うのも四苦八苦するという…
でも、それもこれも小夏ちゃんが特別な存在だからですよね。

小夏ちゃんの方がまだ気楽に接しているんだけど、
それでもLINEのリプがないのに不安がったり、
どこか小雪先輩と似たところがあって…
だから二人はお互いが特別な存在なのかな、と思います。

二人の気持ちをわかる読者視点だともどかしいんですが、
そのもどかしさこそがこの漫画の面白さの一つだと思うので、
中々に複雑だったりしますね。

それにしても小夏ちゃんは小悪魔だなぁ。
小雪先輩にもたれかかってうたた寝して寝顔を見せたり、
連絡先を交換しようと言うだけで小雪先輩を喜ばせたり、
小雪先輩の浴衣姿をさらっと褒めて真っ赤にさせたり…
これはもう、天然の小悪魔ちゃんやね…！

余談になりますが、作中に出てきた青島ですが実在します。
言われて見れば確かに長浜から定期便が出ているので、
長浜が舞台の作品なら出てもおかしくないんですが、
ちょっと意外ではありました。
私はそれほど猫が好きというわけでもないんですが、
一度は行ってみたいものですね。

父が海外転勤するので東京から伊予長浜にある叔母の家に引っ越してきた天野小夏。
転入先の七浜高校を見物しに来たら偶々月イチの水族館部一般公開日で、
そこで水族館部を一人で切り盛りする帆波小雪先輩と出会い…

電撃マオウ期待の新作「熱帯魚は雪に焦がれる」の1巻が発売されました！
マガジン☆WALKERを購読し始めた頃に始まったので読み始めたんですが、
これがまぁ、べらぼうに面白くて面白くて！
大きなドラマがあるわけでもなく、普通の高校生活の日常モノで、
百合というほどでもない、親愛以上百合未満といった感じの、
先輩と後輩モノであります。

皆から慕われて優等生だ高嶺の花だと言われる帆波先輩。
転校してきたからこそ、先入観なく等身大で見ることができる小夏が、
帆波先輩の隠れた孤独な淋しさを見付け、寄り添ってあげるという、
微笑ましい雰囲気がとても優しく、居心地が良いのです。

帆波先輩はみんなに優等生だと思われているけれど、
図らずも孤高になってしまっているからコミュ力が低くて、
小夏ちゃんともっと仲良くしたいんだけど中々できない初心なところが可愛いし、
少しずつ小夏ちゃんに籠絡されているのも可愛いです。
パンケーキで餌付けされる帆波先輩を見てると私はもうダメです。
もうメロメロすぎてダメです。
ダメなのです…！

あと、個人的に興味をひかれたポイントは愛媛が舞台ということですね。
私も松山育ちなだけに愛媛が舞台の作品にはつい食指が動く方なんですが、
まさか電撃マオウで伊予弁を見ることになるとはなぁ…

「なんしよん!?」とか確かに言ってたなぁ。（笑
かなり長い間愛媛から離れてるけど、方言を理解できてるあたり、
私は愛媛出身なんだなぁ、と実感します。

それにしても伊予長浜とか通ったことしかなかったけれど、
愛媛県立長浜高等学校には水族館部なんてものがあるんですね…
愛媛出身だけど知りませんでしたよ。
ド田舎だと思ってたけど、やるなぁ、長浜…

ComicWalkerでは第一話が読めますので、百合好きな人もそうでない人もまずはどうぞ！
面白いよ！