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:: 2013/11/21 木曜日::

■[ラノベ]朝チュンから始まる妖怪同棲ラブコメ「妖怪青春白書 ―雪雄くんと薫子さん―」

妖怪青春白書 ―雪雄くんと薫子さん― (電撃文庫)
著者/訳者:沖田雅
出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-11-09 )
文庫 ( 344 ページ )

「オオカミさん」シリーズから沈黙を経て、沖田雅さん久しぶりの新作!
と、むしろ新作が出たことよりも沖田雅さんがご健在だったことに安心しました。(笑
ブログやtwitterやってない作家さんがしばらく新刊を出さないと心配になるんですよねー
だから「先輩とぼく」の続編や「オオカミさん」シリーズのエピローグが出ないことに対して、
アレコレ言うよりも新作が出たことを喜びたいです。

とはいえ、まさか開始早々に朝チュンをやらかすとは思いませんでした。(笑
しかも「ロウきゅーぶ!」みたいな実は別の事、というオチじゃなくてマジで事後!
下ネタ度の高いピロートークを冒頭から50ページも読まされるとか衝撃的すぎですよ。(笑
「オオカミさん」シリーズでも乙姫たちがヤっててそれがコメディになってましたが、
まさか今度はそれを主軸にしてくるとはなぁ…

それと今回の登場人物は「オオカミさん」シリーズとシンクロしてます。
世界観は「実は妖怪の血を引いていた人類が思春期に妖怪化するのが一般化した現代」
というちょっと変わってますが、涼子や亮士も出てきます。
というか主人公の雪雄が亮士の従兄弟で同じアパートに住んでますからね!
出番は少なかったけど相変わらず涼子のツンデレが可愛かったです。

それにしても純度100%の下ネタラブコメというのも凄かったけど、
「いい男」を目指す元イケメンで、今は白いムックな雪男の雪雄と、
清純可憐な皮を脱ぎ捨てて清純ビッチの本性を剥き出した蛇女の薫子さん、
というカップリングが先鋭的すぎでした。
薫子さんのビジュアルがセーフかアウトかと問われると個人的にセウトなんだけど…
他の読者的にどうなんでしょうね?(笑

面白い作品だとは思いますが、かなり好みが分かれそうなので、
表紙の薫子さんで好みかどうか、まずは判断するのが良いと思います。
というか、薫子さん表紙でもローションに乗ってるよ…
ローションはそんなに大事なのか…(笑

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