僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2024/2/18 日曜日::

■[ラノベ]学園青春モノと言えば文化祭!「新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち」6巻

達也のせいで論文コンペが消えて、代わりに開催されるようになった九校フェス。
九校合同の文化祭のようなイベントになっており、各校は準備に大忙し。
そんな中で生徒会長交代とともに生徒会に引き抜かれたアリサ。
茉莉花はアリサがいないなら風紀委員をやる理由がないので辞めようとするのだけど…?

キグナスの乙女は爽やか青春学生モノって感じなんだけど、
達也が絡むと途端にきな臭くなるのでアリサたちが可哀想ですねw
まぁ、明のように達也を崇拝し、努力を積み上げている子もいるので、
達也が切り拓いた魔法師たちの道というのは無駄ではなかったのだな、とも感じるんですけどね。

そんな明が堀越先輩と協力して作った出し物ですが…、面白いですね!
現実でもVRやARが色々と実用化され始めているだけに、
魔法を使ってよりリアルな体験を作り出すというのはフィクションとしてとても良いですよ。
しかも達也が目標としている兵器以外の魔法の使い方として、とてもマッチしてますし。
娯楽を作るのが得意な日本らしいモノ作りだと思います。

そして裏で巻き起こっている達也を狙った海外マフィアの暗躍ですが、
九島家が頑張っているけれど、まだまだ黒羽の方が一枚上手ですね。
元老院も動いているけれど、やっぱり四葉は別格なんだなぁ、と思わせられます。
黒羽姉弟は既に大学生みたいだけど、アリサたちと絡むことはあるのでしょうか?

アリサたちの平和のためには、あまり四葉と関わり合いにならない方が良いと思うけれど、
明が達也に招待されちゃったからなぁ…
もしかしたら次巻あたりで対面したりするのかもしれませんね。
ちょっと怖いけど、楽しみです。

:: 2023/2/16 木曜日::

■[ラノベ]茉莉花の新魔法「新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち」5巻

総合優勝は逃したけれど、全力は出せた九校戦が終わったけれど、
茉莉花にはは月末に「全日本マーシャル・マジック・アーツ大会」がある!
小陽のツテで合宿できることになったんだけど、
合宿先では前作で活躍したOGの千葉エリカが指導してくれて…

司波兄妹は出なかったけれど、レオとエリカが出てくれましたね。
特にエリカは師匠ポジションで出てくれた上に、
茉莉花を武人としての頂きを見せて、魅了するほどに格好良かったですからね。
前作からのファンとして嬉しかったです。

もちろんレオも硬化魔法を授けたりと活躍してたけど…
硬化魔法自体は達也が作った魔法式で、
その魔法式の特異性に目が行ってしまいますからね…
どうしても、レオ本人の印象が薄くなっている感は否めないというか…
まぁ、全く出番がないメイジアンカンパニー編よりは、出番があっただけ良かったと思いますw

大会での茉莉花と茜の戦いも熱かったですね。
茉莉花がエリカの技とレオの魔法を身に付けたように、
茜もレイラから技を習っていて手強くなってたので、
前回以上に高度な技の応酬で読み応えがありました。

それにしてもアリサは本当に茉莉花のことが大切なんですね…
ただ、茉莉花のことで無茶をやりすぎだと思うので、
周りは心労で大変だろうな、と思いますw
頑張れ、シスコンの勇人…!

:: 2022/8/18 木曜日::

■[ラノベ]青春を邪魔する汚い大人たちの思惑「新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち」4巻

魔法科高校の祭典の一つ、九校戦が開催!
新人戦クラウド・ボールの選手として抜擢されたアリサだけでなく、
茉莉花もミラージ・バットの選手候補として練習することに!
しかし、高校生たちの純粋な想いを踏みにじるかのように、
大人たちの思惑が邪魔をしてきて…

前シリーズでは九校戦と言えば他国マフィアからの妨害とか、
国内勢力の派閥争いと色々と問題が起こっていましたが、
超高校生級の司波達也がいないと、そういった汚い大人たちの思惑から守られないんですよね。
今回は司波達也以外で国防を担うための次期戦力のスカウト、
という元老院議員の思惑が働いて生徒たちに親からの過剰なプレッシャーがかかり、
本来の実力が発揮できないどころか、本番で活躍できないという悪循環に陥っていて、
本当にこの世界の大人たちは余計なことしかしないなぁ、と思います。

そんな大人たちの思惑とは関係なく頑張るアリサと茉莉花ですが、
ライバルとなる三高の選手たちの熾烈な戦いが熱かったですね。
アリサが明の発案で仕掛けた小細工じみた策略が功を奏して勝ったと思ったら、
茉莉花が茜に仕掛けられた小狡い策略に手子摺って負けてしまうのは、
何というかお互いさまだな、と思いましたね。

まぁ、何だかんだとありつつも、
良い刺激を与えるライバル関係になってるんじゃないかな、と思います。
アリサはどうしても攻撃的になれないと悩んでいたけれど、
茉莉花のためならそんなことを簡単に克服できそうだな、とも思いました。

続刊の内容は未定みたいですが、
そろそろ司波兄妹が出てきて欲しくもあるので色々と気になるところです。

:: 2022/2/19 土曜日::

■[ラノベ]部活にかける青春「新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち」3巻

十文字アリサと遠上茉莉花の親友二人の魔法科高校の学園生活も3冊目。
今回は茉莉花が所属するマーシャル・マジック・アーツ部の話と、
学園生活といえば当然やってくる期末試験の話がメインでしたね。

茉莉花がライバル視している一色茜ですが、
その対策をするために熱心に訓練に励む姿はとても青春してましたね。
魔法オタクな先輩から情報を仕入れて、
十文字家の施設とノウハウを使って特訓とか魔法科高校っぽかったですし、
試合の内容も魔法を駆使した高度なもので読み応えがありました。

そして期末試験の方ですが、
こちらは茉莉花のちょっとポンコツなところが見え隠れしていて、
これはこれで微笑ましかったですね。
レポート提出をど忘れしちゃうとかあるあるです。
アリサが見た目も中身も完璧なだけに対比してポンコツに見えちゃうけど、
A組なだけあってわりと優秀ではあるんですけどね…

今回はスパイものとしてもラブコメとしてもあまり進展はありませんでしたが、
個人的にはこれくらいの塩梅が丁度良かったです。
九校戦の話題がチラホラ出てきたことから考えると、
次巻あたりで始まったりするのでしょうか?
前シリーズでも好きだったので、今の九校戦がどんなのかを考えるとワクワクしちゃいますね。

:: 2021/7/22 木曜日::

■[ラノベ]勉強と部活と青春と「新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち」2巻

十文字アリサと遠上茉莉花。
まるで姉妹のように育った二人が魔法科高校に入学してから始まる、
高校生らしい日常を綴った第2巻です。

前シリーズと違ってバイオレンスなことはほぼ無くて、
勉強と部活に全力で打ち込んでいる少女たちの姿がメインなんですが、
あとがきを読む限り今後はちょっと不穏な感じになるかもなのが心配ですね。
できればこのまま百合メインの青春物語であって欲しいのですが…

勉強の方は現在の魔法科高校の制度の変化を交えつつ丁寧に説明されてて、
魔法という現象を扱うからこそのカリキュラムがあって興味深かったです。
実技の内容も具体的に語られていて、
考察がちゃんと深くなされているんだなぁ、と感心しました。

部活では今回はアリサが所属するクラウドボールの話がメインでしたね。
三高の緋色浩美という新キャラを相手に活躍してましたが、
今回は相手が初見だったから善戦してたけど、
次はもっと苦戦しそうな気がします。
まぁ、次の時にはアリサも成長しているんでしょうけど。

しかし、茉莉花はシスコンというか何というか…
アリサに少しでも男の影があると嫉妬全開とか…
こりゃアリサの結婚相手は攻略難易度が高くて大変だろうなぁ…
茉莉花だけじゃなく、十文字克人もいるんだもの…
唐橘くんだと役者が不足しているかもしれないなぁ…
大丈夫かしら…

:: 2021/1/11 月曜日::

■[ラノベ]青春・学園・友情・百合「新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち」1巻

「魔法科高校の劣等生」シリーズは完結しましたが、
司波兄妹が主人公の続編とは別に、
新たな高校生主人公のシリーズもまた一つ始まりました。
それが、この「新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち」です。

今回のシリーズの主人公は十文字先輩の異母妹、十文字アリサです。
先代当主が再婚する前に二股をかけていた亡命ロシア人との間に出来た娘で、
中学生までは北海道で育ったけれど、
十文字先輩がその存在を知り、十文字家特有の疾患の予防のために引き取ったことで物語が始まります。

アリサと幼馴染みで姉妹のように育った遠上茉莉花の二人が、
仲睦まじく第一高校で青春を謳歌する、百合っぽいストーリーです。
学園モノと言いながら世界相手に戦いまくっていた司波達也に比べて、
部活動や授業に積極的に関わっているあたり、
学園モノとしてはこちらの方がしっかりしているようにすら感じられます。

それにしても達也が伝説の存在みたいになってる上に、
VIPとして認識されているあたりはニヤリとできますね。
前シリーズで出てきた中では教師だけではなく、
三矢さんとかはまだ在校生なので再登場してましたね。
わりと苦労人っぽかったですが…

それにしてもアリサと十文字先輩の関係ですが、
異母兄妹というよりも親子みたいに感じましたね…
まぁ、十文字先輩の貫禄がありすぎるせいなんでしょうけど…w

それと茉莉花の実兄ですが、メイジアンカンパニーに出てきた人ですよね。
あちらと話がクロスオーバーすることあるのかな…?
幼馴染みをほっといて別の女に入れあげるとか、
茉莉花がメッチャ激怒しそうなんだけど大丈夫なのだろうか…w

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