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:: 2024/1/16 火曜日::

■[漫画]好きは勝手に動くもの「描くなるうえは」2巻

描くなるうえは2巻描くなるうえは2巻
出版社:白泉社
原作者名:高畑弓
原作者twitter:高畑弓さん(@Q_takahata_21) / Twitter
作者名:蒲夕二
作者twitter:蒲夕二さん(@kabatani42) / Twitter
連載サイト:描くなるうえは – 高畑弓(原作) 蒲夕二(作画) | ヤングアニマルWeb
紙書籍通販:描くなるうえは (2)
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DMM電子書籍:描くなるうえは (2)

漫画家志望な陰キャオタの上原くんと陽キャギャルの宮本さん。
同じ目標を持つ二人が恋愛漫画を描くためのリアリティ追求のため、
宮本さん主導で仮のお付き合いをすることになったんだけど、
初心な二人には刺激が強すぎるのであった…!

上原くんも頑張っているんだけど、
宮本さんはそれ以上に頑張っていることを知り、
やる気を出して奮闘するという形が実に良いですね。

お互いを刺激しあって高め合う要素でありながら、
きちんと恋愛漫画としての関係性も築けているあたり、
とても良い二人だと思うのです…!

もちろん若い二人のことですからすれ違いで喧嘩することもあるんだけれど、
それもまた必要なエッセンスだと思うんですよね。
まぁ、こういった苦い体験も若い時にするべきなんだと思うよ…

そんな喧嘩をしている時にも影響を受けて、
困った時にキャラに宮本さんを憑依させたら全て上手く行ってしまうのが良いですね!

上原くんは宮本さんのことをよく観察していることがわかりますし、
何故そんなに理解しているのかを最後に自分で気付く展開が実に良いですよ。
好きは勝手に動くんですよ…!

この2巻でこの漫画は本領発揮してきたな、とわかります!
そしてこれからもっと面白くなる気配がビンビンにしているので、
続きもメチャクチャ楽しみですね!

:: 2023/11/3 金曜日::

■[漫画]健全同棲イチャラブ物語の事件簿「ペンと手錠と事実婚」2巻

声は出さないけれど、婚姻届けは出すクールで推理力抜群JKの鶫ちゃんに惚れられた切鮫刑事40歳独身。
事件解決のために婚姻届けにサインをしてしまい、後は提出待ったなしの状態で、
性的接触がない同棲生活を営むことになったんだけど、
何だかんだで事件が二人を待ってくれないのだった…!

それにしても鶫ちゃんはあの画力で美術系の学校に通っていたとは…
よく通したなぁ、とは思うんですが、そこはご都合主義ということで…
しかし、恩師まで殺人事件の犠牲者になるとは、
名探偵コナンのように凶悪犯罪がひしめく区域になる可能性がありますね…w

切鮫刑事は認めようとしないけれど、
鶫ちゃんは積極的なので色々とイチャラブしてるのですよ。

JKに髪を乾かして貰うだなんて、イチャイチャしやがって…!
一緒にお買い物をして、一緒に料理を作って、一緒に食べて…
何だかんだで健全でありながらイチャラブ同棲生活を送っていると思うわけですよ。

ただ、この漫画は凶悪犯罪が頻繁に起こるので、
今回は鶫ちゃんも狙われしまい大変なんですけど、
二人の愛の絆のお陰で乗り越えるわけですよ…!
いやー、尊いですね…
お陰で鶫ちゃんの鉄面皮が崩れて、赤面顔も見られたし、
事件で大変な目に遭ったけど、結果オーライですよ。

それに、勘違いからとはいえ実家での挨拶イベントも発生しましたしね…

鶫ちゃんは筆談しかできないのにコミュ力高いなぁ…
ご家族にも受け入れられて、切鮫刑事も進退窮まってますね。
もうそろそろ諦めた方が良いのではないでしょうか?
大丈夫、鶫ちゃんは尽くしてくれるよ…!

:: 2023/9/30 土曜日::

■[漫画]攫われたキャスカ「ベルセルク」42巻

ベルセルク42巻ベルセルク42巻
出版社:白泉社
作者名:三浦建太郎
紙書籍通販:ベルセルク (42)
DMM電子書籍:ベルセルク (42)

不世出の天才、三浦建太郎さんが亡くなられたことで未完の大作となった「ベルセルク」
だが、その無二の親友であり物語の終わりまで打ち合わせをしていた森恒二氏が監修し、
その画業の弟子たちが作画をすることで、不完全ながら結末まで描かれることになりました。

もちろん、そのクオリティーは三浦建太郎さん本人が描かれるものではないから100点満点ではありません。
贔屓目に見ても90点がせいぜいだと思いますが、
それでも何も描かれない零点よりかは全然良い。
故人となった親友から託された森恒二氏の漢気には感じ入るものがありますしね…

彼らにしか描けない「ベルセルク」の続きは絶対に読んでみたいです。
三浦建太郎さんが何を目指して描いていたのか、是非とも知りたい…!

とはいえ、この42巻はとても非道いというか、悲惨な運命がガッツたちに待ち受けていて、
読んでてツラくてかなわないというか、キツかったですね…
折角安住の地に辿り着いたと想ったのに、
定理を覆すかのように現れたグリフィスがキャスカを攫うだけでなく、
その余波で島が崩壊して、現世から去る者が続出するとか…

ダナンちゃんにはキャスカのことで世話になったし、
イスマはイシドロと仲良くなれたというのに…
これは、本当にツラい…

何より、ガッツの心がバッキバキに折れたのが剣への信頼が崩れたことでしょう。
今まで異形の者どもを相手でも剣で叩き斬って活路を見出していたのに、
グリフィスには一太刀も当たらないとか、チートにもほどがありますよ。
どうやればガッツが立ち直るのか見当も付きません。

そこに泣きっ面に蜂の如く、船がクシャーンに襲われた訳ですが、
果たして彼らとの邂逅がどういったものになるのか…
本当に続きが気になるので、何とか完結まで描ききって欲しいです。

:: 2023/8/31 木曜日::

■[漫画]オタクで優しいギャルとの恋人契約「描くなるうえは」1巻

陰キャな上原くんの夢は漫画家になること。
しかし全力を込めた作品を持ち込んだら酷評されてしまい、諦めて原稿を捨てたくなったんだけど、
その原稿を陽キャギャルの宮本さんに読まれた上に褒められてしまう。
どうやら宮本さんも漫画家志望らしく、
原稿を読ませて貰うとあまりの上手さに劣等感に苛まされるんだけど、
宮本さんから恋愛漫画のリアリティを上げるために付き合って欲しいと言われて…

ヤングアニマルで始まった漫画家志望同士のボーイ ミーツ ガールですね。
同じ目標を持った同士というのはそれだけで惹かれ合いやすいのに、
好きな漫画まで一緒で多いに盛り上がれるというのは、
陰キャと陽キャという正反対でいながら最高の相性ではないでしょうか?

上原くんはどうしてもネガティブな考えに陥ってしまうんだけど、
宮本さんがグイグイと引っ張ってくれるんですよね。

恋愛漫画の妙を知るための疑似恋愛関係のはずなのに、
こうもグイグイとこられたらドキドキが止まりませんよ。

でも、ドキドキするのは上原くんだけじゃないんですよね。
顔に出さないだけ、上原くんに見せないだけで、
宮本さんもドキドキしっぱなしなのが最高に魅力的なんですよ…!

漫画を褒められたら嬉しいし、
狭いところで二人きりで密着して手を握れば赤面しちゃうし、
下の名前で呼ぶことが恥ずかしくて難しいし、
おでこコツンで赤面しちゃうし、
マスク越しのハプニングキスでもテンパってしまうのですよ…!

ギャルなのに純情乙女というのが実に良いんだよなぁ…
それでいてちゃんと夢を理解して応援してくれるし、
お互いを支え合える関係というのは実に尊いです…!

ラブコメ作品として実に良いので、多くの人に読んで欲しいですね!
面白いよ!

:: 2023/8/30 水曜日::

■[漫画]押しかけ名探偵妻は女子高生「ペンと手錠と事実婚」1巻

切鮫鋭二は真面目一筋で40年生きてきた堅物刑事。
とある事件現場で声を出さずスケブで筆談するJK梔子鶫と出会い、
彼女の推理力に助けられて事件を解決するに至ったんだけど、
何故か懐かれた上に、いきなり求婚されるのであった…!

更に、別の事件では真相を知りたくば婚姻届にサインしろと脅されて…

ヤングアニマルで始まった年の差ミステリーラブコメという、
色々なジャンルが悪魔合体したいような作品です。
まぁ、取りあえずは鶫ちゃんが可愛いのが素晴らしいので、
そこに注目すれば良いのではないでしょうか!

惚れたら結婚一直線というストレートなところが良いし、
手段を選ばず入籍まで突き進む豪快さも最高です。
自分の推理力という武器で実利をもぎ取るたくましさも良いですよね!
もっとも、声と画力の二つだけは中々手に入りそうにないですが…

切鮫刑事は真面目だからこそ、事件解決のためには婚姻届にサインするし、
法の番人だから民法を持ち出されたら従うんだけど、
ギリギリのところで留まるために同棲すれども帰宅せず、
という手段を取るほどに追い詰められてて、
可哀想なんだけどちょっと笑えますねw

押しに押されて遊園地デートさせられるわ、
クソダサシャツ着せられるわ、
更にはそこで事件発生して同僚に見られるわで本当に可哀想でめっちゃ笑っちゃいましたw

まぁ、鶫ちゃんの推理力…
というよりも鋭すぎる観察力が事件解決には有用で、
頼らざるを得ないのでね…
仕方ないよね…!

法律上で考えれば淫行は問題ですけど、
結婚は問題ないし、結婚後なら性的な関係もオールオーケーなので、
切鮫刑事は早く覚悟を決めれば楽になるんじゃないかな!?

:: 2023/8/29 火曜日::

■[漫画]人の縁「3月のライオン」17巻

3月のライオン17巻3月のライオン17巻
出版社:白泉社
作者名:羽海野チカ
作者twitter:羽海野チカさん(@chicaumino) / Twitter
紙書籍通販:3月のライオン (17)
Kindle版まとめ買い:3月のライオン
DMM電子書籍:3月のライオン (17)

獅子王戦(現実だと竜王戦)決勝トーナメントで5組優勝で勝ち上がった二海堂と、
4組優勝で勝ち上がった零くんとの対局が熾烈を極める…!
と思いきや、零くんは何を考えているのかわからない駒組みをして、
二海堂も困惑しながらも堅実に試合を運んでいるつもりだったんだけど…?

約2年振りの新刊ですけど、面白かったですね!
将棋の手順の妙は理解できないんだけど、
二海堂がジャックラッセルに例えたり、羽海野チカさんが絵にしてくれているので、
零くんがはしゃぎまくりながらも奇想天外なことをしているのはよく分かります。

それにしても二海堂は身体は弱く生まれたけれど、
人の縁はとても恵まれて成長できたんですね。

将棋という魂が燃やせるものに邁進できる環境を整えてくれて、
邁進するために必要な大切な心構えを叩き込んでくれた師匠。
そして面倒見の良い兄弟子と、終生のライバル。
人生はプラスマイナスで言うならもうとっくにプラスでしょう。

そして三日月堂のあかりさんですが、
彼女は彼女でとても良い仕事をしているんですねぇ…

祖父と祖母と母…
みんなが分け与えてくれたやわらかくてあたたかい光。
それをあかりさんが自分なりに作り出して、
地元の建設現場で周囲の人たちをみんな笑顔にしているのは、
とても強いと思いました。
こうやって人の縁は紡がれていくんだなぁ。

そして零くんの次の対戦相手の島田さんだけど…
面倒見の良すぎる島田さんは、過去を背負っているからこそ勝利へは貪欲なので、
今までとは別系統に進化し始めた零くんを見て「倒せる」と考えるあたり、
根っからの勝負師であり、棋士なんだなぁ…

それにしても銀座での圧力鍋といい、
あかりさんが作る手料理を見てるとお腹が空きますね…
これは深夜に読むものではないですよ…w

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