フラン☆Skin

凄腕保安官エヴァンスの非モテコメディの9冊目ですが、
相変わらずエヴァンスには彼女が出来る気配がありません。
彼女候補の筆頭であるオークレイですが、
こちらも相変わらず素直になっていないので候補のままであります。

さて、そんなオークレイですが、この9巻では可愛いところを色々見せてくれます。
筆頭は何と言ってもメイド姿でしょう！

友人に勧められてメイド服を着てみたところ、
そこにエヴァンスがやってきてのご対面！
エヴァンスに見られて照れてるところが可愛いですし、
メイド服姿でガンアクションするのも魅力的ですね！（撃ってないけど）

やはり「BLACK LAGOON」のロベルタしかり、
メイド服（特にロングスカート）での女傑の活躍ってのは見栄えが良いものですからね。
それが写真に残っていないのは至極残念です。
まぁ、エヴァンスが買い取ったみたいなので、
次巻以降で再登場する可能性も残っていると思いますので、
ほのかに期待したいところです。

そしてエヴァンスにパーティーに誘われたと勘違いして、
おめかししてるオークレイも可愛かったです。
全力でおめかししてる姿勢が魅力的だと思うのです。
まぁ、普段から化粧していないから馴れてないのか、
口紅が王騎将軍みたいになったのには笑っちゃいましたけどね！

この後結局パーティーとギャングの討伐のどちらに行ったのか。
行くにしてもどんな格好なのか気になってましたが、
単行本描き下ろしでちゃんと描かれていたのが嬉しかったです。
オークレイもエヴァンスと一緒で嘘でごまかすのがクセになってますよね！ｗ

次の10巻でのオークレイの活躍にも期待です。

モテたいエヴァンスの空回りコメディも既に8冊目ですが、
未だに彼女ができる気配がないあたり、とてもエヴァンスです。
同じ雑誌では1冊目冒頭で結婚するラブコメがあるというのに…

一応エヴァンスもオークレイとの仲はそれなりにいい感じだと思うのですよ。
エヴァンスは非モテすぎて誰でもOKになってるけど、
オークレイはエヴァンスOnlyという非対称性があるけれど、
似た職種なためにターゲットがバッティングしてエロコメシチュが発生して、
スキンシップが取れるというのは強いです。

まぁ、好意の非対称性から考えると、
オークレイが折れた方が収まりが良いとは思うのですが…
というか、ニセ惚れ薬の件で改めて思ったけれど、
オークレイはちょっとエヴァンスが好きすぎるのではないでしょうか。

プラセボ効果が抜群に効いてるあたり、
元々のポテンシャルが高すぎることが伺えますし。

エヴァンスが誰かに掻っ攫われたのを知って涙を流すオークレイは見たくないのですよ。
まぁ、そういったNTR的なモノが好きな人もいるでしょうが、
サンデー読者といったピュアな層には多くなさそうなので、
オークレイはさっさと告った方が良いんじゃないかな、と思う次第です。

オークレイのフラグは着実に育てながら、
相変わらず一線（告白の壁）は超えないので非モテ歴を更新するエヴァンスですが、
彼にはこのままこちら側の人間でいて欲しいという気持ちと、
彼くらいに実力があるなら報われて欲しいという気持ちを持ってしまいます。
うーん、困ったもんです。

今回は引き続きエヴァンスを狙う輩が居ますが、
そういったプレッシャーを全く感じていないあたり、
エヴァンスは頼もしいという気持ちがありますが…
多分、そんなことがどうでもよくなるくらいに、
エヴァンスはモテたいんだろうなぁ、と思います。
わかるよ…　だって私はサンデー読者だもの…！

非モテ根性を上手く隠してきたエヴァンスですが、
この7巻ではそんなエヴァンスの天敵とも言えるキャラが出てきます。
それがテッドに惚れているノーナちゃんです！

彼女は相手の嘘が見抜ける力があるので、
エヴァンスがカッコつけるためについている嘘を見抜いちゃうんですよね。
もちろんエヴァンスだけでなくオークレイの見栄っ張りも見抜いているので、
上手いこと立ち回ってくれれば恋のキューピットになってくれると思うのですが…
うーん、それは期待できるのかなぁ…？

それにしてもオークレイのエヴァンスオタクっぷりは凄いですね。
もはやミーハーなドルオタに近いモノを感じますが、
あれだけ本人の近くにいながらまだ手配書をコレクションするとか、
もしオークレイが21世紀の現代にいたら、
彼女の部屋はエヴァンスの写真が壁一面に貼られているんだろうな、と思いました。

オークレイのエヴァンスオタクっぷりがわかる6巻です。
というか、もうそんだけ好きならとっとと告っちゃえよ！
と、何度も思ってヤキモキしちゃうんですよね。
オークレイ可愛い。

そしてエヴァンスですが、むっつりスケベっぷりが加速してる気がします。
ミニスカ犯罪者を追いかけて、あわよくばパンチラを拝もうとするとか、
小学生男子みたいな行動なんだけど、気持ちはわかるというか。
でもまぁ、オークレイの眩しいフトモモを拝めたのは良いと思います！

というか、今回はオークレイとのスキンシップも多かったですよね。
オークレイをおぶっての追跡とか最高じゃないですか。

この時、エヴァンスの全センサーは背中に向けられていたのは察することができます。
オークレイの柔らかさを感じるエヴァンスはとても幸せだったことでしょう。
というか、オークレイは自分の身体のエロさをもう少し自覚すべきだと思うの。
それを使えば簡単にエヴァンスは落ちるのになぁ。

後半ではエヴァンスの偽物が出てきて、
モテにモテてますが…
エヴァンスはやっぱり地位も腕もあるからやはりモテるんだな…
それを彼女作りに活かせないのは何故なのか…
やはり父の教えのせいでハードボイルドすぎるのが問題なのかな…
でもまぁ、そのお蔭でオークレイとはラブコメることができてるわけで…
誰にモテるのかが問題、ということなのかな、やっぱり。

早くオークレイとくっつけばいいのに、
と思いつつ、もうしばらく非モテ人生を歩んで欲しいとも思ってしまう。
だってサンデー読者だもの。

ここしばらくサンデーでの掲載順位が後ろの方で心配してたんですが、
また掲載順位が戻ってきたみたいなのでちょっと安心しています。
基本的に1話完結型なんですが、最近はマンネリ打破のためか、
数話続く話があって、この5巻収録の話がそれに当たります。

エヴァンスに仕事の協力依頼にやってきたのは、
強面美人の連邦保安官助手のアビー・アーブ。

美人に逆ナンされたと思ってホイホイついていったら、
仕事を依頼されて断れなくなるとかとってもエヴァンスですね。
まぁ、アビーほどの美人に依頼されたらそもそも断らないと思いますけども。

仕事の内容は賞金首に間違われた重要人物の護送任務で、
オークレイたちのような賞金稼ぎの集団をかわしつつ、
それでいて相手が賞金首ではないとバレないようにするんだけど、
誤魔化すというか、ハッタリはエヴァンスの十八番ですからね。
面白いくらいに話が転がっていくんですが…

まさかまさかの、護衛対象の用心棒が…

エヴァンスの親父…！

生きとったんかワレ！

今までエヴァンスの回想でしか出てこなかったし、
生きていると明言されてなかったのでてっきり死んでると思ってたんですが、
モテ街道を邁進するために一人で居たとは…！
というか、嫁さんはどうしたんだろう…
離婚されて一人になったのか、単に逃げたのか…
恐妻家だったので逃げたに1000ペリカで！

しかしエヴァンスの親父は理屈だけで実際にはモテないのでは、
と思ってたんだけどアビーの反応を見る限り普通にアリっぽいですね。
ということはエヴァンスも成長すればああなる可能性もあるのか…
それはちょっと嫌かも…？

まぁ、親父はともかくアビーは美人で可愛いところもあるので、
今後再登場してほしいな、と思いました。
期待しております！

射撃の腕も西武一で人気もあるんだけど、何故か彼女がいない保安官エヴァンス。
父の教えの通りに武士は食わねど高楊枝的にしていたら確かに見栄えはいいけれど、
素直になれないから彼女もできないという悪循環。
それでも割りと良い仲のオークレイとは付かず離れずの距離で…

サンデーのKindle版は同日に出たり半月遅れだったりで買い忘れることが多いです。
実際、この4巻を買うまで3巻を買うのを忘れてました。
そういうとこだぞ、小学館。

基本1話完結の本作ですが、この4巻では中編が一本あります。
ギャングに誘拐された銀行家の令嬢マティ・ブリッジスを、
エヴァンスとオークレイが夫婦の振りをして列車で逃げていくという話なんですが、
エヴァンスもオークレイも夫婦役にノリノリで面白かったです。

君たちお似合いだからとっとと夫婦になれば良いのに。
どちらかが素直になれば良いのにね。
ここはエヴァンスが素直になって欲しいけれど無理っぽいから、
オークレイが素直になった方が早く成就しそうな気がします。

普通はこの手の勘違いモノは本性が弱くてそれがバレないかハラハラするんですが、
エヴァンスの場合は格好付けても格好良くなるくらいに実力があるから、
そういった心配はないんですけど、それ故にいつまでも格好付けるばかりで、
ずっと彼女がいないのは悲劇ですね。

早くオークレイと結婚してトニカクカワイイとか言えば良いのに。（笑