本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第五部「女神の化身Ⅻ」 12/9発売!
遂にシリーズ完結!
:: 2017/4/11 火曜日::

■[漫画]英霊秘話ヒストリア「教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー」1巻

教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー1巻教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー1巻
出版社:星海社
原作者名:TYPE-MOON
作者名:津留崎優
原作者サイト:TYPE-MOON Official Web Site
作者サイト:ふらいとちきん
作者twitter:津留崎優 (@hatori_niwatori) on Twitter
連載サイト:最前線

私はサービス開始から半月遅れでFate/Grand Orderをプレイしている訳なんですが、
EXTRAとか一部作品をプレイしていないことと、
高校では世界史も日本史も取っていなかったので英霊のことも、
そのバックグラウンドをぼんやりとしか知らないんですね。
そんなプレイヤーに丁度良いのがこの作品であります。

Fate/Grand Orderの主人公、通称ぐだおがサーヴァントとなった英霊のことを、
本人とかに聞いたりしつつ勉強していく感じで物語が進みます。
まぁ、基本的に4コマ漫画なのでサックリと読めますよ。
というかこの単行本に収録されているものほぼ全部読めます。
描き下ろし分があるとはいえ、相変わらず最前線は豪勢だなぁ。

清姫とか金太郎は私の趣味的な意味で大体知ってたんですが、
アーラシュとかは本当にサッっっパリ知りませんでした!
国境線を決める矢の到着点を2500km先にしたらなんで戦争が止まるのとか、
色々とわからないところはまだありますけども。
まぁ、このエピソードとFGO6章を読むとアーラシュへの想いは募りますね…
これで☆1サーヴァントとか可哀想というか…

他にもカーミラとか世界史の話は殆ど知らなかったし、
そもそも海外の小説がモデルとか言われても本当にサッパリだったので、
そういった意味でも知識を補完できて良かったです。
自分で調べるとwikipedia読んだだけで満足しちゃうからなぁ…(笑

ちなみに作者の津留崎優さんといえば艦これの同人誌描いてた人という印象だったんですが、
ある時期からFGOでガチャ爆死しまくっている印象に塗り替わりましたね。(笑
その想いというか執念のお陰か、念願かなって礼装のイラストも描いてましたが、
まさか公式コミカライズ作家になるとはなぁ…
虚仮の一念岩をも通すってやつなのかな…(笑

:: 2017/2/3 金曜日::

■[漫画]僕らのヒーロー「トモちゃんは女の子!」4巻

トモちゃんの獰猛さと可憐さが内包された4巻であります。
エロさもちょっとあるよ!

今回注目なのはやはりトモちゃんとジュンの出会いを描いた過去編ですかね。
これはジュンがトモちゃんに憧れてしまうのもわかるわ…
幼い頃のトモちゃんは男らしいというか、格好良いというか。
ジュンが強くなろうとした動機もよくわかるなぁ…

つまりはジュンにとってトモちゃんはヒーローなんでしょうね。
幼馴染みで友達だけど、それ以前にヒーローで、ある意味偶像なんでしょう。
だからこそトモちゃんが生身の女の子であることは認めないようにしているというか…
難儀だなぁ…

そんなトモちゃんが生身の女の子であることが見た目で分かるのが海編ですね!
キャロルと並んでも遜色がないおっぱい。

これは凄い。
問答無用でトモちゃんが女の子であることが伝わってくるな!
まあ、意識というか常識は未だに難あり状態だけど…
というか、最近の学校のスク水ってあんなのなんだ…
夢がない時代になったもんだなぁ…

それにしてもみすずちゃんの目的がわかりにくいですね…
トモちゃんとジュンをくっつけたいのか、邪魔したいのか。
ジュンをからかうという目的もあるんだろうけど、
それだけで大事な幼馴染みのトモちゃんをけしかける訳ないし…
二人で遊んでいる、とは言ってるけどそれだけに思えないんだよね。

まだ語られてない幼馴染み三人のエピソードがあるはずなので、
そこで明らかになるのでしょう。
楽しみだなぁ。

:: 2016/7/10 日曜日::

■[漫画]脳筋乙女にも衣装「トモちゃんは女の子!」3巻

3巻でも脳筋というか男らしさと恋する乙女の二律背反を見せてくれるトモちゃんですが、
今回はキャロルやみすずちゃんのお宅訪問というイベントをやったり、
両親不在のジュンの家でお泊りイベントをやったりと、
友情も男女の仲もちょっとずつだけど進んでいる感じがしますね!

それにしてもキャロルは良い所のお嬢さんだとわかっていたつもりだし、
実際予想通りの豪邸でしたけど、私の予想はまだまだでしたよ…
まさかトモちゃんの誕生日に金の延べ棒を持ってくるとは…!
かなり重いはずなのに一人で運べるほどに成長を…!(そっちか

というかキャロルのお母さんの方が驚きでしたよね!
まぁ、若いというのは予想の範囲内でしたけど13歳で出産とは…
いや、本編読んだ時は単に年齢のサバを読んだ可能性も捨てきれなかったんですが、
巻末オマケ漫画を読んでマジモンだと確信した次第ですよ。
キャロルパパ… やっちゃったね…!(ダブルミーニング

逆に周りにやっちゃえと思われながらやっちゃわないトモちゃんとジュンですが、
今回もみすずちゃんとキャロルのお陰で大変身ですよ!

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うーん、化けるもんだなぁ…
これは合コンで入れ食いになって周りの女子に嫉妬される系女子だわ…
中身は慣れてるはずのみすずちゃんを堕とすほどの女子キラーだというのに…

3巻も順調に面白くて楽しかったです。
そして成長したトモちゃんを母親のあけみと勘違いしたみすずちゃんママが可愛かったので、
両親世代の過去編を4巻のおまけ漫画で読みたいですね!

:: 2016/6/20 月曜日::

■[ラノベ]トライアングラー「銀河連合日本」2巻

銀河連合日本 2 (星海社FICTIONS)
著者/訳者:松本 保羽 bob
出版社:講談社( 2016-06-16 )

Web連載版:小説家になろう
作者サイト:柗本保羽
作者twitter:柗本保羽(@YasuhaMatsumoto)さん | Twitter
絵師サイト:びよんびよん堂
絵師twitter:bob(@biyonbiyon)さん | Twitter

突如外宇宙から地球に飛来した異星人のものと思われる巨大構造物”ギガヘキサ”
交信してくるわけでもなく相模湾の空中にて静止する物体を前に、
日本政府に雇われたファーストコンタクターの交渉人・柏木真人(37)は、
交信不良の原因を解消するために歓迎セレモニーを開催し、見事成功する。
そして人類初となる異星人と交渉することになった日本政府だが…

この2巻ではティエルクマスカ銀河連合の探査船ヤルバーンでの交渉がメインです。
そのため多分に政治的な問題が俎上に上がってくるので、
そういったことに忌避感がない人向けですね。
特に中国相手には辛辣ことが多々書かれているのでそこら辺はご注意を。(笑

でもやっぱり星の海を隔てて出会った異文化&異文明とのコミュニケーションは面白いです。
フェルさん相手に求婚にも等しい行為を知らずにやっちゃってハートを射止める柏木とか、
国会議事堂の食堂でカレーを食べてあまりの美味しさに驚くフェルさんとかね。
SF的なことでいったらティエルクマスカ銀河が5000万光年離れたNGC4565銀河のことだったり、
高度に発達した文明のお陰で完全共和制ともいうべき政体をなしていたりと、
大きなことから小さなことまでとても面白いんですよね。

また、柏木をめぐってフェルさんとシエさんの異星人三角関係っぽいのが出来て、
ラブコメ好きとしては嬉しかったですね。(笑
まぁ、あっという間に寄せてきたフェルさんの圧勝でしたけど、
そこらへんは流石は調査局局長だな、と。(笑

ちなみにWeb版から書き下ろしがちょっとありましたね。
bobさんのイラストも良いけど、原作側からのおまけ要素が増えるのは嬉しかったです。
Web版を読んで先の展開を知っているとニヤリとできる内容だっただけに嬉しさもひとしおでしたよ。
これは3巻も楽しみです。

:: 2014/9/17 水曜日::

■[漫画]誰かと二人で「空の境界 the Garden of sinners」4巻

空の境界 the Garden of sinners(4) (星海社COMICS)
著者/訳者:天空 すふぃあ
出版社:講談社( 2014-09-10 )
公式サイト:最前線
原作者サイト:竹箒
作者サイト:SHIN-KUU index
作者twitter:天空すふぃあ@4巻9/10発売(sphere_tk)さん | Twitter

3巻ラストから始まった「伽藍の洞」がこの4巻で完結!
このペースなら「殺人考察(後)」は7巻で収まるかな?
「未来福音」までやるなら全8巻くらいになるのかもしれないけど。

時系列的には「殺人考察(前)」の後になる「伽藍の洞」
大学に入学したけど隣りに式がいない日々を漫然と過ごしていた黒桐が、
ギャラリーでひっそりと展示されていた人形に式を見出し、
その製作者である蒼崎橙子を探し当て、縁を手繰り寄せた所から始まります。

前から思ってましたが、天空すふぃあさんが描かれる蒼崎橙子さんは魅力的すぎます。

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女性らしさを感じさせてくれる大きなおっぱいは当然として、
その腰からフトモモへの曲線も垂涎モノですし、
ふくらはぎに関してもほぼ満点と言って良いでしょう。
ハイヒールな所もポイントが高いです。

今回の「伽藍の洞」は目覚めた式の話なんですが、
同時に橙子さんの出番が多い章なんですよね。
だから橙子さん好きとしては凄く堪能出来た章でした。

もちろん、物語として非常に完成度が高かったですし、
何より画面の見せ方がOVA版に負けず劣らず素晴らしいんですよ。
式が目覚める直前と目覚めた直後の内面描写をはじめ、
今回は式の独白が多いんですが、飽きさせること読ませられますからね!
OVA版を観ていた人も満足出来ること間違いなしですよ。

今回で「伽藍の洞」が終わったということは次は「矛盾螺旋」ですね。
ということは臙条巴が出るのか…
一体どんな風に描かれるんだろう…
楽しみだわー

:: 2011/11/15 火曜日::

■[漫画]映画クオリティのコミカライズ「空の境界 the Garden of sinners」1巻

空の境界 the Garden of sinners(1) (星海社COMICS)
著者/訳者:天空 すふぃあ
出版社:講談社( 2011-11-11 )
コミック ( 192 ページ )
公式サイト:最前線
原作者サイト:竹箒
作者サイト:SHIN-KUU index
作者twitter:天空すふぃあ (sphere_tk) は Twitter を利用しています

Fate/Zeroのアニメ化が予想以上に評判が良い今期TVアニメですが、
ufotableのTYPE-MOON作品のアニメ化とえば「空の境界」を外すことは出来ません。
中にはFate/Zeroからポロロッカしまくって、
原点たる「空の境界」に手を出してる人がいるかもしれませんが、
DVDも高いし小説も分厚いのでまずはこの非常に出来の良い漫画版から入ると良いと思います。

非常に出来の良い漫画版ですが、ビジュアル化されることによって、
式が実は女の子だったという小説での叙述トリックが使えないという弊害もあります。
まぁ、こんだけアニメ等で露出されてたら隠しようもないネタバレなんですが。(笑

直死の魔眼を持つ両儀式と、式に構ってばかりの黒桐幹也。
お人好しなのに案外頑固者な黒桐に何だかんだで振り回される式。
そしてそれを近くで傍観者然と観察する黒桐の雇い主の蒼崎橙子。
この三人がメインとなって物語を紡いでいくんですが、
1巻ということでまだまだ序盤です。
「直死の魔眼」「封印指定の魔術師」「両儀」「巫条」と、
奈須きのこ世界に共通する設定はまだまだ出始めたばかりなので今後をお楽しみに!

しっかし、天空すふぃあさんの描く式は美人さんですなぁ…
和服に革ジャンという象徴的な装いの式ですが、
まだ式が倒れる前だと少女然とした雰囲気に和服がマッチしていて、
すごく可愛らしさが出てるんですよね。
まぁ、サラシは胸の形によくないのでブラを推奨したいですが。(c)神様のメモ帳

ちなみにこの作品はWeb連載でして最前線で読むことができます。
1巻に収録されている第一章「俯瞰風景」は丸々読むことができるので、
試しに読んでみてはでしょうか?
そして漫画版の続きが気になって仕方がなくなったら原作小説に手を出して、
是非ともTYPE-MOONワールドにいらしてください。(笑

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