僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2013/5/25 土曜日::

■[漫画]ずっと一緒にいたいよ!「オシエシラバス」6巻

オシエシラバス(6)(完) (ヤングガンガンコミックス)
著者/訳者:高尾 じんぐ
出版社:スクウェア・エニックス( 2013-05-25 )
コミック ( ページ )

えー、残念ながら「オシエシラバス」はこの6巻で完結です。
いやもう、本当に残念なんですけどね!
ラブコメ要素も入ってきてこれからって時なんですけどね!
もうねー、高尾じんぐさんの作品はこれからまだまだ!
ってトコで終わってばかりなのが残念でなりませんです。

最後だからまとめに入ってて、今までずっと伏線が張られていた、
まといが約束した「はるみちゃん」ことまとい父が登場!
そしてまといが抱えてきた意固地な事情が語られ、
一歩前進するキッカケになるんだけど、
それに伴って教恵さんもまた家庭教師の範囲から逸脱することに。
そして本の中では問題が勃発して…

途中から教恵を取り戻すために必死に勉強するまといを見てると、
何だかんだ言いながら、教恵という存在がまといにとって重要になってたんだなぁ、
と心の底に伝わってくるようでしたね。
特に最後の号泣シーンは真に迫るモノがありましたよ。

しかしあそこで安易に10位以内に入らなかった展開は驚きでしたけど、
「日頃の勉強が大事」という一貫した主旨が感じられましたね。
いくら必死に努力しようとも、たった2週間で何とか出来るほど勉強は甘くない、
いざという時の為に、普段からの不断の努力こそが大事であある、という事なのでしょう。

色々と伏線張りつつ終わったので少々不完全燃焼なのは確かですけど、
家庭教師モノとしては曲がりなりにも最後に伝えるべき所は伝わったのかなぁ、と思います。
ちなみに高尾じんぐさんは今月のビッグガンガンから「BAMBOO BLADE C」を連載開始します。

ビッグガンガン 2013年 Vol.06 6/23号

充分オリジナルで出来る作家さんなんだけど原作付きとはなぁ…
まぁ、見守っていければと思います。

:: 2013/1/6 日曜日::

■[漫画]精神的に向上心がないものは馬鹿だ「オシエシラバス」5巻

オシエシラバス(5) (ヤングガンガンコミックス)
著者/訳者:高尾 じんぐ
出版社:スクウェア・エニックス( 2012-12-25 )
コミック ( 184 ページ )

何か表紙が教恵さんのコスプレシリーズになってきた感じがしますけど、
今回はテニスルックになっているのも一応重要な意味を持っているので、
必然性が高い衣装だといえるのですけど…
まぁ、ストーリーの必然性云々の前にテニスウェアな教恵さんは可愛いですよね。
何よりポニテですしね!(←重要

いつもケンカばかりの教恵とまといの二人ですが、
今回は定期テストの順位が落ちたことを発端として、
まといの向上心の無さを改めて痛感することでマジ喧嘩になり教恵が家出する事態に…

確かに一定以上の領域は天賦の才というのはどのジャンルでも必要になってきますが、
ぶっちゃけ大学入試レベルだと東大合格までなら向上心と効率的な努力があれば可能なんですよね。
教恵はそれを知っているからこそ落胆と怒りが臨界突破してしまい、
そしてそれを実感出来ていないまといは努力を放棄してしまい、
二人が平行線になるんだけど…

まといの友人である小豆沢さんの後押しもあって文化祭で教恵とまといの二人が協力し、
特にまといが中学時代に情熱を持ってやっていたであろうテニスに触れることで、
「負けて悔しい」という向上心の端緒を見て取れたことが教恵的には得がたいモノであったでしょうし、
何より今後の展開で重要な所だと思います。

また、他にも奥村のバカのせいで教恵のことが気になりだした善が、
将来に対する目標と、それに向かっての努力で教恵に認められて喜んでいるシーンは、
真実を知っているだけに割りと切なくなってしまいました。(笑

それと臣さんとちほさんの二人は本当に仲が良いですよね!
というか臣さんの振り回されっぷりが凄くて、
恩師が嘆くのもむべなるかなといった所ですね。
好きでやってるんでしょうけど、頑張れ臣さん。

:: 2012/7/27 金曜日::

■[漫画]お家に笑がやってきた!「オシエシラバス」4巻

オシエシラバス(4) (ヤングガンガンコミックス)
著者/訳者:高尾 じんぐ
出版社:スクウェア・エニックス( 2012-07-25 )
コミック ( 192 ページ )

夏休みが後半戦に突入し、まといが帰省から戻って大興奮の教恵さんですが、
まといだけではなく、善たちも帰ってきてそこには更にもう一人トラブルメーカーが付いてきて…

今回は臣さんと善の妹である笑が登場!
姉と兄に似ていない、末っ子であるせいか甘えたがりの中学三年生の女の子は、
まといにまとわりついて教恵をライバル心剥き出しにさせたり、
すうちゃんたちを見付けても動じずに、むしろ一緒に遊んだりと、
割りと奔放で善も苦労してそうだなぁ、と少々同情したり。(笑

今回はビッグガンガンに出張掲載された短編とかも収録されています。
少ないページ数の話が多いですが、夏休みの楽しい一コマを次々堪能できるのはこれはこれで良いかと。
特に臣さんのパーフェクトウーマンっぷりが凄い!
料理裁縫ピアノといった女性らしい事だけでなく、
PC修理に車いじりと男性的なこともこなしながらスタイルも良いとか、
本当にちほさんはいいお嫁さん貰いましたよね!(笑
…というか臣さんとちほさんって本当に仲が良い夫婦ですよね。(女同士だけど
そりゃー、帰省中に臣さんがお見合いしたとなったら修羅場っても仕方ないよね!

新キャラの笑ちゃんも色々と引っかき回してくれたお陰で、
教恵さんの新たな一面や、まといの妹好きという所を見せてくれて面白いですね。
それに教恵さんの水着姿をもう一度見せてくれたのはグッジョブと言えましょう!
教恵さんも休むということを知れたし良い夏休みだったのではないでしょうか。

ただ、良い夏休みだったと感慨深いだけではいられないのが男性陣で、
奥村は軽いスチャラカに見えて(実際そうなんだけど)教恵にマジで告白するまでは良かったんだけど、
そこから教恵の好きな人を誤解することで誤解スパイラルが発生させるのは、
ある意味グッジョブなんだけど…、善の今後が心配ですね!
誤解から生じる恋ってのもアリだと思いますよ!!

どうでも良いけど、奥村を見ているとめぞん一刻の五代の悪友である坂本を思い出します。(笑

:: 2012/3/25 日曜日::

■[漫画]碧い海 夏を楽しむ カテキョかな「オシエシラバス」3巻

オシエシラバス(3) (ヤングガンガンコミックス)
著者/訳者:高尾 じんぐ
出版社:スクウェア・エニックス( 2012-03-24 )
コミック ( ページ )

もうすぐ春という季節ですが作中の季節は夏真っ盛り。
受験生相手の家庭教師な参考書の妖精(自称)の教恵が、
生徒が高校一年生のまといということもあり、まといの提案で夏を楽しむことにしたんだけど、
仕事が趣味でまといラブな教恵が果たしてどういった夏を送ることになるのかはこの3巻で見ることが出来ます。

しかし2巻はポーズが艶っぽくなってただけだったのが今回は水着ですよ!
実際作中でもイケメン彼氏募集のまといの友人の野村さんと、
善の悪友な奥村の利害が図らずも意図しないところで一致していたために近所の海にやってきた訳ですが…
いやー、教恵さんってば羞恥心多寡な所はあるけど充分海を楽しんでいるじゃないですか!
というか、まといと遊ぶのを楽しんでいるって気がしないでもないですが。(笑

それにしても教恵さんの初心っぷりは本当に萌えですね!
人前で水着姿になるのも恥ずかしければ、キスシーンがあるだけで赤面するわ、
まといの友人に夏コミに連れて行かれた先で見てしまった同人誌を見て卒倒するわ、
オタクを狙い撃ちすぎる純情っぷりが萌えて萌えて困りますよね!(←最高の笑顔
それでいておっぱいが大きいんだからもうね!(←奥村化

ちほさんに(半強制的に)誘われて深夜にお酒に酔っ払ったり、
何だかんだでまといと一緒にお昼寝したりといった日々が凄く和んでいつまでも読んでいたくなります。
というか教恵さんのキャラが魅力的すぎですよね、ホント。

もちろんまといたち同居人に同じ参考書の妖精のくにえちゃんたちも可愛いってのはあります。
というかくにえちゃんたちの本の中の世界ってどうなってるんだろう…
スイミングスクールがある妖精界…?
いや、本当に色々と謎が多い漫画です…
まぁ、おいおい判ってくるとは思うんだけど…(笑

:: 2011/10/27 木曜日::

■[漫画]家庭教師は縞パン装備!「オシエシラバス」2巻

オシエシラバス(2) (ヤングガンガンコミックス)
著者/訳者:高尾 じんぐ
出版社:スクウェア・エニックス( 2011-10-25 )
コミック ( ページ )

え、なんすか、なんなんすか!?
1巻の頃に比べて表紙の教恵さんのポーズが艶っぽすぎませんか!
最近は瞳の描き方含めて往年の藤島康介さんっぽく変わってきた感じがしますし、
2巻では内容もパンツやお風呂や水着とお色気シーンが盛り込まれてるしで、
早くもテコ入れ入ってる感じがしますよ!
まぁ、これはこれで大変よろしいと思いますが!(ニヤけた顔で

前回、教恵のバイト先に勤務する厭世感のある青年・善が登場し、
教恵が割りとテンパることになったわけですが、2巻では更にテンパります。
実は同じ家(善は離れですが)に住んでいるということが発覚し、
潔癖症気味で教え子のまといを過保護気味な教恵さんですので、
それはもう、難癖つけて善を毛嫌いするわけなんですが…

いやー、教恵さんの空回りなドジっ娘っぷりが発覚しまくりで素晴らしいですね!
教師なのに天然おちゃめっ娘というのは私の大好物ですよ!(元凶は恋ディス)
しかし着替えシーンに度々居合わせる善のギャルゲー主人公属性は羨ましいですな!
でもまぁ、前作考えると誰かとくっつくとかなさそうな気も…
というか前作の「んぐるわ会報」生徒会一同がゲスト出演されてましたね。
時系列的には向こうの作中そのままっぽいですが。

何をするにしても生徒のまとい第一な教恵さんが、
今後どれだけ自分のことを考えるようになるか、
そもそも考えるようになることでどう変わるかもわかりませんが、
結構楽しみだったりします。
次巻では夏で海で水着なのでそっち方面が好きな人は要注目な内容ですよ!
ちなみに私も好きです!

余談ですが、話の合間に出されていた英数国の基礎問題。
高校時代を思い出して懐かしさも覚えつつ、結構忘れてるのにちょっとショックだったりも…
衰えたなぁ…(´д`)

:: 2011/5/29 日曜日::

■[漫画]呼ばれて飛び出てぽぽぽぽ~ん「オシエシラバス」1巻

オシエシラバス(1) (ヤングガンガンコミックス)
著者/訳者:高尾 じんぐ
出版社:スクウェア・エニックス( 2011-05-25 )
コミック ( ページ )

奇抜な作品が多いヤングガンガンの中で地味に面白かった「んぐるわ会報」が終わってから、
中々新連載が始まらず、ファミリー4コマ誌で読み切りが載ったりして、
「これはもうヤングガンガンでやらないのかなぁ…」と半ば諦めていたところ、
意外な事にファンタジー要素アリの百合っぽい作品が始まりましたよ!
いやー、これは嬉しい。

女子高生のまといが古本屋で何気なく買った100円の参考書を開いたら、
本の中から家庭教師の教恵さんが出てきた、というドラえもんから連綿と続くオチモノ系作品。
ただ、まといは高校生とはいっても1年生で受験まで時間もあってのんびりで、
それに対して教恵さんは熱心な上に一緒にお風呂も入ろうとする、
スキンシップ過多な人(?)で…

という訳で基本的に教恵さんのキャラを中心に話が回るコメディ作品なんですが、
家庭教師も教恵さんだけでなく、手のひらサイズの各教科の家庭教師が居る上に、
それぞれが面白かったり可愛かったりするキャラクターなのです。
教えられるまといも何か事情があるのか二人の女性とシェアハウスしていて、
教恵さんはそこに転がり込む形で住み込み家庭教師になってるんですが、
もし家族同居だったらどうするつもりだったんだろう…

初めはうざかった教恵さんを徐々に受け入れる百合コメディになるかと思いきや、
最後に収録されている中で教恵さんの昼間のバイト先で男性キャラが登場する上に、
1巻未収録の本誌の方ではハプニングパンツまで起こしておりラブコメ要素も有り得そうで掴みはグッドです。

ちなみに「んぐるわ会報」も実際の生徒会の仕事が存外、丁寧に描かれてましたが、
本作でも高校一年生で学ぶ内容を無駄とも思えるくらいしっかりと描いているので、
実際の高校生が読んで共感するのもアリなんじゃないかなー、と思います。
進研ゼミの漫画よりかは全然面白いですからお勧めです。(ぉ

HTML convert time: 0.123 sec. Powered by WordPress