フラン☆Skin

漫画好き中級科目の必修漫画である「スピーシーズドメイン」もこの12巻で完結です！
前巻で異世界ファンタジーの設定とか色々と出てきましたが、
この12巻では異世界との交流とかが一気にステップアップしますからね！
もちろん、その中心にいるのは大機くんと風森さんなわけですけどね！

しかし…　この…！
異世界ファンタジー的バトル展開にちょろっと入ったと思ったら、
一気にみんな大告白大会になっちゃうのは…

青春分摂取過多すぎて死にそうになっちゃうな…！
もうね、読んでて布団でゴロゴロしまくりなくらいで、
むず痒くて最高で「ﾃﾞｭﾌﾃﾞｭﾌﾃﾞｭﾞﾌﾌﾌ!」ってなもんでしたよ！
はー、もう、読んでるだけなのに顔が熱い！

大機くんの独創科学ですけど、それなりに理由があったんですね。
それによって二つの世界が安定することになったんだけど、
そもそもその二つの世界を再び交流させるキッカケが、
大機くんが作った音無森さんのメテオストライクだったとか、
伏線が壮大すぎて笑っちゃいますねｗ
いやはや凄い。

凄いと言えばエピローグも完璧でしたよね。
事件解決後から４ヶ月後、卒業から５年後と、
わりと良いスパンだったし、何より取りかえ子の物語だけに、
ラストが風森さんの出産で区切りが付くのは納得でした。

風森さんは取りかえ子で大変な目に遭うことも多かったけど、
そのお陰で愛する人や大切な友達にも会えたし、
結果的には大団円で良かったのではないでしょうか。
ジンくんを育てたくらいだし、向こうのご両親も良い人だろうし、
これから家族全員、めいっぱい幸せになって欲しいです。

それと単行本描き下ろしも良かったですね。
クラスのみんなのその後の幸せな姿を見てとてもほっこりしました。
特に長渡…　もうすっかり嫁さん状態だよね…

紅川…　良い嫁さん貰ったな…！
糖尿病には気をつけろよ！

はー、それにしても終わってしまったなぁ…
納得できる終わり方だし満足感も最高にあるけれど、
やはり好きな作品が終わるのは寂しいものがありますね。
ただ、野呂俊介さんの次回作が読めるということでもあるので期待感もありますね。
「いけとこ」をリニューアルしたりするのか、
それともまさかの「キョン子」の続きを同人でやったりするのか…
うーむ、楽しみ…！

恵良さんがクリスマスに大機に特攻してフラれたりと、
ラブコメ的にも盛り上がった前巻でしたが…
この11巻ではラブコメ的にもそれ以外の意味でも盛り上がりまくりですよ！
いやー、ここまでくるのに長かったけど、それ故の感慨深さがあります。

さて、今回鍵となるのは前巻の後半で出てきたジンくんです。
異世界からの留学生という時点で驚きだったのに、
実は風森さんと入れ替わっていた子供だったというから更に驚きですよ…！
これは風森さんの心のヤバいやつですよ。

で、まぁ、色々といっぱいいっぱいになった風森さんを動かすのはやはりこの男。

大機くんなわけなんですよね。
デリカシーという概念がインストールされていない大機くんだからこそ、
風森さんを容赦なく揺さぶってしまうわけでして。
そして風森さんは大機くんに動かされた勢いを落とさぬまま動けちゃう子なわけで。
お蔭で素晴らしいホームドラマが見られてとても感無量です…

私はラブコメとホームドラマというものにクリティカル判定があるので、
この風森家のドラマにはとても心を動かされましたね…
風森さんをこれだけ良い子に育てたことからわかってましたけど、
風森さんのお母さんってば素晴らしい母親ですよ…
ジンくんはこちらでも異世界でも両親に恵まれて羨ましい限りです。

そして今回はラブコメも盛り上がっております。
まずは前哨戦のジンくんと六花のラブコメです！

（本人は否定しているけれど）ガチのショタコンである六花にとって、
魔力によって成長が遅くなっているジンくんは性癖的にドストライクなのは予想通りでしたが、
ジンくんの方も六花に対して良い印象を持ったのには驚きです。
これはもしかしたらもしかするのでしょうか？
しかしその場合は六花が風森さんの義理の妹になる…　のか…？
うーん、風森さんはとても嫌がりそうだなぁ…ｗ

そして肝心要の正ヒロインの風森さんですが、ここへきて満を持しての恋心の自覚…！

いやー、長かった…　本当に長かった…！
てっきり恵良さんが自覚のキッカケになるかと思ってましたが、
まさかジンくんがトリガーになるとはなぁ。
しかし恵良さんと雪華くんに事前に話しておくとか、
風森さんは義理堅いというかスジを通す子だねぇ…

それにしても思い立ったら即行動して予想外の結果が出ましたが、
果たしてこの後はどういった展開になるのか…！
毎月連載を追っている身からしても先が読めないので楽しみで仕方ありません。

だがしかし…　次の12巻で終わるみたいなんですよねぇ…

いや、確かにここで終わるのはキリが良いと思うんですよ。
面白いままで突っ走って欲しいのですが、残念なのも確かなわけで。
ぶっちゃけアニメ化して欲しかったんですけども…！
まぁ、「彼方のアストラ」みたいに完結後にアニメ化する作品もあるわけですし、
希望を捨てずに最後の12巻を待ちたいです。

もうなー！　恵良さんがなー！
最高に青春しててなー！
あぁ…　こんな風に全力で恋する高校生活を過ごしたかった…！

9巻ラストで大機くんをデートに誘った恵良さんですが、
意外と積極的に行動してて読んでる私もテンションアゲアゲでした！
手をつなぐくらいはやるかなー、と思ってましたけど、
そこからポケットにインするまで行くとは…！

結構攻めてるね、恵良さん！
まぁ、相手が大機くんだから照れるとかはなくて、
わりとサラッと受け入れちゃうんだけど、
あばたもえくぼなのか、それも恵良さんの琴線に触れるようで、
ラブにコメりまくる恵良さんが可愛くて可愛くて…！

正直、私は風森さん派なんですけど、
この時の恵良さん萌え最大風速にはぶっ飛ばされそうになりました。
もう…　恵良さんがメインヒロインでも良いんじゃないかな…
ってくらいまでね…！

そもそもデリカシー皆無の大機くんに愛想をつかすもんだと思ってたんですよ。
でも、初めて食べる豚骨ラーメンも美味しそうにしてるし、
大機くんのトンデモ科学で夢に出てきた思い出を見せられて惚れ直したり、
名前呼びにして貰ってもロマンチックないけど、
そこからちゃん呼びにもっていってきゅーんんってしてて、ホント可愛くて。

それだけに大機がフッたのはショックだったし、
何よりフリ方がアレすぎたのは風森さんと同じくらい愕然としたけれど、
まぁ、大機だしなぁ、という気持ちもあったわけで…
救いがあったのは恵良さん本人がとてもスッキリしていることくらいで…
もうね、本当に大機くんがアレでごめんね…？
って気持ちでいっぱいです。

風森さんは風森さんで雪華くんとのデートではデリカシーが欠けていたけれど、
まぁ、これは雪華くんが頑張りながらも経験不足だったとか、
色々あって仕方ないかな、という気持ちもあります。
相手が風森さんでなければ問題なかっただろうけど、
風森さんじゃなければ駄目だったんだもんね…
恋愛ってのは難しいものです。

で、そんなラブコメ展開から一転しての後半が凄い！
転校生イベントとか学園モノだとよくありますけど、
まさかその相手が異世界からやってきたエルフとか…！

これは風森さんのアイデンティティの危機ですよ。
エルフなのに魔法が使えない、というのが全ての始まりだったのに、
外見がエルフじゃないのに異世界から来たから魔法が使える上に、
こちらの世界ではどうやっても魔法が使えないことが突きつけられて、
更に、相手の正体がアレですしね…
これは予想以上に重たい話になりそうだ…！

まぁ、それはそれとして…
六花はショタコンだったのか…

これは…　かなり拗らせてるね…！
というか、すこぶるガチ中のガチですね！
それだけにジンくんはドストレートですね！
丁度、初詣で六花だけあぶれると自覚していただけに、
これはとても良い相手が出てきたと言えるのではないでしょうか！？

あと、帯にアニメ化して欲しい漫画ランキングノミネートとありましたけど、
ホント、マジでアニメ化して欲しいですね。
そして風森さんの大機くんへのこの↓喋り方をアニメで聞きたいものです。

好きなんですよね、この喋り方…
なんとなく、大機くんへの甘えが感じられて…

という訳で、アニメになって欲しいので是非ともみんな買って読んで欲しいです！
面白いよ！！！

全国のスピドメファンのみんな！
半年ぶりの新刊だよ！

という訳で文化祭が始まり、これからラブコメが加速するぞ…！
と、絶妙なところでこの9巻に続いたわけですが、
初っ端から紅川と長渡がやってくれたぜー！
雑誌版だとフルカラーだっただけに、単行本ではモノクロになっているのは惜しいですね！
あの感動的な告白シーンは是非ともフルカラーで堪能して欲しかった…！
雑誌版を電子書籍で買っている私は勝ち組だな…！

まぁ、そんな自慢は置いておいて長渡ですよ長渡。
スピドメ史上最高のラブコメ濃度を叩き出してくれた長渡！

赤面してくれるだけでもこれだけ萌えるのに、
羞恥に耐えられず紅川に寄っていくとか最高じゃないですか！
もうベタ惚れにもほどがあるじゃないですか！

しかも文化祭で盛り上がった即席カップルで終わらず、
終わった後にもカップルらしいことをしてくれてるじゃないですか！
二人で手作りのお弁当を食べるだなんて青春すぎるじゃないですか！
まぁ、作ったのは紅川の方なんだけどな！
それでも萌えさせられることには変わりはなかったけどな！

もうね、この二人は末永くお幸せに！
となってしまうくらいに割れ鍋に綴じ蓋というかね！
この二人、このまま大学卒業して即結婚しそうだよね…
むしろ大学生の頃に学生結婚まであり得るよ…

相馬は長渡が笑って一線が越えられないと予想してるけど、
長渡は想像以上にピュアな乙女してるから、
かなりドキドキな初体験になると思うよ…
しかも紅川は決める男だからなぁ…
浪漫たっぷりなシチュエーションを準備しそうだよ…
チクショウ…！　お幸せに…！（暴走気味な妄想

告白といえばオークの奥田先輩も良かったですね。
黒樹さんの斜め上の後押しがあったとはいえ、
彼もトラウマを乗り越えての告白をしたのには青春を感じたね…！
いやー、ホント、みんな良い青春をしてるよ！
眩しい…！　眩しいよ…！

眩しい青春と言えば風森さんと相田さんの青春も良かったですね。
これは是非とも曲として聞きたいものなんですが…
果たしてスピドメがアニメ化してくれることがあるのか…
というか、アニメ化してもこの9巻までやってくれるのか…
そこが…　心配かもしれない…

田中の青春というか性春も気になるところではあるのですが、
やはり一番の気掛かりはやはり恵良さんの恋の行方でしょう…！

連載の方でも現在進行中なだけに、
彼女の恋がどうなるのか不透明なんだよね。
まぁ、最後は風森さんが全部持っていきそうではあるんだけど、
恵良さんには全力で恋＆青春を謳歌して欲しい所存であります。

まぁ、唯一のネックはこの恋の行方の10巻は半年後くらいなんでしょうけどね！
待て、しかして希望せよ…！
もしくは別冊少年チャンピオン本誌を買うのです…！

漫画好きなら読んでて当たり前！（当社調べ
超絶面白い青春群像ラブコメ「スピーシーズドメイン」8巻が発売だー！

体育祭は終わったけれどすぐに文化祭がある！
結構ノリノリでみんなで作るクラス展示の脱出ゲームに、
お祭り人間の六花がまたもや動き出す！

そして文化祭準備のお泊まりイベントで恋バナが咲き乱れ、
クラスの恋模様も動き出して…！

いやー、青春だなぁ！
最高に青くさくてニヤニヤできまくるなぁ！
文化祭が始まる前から音無森さんや魅重義が場を温めてくれましたが、
やはり文化祭前夜の高揚感からくる一緒に銭湯＆恋バナタイムが最高すぎる！

相馬がクズすぎるのは水着回の頃に分かってたけど、
お陰で色々と楽しく話が転がりまくるのは最高ですね！
人魚の水野ちゃんも可愛い男の娘っぷりを引き出されたし、
妻良さんのロリ巨乳っぷりには驚かされたし！
あと、相変わらず下ネタ耐性が低すぎる長渡が面白すぎる！

ただ、やはり長渡の一番の見せ場はお泊まりでの恋バナでしょう！
乙女の恋バナはあの木下でさえ可愛く見せてくれたし、
水野ちゃんも相変わらず可愛かったけど、
やっぱり長渡なんだなぁ、これが！

まぁ、体育祭であんなことやられちゃったらね！
デブが相手でも惚れちゃうよね、仕方ない。
でも、お相手の紅川くんのことはクラスのみんなの方が把握してるあたり、
近すぎて気付かないのか、それ以上に恋のトキメキが止まらないのか。
いやはや、恋は盲目ってのはこういう時にも言うんでしょうかね！？

ただ、二人の恋模様は良いところで9巻に続いてるんですよねー！
私は既に雑誌で読んでるので大丈夫なんですが…
いやー、これを半年先まで我慢するなんて単行本派の人は大変ですね！

こんなに可愛い長渡を半年先まで堪能できないなんてね！（煽り
可愛い長渡を早く読みたい諸兄は別冊少年チャンピオン3月号を買うべきだと思います！

Kindle版は今からでも簡単に手に入るのですぐ読めるぞ！

そして表紙にもなっている恵良さんもえらいことになってましたね！

風森さんの大機くん推しで恋バナを強制的に引き出されて意識してしまうとか、
文化祭テンションの魔力というか、青春の青さというかね！
これが…　これが若さというものなのか…！

まぁ、約束された敗北の恋なだけに割りと不憫ではありますが、
それでも得られることはありそうなので恵良さんには頑張っていただきたいです。
ドンマイ！（←早い

やってきました体育祭！
この7巻は殆どが体育祭で盛り上がりまくりですよ！
最初から最後までハイテンションで駆け抜けろ！

もう、最っ高に面白かったですね！
大機くんと風森さんの主人公カップル（未満）も活躍してたけど、
今回はモブというか他のみんなも大活躍でしたよ！

特に一番好きなのは紅川くんと長渡さんですね！

紅川くん美味しいな！
いや、脂身と赤身的な意味ではなくて！
デブなのにキザで格好いいとか長渡さんのツボに入りすぎだよ！
長渡さんの赤面顔が最高にラブコメとしてて美味しすぎだよ！
何だよ、あとちょっと押したら落ちそうだよ、長渡さん！

ひたすらラブでコメり始めてもこちらとしては問題ないぜ！
というか主人公カップルよりも真っ当にラブコメしてる気がするぜ！
まあ、これが真っ当かというと微妙な気もするけれど！
でも紅川くんはあれで気遣いもできる有能でアクティブなデブだ！
しかも長渡さんのツボを押さえた笑いも提供してくれる愛嬌のあるデブだ！
結構有りだと思うぞ長渡さん！

そしてもう一つの注目株は水野さんですね！
体育祭に水泳のメドレーリレーをやるというとんでもない高校ですが、
お陰で水野さんが大活躍することができて結果オーライですね！

しかし…　水野さんは割りとモブだと思ってたんですが…
まさかあんな設定を秘めていたとはなぁ…！
あとがきによると初期から設定されていたみたいですが、
それにしたってこれは予想できなかったなぁ。
4巻の海回でもそんなそぶりなかったし。
でも、これはこれで有りだよね…！

美根ちゃんのお姫様抱っことか他にも見所はたくさんありましたが、
やはりメインヒロインである風森さんが最後に良いところを見せてくれましたね。
これで風森さんもよりいっそう、クラスに溶け込めたのではと思います。

青春群像劇なんだけど、それだけに収まらない。
そんな最高に面白い漫画なので超オススメであります！