僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2010/12/5 日曜日::

■[漫画]さみだれファン垂涎!「惑星のさみだれ 完結記念特別小冊子」

届いたぞやっほい!

OURs本誌でやってた応募者全員サービスのさみだれ小冊子ですが、
昨日無事届きましたよー
多分今日あたりには応募した人はほぼ行き渡ってるんじゃないかと。

完結記念ということで今までの店舗特典や未収録のカラーページな等、
既存の水上悟志さんのイラストだけでなく、
この小冊子だけに描き下ろされた第64.5話が16ページも!

獣の騎士団で最年少だった太陽の軌跡が描かれてるんですが、
これがまた素晴らしくてですね!
太陽が眼鏡掛けるようになったり受験に失敗したり、
地味にアロハシャツの伏線を回収したりと凄くお得感が高い番外編でした。
こりゃー、読まなきゃ損だよなー

他にも色んな漫画家さんからのイラストや漫画が収録されてるんですが、
やまむらはじめさんは予想通りに白道さんでした。
しかも2枚。
いやー、おっぱい大好きなやまむらはじめさんが白道さんというのは予想できましたが、
まさか2枚も描いてくるとは予想以上でしたよ。(笑

それとおがきちかさんが白道さんと風巻さんの短編を描いてるんですが、
二人が付き合うキッカケを補完しているんですが…
無言で写メる白道さんは何度読んでも笑う。(笑
しかしおがきちかさんと水上悟志さんの繋がりが始め判らなかったけど、
そういえばおがきちかさんもOURsやOURs Liteで連載経験があるんでしたね。
すっかり忘れてたよ…

それにしても頼んでおいて良かったよー
これは読まないとさみだれファンとして涙で枕を濡らすこと間違いなしですね!
OURs本誌を購読しといて良かったー

:: 2010/11/30 火曜日::

■[漫画]終わる物語と続いていく物語「惑星のさみだれ」10巻

惑星のさみだれ 10 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:水上 悟志
出版社:少年画報社( 2010-11-30 )
コミック ( ページ )
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志 (nekogaeru) on Twitter

面白かった…

感想はもうこの一言に尽きます。
多くを語ることが野暮になるくらい、シンプルに面白い。
頭で考えるよりも前に心で面白いと感じてしまう―。
そんな素晴らしい名作中の名作でした。

アニマとアニムスの物語は9巻で終わり、
ラストを飾るのは惑星を砕く者、朝日奈さみだれの物語。
自分でも止められないさみだれの想いを、
獣の騎士団みんなの願いを受けた夕日が受け止める瞬間は、
何度読んでも心が震えてしまいます。

さり気ない伏線が多いので何度読んでも面白いんですよね。
作品のタイトルが最後を飾る伏線だったと知った時には感動すらおぼえました。

エピローグもたっぷり取ってあり、
瞼の内側から熱いモノがこみ上げてくるノイたちとの別れだけでなく、
物語が終わってから10年後、最終決戦前日に呼び出された夕日から語られる、
10年後のみんなのことは本当に感慨深かったです。

「少年から大人になるってのはこういう事だ!!」

そう帯に書いてある通り、東雲半月という大人の背中を見て成長し、
茜太陽という子供に見られることで大人になっていく物語でもありました。

ラストを締めくくるカラーページは本当に素晴らしく、ただただ最高で…
「惑星のさみだれ」を読んでいて本当に良かったと思います。
全10巻という長さで一切の中だるみもなく、全てが読み所でした。
水上悟志先生、こんな面白い漫画を描いてくれて本当にありがとうございました。
文句なしに私の中で殿堂入りの作品です。

:: 2010/5/19 水曜日::

■[漫画]最後の戦い「惑星のさみだれ」9巻

惑星のさみだれ 9 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:水上 悟志
出版社:少年画報社( 2010-05-19 )
定価:¥ 590
Amazon価格:¥ 590
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4785933852
ISBN-13 : 9784785933852
作者サイト:続・みずかみ小屋

この熱さ、この面白さ、この胸の高まりを言葉にするのは難しいなぁ。
仲間との出会い、そして死という名の別れ、過去のトラウマの克服、
1巻の頃からコツコツと積み上げてきたもの一つ一つの集大成としての、
この最終決戦での盛り上がりは筆舌に尽くせないものがありますよ。

近未来、双子のサイキッカーとして生まれたアニマとアニムスの物語は遂に終息へ。
幼いアニムスの暴走しがちなトリガーを常に諫めてきたアニマが、
外的要因によりトリガーが引かれたアニムスを止める為の果てしなく長い旅路の終わり…

年齢差に関係なく、獣の騎士団一人ひとりがそれぞれの想いを胸に精一杯全力を出し切り、
十二体目、ビスケットハンマー、アニムスとの連戦を勝ち抜いていく様がカッコイイし興奮するんですよ。
例えるなら、ドラクエ3で全力で鍛え上げてきたPTでゾーマとの戦いに臨んだ時のソレが近いですね。
装備も万全にしてきたけど、バラモスゾンビが立ちはだかったりゾーマの凍てつく波動が強烈で何度も瀕死になるも、
それでも諦めずに立ち向かった時の脳内でアドレナリンがドバドバ出てくるあの興奮!
やっぱりこの興奮は獣の騎士団の誰一人余すことなく思い入れや感情移入しまくってるからこそなんだと思います。
誰か一人が欠けてしまったら絶対に届かないだったであろう勝利だからこそ、感動も一入なんですよねぇ…

そして大いに興奮しまくるこの作品も次の10巻で遂に完結です。
アニマとアニムスの物語はここまでだけど、この作品はタイトルの通り朝日奈さみだれの物語。
地球を砕く最終目標を持つさみだれと、その騎士である夕日がどういった結末を描くのか。
幼き日に出会った二人が、数々の出会いと別れと再会を経てどういった結論を出すのか。
もう今から楽しみで仕方ありません。

今からドキドキが止まらない…!

:: 2009/11/12 木曜日::

■[漫画]希望は絶望の隣にありて…「惑星のさみだれ」8巻

惑星のさみだれ 8 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:水上 悟志
出版社:少年画報社( 2009-11-10 )
定価:¥ 590
Amazon価格:¥ 590
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4785932627
ISBN-13 : 9784785932626
作者サイト:続・みずかみ小屋

いやー、本当に「惑星のさみだれ」は毎回面白すぎて困りますよ。
敵を含めたキャラクターの魅力が大きいのは勿論、
どんな小さなコマや台詞でも見逃せない面白さがあって、
何度読み返しても飽きないんですよね。
ちなみに8巻での一番要チェックなのはカバー下のさみだれの生脚だと思うのだがどうか。

物語としては11体目との戦いと、夕日の試練(色々な意味で)が大きなイベントだったかな。
前者の場合は風巻さんの泥人形に焦点が当たっていたけど、
個人的には11体目が擬態した9体目に怯まず、
太朗の「荒神」を炸裂させた花子が大きく扱われてなかったけどグッときました。

そして祖父の死を契機に夕日がアニマに課された試練がまた熱い!
連載初期に張られていた伏線が遂に回収されて…、
もうぶっちゃけますが、東雲さんとのバトルですよ!
アニマの力で友情出演的だとしてもあのヒーローが復活した訳ですよ!
これが盛り上がらずに居られましょうか!

また、夕日のもう一つの試練(?)として白道さんのフラグ回収があるのですが、
白道さんがSの悦びに目覚めつつも基本的に乙女脳の持ち主で、
正直赤面している白道さんが超絶に可愛くてたまらん訳ですよ。
しかしアレですね…
白道さんのおっぱいの揺れは是非動画で見たいと思いました…
アニメ化に期待!(おっぱい的な意味で

:: 2009/5/15 金曜日::

■[漫画]子供たちと大人(ヒーロー)「惑星のさみだれ」7巻

惑星のさみだれ 7 (7) (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:水上 悟志
出版社:少年画報社( 2009-04-30 )
定価:¥ 600
コミック
ISBN-10 : 4785931531
ISBN-13 : 9784785931537
作者サイト:続・みずかみ小屋

7巻の物語の中心となるのは表紙になっているように、
お互いを思い合い、固い絆で結ばれている昴とユキと、
家族から疎遠で一人きりな太陽の年少組の三人。
そして三人の身近な大人である夕日と三日月の二人です。

かつて東雲半月がその背中で夕日に大人とは何かを教え、
弟の三日月には目標であり、越えるべき山となっていたように、
夕日と三日月は子供たちには頼りになる大人として、
半月の意思を継ぎ、ピンチを助けるヒーローとして登場する場面は半端なく格好いいぜ。

そして夕日が自分に似ていると感じた孤独な子供の茜太陽。
かつて半月と知り合ったことで夕日の頑なな心が変わったように、
夕日と触れあうことで太陽の心が変化し、行動に移していくのを見ると、
死してなお影響を及ぼす半月の偉大さと、大人とは何かを考えさせられます。

しかし太陽たちには格好いいとこを見せる夕日だけど、
白道さん相手だとヘタレ主人公というか何というか。
白道さんもアニメ雑誌買う所を見られたりと相変わらず地味にダメージ負ってるし、
色々と報われない人ですね…(笑

ちなみに7巻の帯付いている応募券+5,6,7月号のアワーズいずれかの応募券で、
ドラマCDが実費頒布されるとのことなのでファンの人は買うべきだと思います!
水樹奈々がさみだれで白道さんが桑島法子かー…
どんな内容になるのか今から楽しみです。

:: 2008/10/30 木曜日::

■[漫画]勇者 日下部太朗の物語「惑星のさみだれ」6巻

惑星のさみだれ 6 (6) (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:水上 悟志
出版社:少年画報社( 2008-10-29 )
定価:¥ 590
コミック
ISBN-10 : 4785930500
ISBN-13 : 9784785930509
作者サイト:続・みずかみ小屋

太朗が死にました。

料理が好きで、気難しい夕日が気兼ねなく接せられる友人で、
幼馴染みと朝のドッキリイベントをしたり、二人乗りしたりと、
青春まっただ中を生きる日下部太朗が死にました。

地球を守る為、というよりむしろ花子を守る為に力を磨き、
その願いも全て花子の為に捧げ、命すらも捧げた太朗。
騎士の願いで花子が一度致命傷を受けても回復出来ることを知りながら、
それでも咄嗟にかばうという、無駄死にとも取れる最期でしたが、
太朗の死は決して無駄死になんかじゃなかった。

皆に愛され、花子の隣には子供の頃からずっと居続け、
花子との思い出も数え切れないほど持ちながらも逝ってしまった太朗。
皆の心に何かを残し、掛け替えのない穴を穿っていった太朗。
ラストの花子の涙と慟哭がただただ心に響いてきます。

半月の時もそうでしたが、この漫画では容赦なく死を描きます。
読む者に虚脱感と喪失感を味合わせてくれます。
味方をかばって死に、かばわれた相手は騎士として覚醒するという、
残された者に確実に何かを残す死に方なのがせめてもの救いですが…

太朗、やっぱりお前は勇者だと思うよ。

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