フラン☆Skin

成瀬くんはどこにでもいる普通の眼鏡オタク男子の高校生。
高校の入学式で出会ったのは推し作品の主人公ギャルにそっくりの美少女ギャルなんだけど…

実は、成瀬くんのことが大好きな内田さんが擬態した姿だったのだ…！
見た目はギャル！　中身はオタク！　やることはわりとストーカー！
そんな内田さんに振り回されたり、振り回したりするポンコツスクールライフが、今始まる…！

当ブログでは「キモオタ、アイドルやるってよ」でお馴染みの一色いたるさんの新作です。
読み切りから短期集中連載を経て、この度無事に単行本が出た次第です。
私は一色いたるさんのFANBOXに課金しているので読み切り掲載前から応援していたので感無量ですよ。
いつものノリで電子書籍で購入したのですが、初めての紙単行本ということもあるので、
記念に購入した方が良いのかもしれません。

さて、この作品は見た目は美少女なんだけど、中身はぶっ飛んだ内田さんが一番の魅力です。

大好きな作品の解釈一致オタだからと成瀬くんのことを将来の結婚相手だと定めてる…
という時点でわりとクレイジーなんだけど、
その成瀬くんの理想の相手となるために努力しているのは素晴らしいと思うのですよ。
ただ、思い込みが激しすぎるのだけは怖いかなー…

でも内田さんは見た目も可愛いし、巨乳なんですよ！

貧乳のマッドが格差に絶望するレベルで巨乳なんですよ！
そんな内田さんがおっぱいを当ててきているのに籠絡されない成瀬くんが信じられませんよ。
まぁ、成瀬くんは巨乳好きだから戦略自体は間違ってないと思うんですけどね！

できれば続刊して欲しいところなんですけど、どうなんでしょうね？
キモオタの続きの個人出版も楽しみに読んでるので難しいところです。

ちなみに第一話はこちらで読めます。

内田さんは絶対にギャルじゃない！｜カドコミ (コミックウォーカー)

もしくは作者のTwitterでどうぞ。

解釈の違うギャルに言い寄られる話（1/5）#漫画が読めるハッシュタグ pic.twitter.com/3LirsXLpcR

— 一色いたる (@sdr574) March 27, 2024

「キモオタ、アイドルやるってよ」の一色いたるさんの新作です。
キモドルは個人的にかなりの名作で今でもよく読み返してるんですが、
とても悲しいことに打ち切られてしまったという事情もあってなのか、
今回の新作は個人出版のKDPとなっております。
あ、BOOTHもあるみたいです。

twitterでも公開されているのでどんな作品かはそちらで確認することが出来ます。

JK勇者になりますっ！ pic.twitter.com/cMmKcVKy9e

— 一色いたる (@sdr574) April 26, 2019

JKがパンケーキを食べようとしたら偶然それが暗号で、
異世界に行って勇者になってしまったんだけど、
JKのノリで適当に生きていく感じです。

冒頭にキモドルの陽子が出ているのが良いですね。
確かにキモドルの作中でもそれっぽいこと言ってましたので、
この作品はキモドルのスピンオフと言っても良いかもしれません。
実際、今回もTSネタはあるしな！

JK勇者になりますっ！12 pic.twitter.com/KEdfvXvbQ7

— 一色いたる (@sdr574) May 2, 2020

しかしこんな性転換ポーションを作成できてしまうホモ暮ホモ美さんは凄いな。
まぁ、間違いなく全くの偶然で作れてしまったんでしょうけど。

JKのノリで魔王も魅了してマイペースに勇者をやってますが、
はたして魔王を倒すことができるのか。
そもそも勇者になる予定だった鈴木くんは父の敵だったはずの魔王が、
父の上司だったという真実に耐えられるのか。
そもそも女の子になってしまって大丈夫なのか。
というかこの元凶は嘘をついたお母さんじゃね？

とか諸々気になるのでのんびりと2巻が出るのを待ちたいと思います。
それとキモドルの続きをKDPで読めたらなぁ、と思う次第であります…

残念ながらこの3巻で打ち切りとなってしまいました…
ニコニコ静画の頃から好きで、
このブログで感想書いたり、
この漫画のためにマンガクロスアプリを入れて感想送ったり、
友人にも勧めまくったりと、自分なりに布教を頑張ってきたのですが…
力及ばず、悔しいばかりです…

打ち切りになったとはいえこの3巻も面白さは凝縮されています。
お気に入りの回もかなりあるんですが、
ラストスパートへ向かっている展開もアイドルモノとして熱くて良いけれど、
日常パートでの陽子も可愛くて好きなんですよね。
特に先輩アイドルの胡桃ちゃんに服をコーデしてもらう回が良いですよね！

もうこの時点で胡桃ちゃんが良い子なのがよくわかりました。
というかファンの子たちってちゃんと他のアイドルも見てるんだ…
むしろ、どうしても目についてしまうくらいに陽子の私服がダサすぎる可能性…！

まぁ、陽子は元々男の子なので女性のファッションに疎いという、
TS漫画的に普通にありえる設定なので仕方ないですよね！
むしろダサいことがTS好きにはご褒美というかね！
股がスースーするので、という理由でスカートが苦手というのはTS好きにはポイント高かったです！

そんなファッションセンスどころか用語知識も０な陽子と凛を、
見事なティーン・アイドルとして再誕させた胡桃ちゃんパネェっす！

やはりアイドルになれるだけあって元が良いんだなぁ…
というか、流石は陽子…　素材が良すぎる…

ただ、TS漫画として面白さはこの漫画の中ではむしろオマケで、
アイドルとして成長していく陽子の姿がこの作品の一番の魅力だと思います。
グラビア撮影の時も優しいカメラマンさんに教えて貰って、
等身大の陽子を撮影してもらうことで一皮剥けてたし、
リズさんが言う通り、自分が大好きなアイドルにならびたつ努力を惜しまず、
少しずつ成長しているんだけど…

どうしても成長が緩やかなので自信が持てない故に、
自分の体を痛めつけるほどの努力をしてしまって骨折とか、ツラいなぁ…
そんなツラい時の陽子を救ってくれたのが、
熱心な信者、もといファンの一言というのが嬉しいですすよね。
ファンとアイドルは相補的なものであり、Win-Winの関係なんだなって。
そういったのが今のアイドルの形なんだなって思いました。

正直、未だにこの漫画がここで終わるのは納得できないというか、残念でなりません。
確かに画力はまだアマチュアくさいところはあるけれど、
漫画としての面白さは十二分にあると思うだけに、
ただただ勿体ない、と感じてしまいます。

また気が向いた時にでもニコニコなりtwitterなりで描いて欲しいものです…

「キモオタ、アイドルやるってよ」番外編（1/2） pic.twitter.com/H0GPmRcalv

— 一色いたる@3巻発売中 (@sdr574) November 22, 2019

「キモオタ、アイドルやるってよ」番外編（2/2） pic.twitter.com/PWjfBcvQN2

— 一色いたる@3巻発売中 (@sdr574) November 22, 2019

とか言ってたら描いてくれたよ…！
ありがてぇ、ありがてぇ…！

中学生ドルオタが目を覚ましたら美少女になっていた…

そんなTSな冒頭から始まった本作ですが2巻も面白いです。
頑張って大好きなアイドル”プラチナムーン”のオーディションに合格した陽子が、
アイドルとして成長していく姿が眩しいですね。
基本的にコメディ4コマなので読むのが単純に楽しいというのがあります。

TSで美少女になるもぼっち人生は変わってないので、
顔面偏差値は高いのにぼっちネタを炸裂させるのは笑ってしまいます。

いや、笑っては申し訳ないんだろうけどね。
でも、笑ってしまう…！

基本的に陽子は頑張ってるんですよね。
アイドルが大好きだから、センターを任せられたら、
ボイトレもするし、体力作りも始めるんだけど、
その意識の高さについていけてないのは…　残念ですね…

でも、作中でも言われていたけれど、
アイドルというのは頑張る姿が尊いんですよ。
完璧だからアイドルなんじゃない。
完璧を目指して頑張るからアイドルなんだと。

そんなアイドルの本質を先輩に再認識させてもらって、
一皮むけた陽子は見事に化けましたね…！
これはもう、充分にアイドルだよ…！

でもまぁ、たった一度の成功体験だけで、
今までのぼっち人生がチャラになるかというとそんなわけもなく。
これからしばらくはアイドルとして頑張る姿と、
ぼっちネタを見せて楽しませてくれるんだろうな、と思います。
でもまさか、握手会の練習のために骨格標本を使うとは…
ここまで凄まじいぼっちネタは初めて見たかもしれない…ｗ

それとTSネタもまた入れてくれてたのは嬉しいですね！

美少女になった陽子、初めての女子トイレで音姫と出会う…
こういった、女性になって体感する性差はTSあるあるですね。
他にもスキンケアの意識差とかあったけど、
次はそろそろ下着選びとかの可能性もあるかもしれない…！