フラン☆Skin

「ひまわりさん」もついにこの13巻で完結です。
まつりちゃんが卒業し、そしてその後のエピローグもたっぷり描いての大団円ですよ！
終わるのは寂しいけれど、これ以上ないくらいの最終回だったので、
感動の方が上回りますね…！

それにしても今は筒じゃなくて、こういった冊子形式というか…
うん、時代の流れを感じましたね…

まつりちゃんはひまわりさんのことが好きで好きで堪らなくて、
風子や友達が言ってるように、ひまわりさんのことになると性格が変わるんだけれど、
それでもやっぱり遠慮するところはあるんですよね。
これはもう生来のものだから仕方ないとは思うんだけど、
周囲のサポートにプラスして、ひまわりさんの方からのアプローチも増えてきたので、
少しずつ、まつりちゃんの遠慮がなくなっていき、
ついにお願いをするところまで来ましたよ…！

まぁ、その内容がこれなんですけどね！
「え、今更！？」
と思われるかもだけど、確かにまつりちゃんはひまわりさんの本名を聞いたことないんですよ。
年賀状を出そうとしていた時も、多分宛名は「ひまわりさん」で出すつもりだったんだろうな…ｗ

卒業してもひまわりさん詣でを続けて、
ついにはアルバイトにまでなっちゃったまつりちゃんや、
他のみんなや歴代のひまわりさんの思い出が語られたりと、
ゆっくり、じっくりとエピローグが語られてて感慨深かったです。

最終回ではまつりちゃんが一歩踏み出してひまわりさんの本名を言い、
ひまわりさんも一歩踏み出して提案していて、とても幸せな気持ちになりました。
いつまでも二人が笑い合えれば良いな…！

まつりちゃんもついに受験本番！
ひまわりさんと居ると気が緩んでしまうので、
ひまわりさん断ちをすることにしたまつりちゃんですが、
そのお陰でまつりちゃんが居ない日常を過ごすことになったひまわりさんが、
過去の自分や今の自分の気持ちと向き合うことになって…

いやはや、ひまわりさんは初期からすると表情が豊かになったと思いましたが、
それも全て感情豊かなまつりちゃんに全肯定の好意を注がれたからなんですね。
コミュ症な両親に育てられ、母親に去られて蓋をしていた感情を、
先代ひまわりさんが開けて、まつりちゃんが育てたんだなぁ。

バレンタイン回では青春も垣間見えて良かったですね。
風子はわりと鈍感さんでハラハラしちゃいましたね。
意外とひまわりさんがそういった機微を理解してて驚きました。
まぁ、岡目八目なだけかもだけど。

そして驚いたのがひまわりさんのお母さんですね。
何故子供のひまわりさんたちを置いて出て行ったか、という理由も述べられてましたが、
単に生きるのに不器用なコミュ症だったんですね…
というか、そんなのでよく結婚して子供を育てられたなぁ…
ある意味凄いというか、結構頑張ってると思いますよ。
今、どうやって生活してるのか心配なレベルです。

さて、どうやら次の13巻で完結みたいですね。
まつりちゃんも卒業ですからね。
とはいえ、まつりちゃんはひまわりさんを卒業することはなさそうなので、
幸せな完結を見せてくれると思ってますので、楽しみです。

冬本番で受験も本番。
それでもひまわりさん成分は欠かせないまつりちゃんですが、
今回はついにひまわりさんと一つ屋根の下で年越しをすることに！

その前にまずはまつりちゃんとひまわりさんの馴れ初めから語られているのですが、
まつりちゃんが恋に落ちたひまわりさんの自然な笑顔を見てると、
読者である私も恋に落ちそうになりました。
うん…　これはまつりちゃんが「ひまわりさん、好きだー！」
になるのも仕方のない笑顔ですね…

そんなひまわりさんですが先代ひまわりさんのファンでもあるので、
先代ひまわりさんのシャツを着ていたのですが…

見事にだぼっとしていて…
その…　これはこれで可愛いけれど、
似合っているとはとても言えないかなって…
いや、可愛いんですけどね！？

それと個人的に注目だったのは、
亜美ちゃんと都さんのちびっ子対決ですね。
低身長同士がお互い何も言わずに身長を比べてる時点で可愛いのに、
勝ったと思った都さんがドヤ顔してるのも可愛いし、
ヒール差だったことに気付いて凹んでるところも可愛かったです。
うん、やはり都さんは可愛いな…

年末年始に実家に帰省して年下の従妹たちに絡まれて受験勉強が進まない、
というのはよくわかるし、独りで家に居る、というまつりちゃんの選択もわかります。
意外だったのはそこでまつりちゃんの世話をひまわりさんが買って出ることですよ。
まつりちゃんは年賀状を出すのすら、ひまわりさんの手間になるかも、
と思って遠慮しているのにね。
まぁ、そんな遠慮の塊なまつりちゃんには、
今のひまわりさんくらい積極的に行くのが正解なんじゃないかな、と思いました。

それにしても新年がついに始まってしまったかぁ…
ゆっくりと進んでいるとはいえ、本当に卒業が近付いてきましたね…
もうしばらく掛かるでしょうけど、最後まできっちりと見守っていきたいですね。

ひまわりさん、好きだー！

まつりちゃんも受験シーズンということで、
ひまわりさんと会える時間が少なくなってますが、
それでもひまわりさんへの”好き”は減ることもなく、
いつも通りのまつりちゃんを見せてくれて安心しますね。

今回はまつりちゃんがひまわりさんと会えない代わりに、
風子がひまわりさんに甘えまくってくれたお蔭で、
ひまわりさんの意外な一面が色々と見えましたね。
風子と小説原作の映画を観たことでめんどくさい原作読者であることがわかったし、
ハロウィンパーティー用の衣装を着てくれたのも良かったですね！

黒髪ロングのひまわりさんには、
魔女衣装がすこぶる似合いますよね…
風子…　良い仕事してくれたなぁ…

そして先代ひまわりさんと夕さんとの思い出といった、
しんみりする話も情緒豊かで良かったですし、
ひまわりさんのインタビュー回も、
みんなに愛されるひまわりさんにほんわかしました。

やっぱりひまわりさんは好きだなぁ…
まつりちゃんの卒業が近付いてきたけれど、
まだまだ連載して欲しいものです。

少しずつ時間が流れるひまわりさんの世界で、
まつりちゃんとその周辺も進路のことを考え出したり、
ちょっとだけ変化が感じられる9巻です。

初っ端からカラーでメイド風ウェイトレス姿のひまわりさんの登場で、
思いっきり度肝を抜かれて可愛さと綺麗さに打ちのめされましたよ…！
黒髪ロング巨乳眼鏡でメイド風ウェイトレスさんがいるとか、
そんなの通うしかないじゃない！
良いなぁ、生で鑑賞できた人たちが羨ましいです…

美人なひまわりさんの意外な一面も見えるエピソードが色々とあって良かったですね。
「猫を思い浮かべる」の時のひまわりさん、可愛い…
ひまわりさんはわりと天然なところがあるよね…

そして立花にメイク知識の洪水を浴びせかけられたひまわりさんの、
「何を言っているのかわからない」なところもギャップが感じられて良いというか。
ひまわりさんは素で美人だから、メイクも最低限しかする必要ないんだろうけど、
それにしたって知識がなさすぎだよね…
これも、あやめさんが甘やかしすぎた弊害なのかもしれない。

そんなひまわりさんもついに24歳ですよ！
今年はついにまつりちゃんもひまわりさんの誕生日を祝えるので、
なかなか豪勢な感じというか、賑やかで楽しそうでしたね。
まつりちゃんが幸せそうで大変良かったです。

それにしても、もう秋なんですね。
まつりちゃんたちの受験シーズンもそろそろ本格的に始まりそうだけど、どうなるのかなー
ちゃんとまつりちゃんの希望通りになると嬉しいですね。

ありがとう水着回…！
素晴らしい水着回…！
ひまわりさんの水着姿で私は…　私はー！

という訳でみんなで海に行っての水着回が収録されている8巻です！
水着回です！　ひまわりさんの水着姿も拝める水着回です！（二回言った
あぁ…　ひまわりさんのビキニの水着姿に後光がさして見える…

いやー、ホントね、水着姿だけでなくてね！
色々なひまわりさんを知ることができましたね！
もちろん水着姿はとても貴重なのですが、それとは別にも色々とね！
ひまわりさんの浴衣姿とか（妄想だけど）、ポニテとか！
そしてひまわりさんの今の年齢とか！
ひまわりさん情報がいっぱいでお腹いっぱいでしたよ！

まつりちゃんも感無量だったみたいですが、知らなかったんですね～
案の定ツッコミ入れられてましたが、その気持ちはよくわかります。
たかだか電話するだけであんなに深く考え込んでしまうまつりちゃんですもの。
大好きなんだけど、迷惑になるのでは、と二の足を踏んでしまうんだよねー

まつりちゃんは基本的にコミュ力が高いと思うんですよね。
その笑顔には嫉妬で不機嫌なあやめさんも笑顔になるくらいだし。
でも、本当に、心の底から大好きな相手には奥手になってしまうところがあるんですよ。
まつりちゃんのそういうところが可愛いし、何より共感できます。
しかしまつりちゃん…　その想いはどう考えても恋のそれと同じだよ…！

それとひまわりさんの色々な姿と情報が得られてホクホクでしたが、
先代ひまわりさんもJK時代のポニテ姿も拝めて眼福でした。
いやはや、本当に尊い8巻でした…
ありがとう…　ありがとう…！