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:: 2021/5/17 月曜日::

■[漫画]長屋潜入捜査「うちの旦那が甘ちゃんで」2巻

うちの旦那が甘ちゃんで2巻うちの旦那が甘ちゃんで2巻
出版社:講談社
原作者名:神楽坂淳
原作者twitter:神楽坂淳さん(@YNUmpCeRCKStTxt) / Twitter
作者名:雷蔵
紙書籍通販:うちの旦那が甘ちゃんで (2)
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風烈廻りの紅藤月也は甘ちゃんで手柄を立てられない上に、
小者には逃げられてばかりのへっぽこ同心。
しかし、その人の良さに惚れ込んでいる嫁の沙耶さんが男装して小者になり、
女のネットワークを駆使してついに手柄を立てることが出来たのだ!
そんな夫婦同心の二人に下された新たなお役目は、
長屋に住んでいる盗賊に加担しているという噂の占い師を見つけるというもので…?

江戸時代の住宅事情とか十把一絡げに考えてましたが、
同心の月也はいわゆるエリート公務員なわけで、高級住宅街住まいなんですね。
そこから長屋ばかりの下町に住むというのは、
現代で言えば箕面の高級住宅街から西成区に引っ越すようなものでしょうか。
そりゃ奇異な目で見られるわなぁ…
そんな変な役回りでも付いてきてくれる上に、
それなりに楽しんでいるあたり、沙耶さんは本当に良いお嫁さんですよね。

しかもあっという間に働き口が決まった上に、
件の占い師もあっさり見つけて解決に導くとか、
沙耶さんってば有能にもほどがあるよなぁ…

それにしても何故そんな噂が出たのかという理由が世知辛いですね。

これは現代でも言えることですが、
問題を未然に防ぐよりも、問題が発生してから解決した方が評価されやすいんですよね。
現代でもその傾向があるんだから、江戸時代ならいわんや、ってなもんでしょう。

そして占い師の問題が解決したと思ったら次の案件もまた面倒で、
下々のことはよくわかってない上役が無茶振りしてくれますよね…

盗みに入られる繁盛店をぱっと作ってぱっと儲けろとかね…w

それに応えちゃえる沙耶さんが有能すぎるんだけど、
それもこれも女としての視点と、人脈あってこそなんですよね。
月也さんにももうちょっと仕事して欲しいけど…
最後の腕っぷし以外にも頑張って欲しいところだけど…
人が好い、というところが一番の貢献なのかもしれない…w

:: 2020/12/13 日曜日::

■[漫画]夫婦捕物帖「うちの旦那が甘ちゃんで」1巻

うちの旦那が甘ちゃんで1巻うちの旦那が甘ちゃんで1巻
出版社:講談社
原作者名:神楽坂淳
原作者twitter:(2) 神楽坂淳さん (@YNUmpCeRCKStTxt) / Twitter
作者名:雷蔵
紙書籍通販:うちの旦那が甘ちゃんで (1)
DMM電子書籍:うちの旦那が甘ちゃんで (1)

文政八年、十一代将軍徳川家斉の治世の江戸。
その平穏を護るために組織された町奉行所の風烈廻り同心の紅藤月也は、
あまりにも人が良い甘ちゃんなんだけど、
嫁の沙耶さんはそんな月也さんのことが大好きで、
何とか仕事でも支えようと男装して小者となってしまうのだった…!

私は中途半端に江戸時代モノが好きでして、
時代小説を読むほどではないのですが、こういったコミカライズをされると読んでしまうのです。
江戸時代の風俗事情というか庶民にとっては当たり前のことを、
蘊蓄として出されると興味深く読んでしまうのです。

井戸端会議という現代でも残っている言葉の所以とか、
時代劇モノが好きな人にとっては有名な話ですが、
知らない人にとっては興味深いでしょうしね。

それとこの漫画の面白いところの一つは、
やはり月也さんと沙耶さんのラブラブ夫婦っぷりだと思う訳ですよ。

月也さんの明け透けな言葉に照れまくる沙耶さんは、
夫婦なのに初々しくて可愛いですよね…
まぁ、夫婦の夜の営みについて天下の往来で言っちゃうとか、
流石に明け透けすぎるとは思いますが…w

あと、忘れてならないのが、
同心としての仕事を支えるために、
沙耶さんが女としての武器を使うことですね。
もちろん、エッチな意味ではなく、
井戸端会議に代表されるように女のネットワークで得られることができる情報収集と、
その情報流布による犯人の誘導ですね。

男尊女卑の時代にこれは効果的でしょう。
それにしても有能な上司たちに恵まれてますね、月也さん。
嫁さんと良い、人間関係に恵まれてらっしゃる…

1巻では二つの事件を取り扱ってますがどちらも面白いですね。
2巻も楽しみです。

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