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:: 2014/11/25 火曜日::

■[漫画]20年を終えて「新世紀エヴァンゲリオン」14巻 プレミアム限定版

今となっては誰もが名前を聞くことになった「新世紀エヴァンゲリオン」
そのコミカライズはTV版放送と前後する形で少年エースで始まりました。
作者の貞本義行さんは当時GAINAXでキャラクターデザインも手掛けていたので、
連載は非常にスローペースになったがために結局完結するのに20年掛かったわけです。
2クールアニメのコミカライズに20年とか時間の使い方が贅沢すぎますが、
その作品がエヴァで作者が貞本義行だからこそ出来る贅沢だと思います。

ご存知の人も多いと思いますが、
この漫画版は通称「貞本エヴァ」と言われるほどにTV版劇場版とも若干異なってます。
特にシンジの性格がアニメよりも内罰的じゃなくなっている所が大きく、
それ故に結末が違ったものになってます。
元々この貞本エヴァがTV版でやりたかったのかもしれませんが、
この結末だとあれほど盛り上がることはなかったのかな、とも思います。
いや、貞本エヴァは貞本エヴァで傑作だと思いますし、
何よりこの結末には充分満足しているのですが。

また、本誌での完結からかなり時間が掛かっただけあって、
巻末にはセカンドインパクト前の真希波・マリ・イラストリアスと、
碇ユイとの関係を描いた番外編が収録されています。
貞本エヴァと新劇場版が厳密に同一とは言えないかもですが、
謎が多かった真希波の正体が少し分かったのは嬉しい誤算でした。

今回の限定版は全14巻が収録出来るブックシェルフとCDが付属しています。
CDの内容は貞本さんの作業BGM的なそれで、貞本さんの趣味全開ですが、
曲に合わせたイラストが描き下ろされているのは良かったかな。
どちらにしろファンアイテムなので、普通の読者は不要かもしれないですね。

何にしてもこれでエヴァは一つの区切りが付きましたが、
新劇場版の方もまだ残っているので油断は出来ないです。
それにしても私は20年以上エヴァに捕らわれていることに驚きですよ。
オタク道に転落したキッカケの一つなだけに思い入れはありますが、
そろそろ解放されたい所です。(笑

:: 2012/11/7 水曜日::

■[漫画]少年よ、神話になれ「新世紀エヴァンゲリオン」13巻 プレミアム限定版

新世紀エヴァンゲリオン (13) 【プレミアム限定版】 (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:貞本 義行
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2012-11-02 )
コミック ( 180 ページ )

今月17日に遂に新劇場版Qの公開が控えている「新世紀エヴァンゲリオン」
11/2は単行本、11/9は新劇場版序TV版、11/16は新劇場版破TV版と、
毎週がエヴァ尽くしな11月の最初を飾ったのがこの、
「新世紀エヴァンゲリオン」13巻プレミアム限定版です。

限定版の内容ですが、扉絵を収録したミニ画集と3Dポストカード、
そして描き下ろしポストカード6枚セットの同梱版です。
ミニ画集の方はモノクロなんですが、ポストカードの方はカラーです。
また、同日発売のヤングエース 2012年 12月号には単行本直後の話を収録したミニ冊子が付属していますので、
そちらを手に入れれば続きが読めるようになっています。

さて、肝心の内容ですが展開としては旧劇場版をなぞる形なんですが、
連載当初からTV[版とシンジの性格が変わっているので若干内容も変化しています。
その最たるものがアスカが量産型エヴァに蹂躙される直前ギリギリのタイミングで、
なんとかシンジが間に合った、という点でしょうか。
旧劇場版のトラウマを持っている人には救済とも言えるかと。

とはいえゼーレによる人類補完計画などは旧劇場版の通りなので、
この貞本義行版のエヴァがどういった結末を迎えるのかまだまだ未知数です。
TV版の頃から追っている身としましてはQの内容のともども、
こちらの結末も戦々恐々としながらも楽しみにしているのが現状です。

しかし漫画の連載が始まってから18年。
まだこんなに読ませられるとは…
エヴァっていうのは本当に化物的なコンテンツだよなぁ…

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