僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2024/1/18 木曜日::

■[漫画]昭和のおじさんたちのリバイバル「王様の仕立て屋 ~下町テーラー~」17巻

スマホ向け縦型ドラマのための役者が着る衣装シリーズ!
これが意外なことに続いていて驚きです。
私は実写ドラマはTVでもYoutubeでも滅多に見ないので知らないのですが、
わりと人気なコンテンツなんでしょうか…?

若手中心のグループと、ベテラン演出家のグループが切磋琢磨し、
織部さんは若手グループからの注文に応えるという形ですが、
悪役向けの仕立てをシャツとネクタイを変えるだけで、
義父との挨拶に使えるようにできるとか、凄い仕事だと思います。

しかしまぁ、昭和のジジイのパワハラ上等に揉まれた世代たちの、
かつてのやられた恨み節っぷりが凄かったですねw

若い頃はお互いに未熟だったから仕方ないとは思いながらも、
やられたことや、かけられた暴言はいつまでも忘れませんからね。
機会があればやり返したくなる気持ちもわかりますよ。
それにしたって何川監督はどんだけやらかしたんだとは思いますが…w

縦型ドラマ編は確かもうちょっと続くと思いますが、
本誌での掲載率がちょっと落ちているので次巻は少し時間が掛かるかもしれませんね。
作者の大河原遁さんも50代後半だろうし、取材も大変だろうしねぇ…
仕方ないね。

:: 2023/8/21 月曜日::

■[漫画]特殊刑事課向けのお仕事「王様の仕立て屋 ~下町テーラー~」16巻

イっちゃん修行編がこの16巻の冒頭まで続いています。
敏感肌な職人向けのドレスシャツという、
コスプレというよりも普通の仕立て仕事ですね。
師である織部さんが正解を教えてくれるだけ優しいと思いますよ。
これからもっと大変なのは、自分で正解を出していかないといけないことです。
まだまだ一人前までは遠いぞ、イっちゃん。

さて、その次は松任谷さんとスジ子ちゃんのシリーズに入ります。
織部さんの腕は認めても、その在り方は認めたくない松任谷さんが、
無理めなお客さんを織部さんにお願いする話が続くのですが、
これがもう、中々に濃い客ばかりで…

特にこち亀特殊刑事課と揶揄される人がかなり濃かったですね。

まぁ、彼は彼なりに事情があって筋肉に目覚めて、
頑張ってきたというのはあるんだけど…
織部さんはそこら辺を理解しつつも真っ直ぐに諭してきますからね。
ちゃんとその正論を汲み取って咀嚼できるあたり、まだ大丈夫だと思いますよ。

そしてラストにはケメ子がコスプレをしたことで次のシリーズに入っていくのですが、
そのキッカケのコスプレがマニアックでしたね…!

メジェド神とか、これはFGOのコスプレなのかしら…?
しかもフルカラーでやるとは逆に面白いですね。

まぁ、それはそれとして。
次シリーズはスマホ向け縦型ドラマに対応した映える役者向け衣装というものですが、
確かに映画やドラマの舞台役者の衣装とか、とても洗練されてますからね。
「ローマの休日」とか見てると、今でも格好いいスーツ姿だと思いましたし、
そういったことにこだわるのも分かる気がします。

それと巻末恒例のナポリ日記ですが、
ラウラたんがヒドイ目に遭ってたのでほっこりしました。
やっぱりラウラたんはこうでなくては…!w

:: 2023/5/22 月曜日::

■[漫画]若人の失敗と成長「王様の仕立て屋 ~下町テーラー~」15巻

15巻はイっちゃんことコスプレ服飾担当の大島依都ちゃんがメインです。
イっちゃんは正道で学んでこなかった独学タイプなので、
色々と知識が歪なので失敗をしまくるんですが、
だからこその面白さがありますよね。
主人公には完成された格好良さと成長していく面白さの2タイプがあるけれど、
織部は前者で、今回のイっちゃんは後者を見せてくれるのです。

初っ端からヴィンテージ生地でやらかしてしまっているイっちゃんですが、
これは知識不足だと思わざるを得ないのですが、独学の弊害ですね…
そんなイっちゃんを厳しく諭すのがとても織部さんだなぁ、と思う訳です。
ちゃんと反省し、身銭を切って挽回するあたりイっちゃんも図太くて良いですよね。

織部さんの指導は正論パンチのラッシュなんですよね。

自分が乗り越えてきたことだからこそ甘くないんですよね。
それでも指導する側としてきっちりケツを持ってくれるんだけど、
その有り難さをイっちゃんが理解できるのはまだまだ先だろうなぁ…
織部さんはきっちりお代を徴収してるから気付きにくいってのもあるんだろうけどね。

それにしてもムム美さんのご尊顔は今回も結局出ませんでしたか。
これは刑事コロンボのうちのかみさんみたいなもんで、出ないまま進む可能性が高そうですね。
でも読者としては一度くらいは見てみたいもので…
難しいものです…w

:: 2023/1/7 土曜日::

■[漫画]最新のスーツ事情「王様の仕立て屋 ~下町テーラー~」14巻

ナルチーゾの女性社員たちが出てくることで多少華やかになってきた下町テーラー編ですが、
たまにどうしても「ありえへんだろ」とツッコミを入れたく内容もあったりします。
無料ブラウザゲームに超AIが搭載されていたというのも「ありえへんだろ」と思いますが、
それに政府が気付いたというのが一番「ありえへんだろ」と思いましたね。
日本政府のデジタル庁がそんな有能なわけないやんけ…!

そんな脇の設定にはツッコミを入れたくなりますが、
服飾に限っては相変わらず面白いなぁ、と感じるのです。
今回は壮年のお客様がたが周回遅れのファッションだったり、
センスが鈍かったところを容赦なくツッコミを入れて物語を回していくのは痛快です。

まぁ、ダサいっていうのを直接的に指摘しないことが多いですからね、日本人は。
生暖かい目で見てスルーしちゃうことは私も多々あります。
たまにこういったズケズケ言う女性に気付かされることも多々あります。
私も似たような経験があるだけに心が痛かったですね…w

それにしても昨今はジャージスーツなんてものがあるんですね。
確かに気軽に着れそうだし、リモート環境では便利そうです。
見た目はそれっぽいけど、作中に出てきたように直接対面したら粗が見えそうではありますけどね。
型紙と実際の体格の差が如実に出そうだなぁ、とは思いました。

あと、老害さんあるあるの「古くて伝わり難い昔のギャグをお構いなしに延々擦り続ける」
というのがとてもあるあるで苦笑いでしたね…w
銀英伝おじさんとか私の周りにも居てとても辟易としてますが、
そんな私も「レイニー止め」という言葉が一回り下の子に伝わらなくて戦慄したことがあります。
うーん、気を付けよう…w

:: 2022/9/30 金曜日::

■[漫画]今から誂えるサラリーマンのコート「王様の仕立て屋 ~下町テーラー~」13巻

世間的には秋の訪れを感じる季節ですが、
作中では冬から春なのでコートを着ていることが多いですね。
どうしても連載時の季節に合わせているので仕方がないのですが…
まぁ、今からコートをあつらえるなら丁度良いのかもしれません。

最近は暖冬でコートを着る機会がめっきり減りましたが、
それでも防寒のためには必須アイテムなんですよね。
私が主に世話になっているのは冬コミの待機列なんですが、
風が強い中でシャッター前でじっと並んでいる時の寒さは筆舌に尽くしがたいのです。

コミケだとダウンが多いけれど、格好を付けるならやはりコートな訳で。
サラリーマンの装いとして色々と見立てているのは面白いですね。
まぁ、車通勤の私には社会人として使用する機会はほぼ皆無なので、
あまり欲しくはないのですが…w

さて、今回は久しぶりにイタリアの時の知人が訪ねてきた上に、
新キャラが出てきましたね。

ナルチーゾなら日本支部があってもおかしくないけど、
そこの従業員の癖の強さには驚かされましたw
まぁ、あの変態上司と組むならこれくらいの癖の強さがないと無理なのかな…w

それと一流の店で厳しく育てられた青年が、
田舎の農作業で開放感を得てあっという間に自分の居場所を見付けてしまうのは、
まぁ、よくあるというか、そうなるよね、というのを見た気分です。
人間、我慢のしすぎはあかんよね…

:: 2022/4/29 金曜日::

■[漫画]バイカラーの着こなし「王様の仕立て屋 ~下町テーラー~」12巻

真面目だけど見てくれはよくないサラリーマンとか、
上司の気分に左右されるサラリーマンとかも出てくるけれど、
今回印象に残ったのはインテリアデザイナーの人ですね。
バイカラーという個性が強すぎるので印象に残りやすいというのもありますが…

この半生がとても既視感があったんですよね…
というか、まんまリヴァル総帥じゃないですか。
リヴァル総帥お元気かしら…

と思ったらその次の回で電話越しとはいえ再登場してらっしゃいましたね。
これも一つの伏線だったのでしょうか。
しかし、竹取物語にハマるとは…
まぁ、フランスでは日本のアニメが大人気らしいですからね。

そしてある意味で時事ネタになってしまった猟友会での暴力沙汰ですが…
個人的には暴力を躊躇いなく振るって良いのは、命の危険がある時だと思います。
例えば幼児が走るトラックに向かっていったら諭すよりも先に、
飛びついて転がしてでも阻止するのが正しいことだと私は思います。
まぁ、今回出てきた議員さんも幼児レベルの馬鹿なので殴られるのも致し方ないよね。
というかクマに襲われてよく生きてたよな…w

恒例の巻末描き下ろしのナポリの日記ですが、
今回はロドリーゴが多芸っぷりを披露してましたね…
チャンスを掴むためならあらゆる努力を厭わないのは凄いと思うけど…
これ、どこを目指してるんだろうね…w

HTML convert time: 0.130 sec. Powered by WordPress