僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2014/5/24 土曜日::

■[漫画]青春とはメガネ+巨乳と見付けたり「昔話のできるまで」

昔話のできるまで (ヤングジャンプコミックス)
著者/訳者:山田 穣
出版社:集英社( 2014-05-19 )
コミック ( 159 ページ )
作者サイト:胡乱堂入口

山田穣の単行本が2ヶ月連続で出るとか隕石でも降ってくるのかと思った。

アオハルで描き溜めていた山田穣名義の作品が収録された単行本ですが、
アオいハルこと青春をテーマにしたオムニバス形式と見せかけて、
神話に筋トレに戦車と割りと何でもありな短編集になっています。
というか青春成分薄いな!

この中で一番青春濃度が高いのは「ザンネン アンド ドラゴン」かな。
現代の世界に何故か龍がいる世界観で希少種の龍を世話する小学生の話なんだけど、
後書きで触れてたように、龍はそれほど凄いギミックではなくて、
あくまで物語の中心は小学生男女がイチャコラしているだけの話だった訳ですよ。
これが可愛くないはずがない。

個人的に次に好きだったのは「孤児院戦闘団」ですね。
第二次世界大戦で無条件降伏したドイツを蹂躙するソ連軍から、
孤児院の子供三人がドイツ軍兵士をお供に戦車に乗って逃げる話なんですが、
子供たちが戦時中だというのに元気な姿を見せてくれるのが癒されます。
というかいくら兵士の教えがあるとはいえ、
サクサクと戦車を操ってソ連の戦車を撃破するのは元気が有り余りすぎだと思いますが。(笑

mukashibanashi_01

ちなみにこの話はとなりのヤングジャンプで読むことが出来ます。

それにしても相変わらずメガネで巨乳のヒロインが多いですね。
いや、私は大好物ですが。
でも彼女たちが出てきたら話がやたらマニアックになってしまうのは、
何かの業なのだろうか…
いや、面白いけどね!

:: 2014/5/20 火曜日::

■[漫画]ザ・コミティア「アナーキー・イン・ザ・JK」

創作系同人誌即売会「コミティア」
100回以上続いているコミケとはまた一風変わった即売会ですが、
同人誌といえば二次創作作品しか知らない人にはどんな漫画があるのか判らないと思います。
そんな人に「こんな漫画で溢れてます」とオススメしたいのがこの作品!
「アナーキー・イン・ザ・JK」であります。

元々コミティアで活動→アオハルでデビュー→楽園等色んな雑誌で徐々に活躍、
というマニアックすぎる経歴を持つ位置原光Zさんですが、
芸風は基本的にどれも同じなんですが、それがまた良いんですよね。
絵柄は押切蓮介もかくやという独特なもので、ノリはあらゐけいいち並みのものがあり、
ネタの殆どは思春期をこじらせたかのような下ネタばかり。
実はその芸風は二次創作でも健在で、元ネタのキャラが多少崩壊してもお構いなしです。

俺はこっそりカノンの漫画を描いてきた by 位置原 on pixiv

ちなみに恋愛漫画の総決算な楽園でも同じ事やってます。
楽園web増刊「赤ちゃんはどこからくるの」位置原光Z|白泉社

この人ブレないな!

で、長い前振りでしたが、この「アナーキー・イン・ザ・JK」はどんな漫画かというと、
アオハル掲載→アオハルオンラインで連載→となりのヤングジャンプで移籍連載
という経歴を辿ってきた作品ですが実は掲載作品はそれだけではなく、
ウルトラジャンプはまだしもCOMICリュウやブラコンアンソロジーLiqueur掲載作もあったりと、
かなりごっちゃ煮になっています。
でも違和感0なんだよなぁ…(笑

内容自体はもうオリジナリティ溢れるという言葉も陳腐なほどで、
「位置原光Zの漫画」としか表現しようがないです。
眼帯JKはともかく単眼JKが出るしムラムラスすると臀部が光るJKまで出る!
そんなマニアックすぎるJKの日常系漫画が基本ですが、
それ以外もどうやったらこんな発想が出てくるのか不思議でならないネタばかりですが、
それが何故か面白いんだよなぁ…

となりのヤングジャンプでは今でも幾つかは掲載されているままなので、
まずは体験して戴かないとどうしようもないですね!
ちなみに私は第2回が一番オススメですので!
是非読んで欲しいです!
たった4ページだけだから! お願い!
先っぽだけだから!

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