僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2012/9/29 土曜日::

■[漫画]決戦! レベロント!「ユーベルブラット」12巻

ユーベルブラット(12) (ヤングガンガンコミックス)
著者/訳者:塩野 干支郎次
出版社:スクウェア・エニックス( 2012-09-25 )
コミック ( 220 ページ )
作者サイト:塩野干支郎次のサイト ethereal shine
作者twitter:塩野干支郎次 (etoroujishiono) は Twitter を利用しています

3冊同時刊行とか塩野干支郎次さん死ぬんじゃないかと!
まぁ、内一作は今回がラストなんで問題ない…、のか…?

「ユーベルブラット」はこの12巻からがビッグガンガンでの復活した分が収録されています。
初っ端からカラーでエルサリアさんの全裸が見られたりとサービスシーンもありますが、
表紙の黒さから分かるようにダークファンタジーっぷりは相変わらずです。

帰還したケインツェルと城攻め屋”無敗”のベッツェガルムとの再会は熱いよなぁ。
こういった「姿が変わっても一目で分かる」「十年以上前の約束を忘れず違えない」
というシチュエーションが私は凄く好きなのでこの12巻では一番好きな場面です。
例えベッツェガルムがずんぐりむっくりなおっさんだろうと関係ないですよ。
再会を果たせた男泣きの顔は最高に格好いい!

対して選帝侯に攻め寄せるレベロントの息子、グエルードはコンプレックスの塊であるが故に、
ケインツェルを討つという妄執に囚われて自分だけではなく部下もろとも自滅する道に…
レミングの行進の如きグエルードの暴走と死、そしてレベロントにも宿る復讐の炎と、
復讐の連鎖が生み出す暗黒の流れはある意味ダークファンタジーらしいです。

そしてそんなレベロントVSケインツェル&選帝侯の対決の最中、
沈黙を守っていたイシューディーンの参戦とまさかのグレンの参戦。
死んだはずのグレンが何故復活できたのか。
そしてどうやって若返った姿でいるのか。
謎が謎を呼ぶクライマックスが近いと感じさせる物語の臨界点なだけに、
続きも凄く気になります。
うーむ、楽しみだ…

■[漫画]シリーズ完結!「ブロッケンブラッド」9巻

ブロッケンブラッド 9 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:塩野 干支郎次
出版社:少年画報社( 2012-09-25 )
コミック ( 177 ページ )
作者サイト:塩野干支郎次のサイト ethereal shine
作者twitter:塩野干支郎次 (etoroujishiono) は Twitter を利用しています

遂にシリーズ完結!
…なんですがぶっちゃけ今までと何も変わらないというか、
むしろいつも通りな内容であります。

2話目以降は常にネタ切れの血を吐きながら続ける悲しいマラソン状態だったみたいですが、
常に豪快で見開きを惜しげ無く使うコメディっぷりで完走されてお疲れ様、としか…
何だかんだで結局健一の正体がバレることはないし、
そもそも健一は振り回されるだけというのも終始一貫していましたが、
楽しかったのは事実です。(笑

ラストは意外…、というかいつも通り斜め上のラスボスに、
オールスター競演のフルカラー見開きで豪華で最終回に相応しい絵面だったと思います。
健一のほぼ全裸な姿も見ることができましたしね!

何というか、怪作、という言葉がぴったりな作品だったと思います。(笑

:: 2012/2/11 土曜日::

■[漫画]2年弱の沈黙を破り、傑作ダークファンタジー復活!「ユーベルブラット」11巻

ユーベルブラット(11) (ヤングガンガンコミックス)
著者/訳者:塩野 干支郎次
出版社:スクウェア・エニックス( 2012-02-09 )
コミック ( ページ )
作者サイト:塩野干支郎次のサイト ethereal shine
作者twitter:塩野干支郎次 (etoroujishiono) は Twitter を利用しています

正直申しますとヤングガンガンでかなり好きな作品で単行本も揃えてたんですが、
長期休載に入って全く音沙汰がないし、更に他誌で色々描き始めたから、
こりゃー、エタった(連載中断)かなーと思って単行本全巻手放しちゃったんですよね…
それがここへきてビッグガンガンへ移籍してのまさかの復活ですよ!
や、やばい、早く買い戻さないと…!

「ユーベルブラット」のことを軽く説明するとファンタジー世界での復讐劇です。
かつて皇帝に賜った槍を携え、人数を減らしながらも地の果てで任務を果たそうとした11人の戦士。
しかし直前で怖じ気づいた7人は任務を果たさなかったばかりか、
命からがら任務を果たしてきた4人を抹殺!
更に手柄を横取りするだけではなく、4人に裏切りの汚名を着せるという暴挙に及ぶ。
そして本人たちは帝国で七英雄として要職に就いていた。

されど殺された4人の内、最強の剣士”刃匠”アシェリートだけは落とされた谷底で妖精を貪り食い、
20年を掛けて融合を果たし、亜人の少年ケインツェルとして辺境に現れる。
そして遂に復讐の刃を七英雄に向けるのだった。
残る七英雄は4人…

という訳で10巻ではケインツェルと同じく裏切りの汚名を着せられたクファーの忘れ形見との名勝負を繰り広げ、
兄弟子として奥義をわざと伝承させてあげたかのようだったケインツェルに、
七英雄のレベロントが恐怖からか砲撃を浴びせかけた所で終わっていました。
そして11巻からはレベロントの横暴とも言える振る舞いと、イクフェスの”刃匠”という称号の継承。
またレベロントに抗う勢力である選帝侯とその娘エルサリアの台頭と、
そこに派遣されるレベロントの息子、と勢力の動向が多く見られる11巻でした。

いやー、雑誌読んでたはずなのに単行本になるまで長かったからか読み返すと新鮮というか。
何はともあれ続いてくれて嬉しいですよ。
ちなみにこの11巻の直後が描かれているのが先月号のビッグガンガンだったりします。
特に12巻で収録される復活1発目からケインツェルが大活躍&城攻め屋が正体に気付くというファン垂涎の展開!
今から12巻が楽しみでならないですよ!

ちなみに復活第一号で表紙を飾っている12月発売のビッグガンガンですが、
Amazonではプレミア価格になってるんだけど、やっぱりファンが多かったりするからなんでしょうか…?

ビッグガンガン 2012 Vol.01 1/22号

:: 2012/2/10 金曜日::

■[漫画]可愛い男の娘は正義!「ブロッケンブラッド」VIII

ブロッケンブラッド8 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:塩野 干支郎次
出版社:少年画報社( 2012-02-09 )
コミック ( ページ )
作者サイト:塩野干支郎次のサイト ethereal shine
作者twitter:塩野干支郎次 (etoroujishiono) は Twitter を利用しています

単行本3冊同日発売という、塩野干支郎次さん仕事量を心配してしまうイベントですが、
全部出版社が違うというのもまた珍しい気がします。
本屋でも全部並べて平積みされていたし営業さんも頑張ったのかな。
しかしどれも作風が違うのがまた凄い…

コメディ担当の「ブロッケンブラッド」ですが今回も相変わらずです。
作中で何度も時代劇をネタというかフィーチャーしていますが、
この作品自体も時代劇的な定番というか安定感がありますよね。
しかしそろそろ徳川宗家に怒られるんじゃないかと思うほど、
徳川将軍ネタが多いっすなー

そして今回は徳川ネタだけではなくてジオン公国ネタもあったりと、
ネタのバリエーションは増えましたけど、内容と言うかノリそのものはいつも通り。
爆発オチやらノイシュバンシュタイン桜子のサービスショットで見開き多用したりするのも、
いつも通りと言えばいつも通りであります。

しかし明日香の煩悩エネルギーに目を付けられたりと、
ネタがネタを生んでいる状態ですね。(笑
煩悩をエネルギーというと横島忠夫を思い出しますが、
そういえば横島と美神さんもネタにされてたっけ…

今回は久しぶりにあのお嬢様が出てきたりとキャラのリサイクルもされてましたので、
旧来のファンとしても嬉しいですね。
それにしてももう8巻とは…
一体どこまで突き進むのか、ノイシュバンシュタイン桜子ちゃん…

:: 2010/11/10 水曜日::

■[漫画]親子で魔女っ娘!「ブロッケンブラッド」VI

ブロッケンブラッド6 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:塩野 干支郎次
出版社:少年画報社( 2010-11-09 )
コミック ( ページ )
作者サイト:塩野干支郎次のサイト ethereal shine

最早留まるところを知らないというか、一体どこへ行くのか。
そもそも主人公の桜子ちゃんがあずかり知らぬところで事件が動いているどころか、
事件の解決そのものも桜子ちゃん以外が担ってる感が増えてきた今日この頃。
もうブロッケンの血族って事件の合い言葉にしかなってないよね。(笑

今回の見所は巻頭カラーでスカートめくりされる桜子ちゃん(健一)の、
ぷるるんとした柔肌なのは間違いないのですが、
今まで便利に登場していた桜子ちゃんの替え玉ちゃんメインの話も見逃せません。
というか、替え玉ちゃんにもやっぱり人生があったのねぇ…(当たり前

そしてやはりというか何というか。
健一の母が変身魔女っ娘だったのは想定内でしたが、
お父さんの健介さんも魔女っ娘でしたね!(笑
薫子ちゃんというネーミングといい、ここら辺は遺伝なんでしょうか…

もう既に安定してきた感が強いですが、それでも面白いです。
女装をキーにしたコメディ作品としては随一の面白さがあると思います。
それにしても明日香の扱いがどんどんヒドくなる気が…
まぁ、本人が幸せそうだから良いか…(笑

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