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:: 2024/3/22 金曜日::

■[漫画]ジュニア編開幕!「メダリスト」10巻

メダリスト10巻メダリスト10巻
出版社:講談社
作者名:つるまいかだ
作者サイト:ratum – BOOTH
作者twitter:つるまいかださん(@2lm_ykd) / Twitter
紙書籍通販:メダリスト (10)
Kindle版まとめ買い:メダリスト
DMM電子書籍:メダリスト (10)

いのりちゃんもこの春から中学生になるということで、ノービスからジュニアクラスに。
そして表彰台には届かなかったけれど強化選手に選ばれたことで強化合宿へと招待される!
そこには苦杯を喫した相手の光ちゃんだけでなく、
既に世界で活躍している年上のジュニア選手たちも来ていて…

いのりちゃん、光ちゃんに負けたことがすっごく悔しかったんですね…
ライバルになる前の何も知らずに笑い合っていた時には戻れないけれど、
私は今の関係も有りだと思っているんですよ。
とはいえ、周囲の子たちはみんな良い子なので気を遣うのもわかるんですよね~
特に夕凪ちゃんは心労が多そう…

そしていのりちゃんが気になるのは光ちゃんだけでなく、
年上のいるかちゃんもそうなんですよね。

ただ、いるかちゃんは好意の出し方が独特というか…
本人は好意と善意でやっているのに、
それが揶揄っているように見えるのはちょっと可哀想かな…w

そしていのりちゃんに構っている理由も、説明されたら納得ですね。
実叶ちゃんにとっては些細で何気ない約束だったんだろうけど、
いるかちゃんやいのりちゃんにとっては大切な思い出だったんでしょうね。

そしてもう一人の主人公である司先生ですが…
いのりちゃんのために探してきたトレーナーさんも見つけ出し、
そして先生方たちに相談することで見えてきたことがあるんですよね。

いのりちゃんとずっと二人三脚でやってきたけれど、
最近のいのりちゃんは気負いすぎていたせいで司先生の言葉も届かない状態なのがツラい…

でも、言葉が届かなくても司先生は諦めないんですよ。
他の先生方に相談して問題の本質を掴み取り、
何とかしてそれをクリアしようと試行錯誤をする司先生はとても良い指導者だと思います!
私の人生にも司先生みたいな人がいればなぁ…
いや、それにはまず私がいのりちゃんみたいに人生を懸けた情熱を燃やすことからやるべきだったなぁ…

それにしてもいのりちゃんは覚悟が決まりすぎですね…!

光ちゃんが感じているように、いのりちゃんは天然の天才だからなぁ…
これから司先生の指導でどう化けるのか今から楽しみですよ。

それと描き下ろし漫画で気付いたんですけど、瞳先生ってご結婚されてたんですね。
確かにちゃんと見たら左手の薬指に指輪されてました…
旦那さん、どんな方なんだろう…

あと、合宿中の少女たちの女子力的な交流が微笑ましかったですw
そりゃ年頃の女の子だもんね!w
こんな風景が見られて嬉しかったですw

:: 2023/10/24 火曜日::

■[漫画]背中を押されるようにまっすぐ前へ「メダリスト」9巻

メダリスト9巻メダリスト9巻
出版社:講談社
作者名:つるまいかだ
作者サイト:ratum – BOOTH
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いのりちゃん役が春瀬なつみさんに決定して、本当に良かった…!
元々作者のつるまいかださんはデレステの薫ちゃんファンで、
その縁から声優の春瀬なつみさんの重度なファンになり、
春瀬なつみさんがフィギュアスケート好きだから好きになり、
春瀬なつみさんで当て書きしたかのようなヒロインのいのりちゃんが主人公で始まったのが、
この「メダリスト」ですからね。
そりゃ春瀬なつみさん以外にできるはずがないんですよ…!

そんな春瀬なつみさんが演じる予定のいのりちゃんですが、
全日本ノービスでは光ちゃんが最高すぎる演技をしたが故に、
他の選手が調子を崩してしまうんですよね…
どの子も彼女たちなりの人生を賭けて滑っているのに、
光ちゃんという圧倒的な演技に影響されてミスをしていくのは、
読んでて、とてもツラいものがありましたよ…

洸平くんが言うように、才能はみんなあるんだけど、
それを活かせるかどうかが一番重要なんですよね…

漫画家の才能はあるのに、それを活かそうとしなかったり、
活かそうにもできなかった人を何人も見てきたので、それがよくわかります。

そんな中で始まったいのりちゃんの演技ですが、
これがもう凄かった…!
光ちゃんに勝つために土壇場で構成を変えるところも凄かったですね。
4回転サルコウをただ跳ぶんじゃなくて、
更に付加価値をつけてくるだなんて、度肝を抜かれましたよ。

でも、光ちゃんのようにジャンプの難易度を上げることをひたすら目指すのが、
いのりちゃんが目指したスケートじゃないんですよね。
いのりちゃんが目指すスケートは司くんが滑る美しいステップにあるんですよ。

そのステップシークエンスというものが私はよく分からなかったんですけど、
かなり重要な上に複雑なんですね。

いのりちゃんは司くんを信じて、憧れて、ひたむきに努力を重ねてきたからこそ、
レベル4という偉業を達成できたんだけど…
それ以上にグッと来たのは心が成功に囚われそうになった時に、
司くんから教えられたことをきちんと思い出せたことですね。

足をゆっくり降ろすことといい、
どこまでも愚直なまでに司くんの教えを吸収したいのりちゃん…
そこまで全幅の信頼を寄せられたら司くんもあの結果は悔しいだろうなぁ…
本当に、この物語はいのりちゃんと司くんのダブル主人公なんだな、と心で感じます。

今回でノービス編が終わり、次巻からはジュニア編です。
中学生になり、身体が大きくなってきたことで、色々と変わってくる少女たちが、
今度は世界を相手に演技をしていくんですよ…!
頑張れ、いのりちゃん…!

:: 2023/5/25 木曜日::

■[漫画]祝! TVアニメ化!「メダリスト」8巻

メダリスト8巻メダリスト8巻
出版社:講談社
作者名:つるまいかだ
作者サイト:ratum – BOOTH
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流石にこの面白さでTVアニメ化しないはずないよね!
という訳でおめでとうございます!
昨今は3Dも進化しているので、上手く表現できると思うんですよね。
というか手書きであのヒラヒラな衣装で踊らせるのは無茶でしょうし…w

どのような表現になるのかはまだわかりませんが、
いのりちゃんのCVは十中八九、春瀬なつみさんだろうなぁ、と思います。
というかそうじゃないとつるまいかださんが可哀想じゃないですか!
講談社パワーを見せてくださいよ! アフタヌーン編集部!

さて、肝心の8巻ですが全日本ノービスの試合が始まりました!
4回転サルコウという大技を手に入れたいのりちゃんだけど、
あくまで練習でしか成功していないので他の選手とコーチ陣も様子見だったんだけど、
二人がリハーサルで見事ぶちかましてくれたのはスカッとしましたね!
いのりちゃんは本当に強くなったなぁ…

しかし、4回転が飛べればそれで金メダルが取れるほど全日本は優しくはないのです。
いのりちゃん世代のトップ層の一人、すずちゃんはかなり強いですよ…!

真ん中でピースするのが一番可愛い…
そんな誰よりも浅い動機で誰よりも情熱を持って練習をするという、
かなり特異的な子なんだけど、演技は上手いし難しいジャンプを飛べるんですよね。
オールラウンダーの強みがあります。

ただ、一番の不幸は同世代に光ちゃんがいることですね…

天才・夜鷹純に純粋培養された天才・狼嵜光。
圧倒的な演技力、圧倒的なジャンプ力、圧倒的な構成力。
同世代の並み居る選手の努力を嘲笑うかのような凄まじさを見せて、
どこまでも観客を惹き付ける魅力がそこにあるんですよ。
これは… 手強すぎる…!

でも、いのりちゃんも強くなったんですよ…!
かつて誰にも省みられずに泣いていた女の子はもういない。
光ちゃんの才能の凄さを理解できるレベルになっても臆さず、
真っ直ぐに進む強さが今のいのりちゃんにはあるんですよ…!

いのりちゃんが落ち込んだ時は司が。
司が落ち込んだ時はいのりちゃんが。
お互いが支え合い、前へと進んでいく情熱がこの二人の持ち味ですよ!

いのりちゃんの演技は9巻収録予定ですが、
今月のアフタヌーン本誌に載っている前半部分が超凄くて!
これはメチャクチャ盛り上がりますよ!
9巻を是非お楽しみに!

:: 2022/12/27 火曜日::

■[漫画]一瞬を狙え…!「メダリスト」7巻

メダリスト7巻メダリスト7巻
出版社:講談社
作者名:つるまいかだ
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中部ブロックで一位となり、全日本ノービスAへと駒を進めたいのりちゃん。
しかし、全日本では全国の強豪だけでなく、
シードで中部ブロック大会では参加しなかった光ちゃんも参加するため、
今のままでは得点が20点以上足らない…
足りない点数を補うために高難度ジャンプが必要ないのりちゃんのために、
司が取った作戦は…

ジャンプ専門のトレーナー、魚淵先生によるハーネス指導だった…!

確かに言われて見ればとても理に適っていますよね。
どのような手段であれ、一度でも身体で「正しい姿勢」というものを覚えたら、
それを反復できるのが人間という生きものですから。
その一度の成功体験を覚えるため闇雲に試行錯誤を繰り返すのではなく、
先達が補助して導くというのは、正しい指導だなぁ、と思います。

ただ、先進的な指導方法であるからこそリスクは潜んでいて、
司がその洗礼を浴びることでいのりちゃんがイップスになってしまうのは、
読んでてちょっとツラかったですね…
まぁ、最後にはちゃんと乗り越えられると信じてましたけどね!

しかし、乗り越えるだけじゃなく、もう一段飛び越えるのは予想外でしたよ…!

3回転アクセルを飛び越えて4回転サルコウとか、
フィギュアスケートを始めて1年かそこらでやるジャンプじゃないと思うんだ…!

それにしてもいのりちゃんは本当に成長しましたよね…
以前のたいやき作戦の時の司の指導がしっかりと身に付いて、
自分で考え、自分で決めようとするとか、頼もしいですよ。
もちろん、それを支える司のコーチの指導力も頼もしいです。
ガムシャラになっているいのりちゃんに気付かせることが出来たのは、
司の指導あってこそでしょうね。

さて、次巻ではついに全日本ノービスAが始まります。
遂に光ちゃんと競い合うことになったいのりちゃんは4回転サルコウを降りられるのか。
そして光ちゃん以外のライバルともどう切磋琢磨するのか。
今から楽しみですね…!

余談ですが、髪を下ろしたいのりちゃんはお母さんそっくりだと思いました。

新鮮で可愛いな…

:: 2022/7/24 日曜日::

■[漫画]師弟の信頼「メダリスト」6巻

メダリスト6巻メダリスト6巻
出版社:講談社
作者名:つるまいかだ
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全日本選手権ノービスA予選中部ブロック大会。
光ちゃんが不在とはいえ強豪ひしめいている中で、
高得点をマークした他の選手たちを前にして、
司に託された作戦でいのりちゃんが全力で滑走に挑む…!?

あのオドオドしていたいのりちゃんが、
こんなに頼もしい顔を見せてくれるだけでもう感無量だというのに、
演技の内容が更に素晴らしいんですもん…
何度も読み返してしまうほどに興奮してしまいました…!

加藤さんに頼まれて瀬古間さんがカードゲームに例えてくれたから、
フィギュアスケートに疎い私でもとてもよくわかりました。
それだけにいのりちゃんがどれだけ凄いことをやったのか。
そして司の個性が如何にガッチリハマったのかがとても伝わってきましたね…

演技の内容にも師弟の絆が感じられて、
とても嬉しい気持ちになりました。
コーチが選手を全力で信じ、選手がコーチを全力で信じる。
そんな二人だからこそ成し遂げられた金メダルだったと思います。

大会がいのりちゃんが主人公だとすると、
大会が終わってからは司が主人公のパートですね。
夜鷹純が何故光ちゃんのコーチをやっているのか。
そして鴗鳥コーチが何故対外的に光ちゃんのコーチなのか。
司で望んで止まなかった氷に囚われた人生が呪いのようで、
世の中の難しさを感じますね…

後半からは強化合宿パートなんですが、
ここではいのりちゃんのジャンプの手札が少ないことにより焦りが出ますが、
それをちゃんと想定内としていた司は戦略をちゃんと練っていたのを感じられて、
とても頼もしく思えました。

まだ光ちゃんと同じ舞台に立てただけで、
勝つための手札もまだ全然揃ってないけれど…
いのりちゃんには頑張って欲しいと思います…!

:: 2022/3/25 金曜日::

■[漫画]少女たちの挑戦「メダリスト」5巻

メダリスト5巻メダリスト5巻
出版社:講談社
作者名:つるまいかだ
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作者twitter:つるまいかださん(@2lm_ykd) / Twitter
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全日本選手権ノービスA予選中部ブロック大会への出場権を獲得したいのり&司先生。
しかしそこにはいのりちゃんが目標兼ライバルとしている狼嵜光選手はいなかった…

既にシード権を得ている光ちゃんはレベルアップのために海外に居るため、
圧倒的女王として君臨していた光ちゃんが不在の中で、
いのりちゃんは格上の選手たちに挑むことになるんだけど…

この5巻は助走の巻ですね。
この続きがアフタヌーンの先月号に載ってるんですが、
いのりちゃんの演技が最高 of 最高だったので何度も読み返しています。

とはいえこの5巻も充分面白いんですよね。
いのりちゃんが努力を重ねてきたことは読者の私たちは知っていますが、
他の選手たちも長年努力してきたのは間違いないわけで。
彼女たちの演技を見ているとそれがビシバシと伝わってくるのです。

光ちゃんが居ないからこそ気負ってしまった子。
優勝を狙って挑戦する子。
光ちゃんに抜かれたけれど諦めず羨まず挑み続ける子。

そして、そんな選手たちを見守り、サポートし、導くコーチたち。
そんな人間模様が描かれていて面白かったです。

それと、いのりちゃんファンの瀬古間さんが偶然出会った加護さんに請われて、
フィギュアの説明をしてくれたのがとても分かりやすかったです。
今まで何となく、難しいジャンプ跳んだら点数が高いのかな、
というザックリした感覚しかなかったので色々と新鮮でした。

さて、この5巻はとても良いところで終わっています。
そして、次の6巻は冒頭からメッチャクチャ面白いのでお楽しみに!

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